2009年11月23日月曜日

世界から明かりがひとつ消えました

昨日のショッキングなニュースの後、テレビやインターネットでは彼らの話題が絶えません。本当に、まるでつかの間の夏が終わって、暗くて寒い冬がやってきたようです。この世から良いことがひとつなくなりました。世界は一歩悲しい場所になりました。有名人のファンも多く、彼らがTWITTERで書いたことがニュースになっています。中でもボブ・ゲルドフの娘のピーチズ・ゲルドフは大ファンで知られていますが、こんなことを書いていました。


Jedward are out・・・・・It may be the end, but we witnessed something truly beautiful. The end of an era. But their legacy lives on in the hearts of millions always and forever united in our battle cry of JED WE CAN!


「ジェドワードは落選。これが終わりだとしても、少なくとも本当に美しいものを私たちは目撃した。時代は終わった。だが彼らの残したものは何万もの人の心に永遠に生きる。JED WE CANという叫びの中に!」

まあ、これは半分冗談ですから、軽くとってください。ハハハ。彼らは今朝のテレビインタビューに出ていましたが、これを聞いて「すごいクールだ」と笑ってました。


前にも書いたとおりイギリスでは賭け屋が街のあちこちにあって、いろいろなことの賭けを受け付けています。今日から始まった新しい賭けは次のとおり。

1.ジョンエドは次のユーロソングビジョンコンテストでアイルランドを代表する。(彼らは実はアイルランド人。このコンテストは昔からあるコンテストで、昔アバが優勝しました。今では超キッチュなヘタウマのきわみのような、でも毎年話題になる不思議なコンテストです。ありえるありえる)

2.ジョンエドはウエラとヘア製品の契約をする。(まずこれは間違いないでしょう)


3.ジョンエドは2015年までにブリット賞を取る(これはイギリスの一番有名な音楽の賞で、グラミーよりももっと若者向けでクール。これはいくらなんでも無理でしょう。)

4.X ファクターは来週は視聴率が10パーセントくらい落ちる。(そうだと思いたいですね。私は見ないですよ。)



考えてみるとどうしてジョンとエドワード、こんなに人気があるんでしょうか?分析してみるに、
1.かわいい。すごくハンサムではないが、まあ悪くない。

2.双子。これはすごいプラスだと思いますよ。一卵性双子ってなんか人をひきつけるものがあるじゃないですか。しかもこの二人は本当にそっくりで、ほとんど見分けがつかない。しかもすごく仲よさそうで、インタビューでも一人が話し始めて、それをもう一人が締めくくるという具合に、どこかでつながってるんじゃないかというような息の合い方。それがまたかわいい。

3.いつものほほんと、ハッピーそうにしている。現実離れして無邪気な感じ。話してることがまた的を外れていたりして、自分たちの有名さがわかっていない。ビデオダイアリーが無茶無茶面白い。

4.こんなに批判されたりけなされたりしてもぜんぜんこたえてないで、いつも明るく楽しそう。これはほんとけなげで、お母さんたちの母性本能をくすぐります。

5.ファッションとか行動とか、今の本当の高校生の最先端で、同世代からはとってもクールと見られている。

6.こんなことしてますが実は育ちが良いらしく、とても礼儀正しくてマナーが良いとのことです。性格がとってもいいと誰もが言っています。テレビで実家を写していたら、とっても大きいお屋敷でした。アイルランドの名門知り高校に通ってる(た)そうです。



今日のテレビインタビューで、「こんなにブーイングされたりけなされたりして、どうしてめげないの?」という質問には、「そういうのは考えないようにして、ファンだとか僕たちを励ましたりサポートしてくれたり親切にしてくれる人たちのことだけを考える。」とのこと。

これですこれ!私にとって一番魅力的なのはこの点です。これってまさにアブラハムの教えどおりなんですよね。良いことだけに目を向けなさいと言う。

それにしてもどう考えてみても、歌もあまりうまくないし、踊りも下手ではないけどトレーニング受けているわけでもないこの二人が、どうしてこんなことになったのか、やっぱりわかりません。超ハンサムというわけでもなし、双子だって世の中にはほかにもいるし。

この二人、昔からポップスターになるのが本当に夢だったんですって。同じ学校の同級生は、「あのこたち昔から自分たちは今に有名になるぞと言っていて、授業中サインの練習までしてたのよね。」

これってやっぱりアブラハムの教えを地で行ってるなあ。「夢や望むことだけに集中して、いつも良いことだけを考えなさい。現実をあれこれ考えて、気持ちをそがれるのはやめなさい。人のいうことなど気にしてはいけません。夢にしっかりと目を向け、それが必ずかなうということを疑いなく信じ、心配や余計なことを考えなければ、願い事はすべてあちらからやってきます」

これ、ジェドワードですよ。

次の活躍が楽しみです。

そうそう、忘れていた。ルイですが、学校に行けるほどではないけど大分よくなりました。でも彼もジョンとエドワードが落選して、すごくがっかりしてます。

5 件のコメント:

こんの さんのコメント...

ルイさん 回復にむかって、良かったですねぇ
全快までムリせずにいきましょう


ジョンエド 次の登場の機を窺って待機しているのでしょう
いつ再登場するか うう 楽しみですねぇ

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、熱は夕方37度台でした。あと1日養生すれば学校行けそうです。

今日のテレビのインタビューでは、いろいろオファーはあるが、ゆっくり考えたいとのこと。でも一方業界では今が一番稼ぎ時、クリスマス前に何かレコードを出してと言う動きがあるらしい。
芸能界のにごった水に染まって欲しくないですね。とりあえずアイルランドに帰るべきかなあ。

Atsuko さんのコメント...

皆さん、なぜかコメントが載りませんが、一度クローズしてまたあけると載っていますので、すみませんがあきらめずコメントしてください。こんのさん、ひとつ消しときますね。

あくあ さんのコメント...

彼らは、おっしゃる通り、やっぱりルックスがかわいく、双子だからなお良く、一生懸命で、ハッピーそうなのがいいんだよね。そういう意味ではアブラハムだよねぇ。深刻そうで自分の内に入っちゃっているような人、人気は出ないもんね。ちょっと違うかもしれないけど、松田聖子は売れたけど、中森明菜はダメだった感じ?でも、明菜ちゃんは最近、人の歌のカバーをして3枚もCDを出し、100万枚も売っているそうです。時代にあったのかな?

ルイ君の状況が最後にちょこっと書かれているところが、もう峠を越したという意味なんだろうと好意的に受け取っています。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、ルイは今日はほとんど普通に戻りました。明日は学校だ。お母さんは楽がしたいよ。看病疲れ。

あまりまじめな真剣な人たちがたくさんいる中で、ちょっと軽い乗りで、あまり深刻にならず元気でやってるところが新鮮なんですよね。

中森明菜。わたしが中高生の頃の名前だよ、これは。