2012年10月27日土曜日

来月日本に帰ります

先週末妹からメールがあり、母が膵臓の腫瘍で手術するとのことでした。でも。。。。

膵臓の漢字が読めませんでした。。。。すい臓です。しかも腫瘍って何なのかなあ。。。と、はっきりしたことが分かるまで数回のメールの交換。結局すい臓がんだということでした。病名が病名だけに、妹もいい難かったのかもしれませんが。

来月の末に一応手術の予定とのこと。それで母に帰国したほうがいいかメールしたところ、家の中が散らかってるから来なくていいとのこと。「子供がかわいそうだから」でも「仕事に穴を開けてはいけないから」でもなく。。。

それでも妹も職業婦人だし、そうそう休んで付き添ってもいられないだろうしと、今度は妹に 来て欲しいか聞くと、是非来てくれとのことでした。やっぱり一人だといろいろ大変ですからね。物理的にも精神的にも。

それで、手術の予定がはっきりし次第、飛行機を押さえる予定です。短くて悪いんだけど、仕事もあるし今回は1週間強しか行けません。子供たちは二人とも今年から中学だから、ちょっとは手が離れてるし、その辺は楽です。5年前だったらすごく大変だったと思うんだけど。

すい臓がんはなかなか厄介なガンで、発見されたときには手術できないくらい進行してることが多いそうなので、手術できるくらいの時期に見つかってラッキーでした。糖尿病で入院することになって、その時についでにした検査で見つかったそうです。

実はうちの叔母(母の一番下の妹)が去年の12月に亡くなってるんです。その時に母は最期を看取るために数日叔母の住む名古屋の病院に泊っていたのです(私の実家は大阪)。

その12月の叔母の亡くなったある朝、そのことを知らずに朝の支度をしていた妹の耳に叔母の声で「お母さんを独り占めしてごめんね。」という声が聞こえたらしい。それで妹がこれは何かと思っていたらすぐに電話がなって、母からおばの死を告げられたそうです。

だから今回のことも、その叔母さんが教えてくれたんだろうなあと思ってます。こんなにすぐにあの世まで道連れにしては悪いから、早めに発見させてくれたんだろうって。手術は内臓の手術の中では一番大きい部類に入るそうですが、そういうわけなので、うまく行くだろうと思ってます。

すい臓がんって予後は良くないけど、実はがん細胞の成長のスピードは遅いんですって。10年くらいかけて徐々に大きくなるらしい。手術来月末ってえらいのんびりやなあ、大丈夫かなあと思っていたんですが、 そういうわけらしい。予後が良くないというのも、症状が出ないから発見が遅れるのが理由だそうです。

統計的にはあんまりいい数字じゃないんだけど、統計なんて所詮他の人の病気に関するデータで、自分のケースとは関係ないんだからと、結構割り切ってます。生存率1パーセントでも助かった人にとっては100パーセントだし、99パーセントでも死んでしまった人にとっては1パーセントと同じことなんだから。

結局、自分の体は自分の体、自分の病気は自分の病気ということです。

で、まあこういう事情というのは困るけど、日本に子供なしで行くこと自体は楽しみです。野球シーズンが終わってしまったことが残念ですが、こういう状況で連日甲子園に行くこともできないし、まあいいか。

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4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

厚子さん お母様が早く全快されることを願っています。

Atsuko さんのコメント...

ありがとうございます。手術は成功して、日本女性の平均寿命くらいまでは元気にやっていけるような気がしてます。

あくあ さんのコメント...

こういうときは、ほんとに何を言えばいいのかわからないんだけど、私たちも親の病気や介護が現実問題になる年齢になったから、みんなが通る道だよね。離れてるからいろいろと違った大変さがあると思いますが、何か出来ることがあればなんなりと協力しますからね。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、ありがとう。ありがたくお世話になることもあると思うので、その時までにしっかり元気になっといてね。
私は聞いたときはショックやったけど、今はぜんぜん平気。たぶん大丈夫と楽観してます。もう高齢(77歳)やから、完治しなくても、痛み等をうまく管理して、ガンとうまく付き合いながら、普通にあと5年から10年近く延命できるような気がしてます。あの人生命力ありそうやし。