今日は宗教的なカレンダーではEpiphanyの日です。宗教的にはいろいろ背景があるんですが、一般人にとってはこれはクリスマスから12日目の夜で、この日にクリスマスツリーを おろさないと悪運が来ると言われています。
今年はツリーを買ったのが遅かったし、38ポンドと目玉の飛び出るくらいの値段だったし、しかもぜんぜん葉が落ちないので、もう少し飾っておきたかったんですが、仕方ありません。去年みたいに葉がぱらぱら落ち続けるもみの木なら 、嬉々として片付けるんですけどね。
悪運なんてものはそう思うからそうなる、というのは分かってるんですが、そう思ってしまったものは仕方ありません。めんどくさいから週末に片付けようかなあという気持ちもあったものの、Bad Luckの二言が頭にこびりついてしまいました。イギリスの言い伝えによると、この日に飾り付けを下ろしそこなったら、来年のこの日まで一年間そのままにしないといけないとか。
この木は上のほうはスカスカなんだけど下のほうが茂っていてなかなかボリュームがあります。最初はなんとなく形が気に入らなかったんだけど、だんだん愛着がわいてきました。お別れするのが寂しいです。最後に写真をパチリ。
さておとといから書いているアブラハムの言う間違った思い込みの続きです。
8.To be in harmony with antother, we have to want and believe the same things.
(他人同士が仲良くするには、同じことを信じなければいけない。)
同じ宗教だとか政治的な考え方だとか、そういうのが同じでないと仲良くできないと思っていませんか?
アブラハムによるとこの世はあらゆるご馳走が並べてあるバイキングのようなもの。その中には自分の好みもあれば嫌いなものもある。でもチョイスが多ければ多いほど、すばらしいバイキングです。人間の社会もいろいろな考えの人がいることが大切なんです。
9.The path to my joy is through my action.
(幸せへの道は行動だ)
これは昨日書いた7番と同じようなことですね。行動でできることは限られています。誰でも24時間しかないし、体力だって気力だって似たようなもの。でも頭の中の可能性は無限です。行動だけで何かを得ようとしても、ありきたりな結果しか出ないとアブラハムは断言してます。
昔からどんなことでもしゃにむにがんばればだとか、とにかく練習練習、努力が一番大切といわれて育ちましたが、それだけでなく、成功してるところを イメージしたり、うまくいったときのことを考えてわくわくしたり、そういうことが必要だそうです。スポーツ選手の世界ではもうこれは当たり前のことで、選手は試合の前には、勝ってるところだとか、XXXメートルをクリアしてるところだとか、XX秒を切るところなどをイメージとレーニングするそうですね。そういえば超一流の人って、もちろん努力の面でもがんばって いますが、それだけではない自然さというか余裕というか楽さがあると思いませんか。
10.I cannto have everything that I desire, so I have to give up some things that are important to me in order to get others.
(望むものをすべてを手に入れることはできないので、自分にとって大切なもののいくつかはあきらめなければいけない。)
これは私はなかなか心にしみる言葉です。子供のときから大人の自分になるまでの間に、一体何度自分にそう言い聞かせてあきらめたことでしょう。私なんかはずっと「女性は幸せな家庭とすばらしいキャリアと両立させることはできない。」と、無意識で思い続けていたと思います。頭のいい女性は魅力ないとか、勉強とスポーツの両立は難しいとか、あれもこれも手に入れることはできないとか。
もっと小さいうちから、「どんなことでも可能だし、これだけと可能性を限定する必要もない。ビジョンを広く持とう。」といわれて育っていたら、もしかしたら違う人生だったかなあ。でも今でも遅くないですからね。徐々に自分の中の思い込みを変えていこうと思います。
あと12項ですね。
4 件のコメント:
あれ、コメントしたつもりだったんだけど入ってないですね。勉強になります。全部で終わったら、うちのブログに引用させてもらっていいですか?
いえいえあくあさんに勉強だなんていっていただくなんて。書いていても、改めて自分の肝に銘じるところがありますね。
引用もちろんOKですよ。
あら、フォーマットが変わりましたね。いいですね。
またいじっちゃいました。字が多すぎて見にくいかなあと思って。ピンクのほうがよかった?
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