2012年11月17日土曜日

サプライズのパーティー

来来週の週末、クラブの競技会の後で、一人のコーチのサプライズの誕生日パーティーが行われることになりました。

彼は80歳になります。仕事はとっくに引退してるんだろうけど、スイミングコーチはずっと現役で、今も週に3回くらいは教えてるんじゃないかな。ルイもチャーリーもずっとお世話になってました。コーチは全員で7人いるんだけど、数年前ヘッドコーチが辞めたときは、1年間臨時ヘッドコーチもしていました。

外見は80に見えるか見えないか。でも背筋がしゃんとしていて、自分で運転してプールに来るし、毎月の運営委員会の会合にも必ず出席するし、昼間は自分も泳いでるみたいです。コーチングのスタイルも、おじいさんが小さい子供を優しく教えるなんて生易しいものではなく、スポーツのコーチらしくストップウォッチを片手にプールサイドを何度も歩いて往復し、怒鳴ったり口笛をピューッと吹いて注意を集めたり。きっと昔からこうだったんだろうなという様子で、ぜんぜん衰えもありません。

昔はなかなか怖かったようで、誰も口答えなんてできなかったとか。今も甘えたことを言ったり、横着してちょっと手を抜いたりしたら、容赦なく叱られます。

本当にこういう人材はうちのようなクラブには貴重です。まず長いから昔のことをよく知ってるし、運営に関していろいろアドバイスもらえます。そして働いている人と違って時間があるから、毎週穴を空けることなく、コーチしてくれる。もちろん経験豊か。子供たちも彼には絶対口答えをしないし、逆らいません。

彼にとっても長い長い付き合いの水泳クラブは 生き甲斐だろうし、若い人たちと日常的に接することも、クラブの経営や運営に携わることも、頭をシャープに保つ刺激でしょうね。そしてもちろん運動にもなってることでしょう。

日本でもシルバー人材の話がでますが、こういう地元のスポーツクラブでお年寄りがコーチなどをするって、理想的なんじゃないでしょうか。ただ誰でも思いつきでできるというものではなく、若いときからそれこそ何十年も そのスポーツやクラブに貢献してきたからこそできるんだろうけど。

残念ながらその日は私は日本にいるのでパーティーには行けないんだけど、子供たちは行くだろうし、あちこちでいろいろ 話をきくことでしょう。

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6 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

人に教えられるものがあるのっていいなと思います。特に老後にはね。

ぎ さんのコメント...

私もそんなバアサマになりたい
若い人の生気をもらう老後、、、

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、そう改めて考えたこと無いけど、そうですよね。そういえば水泳に限らず、元先生だった人とか小学校でボランティアで教えたりしてるし、定年後にするにはやり甲斐もあってすごくいいことだろうね。

Atsuko さんのコメント...

ぎちゃん、そう、若い人と付き合うって老後はすごく大事だと思う。友達の80歳代のお母さんは、老人ホームに短期間だけ入ってたんだけど、周りが老人ばかりで嫌だったといってました。

匿名 さんのコメント...

それよりか、我々の年代は年金が出るか出ないか際どいところで引退なんかないかもしれませんよね。一生現役で過ごすのかもしれない・・・やっぱり健康には常に気をつけなければいけませんよね。

Atsuko さんのコメント...

匿名さん、私も家人も自営業なので、我が家は引退はなさそうと言うか、できるだけ長くやって行きたいと思ってます。でも仕事が嫌な人は辛いでしょうね。

どちらにしても本当に「体が資本」というのは、たとえではなくて事実だと思いますよ。本当にせめて70くらいまでは現役バリバリでやりたい物です。