日本でもドナルドトランプはやばいんじゃないかという風潮にやっとなってきましたね。イギリスでは大統領候補になる前から胡散臭く思われていて、大統領選に勝利したときは、アメリカはブリクジットに投票したイギリスを上回る大失敗を犯したという誰もが思っていました。
2週間前に就任してからは、毎週マーチやら抗議デモやらが行われています。
この週末にはFBを通して、「トランプを国賓として招待するな。」というオンライン署名運動の通知が私のところに来ました。
ご存知かもしれませんが、先週イギリスのメイ首相がアメリカで会談しました。その時に国賓として招待したのです。その翌日にあのイスラム教国からの入国禁止令を出しましたから、メイ首相は無茶苦茶叩かれています。(イギリスにはイスラム教徒も多いです)
この署名は、トランプを政治家として会談に招待するのはいいが、国賓として招待することへの反対です。
国賓となるとエリザベス女王のお客様という扱いになり、王家の紋章の入った赤いカーペットはもちろんのこと、金ぴかの馬車に女王と乗ってパレードし、バッキンガム宮殿で会食です。年に2回くらいしか行われないイベントで、よっぽど大切な外交相手しか招待されません。しかも、米国の大統領なら誰でも招待されるかというとそうでもなく、普通は初年には呼ばれることはないそうです。
それをあの女、一体何を焦って・・・・。まあブリクジットでヨーロッパとの貿易も難しくなりそうだし、なんとかアメリカと好関係を持ちたいという気持ちはわかるけど。ドイツのメルケス首相を見習って欲しいものです。
で、この署名なんですが、イギリスの国会が行っている正式な署名で、1万以上集まると国会議員が返事をし、10万以上集まると国会で協議が行われると決まっています。私が署名した時点ですでに50万でした。
しかも見ているうちにどんどん増えていくんです。1秒で20人くらい増えていきます。私が署名した6時間後くらいで80万くらいでした。
そして今日は・・・・ちょっとライブの数字をチェックしてみます。
174万3千人強くらいです。しかもやっぱり5秒に20人くらい増えていってます。これを書き終わる頃には 174万4千人は優に超えてるでしょう。
ニュースによると、国会では2月20日に協議することに決まりましたが、メイ政府はトランプへの招待を翻すつもりはないとコメントしてます。
うちの子供たちは16歳と18歳で、そろそろ政治に目覚めてる年頃なんですが、こういうのはすごくエキサイティングのようです。ルイなどは、大学に行ったらデモとかマーチとかいけると楽しみにしてます。
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2 件のコメント:
日本ではデモまでは行われてなくて、若干他人事な感じなんだろうとは思いますが、でも、テレビで見てる限りにおいては、想像を絶する感じですね。ある意味、すごい人だなと思いますよ。あそこまでしたら暗殺されるかも、とか思わないのかな。
就任式の翌日の女性マーチの日、東京でも600人くらいのデモがあったらしいよ。yOUTUBEでみたけど、マーチしてるのは日本人ではなく、在日の欧米人って感じでした。日本でも為替とか貿易のこととか、他人事じゃないと思うけどね。そもそもトランプは大統領候補になる何年も前から、胡散臭い人間とイギリスでは嫌われていたので、その辺も違うだろうね。
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