スペイン系移民が幅を利かすウルグアイやコロンビアと違い、先住民、スペイン系、アフロ系、アジア系と、いろんな人種が混じり合っています。ヨーロッパ人とインディオの混血が60パーセントとか。なんか楽しそうですね。
歴史はちょっとややこしいです。1821年までスペインの植民地でした。独立してからはコロンビアに属したのですが、何度も国名が変わったり戦争になったりと、長くややこしい道を経て、ついにコロンビアから独立してパナマ国となったのは1903年のことです。(相当はしょりました。本当にややこしくて長いです。)
その後も政情は不安定な状況が続きます。そもそもはパナマ運河の建設と利権にアメリカが大きく関わっていることからの政治不安で、旧運河地帯には米国管理地区があったのですが、これがなんと1999年12月31日に完全撤退になるまで続きます。スペインからの独立、コロンビアからの独立に続いて、これはアメリカからの独立と呼ばれたりもするそうです。
セントラルアメリカは、アメリカ合衆国の裏庭と皮肉られたりしますが、パナマの歴史を見ると、それがよくわかります。
パナマの正式な通貨はバルバオ。しかしこの貨幣は1941年に廃止になり、現在では米ドルが使われています。米ドルとバルバオの換算レートは1=1。
運河で儲けるも、運河でいろんなトラブルに巻き込まれる。思ったよりも暗い歴史でした。。。。でも写真は素敵ですよ。
きっとこれが運河ですよ。 |
こちらも多分運河でしょうね、あの因縁の。 |
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