2017年1月21日土曜日

ニカラグアについての雑学

今年は中央と南アメリカについて調べよう。そう家族で決めたとは書きましたが、家族とはだいたい私と子供たちのこと。そうしたらそれを聞いていたデイブが、自分も参加するといいました。いいことです。担当はニカラグア。

とはいえ、私も子供たちも誰もデイブが本当に調べるとは 思ってませんでした。先週の週末に勉強会を開いたときも、まさかちゃんと用意してくるとは思ってなかったのです。すごく驚きました。

以下はデイブが調べたことに私が付け加えた内容です。

ニカラグアは中央アメリカで一番大きい国で、首都はマナグア、人口6百万人。主な産物は綿、コーヒー、タバコ、観光。

パナマ運河が建設される前は、ニカラグアに運河を作ることが検討されました。しかし1903年にアメリカがパナマに決定しました。

モスキート・コーストという映画がありましたが、ニカラグアの東海岸が、このモスキート・コーストです。
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歴史は暗くややこしいです。面倒なので大幅にはしょりますが、一言で言うと、 「1936年から1979年まで続いたソモサ一家の独裁政治と、ソモサ独裁に対するニカラグア革命後の内戦のために開発は極めて歪な形でなされ、そのために国民所得や識字率などが中央アメリカでも未だに低い水準にある。」とのことです。(ウィキより)

1979年に終わった独裁政治のあとの内乱は、冷戦の影響とアメリカが大きくからんでいます。簡単に言ってしまえば、社会正義実現のためのニカラグア革命がソ連、東欧路線を歩むことを、米国が危ぶんだことが原因。

ニカラグア・コントラ事件 って聞いたことあると思うんですが、コントラというのは政府に対する反乱軍です。まあぶっちゃけて言えばテロリストなんですが、レーガン政権のアメリカは、国際司法裁判所で違法とされたにもかかわらず、コントラ支援を続けます。コントラへの支援金はイランへの武器売却代金を流したのですが、アメリカの手先となり資金洗浄をアフガニスタンで行っていたのは、あのウサーマ・ビンラーデンの兄のサーレム・ビンラーデンです。

アメリカって悪いやっちゃ。

セントラルアメリカの近年の歴史を調べたら、そう思わずにはいられませんよ。

そうそう、それからニカラグアは地震の多い国で、1972年の大地震では1万人が亡くなりました。

美しい国ですけどね。

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