先日たまたまイギリスの交通事故死者の統計を見てちょっと驚きました。事故死者の数が驚くほど下がっているのです。
歴史的には1966年が一番ピークの7985人で、そのあとは徐々に下がり1980年には5953人と、25パーセントくらい減ってます。
そのあとがかなり急に減ってきています。
1990年 5217人
2000年 3409人
2005年 3210人
このあたりからどんどん減りだして、2013年は1713人にまで下がっています。1966年から比べると 8割近く、2000年からは半減、2005年からは47パーセント減っています。
興味が湧いたので日本の統計も見てみました。日本も同じように下がっています。
1995年以前はわかりませんが、2000年からは半数以下に、2005年からは40パーセントも下がっています。
うちのルイが生まれたのは1998年、チャーリーは2000年。それからそんなに月日がたったとも、(IT関係を除く)世の中が変わったとも 思えないけど、実は地味に着実に、世の中はよくなってきてるんですね。
何でもかんでも「昔はよかった」で、今は世の中すべて悪くなってると思い込んでいる人が多いけど、全然そんなことないのになあと思ってましたが、ここにもその証明が。
事故死者が減った原因は、日本の統計によると、シートベルトの着用や、飲酒運転やスピードの取締りの強化、車の安全性の向上、そして医療の発達があげられていました。
ちなみにイギリスの人口は日本のほぼ半分。ということは、人口の比率的には日本のほうが事故死がかなり多いことになります。
確かにイギリスで大きい事故を見ることはめったにありません。丸々一日運転して遠出しても、事故を目にすることは珍しいですから、感覚的にやっぱり日本のほうが多い気もします。
ただ、イギリスでは子供は大人なしで外を歩くことはめったにありません。自転車の数も少ないですから、その辺も死亡事故の少ない理由かもしれませんね。
どちらにしてもすばらしいことです。このトレンドがこれからも続きますように。あ、私もますます安全運転心がけます。
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2 件のコメント:
いいか悪いかは相対的と言うか、ひとそれぞれなんだろうけど、世の中は確実に進んで行ってるよね。私は進んでいくのは大好きなので、良くなって行ってると思うけど、変化が嫌いな人は昔が良かったって思うんじゃないの?
変化が嫌いな人が、確かに昔はよかったって言うんだろうね。
でも時間がたつことと変化は同義語のようなものだから、まあしゃあないよね。私も、最近はいろんな、省エネとかエコロジーとかのテクノロジーの発達は、エキサイティングと思うわ。
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