ルイが大晦日に行ったニンジャ・トレールの話です。
集合は午後7時。忍者のいでたちで、自転車で集合。参加者は16人で、4つのチームに分かれて、それぞれのチームをElder(長老)が率います。長老って言うのは、去年参加した人達がやったんだけど、年齢は皆ルイよりも年下でした。(つまり飲酒はまだ出来ない年齢)
ゲーム開始前に、現在25歳の、ニンジャ・トレールを卒業した 創始者からのメッセージが読み上げられたとのこと。本格的ですね。
最初のゲームは、缶ビールをさかさまに持ち、底のへこんだ部分に生卵を入れて、それを飲みほしてからそのビールを1本飲むというゲームでした。 ルイは日本人なので生卵は食べたことあるけど、イギリスではまず食されることはないですから、これは相当気持ち悪いゲームだったはずです。ルイのエルダーはまずここで吐いたらしい。
その後、20キロ近くのサイクリング・ロードに、いくつかのチェックポイントがあり、ゲームが行われました。この夜は新月に近かったから真っ暗だっただろうし、この道には彼ら以外一度も誰も通らなかったらしい。まあ大晦日の夜ですからね。
ゲームの内容は、エルダーたちがあらかじめ作っておいたいろんな酒のミックスを飲むとか、それぞれのチームがエルダーを担いでリレーを行い、負けたチームが飲む、などだったらしいです。きっとほかにもいろいろ面白いゲームがあったんだろうけど、多分ルイの記憶はだんだん薄れて行ったのでしょう、あまり教えてくれませんでした。
その夜は無事に予定通り11時過ぎにはビデフォードの街に到着し(12時に花火が打ち上げられました)、忍者は解散で、用意された参加賞が渡されたらしい。中身はガムとか、とにかくしょぼい内容でした。が、そのオーガナイゼーションスキルには脱帽です。
あ、無事にと書きましたが、一人意識不明で救急車を呼んだそうです。
ルイはその晩はビデフォードで学校の友達と落ち合って新年を迎え、そのまま誰かの家に泊まって朝帰りでした。自転車から二度以上(記憶が薄いんでしょうね)落ちたらしく、手のひらの皮が500円玉くらいむけてました。服にもいろいろ血がついてましたよ。
すごく楽しかったようです。
来年はニンジャ10周年らしく、いままでの参加者が全員参加して、大掛かりなイベントにすると、いまから計画立てられてるらしい。ただのスイミングクラブの有志があつまってこれだけきちんと計画を立ててオーガナイズして、ここまで本気でこんな危険な遊びをするって、なんというか、すばらしいですね。
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2 件のコメント:
すごいな。そんなの警察は問題にしないの?ま、日本でも未成年は飲んでるんだろうけど、そんなに大々的なのもありなのか?
それを笑ってブログに書いてるお母さん、サイコー。
いや、心配だったんだけどね。しかも大学の面接を1週間後に控えてたから。でもすごく楽しそうだし、参加して友達と仲良くやって欲しいって言うのもあったし。ルイは結構飲んだよ。ニンジャ・パンチとうい何が入ってるかわからない酒があって、それを4人のチームで8リットルも飲んだらしい。しかもその上ビールだとかいろいろ飲んで。
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