2014年12月1日月曜日

ニーモの失踪

うちには熱帯魚の水槽があります。最初は金魚を飼ってたんだけど全滅して、2008年から熱帯魚を飼ってます。子供達のペットで、デイブが世話役でしたが、そんなのは最初の半年くらいで、その後は私が毎朝餌を上げて、毎週水を変えてます。

その初めて熱帯魚を飼った時に、ブラックネオンテトラと言う安い魚を、他の2種類くらいの魚と一緒に、5匹買いました。そのうちの4匹は、まあ普通の熱帯魚の寿命どおり、順番に死んでいって、2年後くらいには全滅していたと思うのですが、1匹だけ元気に生き延びていた奴がいたのです。

これは他のブラックネオンテトラに比べると小さめでした。若いから大きくなるかと思えばそうではなく、いつまで経っても小さいままです。2008年から今まで、いろんな種類の熱帯魚を買い足し、失敗して小さいのがいじめられたり、殺されたりしたことがありましたが、この1匹だけはいつも元気にしてました。

熱帯魚って同じ種類だと見分けがつかないし、それほど愛情を注ぐわけでもないので、当然ながら個体に名前はありません。が、このブラックネオンテトラだけは、いつの間にかニーモと呼ぶようになってました。

このニーモ君、3ヶ月くらい前、動きが鈍くなり、物陰に隠れたり餌を食べなかったりということがありました。考えてみればうちに来てからだけで6年も経ってますから、そろそろ寿命かなあと思っていたら、また元気になって、昔どおり普通に泳いで食べてました。

それがこの数日ちょっとばたばたしていて、餌を上げたり上げ忘れたりということがありました。それでも3日以上忘れるってことは無かったと思うんだけど、中の様子を観察することもありませんでした。

そうしたらおととい、水槽の中がちょっと寂しいんです。数えてみると、5匹しかいません。確か6-7匹はいたはずなんだけど。

そして・・・・・・・・・・・・・・ニーモの姿が見当たりません。

たまにあるんですよ、魚が失踪すること。もちろん帰ってくることはありません。どこに行ってしまったの???って探しても、どこにもいません。

そして、死体や骨も浮いていません。まったく消えてしまっています。

死んで食べられたか。食べられて死んだか。それしか考えられないですね。前者であることを祈るばかり。でもおなかがすいた大きい魚達に襲われたとか、ありえなくもない。

・・・・・・・・・・・と言うことは、餌をやり忘れた私の手がニーモの血に染まってることになります。でも元はと言えば、餌をやるのは私の仕事でないので、本来やるべき人たちの責任ともいえます。

合掌。

ちなみに熱帯魚の寿命を調べてみると、ブラックネオンテトラは5年から10年も生きるそうです。案外寿命長いんですね。

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