2018年9月30日日曜日

プラハ旅行

イギリスの学校は10月の第三週にハーフタームという1週間のお休みがあります。それでチャーリーと二人で旅行に行くことにしました。

ヨーロッパって飛行機に乗ったら1時間くらいで行ける場所がいっぱいあるのに、なかなか行けません。それで去年から、チャーリーと二人で毎年どこかに行こうと決めました。去年はこの同じ時期に二人でアムステルダムに4日間行きました。

今年はどこにしようか。できれば車で2時間で行けるブリストル空港から出発したいのですが、小さめの空港なので、行ける先が結構限られています。最初は私が行ったことのないプラハと言っていたのですが、ほかにどこかいいところあるかな。

それでいろいろアイデアを出し合ったりネットで調べたのですが、どこも私は行ったことのある街ばかり。パリ、ローマ、ベネチア、フィレンツェ、マドリッド、リスボン、チューリッヒ、ジュネーブ、ルクセンブルグ、ストックホルム、ダブリン etc・・・ドイツは記憶してないくらいあちこち行ったし・・・。こうして考えると、20代の時に大体どこも行ってるんです、ありがたいことに。行ったことないのは、デンマーク、ヘルシンキ、ウィーンと東欧の都市くらい。

30年前のローマは今と全然違うからまた行ってもいいんだけど、せっかくだからやっぱり行ったことのないところに行きたいな。

それで結局ぐるっと回ってプラハに行くことになりました。おととい飛行機を取って、今日はホテルを取りました。

ホテルはいろいろ厳選して、若者に人気のお洒落なモダン・ヨーロッパという感じのホテルか、街中の古いシックないかにも昔のプラハという雰囲気のホテルか、それとも街中からちょっと離れたプラハで一番の高級ホテルが安価で出ていたのでそれにするか。迷いましたが、せっかくなので、古めかしい歴史のある小さなホテルにしました。

旅行ってホテルを決めたあたりから、いろいろ調べようって意欲が出てきて、ワクワクするんですよね。あと1か月もありません。楽しみです。

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2018年9月27日木曜日

マカルーン

先週チャーリーのボーイフレンドが家に来たときに、二人でいそいそと買い物に行って、卵とか食紅とかを買ってきました。そして二人で仲良く、マカルーンを作りました。

マカルーンって知ってます?基本的にはメレンゲに似た、アーモンド粉の入ったお菓子。ヨーロッパではここ5年くらい前から流行してます。

そして今晩はチャーリーが一人で頑張って山ほどこのマカルーンを作ってました。明日学校でチャリティーのイベントで売るそうです。

たくさんできたので、私にもひと箱くれました。一つ食べたら美味しかったこと!

明日ちゃんと売れるといいなあ。


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2018年9月24日月曜日

お弁当

うちの二人の子供たちの学校のお弁当はずっとイギリス風でした。つまり、耳のついたままのサンドイッチとヨーグルトやフルーツやスティックサラダ。そんな感じで10年以上も続いてました。

それがチャーリーが去年の夏から(ルイは大学に入学して家を出ました)、脱サンドイッチ宣言をし、自分で日本のお弁当を作ると言い出しました。それでその夏日本で2段になった可愛いお弁当箱を買ってきました。

上がおかずで下がごはん。最初の1か月くらいは自分で作っていたかな。といっても、私が用意した冷凍ご飯とおかずを、朝自分で詰めていただけでしたが。

が、しばらくすると自分でやらなくなったので、私がやってます。今で私がやりだして一年くらいかな。今年が高校最後の年なんですが、午前中だけの日もあるので、お弁当を作るのは週に3回です。ルイが5歳の時から始まったお弁当作り、あと9か月くらいでおわり。しかも週に3回ならあと50回くらいしか作らないかもしれません。

というわけで、遅ればせながらお弁当の写真を撮り始めました。

最近のインスタグラムなどのすごいお弁当には全然かないませんが、イギリスの普通のお弁当に比べると、ずいぶん可愛いです。

こうして考えると、ルイには一度も日本のお弁当を持たせたことがなくて、悪かったかな。でも日本弁当って最近でこそ「すごい!」って感じで思われてるけど、数年前までは、特にこの田舎ではすごい珍しい奇異なものだったから、持っていきたくなかったかもしれません。

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2018年9月23日日曜日

収穫期

夏休みも終わったなあ、学校が始まって嫌だなあ。そう思っていたら、あっという間に秋になってしまいました。もう結構寒くて、そろそろ暖房が欲しいくらいです。

秋といえば収穫の季節。今年は雨不足でちょっと心配したけど、リンゴも梨もまずまずの収穫が出来そうです。ここ数日は風雨がひどくて、リンゴがたくさん落ちました。こういうのは拾ってアップルパイにしたり、ジャムやチャツネを作ったりします。

毎年たくさんジャムとチャツネを作ってヨガ教室生徒さんに売って、まずまずクリスマス資金になるくらいは収入にってます。が、今年はなんかそんな気になりません。仕事が忙しいことと娘チャーリーも学校で忙しくなって手伝ってくれなくなったことが原因かな。それと、はじめは面白くて作ってたけど、飽きてきたっていうのが一番大きいかも。

それでも千個くらいはなるであろうリンゴと梨をそのまま腐るに任せるわけにもいかないし、やっぱり重い腰を上げて作りました。

でも作ったものの、ヨガ教室にもっていって売るのが面倒で、こんな感じで積み上げられてます。


リンゴくらいは売ろうかと、収穫して袋に入れました。明日行商してきます。

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アップルのなんか腹立つこと

最近Iphone関係の出来事が多いです。私が思い足を引きずりながら、iPHONE4からIphoneSEに変えた話を先日書きました。

その同じ日くらいに家人が最近のIphoneXでしたっけ、買いました。その理由というか、口実なんですが、2年ほど前にかったIphone6sのホームボタンが壊れたということでした。

その私が何とかやっとこさIphoneSEに引っ越ししたかと思ったら、今度はルイが、自分の数か月前にに買ったばかりのアンドロイドの電話のマイクがダメになったと言ってきました。(これも私と電話したくない口実かも?。)数日前に言ってくれたら喜んでIphoneSEを譲ったんですが、もうせっかくいろいろセッティングも換えたし、今更まだiPHONE4に戻るのも嫌です。だから新しい電話を買わないとなあと思ってました。

家人は今日新しい電話に切り替えたので、そのホームボタンの壊れたIphone6が空きました。残念ながらほんのちょっとで保証期間は過ぎてました。アップルに問い合わせてホームボタンの修理の値段を聞くと、なんと400ポンド。(7-8万円くらい?)それなら新しい電話を買ったほうがよっぽどましです。

そしたらチャーリーが、隣町に電話の修理屋さんがあると言ってきました。なかなか評判もいいとのことなので、ネットで調べて電話したら、持ってくればその場で直してくれるとのこと。それで家人が午後持っていきました。

店で渡してその辺を小一時間ほどぶらぶらして戻ると、直ってたとのこと。ホームボタンはよくダメになるので、その修理なんて全然わけないことのようです。そして値段は、たった35ポンドでした。アップルの10分の一以下ですよ。

これってひどいですよ。そもそも、Iphoneのホームボタンが壊れやすいことは世間で知れ渡ってるいるし、保証期間を過ぎたとはいえ、もともと設計に弱点のあった部分。ならば保証期間すぎていてもただで直してくれてもいいくらいだけど、お金を取るとしても、もっと良心的な値段にするべきと思いません?

どうせ新しい電話を買わせたいんだろうけど。

しかしなんですね。昔は電気製品を買ったら、10年とまではいかなくても、最低でも5年は使うものでしたけど、電話とかコンピューターとか、最近回転速いなあ。数年前洗濯機が壊れたら、最近は洗濯機でさえも3年サイクルをめどに作ってるって言われました。

とにかくルイには、この2年前のIphone6が行きます。 その時もえらい高いお金払って買ってたから、文句ないことでしょう。

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2018年9月20日木曜日

北朝鮮のドキュメンタリー

たまたまテレビをつけたら、マイケル・ペイリンという旅行番組をよくやっているプレゼンターが北朝鮮を旅して取材する番組をやってました。マイケル・ペイリンはあのモンティ・パイソンのメンバーだったことで一番有名です。

まず旅の始まりは北京。ここから電車で入ります。北京を出てからの中国の田舎はちょっと昔の日本の田舎っぽい景色でした。そして川をわたって北朝鮮に入るのですが、途端に景色が一変しました。茶色い平らな土地が延々と続きます。一応耕されてるようですが、作物は見当たらないし、建物もなく人もほとんどいません。 車も全然通ってなくて、時々自転車が通るくらいです。アジア風でもなくアフリカ風でもなく、何とも異様な光景でした。

平壌に入ると、男女一人づつのガイドが付きます。が、ガイドとは名ばかり。英語ではマインダーと呼ばれてましたが、要するにお目付け役です。

平壌の町は、昭和40年くらいはこんな感じだったんじゃないかなという感じの町。でも地下鉄はすごく豪華でした。モスクワに習ってるんでしょうね。他にも、ヘルススパとか、意外なところに驚くほど豪華な、シャンデリアキラキラみたいな施設がありました。

このヘルスクラブには床屋があるんですが、どうやら男性は、10個くらいの髪型から選ばないといけないようです。そうか、自由にリーゼントとかモヒカンにされては困るんでしょうね。この10個の髪形は、どれも同じようなリクルートカットみたいな髪形でした。女性は知りませんが、同じかもしれません。

そのあと学校とか、メーデーのパーティ(花見みたいな感じでした)とか取材してました。一般人が主に映ってました。

こういうの見てると、なんかそれなりに幸せそうにやってるみたいです。消費社会ではないし、民主主義でもないけど、マスメディアとかマーケティングとか、そして政治論争とか、そういった疲れる要因がなくて、のんびりと平和に暮らしてるって感じ。

そういうのもありかな・・・・。

ちょっとそう思いかけたんですが、危ない危ない。これはマスコミ操作されたイメージかもしれません。何しろ取材できる対象が限られてるし、常に5人のお目付け役がいつでもカメラをストップできる体制でくっついていたんですから。もしかしたら公園でお花見している人たち(100人は写ってました)も、政府の用意したエキストラだったのかもしれません。

来週も続きがあるので、忘れずに見ようと思います。

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2018年9月17日月曜日

iPhone SE

皆さん電話は何を使ってますか?私はずっと今まで何年もiPHONE4を使ってました。しかも自分で買ったわけでもなく、家人が相当昔に買い、その後iPHONE5に買い替えたときに、お下がりで回ってきました。その時は私はいわゆるガラケーで、それで全然問題なかったので放っておいたら、子供たちがセットアップしてくれて、それ以降ずっと使ってました。

その後家人は、新しいiPHONEが出るたびにアップグレードし、そのたびにそのお下がりは子供たちに行ったり下取りに出たりしてたんだけど、私はiPHONE4で全く満足でした。

実は今でも満足なんです。何度も落としても全然壊れないしヒビも入らないし、電池は長持ちするし、何一つ不満なし。あえて言えば、新しいアプリが入れられないことと、ネットの検索が遅いくらい。でも別に全然不便もありませんでした。

が、今回、家人の仕事先の人からのiPHONE SE が下がってきました。2016年に出たばかりの、iPHONE6の機能を持つ優れものとか。

でもそんなの、はっきり言って猫に小判・・・

私は全然iPHONE4から換える気なかったからまたまた放っておいたら、家人やチャーリーから換えろとのプレッシャーがかかり、「どうして満足してるのにわざわざ変えないといけないの!」と言ったら、感謝の気持ちがかけらもないと批判され、それもそうだなあと反省して、この度電話を換えました。

セッティングはチャーリーがしてくれて、クラウドからすぐにできたんだけど、SIMカードのサイズが違うのと、通信会社が違うので、番号を移動させる手続きとかちょっと嫌だったんだけど、ぜんぜん問題なくできました。

ま、換えたとなると、新しいカバーを買ったりと、それはそれで楽しいかな。アプリも見てみようと思います。

家人は先日iPHONE X(テン)を注文してました。私から見たらありえないような値段。こういうことがあると、本当に人それぞれ、興味の対象って全然違うなあと思いますね。英語では、LIVE AND LET LIVEって言います。お互いに干渉しないで生きましょうって感じの意味かな。

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2018年9月15日土曜日

勉強してます。

夏前に書いたんですが、7月の半ばからオンラインコースでヨガ哲学の勉強を始めました。7週間は毎週レクチャー(ビデオ)と教材が送られてきて、その後の5週間で2000語の課題を提出します。英語でいうとEssay。

今はその5週間。この課題は出しても出さなくてもよくて、でも出すと採点してくれて、終了証書みたいなものもくれるらしい。最初っからやらないって決めるのもつまらないし、せっかくだから頑張って書いてます。今回私が書いているのは、「現代のヨガは古典ヨガの精神に反しているか。」みたいなタイトルです。

イギリスは(たぶん)高校生くらいから、課題といえばEssayというものを書きます。日本語のエッセイというよりは、レポートみたいな感じ…いくつか設問があり、そこから選べるのが普通ですが、この設問が結構曖昧な質問で、しっかり頭を使わないと書けないように設定されてます。(例えば「人はなぜ法を守るか。」とか、「フロイド説は過去のものになったと言えるか。」とか、「金兌換制度はなぜ崩壊したか」とか、「チェーホフのペーソスについて語れ」とか。)長さは大学だと2000語くらいが普通の課題みたい。その昔心理学の勉強をしていた時は、こういう課題が年に10個くらいあったので、結構大変でした。 これも多分大学としては普通のペースなんじゃないかな。

こういうのを書くとなると、本当にかなりしっかり勉強することになります。何しろもらう教材とか教科書とかを、本気でしっかりと読み返さないといけないし、教科書以外の関連する本やネットのリンクなども調べないといけない。うろ覚えじゃ書けないし、しっかり頭に入らないと書けません。

しかもそれだけでなく、何度も推敲する間に、頭の中で何度も練り直して、深くしっかり考えることになります。

私がイギリスで初めて大学で勉強したのは、日本の大学の4年生で休学した時だったんですが、語学の壁を差し引いても、本当にその年は勉強したっていう気になりました。その後働いているときに、夜間大学で心理学の勉強をしたんですが、その時もやっぱり勉強しました。この課題を与えられてそれに1000語ー5000語で答えるという形式は、すごくいいシステムだと思うんですよ。

日本の大学でもレポートって出しましたが、全然勉強した記憶がありません。レポートて、抽象的な質問に頭を絞って答えるというよりも、習ったことのまとめを書けという形体が普通だったからかな。そういうのって簡単に人のレポートを写せるし。(きっと私はそうやってたんでしょう。)

この課題に対して長文で答えを書くという様式のレポート、日本でもやらないのかな。

そういうわけで、ま、私も久しぶりに頭使ってます。別にやってもやらなくてもいい勉強っていうのは、プレッシャーなくていいですね。

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2018年9月13日木曜日

過剰包装

先日こんなものが郵送で届きました。大きい段ボール。サイズは隣に500CCのペットボトルを置いてみましたので、比較してください。でも持つとすごく軽いんです。それで中を開けてみると。。。

これだけ。数日前にアマゾンのマーケットプレースで 注文した、カウチ・ロール。アロマセラピーマッサージをするときのマッサージ台に敷く紙です。それが1本だけ、こんな感じで来ましたよ。

アマゾンって過剰包装の気がひどいですが、これは今までで一番ひどいです。

私の友人のAさん(日本人)は、なんでもアマゾンで買って、年間何百万も注文したと言ってましたが、一体どれだけ箱がたまるのか。想像もできません。毎週ごみに出しても、その間ためておかないといけないし。

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2018年9月11日火曜日

スローの実の梅干

イギリスには(多分ヨーロッパには)スロー(Sloe)という実がなります。これは庭に育てるようなものではなく、田舎道を散歩してるとヘッジ(生垣)の中に勝手に生えていたりするものです。外見はほぼブルーベリーなんですが、梅などの同じ種類の植物で、味は全く別物。こんな渋いものが世の中に存在するのかと思うような味です。

そんなスローなんですが、秋にはスローを取っている人を道端で見かけます。うちの庭には勝手に生えているスローの木がたくさんあり、割と簡単に手に入るんですが、実はなかなか入手しにくいようです。その理由の一つは、この実からスロージンという梅酒のようなものを作ることができ、そのために探してる人が多いからです。(多分)

去年は豊作だったのに、採るのが遅くなったので、鳥にたくさん食べられてあまりとれませんでした。なので今年は早めに収穫。こんなに取れました。

スロージン、スローウォッカ、スローラム。お酒のほかには、スロージェリーとかスローチャツネ。いろいろ作りたいものはあるんですが、今年初めて梅干を作ってみました。

3週間くらい前に お試しにちょっとつけてみたら、これが美味しいんです。渋さはすっかり消えてました。サイズが小梅よりさらに小さいので、それが難点なんですけどね。

あと2週間ほどで漬けあがるかな。そのころに外で干せるような天気ならいいんだけど。

しかし今年はよく梅干を作りました。アプリコット、プラム、庭のプラム、そしてこのスロー。すごく簡単だし美味しくできるし。今まで30年もイギリスに住んでいたのに、全然知りませんでした。これでもう日本から梅干持ってこなくていいわ。

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2018年9月9日日曜日

チャーリーのパーティー

チャーリーは今月の1日に18歳の誕生日を迎え、昨日友達を呼んでパーティーを開きました。

パーティーって聞くとどんなもの想像します?

イギリスの高校生のパーティーって本当に凄まじいものなんですよ。

イギリスは飲酒の法律が厳しいので、18歳になるまではお酒は買えないし、お店で飲むこともできません。それで高校生になると、誰かの家で凄まじい飲酒パーティーが行われるんです。

そんなもの開かなければいいのにってものなんですが、自分の子供もパーティーに行って人の家で飲酒してそれなりに迷惑かけたりしてますから、持ち回りのようなものです。

 子供の時の誕生日パーティが恋しい。

チャーリーの9月1日の誕生日は学年で一番年上です。だからこのパーティーで、法律的に飲酒できるのはなんとチャーリー一人、あと全員は不法飲酒だったんですね。こわ。

パーティーの前半は普通に楽しそうにやってました。私は冷凍ピザを焼いたり、ウオッカベースのパンチを作ったりと、ちょっと台所でお手伝いをした後、寝室に引き上げました。

しばらくすると歌声だとか踊ってるドシンドシンという物音が聞こえてきました。歌ってるのはToToのアフリカとイーグルスのホテルカリフォルニア。なんちゅう古い歌。

あまりに物音がうるさいから見に来ると、どうやら数人が気分悪くなったよう。

この辺でちょっと心配になってきました。なんといっても未成年たち。何かあったら私たちの責任です。騒音もうるさいし、近所迷惑なんじゃないだろうか、一体いつになったらみんな帰るのか。そもそも今晩帰っていくのか。

そんなことを思っていたら、11時半後をからみんなバタバタと帰り始め、12時までにはみんないなくなりました。チャーリーはほとんど酔っていなかったので、朝まで放っておけばいいものを、夜中にしっかりと掃除片づけをし、掃除機までかけてました。

というわけで、大きな問題もなく、楽しいパーティーのままで終えることができました。一件落着。ハロウィンのパーティーはよそでやってやと言っておきました。

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パーティーのホストはやっぱり気を遣うようです、この表情。

2018年9月6日木曜日

ルイの免許

イギリスでの車の免許の取り方は日本とかなり違うらしいです。まずお金を払って仮免を取ります(誰でも取れる)。これが取れると、となりに免許を持った人が座っている限り、一般道で運転していいんです。だからイギリス人は、週に一度程度先生の車で路上教習する傍ら、レッスンの合間に親の車で親が隣に座って練習するのが普通です。

試験は、まず筆記試験を受けて、通ったら実技を受けます。これがなかなか通らなくて、一回目で通る人は半分くらいだとか。でも周りでは、一回は落ちる人が大半の様子。私も2回目で通りました。 中には何回も落ちる人もいて、8回目で通ったという知り合いもいます。

妹のチャーリーは今年3月に免許を 取りました。11月くらいから週に一回教習を受けて、私の車でもちょっと練習して、2回目で通りました。チャーリーは免許を取ったらすぐに運転したがることはわかっていたので、「1回目は落ちたほうがいいかな。」と実は内心思ってました。

ルイはロンドンの大学に行ってますので、別に免許は必要ないんだけど、将来必要になるかもしれないし、免許があるといろんなプレースメントのオプションも広がるかもしれないからと、この夏休みにチャレンジしました。きっちり2か月くらいしか時間がないから、本当にチャレンジ、受かったら儲けものっていう感じでした。

イギリスには教習の合宿もないから(たぶん)、普通の先生に日を詰めて、週に2回とか3回とかレッスンを受けました。そしてレッスンのない日はお母さんの特訓・・・・。

って、これが問題でした。親が子供に運転を教えるのは(夫と妻とかでも同じ)、喧嘩になる元っていうのはよく言われているんです。知り合いの人も息子を教えようとして、家を出て50メートルで挫折しました。「我々はそもそも隣り合わせに長時間座ることすら不可能!!」って怒ってましたよ。

私とルイもすごく衝突しました。が、考えてみたらどうして衝突するのか全然わかりません。別に私が怒鳴ったり叱ったりするわけでもないのに。ちょっとでも親に間違いを指摘されるのが我慢できない年齢/性格なのかもしれません。

とにかく、この車の教習で親子の関係が悪くなったことは間違いありません。

そしていよいよの実技試験はロンドンの大学に戻る2日前の、8月31日でした。私もデイブもチャーリーも、きっと無理だと思ってました。「まあ試験に落ちても、運転する技術が身についたことは間違いないから。」とか、前日にすでに慰めてました。

前日はデイブが朝に1時間、私が午後に2時間と夜に2時間、合計5時間も教習しました。私の車のガソリンタンクを半分からにするくらい北デボンを走り回りました。夜の10時まで。

翌日の試験は、ルイは朝が苦手なのに、なんと8時でした。さぞや寝ぼけ眼だったことでしょう。

そして結果。合格だったんです。

いや~、ラッキーというかありがたいというか。ルイは当面運転する予定もないし、ペーパーでいいんだから、免許が一発で取れて、みんな大喜びです。お金も節約になりました。

というわけで、結果的にはルイには充実した夏休みだったことでしょう。

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2018年9月5日水曜日

ルイの新居

ルイはこの9月から大学の2年生。一年目は大学の寮に入れるのですが、2年目からは自分で家を探さなければいけません。ロンドン以外の大学だと、もうクリスマス明けには翌年の住居を決めるらしいんですが、ロンドンは夏まで探さなくてもいいとのことで、なんとなく心配に思いながらも放っておきました。

とはいえ、5月に試験が終わるともう寮を引き払いもどってくるわけですから、試験の季節になると、それまでには見つけないといけないと焦っていました。

最初は6人で家をシェアすると言っていたのですが、ロンドンで6つもベッドルームのあるような家は滅多にないですから、難しいです。

すると6月にいい家が見つかり、不動産屋に紹介料みたいなものも払い、書類にもサインをしました。ところが6人のうちの一人の親が契約書に難癖をつけはじめ、結局紹介料は取られたまま、その家は流れてしまったのです。

結局家の見つからないままに、ロンドンを出ることになりました。それですごく心配していたのですが、残りの4人がロンドンまで出かけて、いい家を見つけてくれました。そして晴れて、8月の半ばに鍵を受け取りました。

場所はロンドンの南東。ここは多分ロンドンでまだ唯一、学生でも住めるような値段の家が見つかる地区です。地下鉄の駅からは15分くらいとちょっと遠いんですが、家の近くにスーパーもテークアウトの店もたくさんあり、何よりも大学まで歩いていける距離です。

家は5つ寝室があり、リビングとダイニングルーム、バスルーム3つとキッチン、庭があります。値段は予算ぎりぎり。去年よりは高いので、生活を切り詰めないといけませんが、まあそれも勉強でしょう。

ルイはおととい実家を発って、入居しました。まだWifiがないらしく 全然連絡ないんですが、まあちゃんとやってることでしょう。

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リビングです

ルイの寝室

台所

2018年9月4日火曜日

そしてロンドンに行きました。

あくあさんがロンドンにレンタカーで帰るので、私も便乗して一緒にロンドンで遊ぶことにしました。そしてルイも新学期から借りる家を見るために一緒に乗ってきました。

いつもならロンドンまでモーターウエーで、ほとんど休憩すらせずに行くんですが、せっかくだから途中でストーンヘンジを見て行こうということになりました。

前回この道を運転したときに道から見えたから、きっとちょっと寄り道したら行けるんだろうなあと思ってました。すると、道路からほんの300メートルくらい入ったところにストーンヘンジの有料駐車場が。そこに車を停めて人が歩いてるほうに歩くと、大きい料金所の建物がありました。なんと値段は一人21ポンド。いくら何でも高すぎるんじゃないのと思いながら、建物の向こうの様子をうかがうと、知らない間に中に入ってました。

ちょっと歩けば見えるだろうと思っていたら、結局そこから徒歩3キロも歩きました。そこで金網のフェンスがあり、料金を払った人は、払わなかった人よりも20メートルくらい近くに寄れるようになってました。ただそれだけ。だからこれから行こうと思ってる人は、くれぐれも料金を払わないようにね。



そのあと車に戻り、夕方ロンドンに。レンタカーを返して疲れ切っていたあくあさんを無理やり夜の街に連れ出して、ソーホーの小さいイタリアンで晩御飯とワインを飲みました。

翌日はバッキンガム宮殿に衛兵交代を見に行ったら、なぜかこの日はやってませんでした。それでホース・ガードまで歩くと、ここでミニ衛兵交代をやっていまして、なんとか汚名挽回。そのあとは中華街で飲茶を食べた後、リージェントストリートとかセルフリッジとかボンドストリートとか、普段の私とは全く縁のないような場所でのショッピングにお付き合いしました。

ホテルがオックスフォードサーカスのびっくりするような値段のホテルだったんですが(あくあさんが払ってくれました。)、場所がいいのでカナビーストリートのあたりで遊んだり食事しました。あまりよく知らないエリアだったんだけど、地理が頭に入りました。

翌日はあくあさんは朝早くの飛行機で日本へ。私は昔の知り合いとキングスクロスでランチを食べて、その後家族と合流して帰宅しました。キングスクロスって昔は危ないエリアだったんだけど、すごくきれいになってました。

やっぱりロンドンはいいです。
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2018年9月3日月曜日

大学の友達が遊びに来ました

ビッグデボンが終わるや、入れ替わり大学時代の友達、このブログにコメントを書いてくれるあくあさんが遊びに来てくれました。ロンドンで何やら仕事があり、そのあとレンタカー借りて行くわ~、とのこと。でもうちの村って通りの名前もなく、家には番号もなく(家に名前がついている)、カーナビでは近くまでしか来れないんですよ。だから近くまで来たら電話してねと言いながら、一応来方を説明したら、ちゃんとロンドンからこの田舎の家まで来てくれましたよ。

ロンドンを出たら、ここはずうっと高速を走って、そのあと国道みたいな道に降りてもずっとまっすぐなので、別に難しくはないけど、ロンドンを出るのがな。ロンドンの西の端のヒースロー空港で借りるのかなと思っていたら、なんとど真ん中のビクトリアで借りてきました。しかもその辺は全然平気だったとか。私はとてもロンドンの街中なんて運転できません。(が、彼女は田舎道は結構苦手そうでした。)

家に泊ってくれたのは3泊。真ん中の2日間は、一日目はいい天気で、例のハートランドに海を見ながら散歩というかハイキングというかに行きました。翌日はあいにくの大雨。車を出てからレストランまでの10秒くらいで傘をさしていてもずぶ濡れになるなんて、今まで一度も経験したことないのに。まあ、日本の雨になれてるあくあさんは驚いた気配はなかったけど、寒くて気の毒でした。

牛の写真をびびりながら撮るあくあさん
そのあとちょっと雨がやんで、クロベリーという昔ながらの漁村に行きました。小雨が降るか降らないかというしっとりした空気の中の雰囲気は悪くありません。

そして翌日、あくあさんの運転する車で、ルイも便乗して、3人でロンドンに向かいました。(つづく)

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2018年9月2日日曜日

夏休みの終わり

最近ずっとブログの更新が滞っておりまして、その理由はいろいろ忙しいからなんですが、その忙しい内容でいろいろ書きたいこともあり、しばらくきちんと書こうと思います。予告編をすると、大学の友達が来たこと、ルイの家が見つかったこと、ルイの車の免許など。でも順番が前後しますが、今日は昨日のことと今日のことを書きます。


ルイは今日ロンドンの大学に戻っていったのですが、そのぎりぎりで、おととい車の免許の試験に合格しました。そしてその翌日の昨日がチャーリーの誕生日でした。18歳です。

イギリスでは18歳が成人ということになり、特に本人たちにとっては、18歳からアルコール解禁ということがすごく大きいことのようです。それで昨日は、家族4人とチャーリーの彼氏のダニー君と一緒に食事に出かけました。

ちょっと遠くの森の中にある、外に彫刻がいろいろ置いてある美術館があり、そこに素敵なレストランが入っていました。値段もお手頃で、タパスを選ぶ3コースのセットメニューでした。

美術館の中のレストランっていいですよね。食事しながら絵や彫刻がみれるし、雰囲気が何よりいいし。

そしてその後、チャーリーは家に帰らず、ダニーと友達と夜の街に繰り出しました。

そして今朝はルイがロンドンの大学に行くために戻っていきました。

明日から私は仕事、チャーリーは火曜から学校。

今年は忙しい長い夏休みだったなあ。夏の終わりって本当に寂しいです。

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2018年9月1日土曜日

ビッグデボン2

しばらく忙しくてご無沙汰しておりました。前回の続き。

ルイの友達が3人やってきて庭でキャンプしていたビッグデボンですが、5日目に2人が帰り、友達クリス一人が残りました。ちょうどチャーリーがホリデーに出かけたのでチャーリーの部屋が空いたなあと思っていたら、こちらが勧めもしないのに、勝手にチャーリーの部屋で寝てました。しかもシーツとか全然替えないままで。

ルイと二人で数日間毎日、昼間はサーフィン、夜はギターを弾いたりネットフリックスを見たりして過ごしてました。ラッキーな人たち。

ルイはバイトと車の教習があったので、私とクリス二人だけという時間も割とあり、お互いボブディランファンだとか読んだ本の話だとかで、結構話し込みました。料理が上手で、一日は晩御飯を作ってくれました。かなりの腕です。

そして結局1週間後くらいに帰って行きました。あとで聞いたんですが、後半の数日は全然お金がなく、でも昼間はルイの古いウエットスーツとチャーリーのサーフボードを使ってたので全然レンタル代もかからず、ご飯も家で食べて私の車で移動して、デイブも飲みにつれて行っていたので、一文無しでも平気でやっていたそうです。ロンドンについてから、家に着くまでのお金がなくて困ったとか。

一週間も家にいたらなんか息子のような感じがしてきて、お弁当と小銭くらい持たせてあげたのにと思いましたよ。

このクリスを含め、この夏やって来た5人でロンドンに住むことになります。どうなることやら。

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