2011年1月15日土曜日

映画「UP」の笑いのレーティング

木曜と今日でピクサー・アニメーションのUPという映画をDVDで見ました。コンピューターグラフィックのアニメで、映画で公開されたときは3Dで見れたそうです。2009年の映画で、なかなか評判の高い映画だったように覚えてます。

あらすじは以下のとおり。カールという少年が南アメリカの謎の大鳥を探す冒険家にあこがれます。同じく冒険を愛するエリという少女と出会い、二人は結婚します。子供には恵まれなかったものの二人は仲良く幸せに暮らすのですが、それでもなかなか南アメリカへの冒険は実現しません。二人は年を取り、そしてやっとカールが飛行機の切符を手に入れる頃にはエリは病気になり死んでしまいます。

結婚してからの二人の生活は5分くらいにまとめられてるんですが、台詞は一切なしで二人の生活がビデオダイアリーのように流れます。

一人残されたカールは思い出の詰まった二人の昔からの家に住み続けたいのですが、周りの開発で立ち退きのプレッシャーに合います。そして老人ホームに引っ越すことになったその朝、家の煙突に何万個の風船を取り付け、家ごと空に飛び立ちます。目指すところはエリが夢に描いていた「パラダイスの滝」。

ところが誰もいないはずの空中の家に突然ノックの音が。 カブスカウトの少年ラッセルがポーチにいたのでした。仕方なくラッセルを道連れにします。

風船のヘリウムはだんだん減ってきて後3日分しか持たない頃に、パラダイスの滝の近くに不時着します。風船はまだ空中なんだけど、飛び立つほどの浮力はなし。それで二人は歩いて家を引っ張ってその滝に向かいます。

そこからは言葉をしゃべる犬だとか、最初に出てきた謎の大鳥とか、それを狙うそもそもの最初に出てきた冒険かとか 登場し、話が急に展開します。ラッセル君の家庭の事情もちょっと語られます。いろいろはらはらさせられる冒険があって、最後はもちろんハッピーエンド。

大人が見ると結構ほろりとさせられますね。油断すると泣いちゃうかも。でも子供が見ると面白い子供映画で、その辺はさすがディズニー、ターゲットの狙い方がうまい。

でも私は「たくさん笑う」というのが今年の 抱負なので、もちろん狙いはそっちです。前半は今に至るまでの経過が走馬灯のような感じで描かれるので、よくはできてるんですが、なかなか本題に入るのがスローです。でも後半の家が空を飛んでからは、話が急に発展して笑えるジョークもたくさんありました。ジョークだけでなく冒険物ですから、テンポよくいろいろなことが起こります。

そういうわけで笑いのレーティングは5スターで評価すると3.5かな。まあ結構笑えます。これはあくまで笑いに限った評価で、映画としては4あげてもいいな。機会があればぜひ見てください。

ところでこのラッセル少年は東洋人の設定のようです。(この写真がラッセル君)。可愛い声としゃべり方だなあ、一体どんな声優なんだろうと思っていたら、ほとんど素人のような8歳の日系のアメリカ人の男の子でした。

で、映画を見てしみじみ思ったのですが、やりたいことや夢があったら、無理してでも若い頃やっておくべきですね。いつまでもチャンスがあるって言うわけじゃないんだから。でももしもそのチャンスを逃して年寄りになってしまっても、生きてる限りは夢を捨てないで、がんばりたいものです。

さて今日の笑いのカウント。バレエのあとチャーリーとマーケットに行ったとき、チャーリーが靴下屋で大ボケなこといって大笑い。午後はUPを見て10回くらいは笑い、夜はトップギアという車の番組を見て2回はははと笑いました。そのほかにもデイブのつまらないジョークがつまらなさ過ぎて笑えました。そうした小さい笑いも入れて、今日は25回くらいは笑ったかな。

笑いを数え始めて思ったんですが、やっぱり笑いたいと思うなら、ちょっとは努力しないとだめですね。ガハハと笑えるようなことはなかなか向こうから毎日やってくるわけではないですから、人と話していて少しでも面白かったら意識して笑うとか、わざと面白い映画やテレビを見るとか。そもそも一人でいるとなかなか笑えませんから、人と会うのも大切。そして話題も病気のことや世間一般の愚痴などではなく、軽く笑える話題に持っていかないと。

2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

それ、日本ではカールじいさんのなんとかっていうタイトルだったと思います。ポスターもおじいさんになってからの顔だったなあ。笑うためにはイタズラしあうのがいいですよ。お子さんとやったら?

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、この写真(?)は若い頃のカールおじいさんではなくて、ラッセル君です。顔が東洋人でしょ?映画のタイトル、「アップ」のままのほうがいいような気がするなあ。
いたずらねえ、いろいろありそう。考えて見ます。