2016年7月20日水曜日

大学めぐりのその後

前の前の週末の話になりますが、ロンドンのキングスカレッジとサウスハンプトン大学を見学に行きました。

キングスカレッジはルイの第一希望の大学です。その理由はロンドンの真っ只中にあるから。

行ってみるとまったくその通りでした。昔私が働いていたロンドンのシティの銀行からロンドン橋を渡ってすぐのところにあります。昔はこの辺はもっと普通にさびれた地域だったんだけど、今はすごく開発されてて観光客やら勤め人でごった返してました。

医学部の説明会は無茶苦茶混んでました。話の内容はすごくよかったです。リサーチでも世界的な地位にあり、私が学生の頃には、ロンドン大学ではキングスカレッジはインペリアルに並んで、(一般人の目からは)トップの地位でした。

ただ生活費がすごく高いのが一番のネックかな。それから、なんとなくの印象なんですが、大学が学生に冷たい・・・・というのは変ですが、あんまり世話を焼いてくれない、ほったらかしというイメージを受けました。大学なんだから当たり前と言われるかもしれませんが、他の大学はそれでも、福利厚生やらサポートが充実している印象を受けたし、高校からの次の自然なステップという感じなのに比べ、キングスは大きいジャンプのような感じです。のんびり屋で田舎者のルイにやっていけるか?

その次に見たのはイギリスの南部、港のある街のサウスハンプトンでした。

大学がキャンパスで、学生ライフはすごく楽しそう。キャンパスと市内をつなぐ無料バスも多くあり、ロンドンからも日帰りで簡単にいける距離です。医学部部長は女性だったのですが、説明会はすごくいい印象でした。

ただ第一次選考がUKCATというIQテストのようなもの100パーセントで決まることと、定員がちょっと少ないので、すべてはUKCAT次第(8月に受ける)と、今の時点ではなんとも考慮に入れにくい大学です。

次の次の週末にもう一件ロンドンの大学を見に行きます。これで予定に入れている大学めぐりは終わりの予定。でも上述のUKCAT次第で、9月にもしかしたら北アイルランドのベルファーストとイングランド北部の大学を見に行くかも。

最初は、費用も時間もかかるしとてもそんなにめぐれないと思ってましたが、やってみると結構楽しいです。

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6 件のコメント:

foo さんのコメント...

KCLの人間関係はクールというか、派閥的だという噂は、TSRで飛び交ってました。一学年の定員が400名を超えるのが影響していて、みんなで仲良くって感じにはなりにくいのでしょう。それと、プレステージを気にする学生がどうしても集まりがちなのも、雰囲気に影響しているのかもしれません。あとは、便利なところに住みたいと思ったら、確かに2年以降のアコモデーションがかなり高くつきますね。少なくともZone3まで下がらないと、シェアフラットでもとても高いでしょうから。もう一校の方が、学生時代の住処に困らないのは間違い無いですよね。

Atsuko さんのコメント...

Fooさん、人間関係がクールっていうのは本当かもしれません。カーディフやサウスハンプトンがすごくいい雰囲気だったのに比べると、ずいぶん違いました。派閥というのは出身高校の派閥ということなのでしょうか?説明会では白人は少数で、出席していたあんなに多くの移民子息たちが皆プライベートスクールとは考えにくいから、実際の合格者は有色人種の比率はがくんと減るのかな。確かにエリート意識の強そうな大学だと思いました。
悩むところだけど、実際に悩むのは2つ以上の大学の合格をもらってからですよね。

foo さんのコメント...

派閥的というのは、出身高校というより、趣味嗜好文化生活レベルのような部分でくっつき合うんじゃないでしょうか。多かれ少なかれ、どこの医学部にもありそう。ちなみに、オープンディの参加者と実際の入学者の比率は違うと思いますが、医学部限って言えば、移民系の方が、むしろ大学のプレステージと序列(?)を気にしているのかもしれないですね。移民のアイデンティティの大事な部分が上昇志向なのに対して、アッパーミドルのお子さんは自由奔放なんだと思います。どうでしょう?

Atsuko さんのコメント...

Fooさん、なるほど。それは本当に、大学が大きいからかもしれませんね。確かに医学部学生だけで一学年400人って、多いですよね。
移民系のほうがプレステージを重んじるっていうのは、絶対にその通りだと思います。うちもそうかも?アッパーミドルの子息が自由奔放って言うのもすごく当たってますね。その辺から考えると、医学部学生の中で親が医者の学生の割合ってどんなものなのかな。実感では30パーセントは超えてそう。

匿名 さんのコメント...


初めまして、いつも、楽しくブログを拝見しています。そして、今回、初めてコメントさせていただきます。
サウスパンプトン大学は、若い将来有望な科学者達が集まっている大学です。実は、主人があそこの大学で、研究をしています。
とても、良い大学なので、合格できると良いですね。ワイト島も近く、あの島は、素晴らしい。毎夏、ヨットレースが行われています。

Atsuko さんのコメント...

コメントありがとうございます。サウスハンプトン大学の印象はすごくよかったです。あそこで研究していらっしゃるのですね。距離的にもまずまず近いし、知り合いも行っているし、親としては行って欲しい大学のひとつです。
サウスハンプトンの町に行かなかったのですが、町はどんな感じなのかなあと思っています。