アメリカの共和党の大統領候補の候補のドナルドトランプが、「イスラム教徒は入国させない。」という発言をしたことは、多分日本でもニュースになったかと思います。
それについてトランプ氏は、「世界中でも同じだ。たとえばロンドンでは、過激派を恐れて、警察が立ち入れない区域がある。」と発言を重ねました。
それを受け、ロンドンの市長のボリス・ジョンソンは、「警察が怖がって行けないような地区はロンドンにはない。僕はたまに、ニューヨークで怖くていけない地区があるが、それはドナルドトランプに出くわすことを恐れているからだ。」と答えました。
他国、特にアメリカの選挙には口を挟まないという慣例を破り、カメロン首相も「これはまったくの嘘だ。そのような事実はまったくない。」と否定しました。
そしてイギリスでは、昨日以来「ドナルドトランプをイギリスに入国させないための署名」が集められ、1日にしてすでに33万件も集まったそうです。(ちなみにイギリスの人口は6500万人。ざっと200人に一人。)
この件でトランプ氏の国際政治界での信用は地に落ちたようなものですが、こういった意見は、イギリスのUK独立党みたいに、大衆には 「よう言った。えらい。」と受け入れられたりしやすいですから、案外支持率は上がるかもしれませんね。
そうしたら、民主党の候補者がヒラリークリントンになり、一騎打ちになったら、やっぱりさすがにクリントンが勝って、歴史初の米国女性大統領の誕生になるかな・・・・・って言うのは考えすぎ?
でも本当にまさかが本当になって、ドナルドトランプが大統領になったりしたら、世界はどうなるんでしょうね?
光が強くなると影も濃くなりますから、そうなったら、宗教、人種、性別を超えた平和平等を望む力がさらに団結し、世界は一層すばらしくなる。
って、楽観しすぎ?
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5 件のコメント:
私、この話を聞いて、よくまあ政治家なのに、こんなに人々に批判されそうなことを堂々と言うもんだよなと、この人のある意味「勇気」に驚いていたら、なんと民主党の半分以上がトランプさんの意見に賛成だとか。勝算あってのことなのかも。民主党、やばいですね・・・。
なので、このまま彼が民主党の候補者のまま選挙になると、まじでアメリカは右か左かの選択を迫られるのかな?
人類みな兄弟な教育を受けてきた私達には信じがたいですね・・・。
私が間違って、ヒラリーさんは共和党と書いちゃいました。訂正しました。トランプ氏は共和党、ヒラリークリントンは民主党ですね。失礼。
そう、イギリスのUK独立党もそうよ~。大衆って、結局自分がかわいくて、自分の周りの利さえ安全なら、正義とか理想とか平等とかはどうでもいいという人達で出来ているのかと、怖くなるわ。
日本でも、イスラム過激派のテロが一度でもあれば、同じような世論になる気がする。
私も書いた後で、???・・・と思ってました。
日本の民主党が橋下さんの抜けた維新の党と一緒になろうとしてて、民主党って左なのに、右の維新と一緒になるって・・・ん?アメリカの民主党?右は、えーっと・・・と思ってましたよ。
そう、トランプさんは共和党ですね。決して左ではない。
日本はそうかもね。すぐにつられるから・・・
アメリカの右左も、ヨーロッパの社会党の歴史から考えれば、「右」「すごく右」みたいに見えるけどね。橋下さんって維新の党、抜けたんか。私はなんかあの人は、野望の先が見えなくて、胡散臭い感じがするけどね。
日本もパリみたいなテロがあれば、いっせいに右翼化すると思うなあ。
日本の右翼化の続きやけど、考えたらこのアメリカの、イスラムアレルギーって、日本で戦後、「朝鮮人が放火した」とかデマが流れて、朝鮮人をいじめたり村八分にしたのとおんなじやね。
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