イギリスはまだまだ荒れた天気が続いています。今日は一日で晴れ間とあられと雪と雷と雨と大風が体験できました。
昨日はすごい風でした。時速100マイル、160キロです。
私の住むビデフォードに来るには大きい川があり、これにかかる2本の橋のどちらかを渡ってこないと来れません。新しい橋は25年くらい前にできました。古いほうの橋はなんと13世紀にかけられたそうです。もちろんそれ以降何度も強化や補強されてるのですが、今でも大型の車は、歴史的橋の保存のために走ってはいけないことになってます。
昨日は、こちらの古い橋ではなく、新しいほうの橋で 、強風のためトラックが倒れ、橋が終日通行止めになってました。なのですべてのトラフィックはこちらの古いほうの橋に回されました。
私も夕方子供たちを水泳に連れて行くのに通らないといけなかったのですが、ラッキーなことに直前に小型車だけオーケーになりました。背の高い車は依然強風のため通行止めでした。
私が住むイングランド南西部ではクリスマス前からこの大雨と洪水は続いていて、もう7週間も水浸しの街などもあります。そしていよいよ昨日はロンドンでもテムズ川が氾濫したようだし、ロンドン郊外のイングランド南東部も、ウェールズ南部も被害が広がりました。
しかしちょっと頭にきますね。
このあたりはもう7週間も大被害で、農場がすっかり水の下なんて所もたくさんあるのに、政府は予算不足を理由にほとんど何にもしなかったのに、ロンドンが被害にあった途端に、昨日は首相のカメロンが、「洪水の被害救済のためには 金に糸目をつけない。」なんて国会で発言してましたよ。
自分の足元が危機にあわないと物事が速やかに動かないって言うのは、どこもそうなんでしょうか。
日本でも阪神震災のとき、政府の反応が遅かったと関西の人たちはずいぶん恨みに思ってたように聞きましたけど、同じですね。
せっかくなので、この歴史的ビデフォード・ロングブリッジ、写真載せときます。
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