2009年2月13日金曜日

クリスティングル




うちの子供たちの学校はキリスト教の学校です。それで今日はクリスティングルという礼拝があって、行ってきました。




起源は知りませんが、年に一度のこの礼拝、オレンジに爪楊枝を4本立て、その先にお菓子(柔かい飴など)をつけ、赤いテープを巻いて、これにろうそくを立てます。オレンジは地球、4本は世界の4隅、お菓子は神様が下さる恵み、赤のリボンはキリストの血、ろうそくはキリストが世を照らす光だというシンボルです。


私は昔は熱心なクリスチャンだったのですが、今は教会が苦手です。というかはっきり言って大嫌いです。何が嫌かといえば、あれをしろ、これをしろ、と考えを押し付けてくるところがいや。でもまあ宗教というのはそういうもので、なので宗教が全部嫌いです。


今でも、神は信じています。仏だとか、源、創造者、Sourse, Forceというのもどれも同じだと思っています。でもどの宗教にも属していません。神との関係は個人的なものであって、人にあれこれ言われるのではなく、身をもって体験しないとわからない。それには仲介業者はいらないと思っています。それに何よりも、私は本当に人にあれをしろこれをしろといわれるのが、すごくすごく嫌いなのです。


なので今日も、チャーリーが来て欲しいというので行きましたが、忙しいし、わざと遅刻して終わったころに行ったつもりだったのですが、全然終わってなかった。それで仕方なく参加しました。


でも子供たちは楽しそうでした。キリストの血がどうの、神の恵みがどうのというより、ただオレンジに色々なものをつけてクリスティングルを作るのを楽しんでいました。そしていよいよキャンドルに火をつけるハイライト。動いてはいけません、と校長先生はちょっと緊張していましたが、毎年見ていますが、火がついたキャンドルなど、本当に危ない可能性のあるものを手にしていると、本能的に子供というのはちゃんとじっとしているものです。私も子供のときに、教会でキャンドルライトサービスで、クリスマスにろうそくをもって賛美歌を歌ったりするのがとても楽しみだったのを思い出しました。


まあ、私も子供の頃は教会の教えを聞いていたけれど、今ではこんな考えをするようになったし、それにはやはり教会の教え自体がベースになったわけだし、それを思えば、まあキリスト教の学校でもいいかなあと思っています。それで、別段学校で習ってくる聖書の話などについてはコメントしません。


昨日中間の成績表が来たのですが、チャーリーはほぼすべてどれも文句無い成績だったうちで、「宗教」だけが今ひとつでした。それで、「こんなのがんばらなくてもいいから気にしないようにね。」といってあげました。


それと、「神様は男ではないからね。」とだけは言ってあります。

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