2012年5月15日火曜日

鹿

先週の日曜、スイミング関係の友達家族がランチに来ました。2時ごろ来るとのことだったので、朝ごはんの後からすぐにローストチキンの支度にかかり、夜はその週末は連休だったので珍しくトレーニングもお休みでした。つまりその日はぜんぜん家を出ませんでした。

するとその数日後、道を挟んだお向かいさんが、「日曜日の朝、お宅の庭に大きな鹿が2匹いたわよ。」と教えてくれました。「電話して教えてあげようかと思ったけど、朝8時半だったから。」とのこと。そうか、ありがとう電話してくれなくて。私は寝てました。

鹿は去年も庭に数回出没しました。というか、目撃したのは2回でしたが、きっと何度も来ていた筈です。鹿ってなぜか木の枝の皮を食べるんですよ。それでりんごの木が数本かじられていて、1本は枝がだめになって、一部の枝を切り落としました。 まあ、果物の木は枝を切りながら育てるようなものなので、別に大した被害ではありませんでした。

で、この鹿のことを子供達や知人に話すと、みんな「えーすごいね、いいね。」という反応です。いくら田舎でもやっぱり鹿はめったに見るものではありませんからね。私も、せっかく庭に来てくれたのに見れなくて残念でした。

ところがおととい庭にでて果樹園のりんごの木をチックしていた気がつきました。

3年ほど前に植えたサクランボの木が死んでるんです。ほんの先週まで花を咲かせていたのに 、花もつぼみも葉も全部枯れてます。近づいてよく見ると、樹皮がすっかり剥かれて食べられてました。

この木まだ若くて、背丈も1.2メートルくらいでした。成木なら少しくらい食べられても大丈夫なんだけど、若い木の真ん中の幹を食べられたからひとたまりも無かったようです。

でも樹皮ってぐるりと一周なくなると木は死んでしまうそうですが、これは300度くらい剥かれていますが、また少し皮が残ってます。それに地面から30センチくらいはウサギよけにプラスチックの筒のようなものが巻いてあったので、そのあたりは被害なし。

もう死んでしまってだめなのかなあ。もしかしてこの被害の無いレベルまで切れば、また生えてくるんじゃないかという希望も持ってるんだけど。でもそのあとまた鹿がやってきて食べるんだろうか。

そういえばこのサクランボよりもまだ若いりんごの木もあるんですよ。うーん、心配やなあ。 なんとかせな。

そうそう、今年はウサギの赤ちゃんも猫が何匹も捕まえたし、お向かいさんも庭にウサギがでて困ってると言ってました。なんか今年は動物の被害が大きそう。

ウサギは見てもそうありがたくも無いんですが、それでもやっぱり鹿は被害にあっても憎めないですね。まあこのサクランボの木も安く買ったので、鹿の餌を買ったと思えばいいか。

ところでオリンピックの話ですが、今日またデイブの口座で女子のダイビングの予選の切符を買いました。ダイビング男子はイギリスはトムデーリーという人気者の若い金メダル候補がいるので、入手難しそうでしたが、女子は買えました。これはロンドンのオリンピックアリーナで行われるので、その会場に行くのも楽しみです。

今の優先販売の期間は一人1種目しか買えないので、我が家はもう買えません。たぶん一般販売になったらぜんぜん買えないだろうしね。本当は柔道とか、モダンペンタスロンも見たかったんだけど。まあテレビ観戦です。

しかしカヌーとダイビング。別に意識してそうなったわけじゃないんだけど、なんか水に関係あるスポーツと縁が切れません。

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6 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ウサギね、美味しいですよ。フランスでは定番のお肉で、お肉屋さんや市場で売ってますよ。時々、グロテスクな感じでぶら下げて売っているけど。私も最初抵抗があったけど、フランスのレストランとかでよくでてくるし、脂肪が少なくて、鶏肉みたいな感じだから、ヘルシーみたい。

イギリスも昔はウザギをよく食べたみたい。ピーターラビットのストーリーにもウザギのパイの話があるし。夫も子どもの頃、祖母が料理をしてくれて、時々食べたとかいってますし。最近は肉屋での殆ど見ないし。動物愛護団体の攻撃を恐れてかもしれないけど。

アツコさんの近所にウザギの狩りが出来る人がいれば、新しいビジネスになるかも。鹿もウサギもグルメですし。ベニソン(鹿肉)なんて、ミシュランのレストランとかでも時々出てくる位、高級品ですよね。

Atsuko さんのコメント...

雉も来るんですよ。最初はきれいだなあと感動してたんですが、今では畑を荒らす憎い害鳥です。雉って動きが鈍いので、わなか何かで簡単に捕まえられそう。それでちょっと調べてみたら、自分の土地に来た雉は勝手に捕まえてもいいそうです。
雉って食べたことないけど、全然抵抗ないし、つかまえてみようかな。

あくあ さんのコメント...

すごい世界ですね・・・。それと、鹿の餌を買ったと思えばいいやという割り切りも立派です!

匿名 さんのコメント...

雉ね。美味しいみたいですよ。私の夫の友達の義父が、よく狩りして、料理してくれるみたいで、食べた人はみんな、美味しいとかいってますよ。時々、イギリスのカントリー風のパブでゲーム料理ってことでメニューに出てきますよね。

ところで、アツコさん、雉捕まえてどうするの?自分でさばくの?確かにいいタンパク質で、無料だけど、私は自分でさばいて、処理をするのは、ちょっと抵抗があります。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、やっぱりすごいよね。思えば15年位前にここにロンドンから越してきて、道路の向こうに羊がいるのが信じられませんでした。今では窓から牛が見える暮らしなんだから。

でもやっぱり鹿はもちろんのこと、アナグマやフクロウなんかたまに見ると、すごい感動しますよ。こんな大きい哺乳類が自生して繁殖してやってるんだなあって。

桜の木の割り切りは、やっぱり10年以上菜園をやってきての割り切りです。まあ動物も悪気があって食べてるわけじゃないし、鹿が庭に来るって言うのはやっぱり素晴らしいことだからね。

Atsuko さんのコメント...

匿名さん、さばいたことないので抵抗はあるんだけど、たぶん一度やったら大丈夫だと思う。でもわなにかかってばたばたしてるのを絞め殺すのはやっぱり抵抗あるかな。