2013年10月3日木曜日

説明のしかた

自分のヨガのウェブサイトに載せるために、レッスン中にちょっと写真を撮りました。ちゃんと仕事もしてるのだというしるしにちょっと載せます。

yoga with Atsuko


Yoga with Atsuko
Yoga with Atsuko


人の写真ばかりあげてるのもアンフェアなので、自分のも1枚載せます。小さく。

Yoga with Atsuko


ヨガの話から始まるのですが、御存知かもしれませんが、ヨガには長い長い歴史と、バックグラウンドがあります。ヒンズー教徒関わってる部分もあるし、インドの文化や精神に深く刻み込まれています。だからヨガ哲学に関する本やヨガの分類に関する本は何千年前のものまで入れて、それこそたくさんあります。

現代普通に使う意味での「ヨガ」に限っても、いろんなタイプや流派のヨガがあります。

それでちょこっと私がメインに習ったタイプのヨガについて話していたら、今日初めて来た生徒さんが、「じゃあネットで調べてバックグラウンドを勉強してくるわ。」と言いました。

でも口にはしなかったけど思ったのですが、きっと彼女には全然理解できないと思います。なぜかというと、ヨガの歴史や分類だけでも本当にややこしくて、簡単に分かりやすく説明した文章というのがないからです。

なぜないと断言するのか。それは私がいろいろ探したから。

ヨガのティーチャートレーニングコースに行っていたときに、必修で読まなければいけない古典本も何冊かさらら~と目を通しましたが、全然ぴんと来ません。それで最近書かれた説明書やテキストのようなものを読んでも、やっぱりよく分からない。その時はわかった気がしても、こんがらがって忘れてしまう。

それで思いついたのです。

誰もよくわかっていないんじゃないかって。

その当時のインドのヨギやグルたちは分かっていたんでしょうけど、本当に現代のヨギたちって分かってるのかなあ。

最近どこかで聞いて、なるほどなあと思った言葉を思い出しました。

「もしも完全に理解できているなら、多くの人に分かりやすい言葉で説明できるはずだ。」

本当にこれって当たってると思いませんか?難しいコンセプトでも、自分が理解できるなら、必ず優しい言葉に置き換えて、説明できるに違いありません。

ということは、ヨガのバックグラウンドって、もしかしてしっかり理解してる人ってほとんど皆無?

そうでないなら、誰かちゃんと分かりやすく説明してください。そういう本を私は待ってます。

そこで話はぐぐんと飛びますが、それを思うと、「引き寄せの法則」のエイブラハム・エスターおばさんって、やっぱり本物だなあと思います。エイブラハムほど分かりやすい言葉で、あんなにラディカルで深い言葉を語るティーチャーに出会ったことがありません。(御興味ある方は「エイブラハム・引き寄せの法則」のラベルを見てください。)

自分の場合を振り返ると、確かに、ごちゃごちゃと御託を並べたり、難しい言葉を使って長々と同じポイントを重複しながら説明する時って、やっぱりいまひとつ内容に自信がないときだと思います。

本当に、説明は「的確に分かりやすい言葉で、完結に的を得て 。」を心がけましょう。

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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

ほんとその通り。ごちゃごちゃした説明をしてる人は、突っ込むと自分でも分からなくなるみたいだからね。私はややこしい話をシンプルに整理するのが好きで、出来ると快感なのよね。物理の公式考えてる人とか、そうでしょ。ヨガのバックグラウンドかあ。そう言われると、暇ならチャレンジしてシンプルな説明作ってみたいよ。やらないけど。

Atsuko さんのコメント...

そうそう。そして自分でも、やっぱり自信ないときは、言葉が多くなる。
物理の公式?物理学者ってこと?そういえば最近、分かりやすい話をする科学者って増えたような気がする。テレビとかマスコミとかで。