レコードです。CDではなくて、あのぐるぐる回るレコード。レコードがイギリスでは今、一部で人気が上がっているんです。値段はCDの倍くらいします。
それがですね。誕生日は先月の20日くらいだったんだけど、やっと今日プレゼントを上げることができたんです。
エラちゃんが欲しかったレコードは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのカリフォルニフィケーション。
それをちゃんと誕生日までに届くように注文して、ちゃんと来ました。そしてそれを持って、誕生日パーティーに行ったんです。
そうしたら、ルイからメールが来ました。レコードがプレイできないとのこと。プレイしない?いや、レコードはアナログだから、必ず音は何か出るはずです。それで電話で話したら、音が飛ぶとのことでした。
そういえばありましたよね。思い出しました。レコードの傷。そう、CDと違って、レコードはややこしいんです。傷に気をつけないといけないし、だから郵送も破損のリスクはいろいろあります。割れやすいし、大切に大切に扱わないといけません。
アマゾンのマーケットプレースで買ったのですが、アフターサービスは文句ありませんでした。レコードの傷の写真を取ってメールしたら、翌日に届くように新しいのを送ってくれました。
ところがです。これまたレコードのややこしさ。また傷ものだったのです。しかも同じトラック。多分、郵送による傷ではなく、製造する時点で問題があったんでしょうね。アマゾンのレビューを見たら、同じレコードで同じような経験をした人が数人いました。それでメールすると、今度は即座に返金してくれました。
それで今、家にはこの同じレコードが2枚あります。どちらも傷物。そしてわれわれはレコードプレーヤーすらも持ってないのだけど。
エラちゃんには、ルイが今度は違うレコードを注文しました。フローレンス&ザ・マシーンの最新版のようです。それが今日届いて、私がエラちゃんの家にルイを迎えに行ったときに、帰り際にやっと渡せました。
さっきメールがあり、今回はちゃんと無傷だったそうです。ほっ。
レコードって、やっぱりいいですよね。まずジャケットが大きいので、アートワークがアート。 傷つきやすいから、こちらが大切に扱わないといけないところもいいです。そしてあのにおい。覚えてますか?新しいレコードをジャケットから取り出すときの、プラスチックっぽいレコードの独特のにおい。(でも、今回買ったレコードはこのにおいがなかった気がします。素材が昔とは変わったのかなあ。)
まあしかし、傷が付きやすいとか壊れやすいとか、いろいろ面倒なことが多いのも確か。音も徐々に悪くなっていくし。レトロに回想するときって、いいことばっかり思い出すけど、みんながあっという間にCDに鞍替えしたのには、それなりの理由があったのでした。
何かこの二つの長所を組み合わせたようなものはできないでしょうかね。30センチのCDとか。
最近夕日がきれいなので、 「今日の夕焼けシリーズ」をはじめました。
エラちゃんの家からの帰り。馬がゲートの向こうに写っています。 |
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6 件のコメント:
そのCDももはや過去のものとなりつつあるよね。音楽はダウンロードされる方が多くなってるんじゃないの?そしたらアートもなにもないね。私はミュージックビデオをダウンロードしてスマホで見るのが結構好きです。
うちの子供たちは、音楽を聞き始めるようになった当時はダウンロードしてたけど、最近はCDのほうが好きと言ってるよ。ダウンロードはそれはそれで面倒だけど、CDはアマゾンで頼んだら、翌々日には郵便受けに入ってるからね。それにいろいろジャケットとか解説とか載ってるし、音楽通を目指してる若者は、もしかしたらCDやらレコードに戻ってきてるのかもよ。大きいレコード屋に行ってCDとかを探すのも好きみたい。やっぱり若者って、そういう興味のある場所につるみたいんじゃないかな。
そうか。日本はCDの売上は減る一方で、レコード屋さんはどんどん潰れてるみたいだけど。うちの親ですらダウンロードしてる・・・。まあ若いうちは一時期懐古趣味に走るときあるから、それなのかな。そういえば、昨日、70~80年代のロックをやってる10代のバンドがテレビに出てたわ。
イギリスでも大きいレコード屋さん(HMV)つぶれたよ。でもそれは、CD離れだけでなく、ネットショッピングの影響かもしれないね。懐古趣味もあるし、通を名乗りたい若者は、あんまりみんながしないようなことをしたいんだと思うよ。
今日の夕焼けシリーズ! 良いです。
海に沈む夕日は最高、尾張や大阪ではなかなか見れないのです。
山歩きさん、こんにちは。
街に沈む夕日もいいけど、やっぱり夕日は海が一番似合いますよね。今日も載せました。
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