1月はヨガの先生は忙しいです。毎日のように新しい照会があります。皆が皆私のクラスに来るか、来たとしても続くかどうかはわかりませんが。
お正月があけるや、一人の女性から、プライベートレッスンは出来るか電話がありました。腰と背中に問題があり、一般のレッスンに参加する前に、個人レッスンを何度かするべきかということでした。それで、ビギナーのクラスに一度来て、その時に相談しましょうということになりました。
40代半ばくらいの女性です。初めてクラスに来たとき、立ったままする簡単な前屈がとても難しそうでした。腰の辺りの筋肉が柔軟性がなく、右足の筋肉も固まったままで、足を伸ばすことが出来ません。それで、心配せず、必要があればひざを曲げて、まあのんびりゆっくりやってねと声をかけました。
レッスン半ば、「あっ!」と小さな声が。そして見ると、その人が口を抑えて、なみだ目になっています。「足がまっすぐに伸びた!2年間まっすぐにすることが出来なかったのに・・・・。」
まるでアルプスの少女ハイジのクララでしたよ。
昨日は2度目のレッスンに来ました。足は普通に伸ばせています。でも右の腰の辺りの筋肉が減っているので、まだまだ先は長いです。ま、といってもヨガは先が長いもの。死ぬまで続ければいいんですから。
数回プライベートレッスンするよりも、ずっときてもらうほうが、私のビジネス的にももちろん嬉しいです。
もうひとつ嬉しかったというか、驚いたことがありました。
2年位前からレッスンに来ている、30代半ばくらいの女性です。その人がクラスの前にやってきて、話し始めました。
クリスマス休みに、イギリス北部に今は住んでいるお姉さんが遊びに来たそうです。ヨガの話になり、そのお姉さんが、「あ~、私も昔デボンで習っていたような先生にまた出会えたらいいんだけど。」言ったとか。そして話をしてみると、なんとその人は、私がデボンに越してきて最初に教えた夜間クラスに来ていた生徒さんだったのです。20年位前の話です。その頃彼女はティーンエージャーで、その年でヨガをする人はその頃はすごく珍しかったから、名前まで覚えていました。
その頃は駆け出して、自分では「私はなかなかいい先生」と思っていたけど、今から思えば恥ずかしい限り。今はあの頃よりはずっとマシな先生になったから、ぜひまた来てくださいと思いました。
ではこちらもよろしく
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2 件のコメント:
いい先生なんでしょうね。微笑ましいというか誇らしいというか。よかったよかった。私も習いに行きたいわ。
自分でも割りといい先生と思うんだけど、それはなぜかといえば、幸運にも私がすごくいい先生たちに恵まれたからです。普通に良い先生というだけでなく、世界的に有名なくらい良い先生。(マドンナやスティングを教えた)。
近くに住んでいたら毎週来て欲しいわ。
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