私が受けたセックス・エデュケーションと言えば、小学校5年の時に林間学校の前に女子だけが講堂に集められ、生理についての古い8ミリフィルムを見せられたことと、中学3年の保健の時間に、性病について習っただけです。なぜかその時の体育の中年の女の先生が、えらく不機嫌そうに教えていたのを覚えています。生理と性病って、真ん中が抜けてるって・・・。
あれから40年後、イギリスの学校では、しっかりセックスエデュケーションがなされてるようです。
小学校の5年のときに学校から手紙が来て、来週セックスエデュケーションがあるよという知らせがありました。その時に見せるビデオ、もしも子供達が見る前に見ておきたい親がいれば、朝礼のあとに見れますとのことでした。私は行かなかったけど、友達は数人行ってました。
その内容も知らないし、実際に子供達には何を教えたのか知らないけど、その時、ルイの友達の男の子二人が、気分悪くなって退室したそうです。一体どんな内容だったんでしょうね?全然何も知らなかったのかなあ。
それからこれは去年のことですが、友達が娘(ルイと同級生、14-15歳)を乗せて運転していたら、「今日学校で、プラスチックのペニスにコンドームつける練習したよ。」と言ったそうです。
「そう、プラスチックでよかったわ・・・・。」と返答したとか。せやな。
私自身は子供達が小さい頃から、科学的に出来るだけオープンに話してきました。
まだルイが幼稚園くらいだった頃、菜園でズッキーニを育てていて、雄花と雌花があるので、ちょうどいい機会だから説明しておこうと思って、説明を始めました。そしたらルイに、「じゃあ、精子と卵子と同じだね。」っと言われましたよ。
その後、子供達が 6歳と8歳くらいの頃動物園に行ったら、広い柵内でサイが堂々と白昼に交尾してました。人がたくさんいてなんとなく気まずいような雰囲気でしたが、ルイとチャーリーは「あ、交尾してるねえ。」なんて言ってました。
日本でも今はずいぶん変わったかもしれませんね。生理と性病だけってことはないことを願ってます。
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2 件のコメント:
へえ、そうなんだ。どんな内容なのか興味あるなあ。そして、そういう教育をした場合としない場合で、社会としてどういう差が出てくるのかの統計にも興味あります。
イギリスではティーンエージャーの妊娠が多いから、苦肉の策なのかもね。
別に学校でコンドームのつけ方教えなくても、必要に応じてどこかから知識を仕入れてくるといえばそうだけどね。本当、どういう差が出るのか知りたいね。
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