ルイの担当はコロンビアでした。
南アメリカのコロンビアはColombia.アメリカ国内にもコロンビアという地名はたくさんあるのですが、こちらはクリストファー・コロンバスにちなんだ地名で、スペルはColumbiaだそうです。ややこしいですね。
首都はボゴタ(知らないでしょ?)。人口は南アメリカで3位の4千9百万人です。政治システムは大統領制の民主共和国。主な輸出は原油、コーヒー、エメラルド。主産業はIT産業です。意外ですね。エメラルドの産出量は世界の80パーセントを占めます。
1964年から、政府、軍事部隊、犯罪シンジケート、左翼ゲリラの四つ巴の内乱が53年も続いています。
パブロ・エスカバーのメデリン・シンジケートは、70年代と80年代に世界の80パーセントのコカインを供給し、一時は一日に6千万ドル利益を上げていたとのこと。その間に多くの政治家や警察が殺害されました。
人種的には、現在は100万人以上の先住民が暮らしており、87の部族があるそうです。
1平方キロメートルにつき、世界一のバイオ・ダイバーシティー(生物多様性)を誇っており 、世界中のあらゆる種の10パーセントがコロンビアに存在するそうです。これはすごいですよね。アマゾン熱帯雨林ががコロンビアの一部にあるからです。
つまり、結構人口が多くて、内乱がずっと続いていてコカインの密売ですごい利益を上げる犯罪組織が幅を利かせている割には、経済は原油やらエメラルドやらコーヒーやら、そして最近はIT産業で潤っていて、アマゾン熱帯雨林にはいろんな動物やら鳥やら昆虫が住んでいる。そんな国か。。。。ちなみに、観光産業もまあまあ潤ってるそうです。 そうそう、ノーベル文学賞のガブリエル・ガルシア・マルケスはコロンビア人です。
地図と写真を上げておきます。すごい国ではありそうですが、観光に行こうって気にはならないな。
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2 件のコメント:
コロンビアは、多くの労働組合関係者たちも、暗殺されたり投獄されている国です。
何らかの政治的な意見を持つことが、命に関わるというのが怖いですよね。
まぁ、それはコロンビアだけに限りませんが。
数年前に、ダンナが政治家の人たちと偵察旅行(?)に行ったことがあり、無事に帰国するまでちょっと不安でした。
南アメリカって本当に怖い・・・・って話は他でも読んだことあります。旦那さん、仕事で行かれたのですが。まあ大半の人は普通に暮らしてるんでしょうけど、やっぱり怖いですね。
ま、とはいえ、私もIRAのテロの真っ盛りにロンドンのシティーで働いてました。週末に近所のビルが吹っ飛ばされたり。ロンドンは今でも、日本などから見たら、テロが多くて危なそうって思われているのかな。ロンドンオリンピックに行った時も、日本人の友達に、「怖くない?」って聞かれました。案外外から見るほうが、怖そうなんでしょうね。
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