2009年7月26日日曜日

鹿と大仏と子供たち




今日は大学時代の友達と久しぶりに会いました。15年ぶりくらいかなあ。私のも彼女も出産がちょっと遅かったので、ちょうど子供たちが同じような年なので、うちの子供たちに他の子供たちと遊ばせてあげたいという私の希望もあり、彼女とお互い子連れで会いました。場所は奈良。鹿を見に行って、大仏でも見ようということです。


朝の11時に奈良で待ち合わせ、私たちはもちろん15年のギャップなど全くなく、あっさりと昔どおりに戻りましたが、子供たちはどうも恥ずかしそう。言葉の壁もあり、お互いに気になりながらも、なかなか打ち解けられません。あちらは7歳の男の子と11歳の女の子でした。7歳君はまだ子供らしく元気でよく喋るのですが、残りの3人はもじもじしています。私と友人はそんなことにはお構いなく、昔話をしながら東大寺までの20分ほどの道のりを歩きました。


途中で鹿にえさをやると、ルイが雄鹿に囲まれてしまいました。みんな笑いながらも、本人は隅に追いやられ囲まれ、立派な角を生やしたしかも何匹もいて、ちょっと怖かったらしい。しかもTシャツまで食べられてしまいました。(破れたほどではないけれど)


大仏を見終わってランチを食べたあたりから、手ゲームなどをし始め、やや打ち解けてきました。そしてレストランを出て歩いていると、朝はあんなに晴れていたのに、急に暗雲が立ち込め大雨が。私は傘を持っていなかったので、用意のいい友達が持ってきた傘3本をみんなで相合傘をしました。それでも雨脚はひどく、仕方なく大木の下で傘を差しながら雨宿り。そうこうするうちになんだか子供たちがすごく仲良くなっているんです。特に女の子同士が。


雨がやんで、今度は大きな、亀の沢山いる池に行く頃には、もう4人ともすっかり仲良くなっていました。それで最初の目論見どおり、子供たちは子供たちで遊び、我々大人はベンチに座って、仲良く昔話やら仕事の話やら子供の話やらに花を咲かせました。


最後は電車で途中まで一緒に乗っていったのですが、せっかくなのでぜひ予定をあわせて、イギリス帰国までまたもう一度会いたいねという話になって、さよならしました。子供たちは本当に楽しそうでした。もちろん私たちも。

4 件のコメント:

こんの さんのコメント...

今日の話(文)もいいなぁ 子どもたちがうちとけていくようすがほのぼのと伝わってきます
再会を約束する いいですねぇ
日本の夏、奈良 いい思い出がたくさん!

Atsuko さんのコメント...

子供同士って、恥ずかしそうでも、本当はお互いがすごく気になるようですね。仲良くなりたいなあという気持ちがあるのだと思います。
日本に来て大人とばかり遊んでいたので、嬉しかったようです。

あくあ さんのコメント...

良かったですね。言葉の壁を越えて、日本人の子供たちと気楽に交流できるようになるといいですねぇ。

Atsuko さんのコメント...

本当に一旦仲良くなると、言葉の壁なんて関係ないようですね。嬉しいけど、でも日本語も上達して欲しいよお。