これは「メアリーポピンズ」の小説の映画化に当たっての、ウォルト・ディズニー氏と著者のPJ・トラバースの交渉についての映画です。
ってこう書いてしまえば 、つまらなそうだけど、なかなかおもしろい映画で、ちょっと泣ける部分もありました。
ディズニーはトム・ハンクス。PJ・トラバースはエマ・トムソン。エマ・トムソンって日本でどれだけ知られているか知りませんが、イギリスでは1・2を競う演技派の大女優。ハンクスも良かったけれど、とにかくエマ・トムソンの演技で支えられてる映画でした。お勧めです。
メアリーポピンズの映画は私も大好きな映画。でも、大人になって子供が生まれるまで見たことありませんでした。これって1964年に封切された映画です。私が生まれる前。大人になってからは、そんな子供向けの古い映画なんて全然興味わかなかったわけです。
しかも子供たちと見たのも偶然のようなものでした。ある店で買物したら、「15ポンド以上お買い上げの方はメアリーポピンズのビデオを2ポンドでお買い上げいただけます。」みたいな広告がたまたまあり、じゃあ、という感じで買いました。
メアリーポピンズの映画自体は、子役の演技や主演のアメリカ人男性のコックニーアクセントがひどいのですが、それでもジュリーアンドリュースの歌や踊りが良くて、(特に屋根の上の踊りのシーンは無茶苦茶好き)、そしてメアリーポピンズのクールなキャラクターが好きで、子供たちと何度も、10回くらいは見ました。
くどいようですが、この屋根の上のシーンは本当にいいので、これだけのためにも必見の映画だと思います。
というわけで、このSaving Mr.Banksの映画、メアリー・ポピンズの映画を見たことがない人には、いまひとつピンと来ないかもしれません。行く前にDVDとかでMPを見て行ったほうがいいかも。
ところで、これを見て、ディズニー自身についても興味が湧いてきました。アメリカで貧困な家庭で育って大金持ちに大成功した人たちの話って、おもしろいですよね。今度またあたらめて調べようと思いました。
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6 件のコメント:
トムハンクス好きだから観たいけど、その前その古い映画も見なきゃいけないわけね。がんばるわ。今年は感動することいろいろしたいと思っているので。
別に見なくても映画自体は楽しめると思うよ。でも、見たほうがいろいろと繋がりは分かると思うけど。
感動か。結局人生、最後はいくら感動したかかも知れないしね。いい抱負やね。
新年明けましておめでとうございます。いつもの通りすがりです。でもいつもじゃないですね。暫くご無沙汰してたから。。。ニュースでイギリスも日本と同じく寒波到来と聞きました。こっちは原発反対と騒いでますが、この寒さで電気消費量も半端ありません。イギリスは原子力発電ですか?とにかく温かくお過ごし下さい。
匿名さん、こちらこそ明けましておめでとうございます。イギリスは先週はひどかったです。特にこの海岸地方は高潮と風雨が重なって被害が大変でした。
今週はかなり冷えそうですが、アメリカのニュースを見たら、全然ましです。
イギリスでもやっぱり時々原発反対の話が出てますが、発電量は原発が一番多いみたいですよ。風力発電も増えてきてますけどね。まあ、イギリスは地震がないから、原発も安全面での心配は日本ほどではないですよね。
はじめまして こんな映画があったんですね!
メリー・ポピンズは子どもの時にビデオで何回も見ました。面白そうですね。
匿名さん、コメントありがとうございます。メアリーポピンズ好きな人には、是非見て欲しい映画です。トムハンクス、よかったですよ。見終わったら、しばらく「凧」の歌、口ずさんでしまいました。
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