2009年8月24日月曜日

日本に行くまでの心配事


日本に行く前にすごく心配していたことがあるんです。でもそのことをブログに書くと、引き寄せの法則で、心配したとおりになりそうな気がしていたので、心にしまっていました。でも今は無事に帰ってきましたので、そのことを書いてみます。


そもそもは春に飛行機のチケットを予約したところから始まります。なんせ3人分ですし、5週間とたっぷり時間もあるので、とにかく一番安い切符を探そうといろいろ調べました。媒体はインターネット。簡単は簡単なんですけど、とにかく問題は値段の動きが激しいこと。前の晩調べて、一番良いものを見つけて、一晩考えてから朝予約しようとすると値段が変わっています。そういうわけで、結構ネットを使って一番安い航空券を探すというのは、めんどくさいものなのです。


それでもとにかくTravel Pack というロンドンの旅行代理店のウエブサイトを通してエミレーツ航空の切符を買うのが一番ということになりました。それでネットで申し込み、何回かメールの交換と電話連絡があり、クレジットカードで支払いを済ませそれで完了。一安心でした。


その2週間ほど後、旅行保険をこれもネットで買うことにしました。こちらは値段がたかが知れているし、変動も無いので、それほどはめんどくさくはありませんが、それでも一応いろいろ調べて、一番安いところを見つけ、ネットの申し込みページをタイプ。そのときに、ふとルイのタイトル(苗字の前に付くMr. とかMrs.)が気になりました。ご存知のとおり、未婚の女性はミスなので、チャーリーはミスですが、男性の場合は、子供の場合はMr. ではなくMasterとなります。そのマスターをクリックしているときに、航空券を予約したときにルイのタイトルを間違えてMrs.にしたような、嫌な予感がしてきたんです。


それであわてて調べてみると、やっぱり予感は的中。Master Louis Woodward であるべきところが、Mrs Louis Woodwardになっているんです。


最近海外旅行した人は知っているかもしれませんが、飛行機会社と空港のセキューリーティーは年々厳しくなってきています。それで飛行機の切符もスペルの間違いだとか、名前の書き違いにとても厳しい。たとえばうちのデイブは本名はDavid ですが、これがDaveと書いただけでも、発券のしなおしでキャンセル料をとられるだとか、搭乗を拒否されるときいていました。それなので私は真っ青。


夜中だったのでどうすることもできず、とりあえずネットで調べてみると、タイトルが違っているだけでも拒否されたという話もあれば、それくらいは事情を話せば大丈夫だとかいろいろ。結局その夜は3時くらいまでネットを意味も無く検索し、朝までほとんど眠れませんでした。


運悪くこれは土曜の夜だったので、翌日も何もできません。それで月曜の朝、旅行代理店のtravel packにメールしました。その後仕事に行き、昼前に帰ってくると、返事のメールが来ていました。「エミレーツにきいたところ、チェックインカウンターに連絡を入れておくから大丈夫。」とのこと。それでも安心できず、(イギリスってそういう国なんです。大丈夫でないことが大丈夫で済まされることがたまにあるんです。)今度は直接得ミレーツ航空にメールしました。すると1時間後に返事があり、同じ答えでした。


それで一応ほっとしたのですが、それでもちゃんと飛行機に乗れるまでとっても心配でした。エミレーツ航空からのメール、もちろんプリントしてもって行きました。日本に無事ついてからも、帰りの飛行機で何かトラブルがあるのではだとか。


でも結局はすべて問題なしでした。疑った旅行代理店さん、ごめんなさい。電話での対応はインドアクセントが強くてちょっと聞き取りにくかったけど、とっても親切な代理店さんでした。エミレーツ航空もとっても手際が良く、注文してもいないのに機内食が子供メニューになっていたりと、ちょっとありがた迷惑でしたが、事前に席も予約できたし、スムーズな旅でした。


あんなに夜も眠れないくらい心配したんですが、ただの取り越し苦労でした。飛行機に乗り損ねたり、キャンセル料をがっぽり取られるんではないかという心配もありましたが、私は今まで自分の事務能力を結構高く買っていたので、その自信がくじかれました。なんだかそれ以来、何をするにもダブルチェック、トリプルチェックになっています。そっちの方面でのダメージが結構まだ大きい。


後、心配したのは、豚インフルのことです。イギリスを発つ5日くらい前になって、この辺でもはやりだしたんです。それでちょっとパニックして、日本に来る前の3日間、学校と水泳を休ませました。学校はただでさえ7日間休むことになっていたので、合計10日も休ませてしまいました。


こっちのほうも取り越し苦労で、豚インフルは結局子供たちの通う学校には来なかったのですが、子供たちは余分に3日も学校を休めて、私も余計な心配が減って、まあ問題は無かったです。


とにかくそういうわけで、のんきに5週間も家を空けて日本に来てと思われているかもしれませんが、それなりにいろいろ心を悩ましていたのでした。


豚インフルのほうは、私が日本を出る数日前からまたニュースになっていましたね。妹が最後に買い物に行って膳別にとマスクを家族分くれたのですが、その後すぐ売り切れたとのこと。というわけで、今回も豚インフルを逃げて帰ってきました。
最近写真が無くて寂しいので、沖縄の写真載せました。


6 件のコメント:

こんの さんのコメント...

いかにも「あつこさん」らしい今日のブログに拍手!
あつこさんの気持がよくわかりますです
航空券代 凄く高いのですよね(びっくり!)
でも、みなさんの親切があって、いい旅行になりましたですよね(自分のことのように嬉しいなぁ)

新インフルエンザ 大流行の宣言が厚生大臣から発表されました
ふふ、逃げ切ってよかったなぁ です

あくあ さんのコメント...

「あつこさんらしい」ですか?昔からあつこを知っている私としては、「意外と心配性なのね」って感じです。どっちかというと「ま、なんとかなるさ」と思いそうに見えるからね。

まあ、実際に拒否される可能性があり、拒否されたときのダメージが大きいことが分かっていたとすれば当然の心配かもしれません。

年のせいかミスは増えますよね。私はミスっても、どんと構えてリカバリーする方向性に移ってます。信じられないミスをよくしでかすんでねぇ・・・。

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、どのへんが「あつこさんらしい」のかなと思って、自分の書いたものをもう一度読み返していたら、あくあさんのコメントが入っていました。

言葉にすると実現しそうで、口をつぐんでいたあたりか、でも実はかなり心配していたあたりか、それとも子供を平気で10日も学校を休ませるあたりでしょうか?

本当に良い夏休みだったと、またしみじみ思い返しています。あんなに遊びまくったのも、妹がいろいろ手配してくれたり、母が家事をしてくれたり、子供分の費用を払ってくれたりしたからだと、感謝しています。家族以外の人も、同窓会のアレンジや、時間を割いてわざわざ愛に来てくれたりと、皆さんのおかげでした。

豚フル、厚生大臣から宣言ですか。また休校になると、夏休みが長くなって、こどもはうれしいかも?

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、実は心配性なんですよ。でも実際に問題が起こってしまうと、度胸は据わってるほうかも知れません。何とかなるさというよりは、何とかしてやると思うようです。

ミスが増えるのは、やっぱり年のせいですかね。私は子供のせいにしているんですけど。(子供の分までいろいろ考えたり覚えおかなければいけないことが多いので。)

あくあさんが沖縄で帰りの航空券捨ててしまったとき、私も同じようなことしたのよと共感が沸きました。どうしようと思うのではなく、リカバリープランに考えを移すというのは、実行したいとおもいます。Don't focus on problems, focus on solutions.

こんの さんのコメント...

「あつこさん」らしい
それはね、自分の姿を正直(素直?)に曝けだす(こころの状態を書く)ことを言ったつもりです
なかなかそういう書き方ができないのですよぉ
自我をしっかりもって隠してしまうのが常人です
それは読めばよくわかります
どんな気分でに書いたか、どんな心根で書いているかは、行間から滲み出てくるものです
共感を感じるは、その人らしい書き方をした文章でしょうね

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、ありがとうございます。なんとなく、ほめていただいてるのだなあとは思っていましたが、そういうことだったのですね。よくわかりました。嬉しいです。