昔から思っていたのですが、世界って、国が危機的状況にあったり大変革が起こるときって、女性リーダーがでてくることが多いと思いませんか。
それを私が初めて思ったのは、昔フィリピンでマルコス政権が失脚してアキノ氏が大統領になったときです。そう考えてみればアジアではインドでもインディラ・ガンジー、パキスタンでもブットー氏と女性首相、大統領って、結構います。インドもパキスタンも女性の社会進出に関してはすごく保守的なのに。
イギリスではサッチャーさんが有名ですが、あの時もイギリスはストライキに次ぐストライキでぜんぜん国が廻っていなくて、大変な時期だったそうです。サッチャーさんはアメリカでは受けがいいけど、イギリスでは大体の人に嫌われています。それでもあの無茶苦茶だった国を叩きなおしたんだから、やっぱり政治家としての手腕には敬意を表しないわけには行きません。
イギリスは歴史的に見ればエリザベス1世、ヴィクトリア女王が有名ですが、どちらも統治がすごく長くて有名な女王ですよね。エリザベス1世はヘンリー8世の娘ですが、ヘンリー8世の死後、内輪のいざこざや宗教問題などで、王位継承は血生臭く混乱した時代が続いたのですが、エリザベスが王位についてからは、宗教のいざこざも収まり、いい統治をしたそうです。スペインの無敵艦隊を破ってイギリスがパワーを握ったのもこのときでしたよね。
ビクトリア女王の時は工業革命の時期で、イギリスでは鉄道から橋から、公共のエンジニアリングが大進歩した時期でした。
そういえばドイツも西と東を統合して混乱した後、すぐ女性リーダーに変わりましたよね。アメリカでも、記憶によれば、過去3人の国務長官は女性のはず。
日本はまだまだ本格的なリーダーと言える女性は出てきていないけど、昔社会党が力をつけてきたときは土井たかこさんが党首でしたよね。
生物的にいえば女性は世界の人口の半分だけど、社会的には、政治の面でもビジネスの面でもまだまだ女性はマイノリティー。でも能力では絶対男性には劣らない・・というかこうやって見てみるともしかして 男性より上かも?
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4 件のコメント:
うん、私も最近、女性の方がある意味優秀なような気がしてきていますよ。どうも男性は権力争いが好きみたいで、そのために本来の目的とは関係ないところで時間を使いすぎて無駄なことばかりやりがちな気がします・・・。
ま、とはいえ、結局は個人差だと思いますけどね。
しかし、アウンサウンスーチーさんとか、サッチャーさんとか、ほんと根性あるよねぇ。私も若いころは「命がけでも」みたいな根性あったけど、最近は守りに入ってるなぁ。いかんねぇ。
加藤さん 言うてはるように、女性は社会的にはマイノリティという感じはしますが、男社会を操ってるような感じがしないでもないですね。80歳以上ですと、女性のほうがはるかに
元気ですね。男性はもう平均寿命を越えて、存在すらありません。残念ながら。
あくあさん、確かに男性は権力争いに巻き込まれすぎかもしれません。もしかして図星かも。政治とか男性中心の世界だから、女性の観点が問題解決になることも多いのかなあ。
まあ今は守りでも、また何か熱くなることがあれば命がけで行くんじゃない?
上原君、女性のほうが小賢しいから、確かに表舞台に立たずに裏から操ってる女性はたくさんいるのかも。
日本の男性はもっと家のことが自分でできるようにならないとだめですよ。食事だとかそういう基本的なことが自分でできないと、老後一人になるという可能性も大きいし、やっていけないですよ。上原君は大丈夫?
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