2009年5月29日金曜日

キャンプの準備、育児の心得

今日は天気予報どおり快晴!2日前とはぜんぜん違います。こんな風に天気や温度が急にがくんと変わるところが、イギリスは日本とはぜんぜん違う。今日30度近くでも明日は15度ということもあるんですから。でも今回は来週の頭まで快晴で気温も20度代ということで、キャンプにはうってつけです。

今日は朝から子供たちのピアノの先生が来てレッスンをした後、20分日本語の勉強。昼食の後子供は隣の子供と外に遊びに行き、私はヨガを数日ぶりにして、その後キャンプの支度を始めました。といっても今日用意できたのは洗面道具、衣服類、本、ゲーム、キッチン用品だけです。テントなどのキャンプ道具は天井裏にあるので、明日私一人では出せないので明日になります。

私は昔、すごくよくいろいろ旅行して、いつも最小限のもので身軽に行くテクニックを身につけました。荷物が重いと心も重くなるし、移動するたびに時間がかかるし忘れ物の危険が多い。飛行機で荷物がなくなるということだってある。それで服も最小限、現地調達できるものはそうする、下着、靴下などは古いものを持って行って捨てる、という徹底振りでした。(この捨てるテクは妹から学びました。)

でも子供ができると、ぜんぜんそうも言っていられないんです。小さいうちはいろいろと必要だし、少し大きくなっても、服もタオルもすべて予備がいる。いつ病気をするかもしれないから、薬一式と消毒薬やバンドエイドがいる。道中の水だとか食べ物だとかもいる。おもちゃ、本、ゲーム、エトセトラ。今回のキャンプはそれでもたった3泊なので、できればあまり持っていきたくないのですが、それでも寒がりの私は、パジャマの下に着るシャツ、パジャマの上に着るフリース、かぶって寝る帽子、寝袋の下に敷く毛布、寝袋の上にかける布団、カイロ、と、寝支度だけですごい量になりそう。

旅行の用意のコツは、リストを作ることだと思います。私の場合は、自分用、ルイ用、チャーリー用、洗面用具、薬などなど分野を分けて、まず必要なものをすべて書き出します。そしてそれを一つ一つペンで消しながらしながらかばんに入れていく。当日まで入れられないものは、丸で囲って目立ちやすくする。当日の朝しなければいけないことは、同じリストに箇条書きにしておく。このシステムを作ってから、忘れ物をしたことはありません。帰ってくるときに、むこうに置き忘れてきたことは何度かありますが。

ところで、今Scott Peckという人の書いたThe Road Less Traveledという本を読んでいます。30年ほど前に出た本で、すごく評判がよく、何度も読みかけて読めなかったのを図書館で見つけて、またチャレンジしています。今半分くらいなんですけど、正直言ってそんなにいいと思わない。本を読むのって、すごく貴重な時間を投資しているんだから、つまらない本は時間の無駄だし、ほかに読みたい本は山ほどあるので、私ははじめの100ページを目処にしています。100ページくらいは読まないと、駄本だと判断するのは難しいのではと思っているからです。今この本は160ページ目。やめようか続けようか、迷っているところで、いい文章を見つけました。(でもこれは彼の文ではなく、Kahlil GibranのThe Prophetという本からの抜粋なのです。この本、本棚にあるので、そちらを読もうかな。)日本語に訳そうかとも思いましたが、とりあえず忘れないうちに、今日は英語で抜粋します。子育てについての言葉です。

Your children are not your children.
they are the sons and daughters of Life's longing for itself.
They come through you but not from you,
And though they are with you yet they belong not to you.

You may give them your love but not your thoughts,
For they have their own thoughts.
You may house thier bodies but not their souls,
For their souls dwell in the house of tomorrow, which you cannot visit, not even in your dreams.
You may strive to be like them, but seek not to make them like you.
for life goes not backward nor tarries with yesterday.
You are the bows from which your children as living arrows are sent forth.
The archer sees the mark upon the path of the infinite, and He bends you with His might that His arrows may go swift and far.
Let your bending in the archer's hand be for gladness;
For even as He loves the arrow that flies, so He loves also the bow that is stable.

ということで、明日から火曜まで、生命自体の化身であるところの、たまたま私のところに生まれてきてくれたルイとチャーリーを連れて、キャンプに行ってきます。ブログはそれまでお休みです。火曜日以降、また読んでくださいね。

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