先日子供達と話をしていたときのこと。なぜか話が、化学の話になりました。そして、砂糖を化学反応させてアルコールに変える(つまり発酵させる)という話題になり、チャーリーが「そういうことを学校で教えると、問題児達が自家製の酒をつくるんじゃないか。」と言いました。
するとルイが、「大丈夫、問題児は発酵した物は口にしないから。」と言いました。
「どうして?どうして問題児は発酵したものを口にしないの?」と聞いたら、「彼らはオープンマインドではないから、発酵した物は食べない。ヨーグルトなどは普通の食べ物なので、たぶん発酵食品ということすら知らないで食べてる。」と言いました。
そういわれてみれば、古くてにおいのつよいチーズとか、サワークラウト(ドイツのキャベツの漬物)などの発酵食品は、食べる人たちは限られています。ましてや納豆なんて。。。
問題児が発酵食品を食べないかどうかはともかく、ルイが「オープンマインド」が、学校や社会や世の中で成功する 鍵の一つと考えてるのは、おもしろいなあと思いました。
Mind is useless unless it's open.
(オープンマインドでなければ、頭は利用価値なし。)
という言葉を聞いたことがあります。年を取ると、余計にオープンマインドでなくなる人が多いですが、心がけようと思います。
ところで、ちょっと違うアングルから、確かにイギリス人の多くは、食べ物に関しては冒険心がなく、新しいものを口にしたがらない傾向があります。それなのに、移民が多かったし外国人も多く住んでるので、外国料理のレストランはたくさんあります。これって、私達のような外国人にとっては、ラッキーなことです。食べ物がまずいといわれてるイギリスですが、外国料理に関しては本当に豊富で、楽しいです。
話は変わって、今日で私は仕事じまい。子供達も学校が終り。なのに、というか、なので風邪を引いてしまいました。ホリデーの前にほっとして風邪などを引くというのは、現在では医学的に証明されてることだそうで、レジャー・シックネスと言うそうです。
原因はご想像の通り。忙しい時は体が病気をすることが出来ないことを知っていて、何とか免疫を強く保っているけど、リラックスしたとたんに免疫力が落ちるそうです。
そうじゃないかと昔から思ってましたが、やっぱりそうだったんですね。
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5 件のコメント:
そのルイ君の発酵したものと問題児の関連っておもしろい発想、哲学的ですね。
たしかに年取ると考え方に柔軟性が無くなる…頭が固いとは言うけれど、実際脳が硬化しているのが原因かも。頭もヨガのように柔軟性を保たないとバランスが悪くなるのかもしれませんね。
急にどうしてそう思いついたのか、おもしろいですね。
脳が物理的に硬化するって考えたこと無かったけど、そうかもしれませんね。脳も体のほかの臓器と同じように、栄養とか運動とかが関係あるんでしょうね。
休みに入ると風邪をひく、まあそんなものかもね。それを証明しようとした人がいるところが面白いですね。
そして、ルイちゃん、タダものじゃないね。
前から、ホリデーの初日に病気になるのはどういうものかと思ってましたが、やっぱりそうなんですね。
ちなみに、死期が近づいている人は、子供や孫の結婚や入学などの大事なイベントの後まで死期を延ばすことも、医学で証明されてるそうです。
イギリスの悪ガキが、お小遣い稼ぎに、学校で自家製ビールを売るって話よく耳にしますよ。学校で発酵のことを教わらなくても、家で家族が自家製のビールを作っているってケースもよくあるし。家族が作っているのを見様見真似で、自己流のビールを作って、友達同士で飲む、もしくは学校で、こっそり売るって感じかなあ。
夫の学校でも、悪ガキが自家製ビールを売っていたってことを夫や夫の友達が話してたし。悪ガキ、発酵食品でも、アルコールは別物で、こっそりパーティをして、アルコールをどんどん飲むってことは日常茶飯事だし。
悪ガキは、先生に見つからないように、売るってことが多いから(というか。その術を心得ているから)、表面には出てこないだけですよ。
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