イギリスは今試験のシーズン。ルイはGCSEという試験の真っ最中です。これはセカンダリースクール(中学と高校が一緒になったようなもの)を16歳で卒業するときに受けるテストで、科目ごとに受け、しかも科目もその中で分かれていたり、同じ科目でいくつも試験を受けたりしないといけません。全国で一斉に行われます。
先日4つ目の数学の試験がありました。ルイは数学は一番得意中の得意です。
試験後の感想は、問題ないとのこと。そして最後の問題(一般的に一番難しいとされている)を、自分の回答と共に教えてくれました。確率の問題です。
あらら・・・・・
「ルイ、間違ってるよ。」と指摘してあげました。
ルイはすごくショックを受けてました。間違えたのもショックだけど、お母さんの指摘されたのが一番ショックだったようです。
そういえばここで、半年か一年位前に書きました。どうも子供たちの数学の、確率がちゃんと教えられていないような気がするって。 二人とも数学得意なのに、確率だけは、基本的なコンセプトがわかっていなくて、私が説明したんだけど、きっと母親の説明なんて、まともに聞いてなかったのでしょう。
今になって躓いてやんの。まあ、ここから先の人生は、自分で失敗して学ぶっていうことやね。
数学のGCSEは、同じレベルのものが何種類があり、ルイが受けたのではないほうのテストで、「今迄で一番難しい問題」が出たと、ニュースになってました。そちらも確率の問題でした。
自慢するわけじゃないですが、私は超文系で数学は苦手だったんですが、共通一次のためだけに数一だけ勉強しました。その私でもできました。
イギリスの学校って、前からうすうすそう思ってたけど、確率の教え方が下手なんじゃないだろうか???
ルイは2年後のAレベル(大学入学のための全国試験)も数学をするのですが、本当に根本から理解しないと、確率でまた躓くんじゃないかと、ちょっと心配です。
ちなみに、興味のある人のために 、このニュースになっていたほうの問題を載せておきます。がんばってみてください。
(訳
袋の中にN個の飴があります。このうちの6つはオレンジ色です。その他は黄色です。
ハナが袋から飴を取り出して食べます。
ハナがまた袋から飴を取り出して食べます。
2つともオレンジの飴の確率は3分の1です。
n²-n-90=0となることを証明しなさい。)
(ところで話はぜんぜん変わりますが、n²ってどうタイプするのかなと調べてみたら、次のようにするそうです。ちなみに、イギリスのキーボードのみかもしれません。
ナンバーロックをして、ALTキーを押しながら右の数字パッドで0178とタイプして、ATLキーをはずすと、2乗が出てきます。マジックみたい。 )
ということで、今日の初めては、2乗のタイプの仕方を初めて知りました。
ではこちらもよろしくね
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ
2 件のコメント:
えー、めっちゃ簡単やん・・・。これが高校の数学?中学みたい・・・。そんな簡単なの???確率だけやってるレベルが違うのかな?
高校って言うか、ま、大学行くまでにこれからあと2年学校に行くんだけどね。
確率だけがレベル違うのかもね。同じ確率でも、「順列」はやってるけど、「組み合わせ」はあまりやってないみたい。他は三角関数とか、少なくとも日本の数2のレベルまではやってるみたいやけど。
理系やから、「文章」を「数式」にするのがすごく苦手みたい。
コメントを投稿