2013年1月17日木曜日

Bless You

日本でくしゃみしても、別に周りの人は何も言ってくれないですよね。イギリスではBless Youと言ってくれます。God Bless Youの略で、神の御加護がありますようにという意味ですが、もちろん誰もそんな意味、意識して使ってません。

誰が言ってくれるかというと、周りの人です。家族や友人といるときは当然ですが、仕事場や学校など、別に親しくなくても誰かがくしゃみをしたら言います。電車の中とか店の中とか、ぜんぜん知らない人が言ってくれる事もあります。言わなくてもいいけど、別に言っても全然おかしくない。言われた人はThank youといってにっこりします。

これっていいですよね。日本ならくしゃみしても別に何もいいませんよね。

こうして考えると、日本とイギリスでは、挨拶したり言葉を交わす場面が違うことが多々あります。

たとえばイギリスにないのは「いただきます。」と「ご馳走様。」。いただきますの方は、みんなそろって食べ始めなければいけないと言う考えがないので、結構ばらばらに食べ始めたりします。さすがに食後は、食べ終わって勝手に席を立ったりする人はいないですけど。 (子供はそれをして、怒られる。)

これは私はまだ馴染まないですね。うちでは子供たちは日本語がぜんぜん出来ないときから必ずいただきます、ご馳走様は言ってました。しつけとかいうんじゃなくて、食べ始めるときと食べ終わりには、何か言わないと私は落ち着かないんです。イタリア語ではBon apetiteと言うので、ヨーロッパの他の国では言うのかな。

「行って来ます」と「ただいま」もありません。ただバーイとハローというだけ。でも出かける人に Have a good day! などと言ったりしますが、これはいいですね。日本語では気をつけてねって言うけど、これは「世間は危ないところだから、気をつけないといけないよ。」といってる感じがするし。

いただきますといえば、日本語で誰かがそう言ったら、普通周りの人は何も言わないけど、京都では「よろしゅおあがり。」と言うそうです。大阪ではそんなの聞いたことないし、本当に京都で使われてるのかは不明。でも「いただきます」「よろしゅおあがり」というのは、なんとなくいい受け答えのような感じがします。

御馳走様の後は、「お粗末さまでした」とか「どうも」とか、何か言うにしても今ひとつこれといった決まり文句がないと思うのですが、何か知っている人がいたら、是非コメントしてください。

ところでうちの母は朝「おはようさん」と言います。そしたら数年前の夏日本で過ごした子供たちは夜寝る前「おやすみさん」と言うようになってました。 「おはよう」にさんがつくなら、「おやすみ」もと思ったのでしょうね。

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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

おやすみさんがかわいー!早く二人に会いたいですねぇ。

Atsuko さんのコメント...

ああ、でもあれはもう4年くらい前だから、今はそんなに可愛くないですよ。でも会ってあげてね~。東京の楽しいところいろいろ連れまわしてあげてください。