皮膚に限らず、人間の体の老化は体内の水分量に関係がある。詳しく言えば、細胞がどれだけ水分を保持できるかで決まってくるという説でした。
こちらではよく健康や美容のために水をコップ8杯は毎日飲みましょうと言われています。でも医学関係者などはそんなには必要でないという人が多いし、8杯必要という科学的証拠もないともよく聞きます。また体内に入れば真水でもコーヒーでもスープでも、水分は大腸で吸収されるんだから、何でも同じと言う話も耳にします。それで本当はどうなのかなあとよく思ってました。
この本の著者によれば、細胞が若く、水分保持能力の高い人は、そんなにたくさん水を飲む必要はないということです。つまり8杯だとか6杯だとかは個人差があるということ。まあ考えたら当然かもしれません。逆に言えば、細胞年齢の若い人は、それほどのどが渇かないということです。
人間の体は7割だか8割だかは水でできてるとよく言いますが、それは赤ちゃんや小さい子供のこと。大人になると5割くらいだそうです。確かに赤ちゃんって本当に瑞々(水々)しいし、年を取るにしたがって乾燥していくって言うのもなんか分かるし、妙に説得力があります。
摂取する水は、「水」である必要はないどころか、水分は飲むのではなく、食べることを奨励しています。つまり果物や野菜をたくさん取ることによって、植物の中の水を取り込もうということです。
ここまではすごく納得。今までの疑問も解けた気がするし、話の筋もよく分かります。
では、実際にその細胞の水分保持力を高めるためには何をしたらいいか?
と、ここからがこの本のつまらないところ。いろいろ書いてあるんですが、要するに、新鮮な野菜や果物をたくさん食べて、いくつかのサプりを飲んで、 運動をして、ストレスを減らす努力をして、前向きにポジティブな考えを持つようにしなさいとこと。つまり、世間で言われてる通りの健康法を続けなさいとのことでした。
著者の名前は忘れましたが、ネットでWater Secretsで検索したらでてくるみたいです。
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2 件のコメント:
なるほど、どこがsecretやねん!って感じなわけね。
私の病気は尿崩症という後遺症を併発する可能性がかなり高く、それになると飲んでも飲んでも水分が尿に出てしまうそうです。なので入院中は朝から晩まで尿の量と濃さ、飲んだ水分の量を記録させられていました。だいたい飲んだ量と出る量は同じで、塩辛いおせんべいを食べると尿がたくさん出たりと、パターンがあるのでおもしろかったけど、嫌でしたねぇ。私はこの後遺症は出ずに済んだようですが、出てる人はいたみたい。
へーえ、尿の量って何で決まるのかなあ。塩分を取るとそれを薄めるために体が水を取り込むから尿が減る気がするけど。糖尿病になったらトイレが頻繁になるらしいし、ホルモンとかいろいろあるんでしょうね。
こう考えたら尿一つ出ないだけで死んでしまうんだから、人間の体ってすごいよね。
とにかくそれにならなくてよかったね。なったら薬とかで管理するのかな。
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