2008年12月8日月曜日

笑いの効用

こちらの苗字で(というよりニューヨークに多い)、ゴールドマンとかリーマンとか(金融関係ばっかりか)グッドマンとか、最後がマンで終わる名前があります。これはユダヤ系の名前らしく、その故、金融系にその名前が多いとか。

今日フレンズを見ていたら、フィービーが、スパイダーマンやスーパーマンやバットマンも苗字だと思っていたというシーンがあって、声を上げてげらげらと笑いました。今でも思い出したら笑える。

衛星放送でフレンズの再放送を見つけて以来、毎日毎日見てしまって、よくないなあと思うのですが、1エピソードにつき必ず一シーンくらいは、声を出して笑えるシーンがあります。考えてみたら、大人になってから、声を上げて笑うことって、あまりないと思いませんか。面白いな、と思ったり、くすっと微笑んだりしても、げらげらと笑うことって、本当に年に何回かしかないような気がする。泣くことのほうが多いくらい。

私は普段はドラマやコメディーは見ないのですが、半年ほど前に、ふとニュースや時事番組にも嫌気がさして、しばらくテレビを見ませんでした。でもフレンズの再放送を見つけてしまって、時間が合えば見る習慣になってしまったのです。今でもニュースを見るのは避けています。というのはテロやら不況やら政治家のののしりあいだとか、見ると気分が悪くなるから。そうなると時事に疎くなるなあとおもうけど、別に疎くなったところで、全然不便はありません。それでもたまにラジオなどでニュースを耳にすると、知らないことばかりで新鮮。

フレンズに話を戻すと、毎日忙しいのに、テレビなんかで時間をつぶすのはもったいないなあと思うのですが、でも、こんなにわははと笑えることは、普段の生活ではあまりないので、これも精神衛生にいいかなあと思って、それを口実に見てます。最近は医学の世界でも、笑いの効用が認められてきているようだし。

フレンズのしばらく前のエピソード。ジョイーのお父さんに愛人がいることが発覚して、愛し合っているとばかり思っていた両親のあいだが偽善だったことにショックを受けた彼は、チャンドラーに「僕はいつの日にか、たった唯一の、心底愛し合える人に出会えるのだろうか。」ト不安を打ち明けます。するとチャンドラーは、「大丈夫だよ。いつか必ずそんな特別な女性とめぐり合える。」と慰めます。「そのときにはジョイー、勇気を持って、「妻がいますので、だめです。」といえるに違いない。」と。これには笑える半面、真実をついてるなあと思いました。

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