今日は何かとばたばたした一日でした。特に今日は、子供の学校が終わってから隣町のバーンスタプルまでチャーリーのバレエの補習レッスンに行ったからです。今月28日に、イルフラクムというここから1時間くらいの町の大きな劇場で、ダンスのパフォーマンスがあります。今日で白鳥の湖の練習は2回目。後5回あります。大丈夫か。
今日の練習の様子をビデオに撮りました。1分弱なんですけど、ご興味ある方は見てやってください。先生の声が入っていて、面白い。でもあくまで2回目なので、あまりうまくないのは大目に見てやってくださいね。
http://www.youtube.com/watch?v=imSpCvZ2eCU
うちの子供たちは普段はスクールバスで帰ってくるんですけど、今日はそういうわけで学校に迎えに行きました。チャーリーとルイが出てくるのを待っていると、後ろから、「厚子さん」という声が聞こえるんです。振り向くと、先日ハーフタームホリデーの前に初めてお話したIさんという日本人の女性でした。
うちの子の学校は150人くらいで小さいんですけど、去年東洋人風の小さな女の子が入学してきたのです。お母さんは東洋人、お父さんはイギリス人です。この辺は外人はすごく少ないんですけど、たまに中国人の人はいます。それでお母さんを見て中国人かしらと思っていたんですけど、なんとなく見かけが日本人っぽい。それでも声をかける機会がなくて、一年以上が過ぎてしまいました。
ある日今年の年明けに、学校の合唱団のお手伝いに行くと、その例の小さい女の子が、Are you Jpanese?と声をかけてきました。あなた日本人って聞くくらいだから、多分お母さんも日本人なんだろうなあと思いました。
それでも私はめったに学校に行かないので、彼女のお母さんに会う機会はなかったのですが、先日お休み前に学校に迎えに行くと、いらっしゃいました。それでそのときは声をかけて、簡単に自己紹介してそれっきりになっていたのです。
そうしたら今日、学校でむこうから声をかけてきてくれました。それで子供が出てくるまで5分ほど立ち話して、電話番号を交換しました。
話によると、彼女もここ北デボンに10年以上住んでいるそうです。私も12年になります。私はてっきり、日本人は私だけだと思っていました。しかもバーンスタプルもあわせると、数人いるそうで、今月の末にカフェで集まることになっているのでと、誘ってくださいました。バーンスタプルの少し先には製薬会社があって、そこに日本から転勤してきている日本人ご夫婦もいるとか。自分で進んで住み着いてる人はともかく、こんなところに日本から転勤になって、ちょっとかわいそう。
残念ながら、その日はちょうどチャーリーのダンスのショーと重なるので、参加できないかもしれないんですけど、Iさんとはまた機会を設けて、お茶でもご一緒にと思っています。
しかしそれにしても、私はここに住んで結構長いのに、本当に日本人が私以外いるなんて、ぜんぜん知りませんでした。日本人どころか、ここにきて割とすぐに知り合ったアメリカ人の知人が、私はビデフォードで唯一のアメリカ人らしいといっていたくらい、外人がいないんです。まあそれはイギリスでもアメリカでもフランスでも日本でも、田舎に外人が少ないというのは当たり前ですけどね。
それでも中国人の知り合いは何人かいます。何かのきっかけで知り合った人もいますが、たまたまスーパーですれ違ったり、医者の待合室で顔をあわせて、あちらから東洋人だからと気軽に声をかけてくれる人たちが多いんです。それに比べると、同じ小学校に子供を通わせていながら、1年以上も声もかけないなんて、私を含めた日本人はシャイなのか、それともお高くとまっているのか、とっつきにくいのか。
私のかかりつけのお医者さんも、イギリス育ちのようですが、40歳くらいの中国人の先生です。彼はなかなかハンサムで、イギリス人の友達の間でも評判です。3年ほど前、川向こうのクリニックから、こちらに転勤してきました。こっちのクリニックにかかりつけになっている女性たちは、「チャン先生はもう私たちのもの」と、冗談で取り合いしていました。
でもありがたいことにめったに私も子供も病気をしないので、チャン先生にはもう2年くらい会っていません。残念、とはいうべきではありませんが。
2 件のコメント:
ダンスの練習ビデオ 拝見しました
本番まではまだ時間がありますから、もっと優雅に踊れるようになることでしょう(拍手!)
母国以外で暮らす。それも都会じゃない所でね... 心細くなったこともありましょう
でも、住めば都といいます。自分が住んでいる所がいちばんいい
東洋人、それも同じ日本人との出合い...同じ土俵で相撲?がとれるという感じはわるくないですよね
外国暮らし未経験ですから、そのへんのようすがいまいち把握できませんですね
ビデオ見ていただいてありがとうございます。
ロンドンは日本人社会があって、勤めていた会社にも日本人が多くいて、そうしようと思えば、お金はかかりますが、日本のように暮らすこともできるんですよ。
ここに書いたI さんはいったいどんな事情でここに住んでいるのかわかりませんが、イギリス中、探せばあちこちに日本人が、驚くようなことしています。この地域で、有名な日本人陶芸家もいるんです。(面識はありませんが。)ラマとかアルパカの飼育の勉強に来ている人に会ったこともあります。
コメントを投稿