2012年10月29日月曜日

コッテージ・インダストリー

今週は子供達がハーフタームでお休み。私も仕事お休みです。毎学期の半ばに1週間休みがあるんだけど、今年はなぜかちょっと遅いんです。

ハーフタームはいつもほっとするけど、この時期は特にそう思います。9月に新年度が始まったところだし、今年はチャーリーも中学に進学したし、しかもこの学期はぜんぜん祭日も何にもなくて、しかも15週間くらいあって長いので、この時期休めるのは嬉しい。

今日はチャーリーは友達の家に行って、ルイは一人で家でぶらぶら、私はブラックベリーとりんごのジャムを大量に(4キロくらい)作ってました。

ことの始まりは去年りんごの豊作で、山ほどジャムやジェリーを作ったこと。あんまりたくさん作ったから誰か買ってくれるんじゃないかと、ヨガのクラスで売ってみたら、なかなか評判がよかった。今年は凶作でジャムにする果物もあんまり取れなかったんだけど、それでも先々週作った5瓶は飛ぶように売れて、注文まで入ってしまいました。

それからその時に一緒に売ったりんごと梨合計9袋(一袋4-5個)もあっという間に売れました。

今日は6瓶半できて、そのうちの一つはお礼に人にあげたので、商品は5瓶。売れるかな。別に売れなくても、家で食べてもいいし、人にクリスマスにあげると喜ばれるし、強引に売る必要がないというのも気が楽です。

値段は450グラム瓶で2ポンド。店で買うと安いのでは70ペンス台、高いのでも2ポンドはしないと思うんだけど、喜んで買ってくれます。やっぱりりんごもブラックベリーも自家製の有機栽培、手作りのジャムというのは、 ちょっと高めでも人気があるんですね。

ちなみに採算のほうはといえば、砂糖を大量に買わないといけないし、果物が無料で手に入るから何とか損は出ていないという程度。時給にしたら3ポンドくらいなんじゃないかな。なのでぜんぜん割に合いません。

逆に、りんごや梨をそのまま売るというのは、本当に簡単です。こちらも店で買うよりもちょっと高いかなあという値段ですが、やっぱり味がぜんぜん違うから、皆さん競って買ってくれます。

今月頭には初めてルーバーブとバニラのジャムを作りました。これがもう最高のおいしさで、こちらは5瓶とも我が家でキープです。ルーバーブというのはイギリスでは簡単に家庭菜園で育てられる野菜なんだけど、店で買うと高い。それでこの週末は、今まで4株あったルーバーブを8つに増やしました。来年以降たくさん作って、売るぞという魂胆です。

りんごも梨も簡単に売れることが分かったので、この冬にあと3本果樹園の木を 増やそうと思ってます。

英語では、家で細々とする製造業をCottage Industryというのですが、本当にそれこそコッテージインダストリーになりそう。(日本語では家庭内手工業とか何とか、ありましたね、言葉が)


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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

食べてみたいよ。そういうの手に入らないからなぁ。

Atsuko さんのコメント...

東京経由で大阪に行くことになれば、お持ちいたします。郵送はちょっと危険かもしれないけど。