2010年2月19日金曜日

フィギャースケート

最近はオリンピック観察ブログになりつつあります。きょうはフィギャースケートを見ました。

小田選手、ドラマでしたね。スケートの紐が切れるなんて本当にアンラッキー。

でもイギリスの解説はさすがにシビアです。スケートの靴紐というのは簡単に切れるようにはできていない。すべる前に何度もチェックして、少しでもほころびかけていたら新しく変えるべきだったといっていました。でもそういうことって、言われなくてもちゃんとチェックしてたんじゃないかなあと思うんだけど。それともそういうことってめったにないから、気がつかなかったのかなあ。

もしかしてライバルの誰かが仕掛けた?

高橋選手はよかったですね。ジャンプがどうのというより、ステップだとか全体の踊りがよかった。まるでバレエを見てるようでした。こちらの解説者はFlamboyantという言葉をよく使ってました。これは派手なとかけばけばしいとか炎のようなとか言う意味ですが、いい意味です。

ところで思ったんですが、彼ってすごく自分に自信があるというか、悪いことをすぐ忘れるというか、前向きというか、とにかくポジティブな人ですね。オープニングで失敗してしりもちをついて、でもそれをすぐ忘れて残りの演技にあんなに集中して。

しかもそれが表面だけではない。終わったときには大きなガッツポーズで、まるでミスひとつなく滑ったような振る舞いだったし、点数が出たときは、(その時点では)2位でちょっと不満そうでした。これ見てると、本当にミスがあったことは彼の脳裏から消えてしまっているんじゃないか?と思いました。

いいですね。そういう性格って。多分スポーツでトップになる人は、そういうメンタリティーがないとやっていけないんでしょう。そんなメンタルトレーニングを受けてるのかもしれませんね。私もそんな風に悪いことを即時に忘れられる性格になりたいです。

ところで6位だか7位だかにおわったJonny Weirというアメリカ人選手ですが、(得点を待つあいだバラの花の冠をかぶっていた人)彼はぜんぜんミスのないいいすべりだったのに、なぜか点数がよくありませんでした。それはイギリスの解説者もすごく不満そうでした。

こういうの見てると、やっぱりこんな風に審査員がいる競技って後味がよくないなあって思います。スケートなんて特に、ひとつも審査員の基準が問題にならずに競技会が終わることって無いようだし。

13 件のコメント:

こんの さんのコメント...

織田選手ね あの織田信長の末裔だそうです
紐 なんか「本能寺の変」を思い出してしまいました

Jonny Weirというアメリカ人選手
やはり審査員に「何か」惹きつけるものをアピールしないと高得点は得られないようですね

ミスは、確かに減点されるげ、それ以上に審査員を感動させるものがあれば、点数を稼げる。それは文学賞などでも同じでしょう
写真などでも同じことで、斬新さが必要なのです

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、織田信長の末裔・・・・。フィギャースケートなんかしていいんでしょうか?信長はどう思ってるか?(冗談です)

審査員のことおっしゃるとおりですね。でもその「何か」というのは見る人によって違うし、その辺が難しいところなんでしょうね。いっそのことコンピューターで採点するとか?今のところは無理だと思うけど、将来的には可能なのでは?

こんの さんのコメント...

「芸術点」をコンピューターが出せるでしょうか?
もし、出せるということになれば、コンピューターも限りなく人間に近づいたということですから、うふふ 現在の審査と同じになってしまいますね
審美眼・感情などは人間の持つ感性(個性)ですから...
最大公約数的なそれとどう整合性を一致させるか難しい課題ですねぇ

本読みと山歩き さんのコメント...

オリンピックもりあがってますね。
ベルギーでは予想外にあまり盛り上がっているようには見えません。

スポーツに順番をつけるのは、客観的に数字を出せるやつだけでいいんでないのと思いますが。スピード、距離とか。
フィギアーは鑑賞するという芸術の域では。
そういう意味では格闘技系も勝敗を点数化していますが、ちょっと難しいでしょう。
相撲みたいに、出たら負けとか客観的なものにせねばね。
 でもオリンピックは国威高揚(古!?)には効果的ですね。おもわず、あまり期待していなくても、「がんばれ!」と思ってしまいます。

あくあ さんのコメント...

織田選手が織田信長の末裔だってことはこんのさんが言ってくださいました。もひとつ、日本語ではフィギュアスケートと言います。英語の発音とはちょっと違うんだけどね。

高橋君は足をけがして歩けないところからあそこまで行けたからこそのガッツポーズだったんですよ。1年前はもう再起不能かと思われてたんですから。

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、コンピューターにはやっぱり芸術的なことの評価はできないままでいてほしいような、でも何かこう、客観的な審査基準がほしいような。
今のところは無理でしょうが、将来的にはありえなくもないかも?

Atsuko さんのコメント...

山歩きさん、おっしゃるとおり、同感です。人が審査するのはどうしても後味が悪い。うちの娘もバレエ等で時々コンクールで審査されるので、すごくわかります。

ベルギーってやっぱり国が小さいからあまり出場していないからかな?イギリスはなんやかんやといろいろ弱いながらも出ています。2012年はロンドンだし、それもあってベルギーよりは盛り上がってるかな。

日本で見てるとへそ曲がりだから、がんばれ日本とは思わないけれど、最近は日本の若い人が活躍してると、世代が変わって日本にも新しい空気が漂ってるような気がして、うれしくなります。特にスノボとかの若い人のスポーツは。(これも審査されるスポーツですけれどね)

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、高橋選手、そういうことがあったんですか。そこまではこっちの解説者も言っていませんでした。
彼って見た感じでは、今までの人たちとは違う、堂々とした自信あふれる人という感じがします。

ふ さんのコメント...

本当はフィギュアスケートがとっても見たかった(見たい)のですが、時差のせいでなかなか難しく・・・。トリノ五輪の時は、本当にちょうどいい時間で(笑)、しっかり見れたんですけね。

you tube で見るのも面倒だし、録画するのも面倒だし・・・で、結局、バンクーバーで昼間にやっている競技しかライブで見られないというか・・・ね。

ニュースで読んで、写真みるだけだと、オリンピックも実につまんないですね・・・。

う~ん、不完全燃焼(笑)!

ふぅ さんのコメント...

あっ、間違えました。「ふ」じゃなくて、「ふぅ」でした。

あわてると間違う・・・。

Atsuko さんのコメント...

ふぅさん、イギリスってBBC のテレビで、ボタンを押すといろいろな競技が選べて見れるようになってます。もちろん前夜の録画です。見逃してもその日は何回か再放送してます。それがないととても時差でみれないですよね。トリノのときは確かに見やすかったね。
そちらの国はないのかな、そういうの。

ふぅ さんのコメント...

我が家も普段全然テレビを見ない家なので、ひょっとしたら録画バージョンを何度かやっているのかも?!

こういう時、どっかに番組表みたいなのがあればいいのにね。(そんなのも買わないし・・・。)

この国もそろそろ地デジに切り替えとなるので、何か買い換えないといけないのだろうけど、その辺も全く研究しておらず・・・。

もちろん従来からの衛星放送はありますから、それがどうなるのかな~。

あんまり見ないくせに、全く無くなってしまと思うと、不安ですね(笑)。

Atsuko さんのコメント...

ふうさん、この辺も最近アナログ放送がなくなりました。うちも普段はあまりテレビ見ないけど、オリンピックはやっぱりテレビですね。特にこの辺は田舎なのでブロードバンドがまだまだ遅くて、ビデオを見るのは時間がかかるから。

あくあさんのブログのコメント見ました。そうか、やっぱりスケート見たのか。わたしはスケートもいいけど、スノーボードなどのエクストリームスポーツが好きですね。