2017年11月28日火曜日

(キンドル)ファイアーが来ました

ブラックフライデーに注文したキンドルファイアーが来ました。

こういうことは苦手なので、セットアッップ、チャーリーが帰って来てからやろうかなあと思ってましたが、受け取るやすぐにアマゾンからセットアップの仕方のメールが来たので、自分でやりました。

リビューで「私は年寄りなのでセッティングが難しかった。」と書いている人がいましたが、どこが?と私が思うくらい簡単でした。Wifiのパスワードさえ入れれば後は自動的にダウンロードされました。

アップルでもなくアンドロイドでもない別のシステムなので、アプリがちょっと寂しいかな。それからやっぱり結局はアマゾンの媒体なので、何かとアマゾンのものを買わせようとしますが、それをのぞけば、こんなものが30ポンド以下で買えるのかと、驚きを超えて感動でした。

検索もメールも、YoutubeもFacebookもさくさく出来ます。

カメラも付いてますが、これはまあお愛想程度です。でも30ポンド以下なんですから、お愛想でも付いてるだけすごいです。Instagramは無理かな。

メディテーションのアプリをいくつか入れてみました。色々試して見ます。

一番使いたいのはキンドルです。サンプルの本を10冊選べました。(でも多分半分くらいしか無料でダウンロードさせてくれないみたいです。続きを読みたければ買えということみたい。)

とにかくもっと本を読まないとですね。タブレットで遊んでる場合じゃないって。

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2017年11月27日月曜日

カーペットの染み取り

先月アムステルダムから帰って来たら、カーペットに大きい染みが出来てました。庭でなった梨を木で編んだバスケットに入れて床に置いていたら、梨のひとつが腐り水分がカーペットまで染み出ていたのでした。

慌てて染み取りすればよかったんだけど、旅行のあとってそんな気分でもないし、数日放っておいて染み取りを始めたら、ぜんぜんだめでした。梨だけなら腐ったって大したことないだろうと油断してましたが、木のバスケットを通して汁が流れ出たから、茶色い染みは木の色かもしれません。

普通なら、ワインでもコーヒーでも血でも、洗剤をスポンジにつけて拭けば大体取れるのに。

それで、家にあるカーペットシャンプーを使ってみましたが、ぜんぜんだめです。薄くもなりません。ネットで読んだ酢を試したけどこちらもぜんぜん。

それで大枚をはたいて、専用のカーペットの染み取り剤を買いました。これで大丈夫とやってみましたが、これもぜんぜん効き目なかったです。 やっぱり薄くもならない。

一体どういうことなんでしょ?今までぜんぜん薄くならなかった染みは、錆びの染みくらい。これはおそらく腐った梨と木の色なんだろうけど、どうしてこんなに落ちないの?

カーペットの色は薄いベージュなので、結構目立つんですよ。

それで思い出しました。オキシドール。中学生のとき、ヤンキーの方々はオキシドールで髪の毛脱色していると言われていました。(本当かどうかは不明。)このカーペットはウールなので、人間の毛も羊の毛も同じだ。やってみる価値あり。

それで、まず小さい部分でカーペットが溶けたりしないことを確かめてから、やってみました。一度やってみると、なんか染みが薄くなったみたい。いや、ぜったい薄くなった。

それでもう一度同じ箇所にやってみました。なんか成功みたい。

まだまだ染みははっきり見えるんだけど、ずいぶん薄くなりました。これくらいなら、1年位したら日光で色落ちして、見えなくなるかも。

そんな感じです。もしも困ったときは試してみてください。自己責任でね。

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2017年11月25日土曜日

ブラックフライデーの買い物

日本でも今やブラックフライデーってあるんですか?イギリスでは5年前くらいからだんだん大きくなって、ここ数年はお店に列が出来たりニュースになるくらいです。近所の中学校は、この日はなんとお休みです。イギリスの学校は年に何日か適当にお休みを作ってもいいことになっていて、これを当ててるみたい。

でも私も家族も別にブラックフライデーだからって買い物したことないです。欲しいものは大体欲しいときに買うし。(しかも大方、必要に迫られて)

その金曜の夜の昨日、11時過ぎごろに見たいものがあってアマゾンのサイトを見ました。そしたらブラックフライデーセール。そしてキンドル・ファイヤー7が、なんと29ポンド99ペンスで売られてました。

それで買ってしまいました。

11時過ぎだったので、セールは1時間弱でおしまい。それで時間との闘いで、ネットでレビューやらスペックを調べて、12時前にぎりぎりセーフで買いました。12時以降に値段が上がったかどうかは知りません。

でも別に私、タブレットっていらないんですよね~。家でいるときはデスクトップ独占なので、そっちの方が速いし。

ま、それでも家族みんなラップトップやらタブレット持ってるし、私も欲しいかもとちょっと思ってました。この値段ならいいです。

それに、多分一番利用するのはキンドル。タブレットでないキンドルのほうが読みやすいらしいけど、まあ本をダウンロードできるのは嬉しいです。キンドル版のほうがダントツ安いことが多いし、ただの本も多いし。

PCとかタブレットとかスマホとか、あれば使うけどぜんぜん興味なくて、自分で買ったのは初めてです。今あるものはすべてお下がりばかり。

買ったら買ったで、ちょっと嬉しいですね。今朝目が覚めて、「あ、きのうキンドルファイアー買ったんだ。」と思ったら嬉しかったです。いつ来るかな~。リテールセラピーの気分、ちょっとわかりました。

ちなみに、実は今はキンドルファイアーではなく、アマゾンファイアーと呼ぶそうです。キンドルの名前をはずして、タブレットとして勝負するためとか。

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2017年11月24日金曜日

ガンジーの自伝から

ガンジーの自伝を読んでいる話を書きました。まだ読んでます、今で3分の2くらいかな。長い本なので全部読み終わってから、感想を書くかもしれないし書かないかもしれません。

その中で、先日読んだ箇所が印象に残っているので、ちょっとここに書きます。

ガンジーが2度目か3度目に南アに家族を連れて移住したしばらく後に、次男が病気になります。この2年前には天然痘にかかり回復して間がないというのに、今回は腸チフスと肺炎を併発します。どれも簡単に命を落とすような病気です。

ガンジーは1869年生まれなので、これは19世紀から20世紀に変わる頃だと思います。もちろん天然痘の予防注射も抗生物質もなかった時代です。

医者が来るのですが薬もなく 、「薄い鶏スープに卵をいれて飲ませるように。」と指示されます。

が、インド人の多くがそうであるように、ガンジー一家は菜食主義で卵も食べません。それを医者に言うと、「どうしてもというのなら、水で薄めた牛乳を飲ませるしかないが、栄養をつける必要があるから、無理をしてでも鶏スープを飲ませるように。」と言われます。

ここでガンジーの、菜食主義と親としての責任や愛の葛藤があるのですが、結局菜食主義を貫く決断をし、薄い牛乳と果物の汁を飲ませるだけになりました。

その夜高熱が続く息子に添い寝をしていたのですが、一旦妻に看護を任せて夜中に散歩に出ます。

そこでも 歩きながら心の中の葛藤が続きます。そしてついには「ラマナマ」とヒンズー教のマントラを繰り返し唱えます。

ガンジーは宗教に対してはオープンマインドで、ヒンズー教に深いこだわりがあるわけではないのですが、広義での神への信仰心を強く持っています。今で言うスピリチュアルっていう感じです。ですがこの場面で、初めて、いわゆる一般的な意味の「神に祈る。」というような行為をします。

実はこの章を読む直前、私も娘チャーリーの体調のことで気になることがあり、信奉しているシルディ・サイババの写真の前で瞑想したところでした。娘の方は天然痘とか腸チフスとか、そんなたいした病気じゃないですけどね。

なのでこのガンジーの章を読んで、身につまされました。日本とインド、19世紀と21世紀、偉人と凡人。こんなに大きな違いがあっても、子供を心配して神に祈る気持ちって同じなんだなあ。

 ちなみにガンジーの方は、その後家に帰ると息子の熱が下がりはじめ、3週間くらいで完治して、その後は病気ひとつせず元気に育ったそうです。ハッピーエンドでした。

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2017年11月20日月曜日

時間の捻出

先日知人にあるウェブサイトを教えてもらいました。スピリチュアル関係のテレビ番組のネットのページで、今までのインタビューすべてがビデオで見れます。ひとつ40分くらいなんだけど、なんと400本くらいビデオがあるそうです。

40分のビデオなんて見れないなあとまずあきらめました。

でも一日40分、捻出しようとすれば、睡眠を削らなくてもそのくらいできるんですよね。

ネットの世界に消えて言っている時間。主にフェイスブックなど。これを総合したら40分くらいは無駄に時間過ごしてると思うんですよ。

でもネットで過ごすすべての時間が無駄というわけではないですね。ニュースなんかもネットで読むし、人との付き合いもネットでする部分が多いから、決して無駄とはいえない。昔だって新聞読んでいた時間は、ある意味無駄とも言える時間だし。

それに自分から選ぶ情報だけでなく、勝手に耳に入ってくる情報(新聞に載っているようなこと)でも、たまには人生観を変えるくらい重要な出会いもあるから、すべて無駄とは決して言えません。

ま、それでもニュースの中でも、ヘッドライン読むだけで十分なものが大半だし、ニュースを読む時間は減らそうと思います。

2年ほど前に、息子ルイが、「YouTubeのビデオ全部みたら、人生1000回分以上かかるらしい。」と言ってました。今ではビデオの数はその倍くらい増えたでしょうから、人生2000回。つまりだらだらと見てるときりがないってことです。

テレビだって、昔は見逃したり録画し逃したらそれでアウトでしたよね。それが今はネットで後で見れるから、見たいものはいくらでも見れるんだけど、そんなことする時間なんて全然ないし。見逃して見れないっていうもの、それなりによかったことのように感じるくらいです。

こんなことかいてると、このブログも読んでもらえないかな。皆様の時間の無駄にならないような、内容のあることを書くよう心がけます。貴重な時間を費やして読んでいただいてありがとう!

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2017年11月18日土曜日

友人と食事に行った件

昨日すごく久しぶりに夜出かけました。昼間ランチに行ったりコーヒーを飲みに行ったりということはたまにあるんだけど、夜に出かけることはすごく珍しいです。どうせ運転しないといけなから飲まないしね。

行った面子もすごく久しぶりの面子。我々の間ではベイビークラブと言っているのですが、一人目の子供を産んだときの母親グループの集まりです。人数は今は7人。子供が赤ちゃんから小学校に上がるくらいまでは、毎週平日の午後に集まっていました。だからすごく長い付き合いです。

子供同士は、まだ仲良くしている人達もいるし、ぜんぜん付き合いのない人もいます。ちなみに息子ルイの親友は このグループの同級生です。親同士は子供が小学校に上がってからは、一部はよく会ったりしますが、全員では年に一度くらい集まります。

今回は街のイタリアンレストランで集まりました。

子供たちは7人のうち4人が大学生、一人が専門学校、一人が就職して彼氏と同居、そしてもう一人が妊娠中でした。

11時ごろ家に帰って来ると、チャーリーも帰宅してました。チャーリーはスイミングクラブの年に一度の表彰式パーティーでした。すごくお洒落してがんばって出かけました。

チャーリーに楽しかった?と聞かれて、「うーん、まあまあかな。」と答えました。あんまり楽しくはなかったです。今から17年前に同じ頃に出産という理由で仲良くなってずっとお付き合いしていた人達ですが、やっぱりこれだけ月日が流れると、共通項がなくなってしまいました。年に一度くらい会うのはいいですけどね。いや、もう会わなくてもいいかなとまで思いました。

チャーリーに楽しかったか聞くと、こちらも「あんまり」という返事でした。昔はスイミングクラブのハーティーってすごく楽しかったんだけど、今では同じ年のスイマーも仲のよかった友達もどんどん辞めてしまって年下のメンバーばかりになったし、そうかもね。

お互いに月日が流れたということですね。

しかし子供が大学に行く前後の年になると、色々急激に変化が訪れますね。いろいろと。

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2017年11月17日金曜日

最近の若者のメンタルヘルスの問題の原因がわかった話

先日最近の若い人達の間でのメンタルヘルスの問題を書きました。

それでひとつ思いついたことがあります。その原因って・・・・・音楽が簡単に手に入ることだって。

自分がティーンエージャーだった頃一番熱中したこと。私の場合は音楽でした。洋楽。その頃のお小遣い、バイト料、時間、労力を一番費やしたものでした。

LP一枚2500円。高校生の頃は月に一枚も買えない値段でした。だから音楽雑誌を熱心に読んで厳選したものです。そしてエア・チェック。つまりFMガイドで番組を調べ、夜中に起きて番組やそこでかけるレコードの録音です。後はレンタルでかりてテープに録音しました。今はブランクCDがすごく安く買えますが、その頃はテープ3本で1000円とか2000円だったかな。安くはなかったです。

友達からも借りました。同じような音楽が好きという友達は数えるほどでしたから、そういう人達とはすごく仲良くなりました。早朝から一緒に並んでコンサートの切符買ったり 、一緒にファンクラブの集まりに行ったことや、それどころか、来日時には新大阪や伊丹空港まで一目会いに行ったりしました。あのネットのない時代にどこで情報を仕入れていたのか、今から考えたら不思議です。

MTVなんてものもなかったんだけど、ごくたまに洋楽のテレビ番組があり、それを録画できるビデオもそれほど普及してなかったから、ビデオのある友達の家に洋楽ビデオを見に行ったものです。

私は楽器も弾けないしバンドもしないし、音楽を創り出すことはぜんぜん出来ないんだけど、ただただ聞くのが好きっていうだけで、こんなに時間とお金とエネルギーを注いでいました。

それが今では、音楽ってすごく簡単に手に入りますよね。値段だってぜんぜん安い。いつでも好きな音楽を無料で聴ける時代。そう言い切ってもいいと思います。今の世代にとってはそれは当然なんだろうけど、私の頃には絶対そんなことはありませんでした。

それは音楽に限らない。映画だってそう。私が大学生の頃は、梅田で昔の名作を2本700円で見える名画座があり、見たい映画が上映しているときは授業をサボって行きました。ビデオレンタルすらなかった頃です。そして深夜まで起きてテレビ映画見たり。

今はレンタルすらしないですよね。

つまり思うに、音楽にしろ映画にしろ、簡単に手に入ってしまうと熱中できないんじゃないの?ってことです。そしてそれが、若者のメンタルヘルスの問題の一因かも?と思うわけです。

今でもオタクと呼ばれる人達っていますよね。そういう人達の地位、なんとなく昔より上がった気がしません?昔は、「なんかよくわからんことに熱中しているキモい人達。」というレッテルがあったかと思うんですが、今は「自分だけの世界を持って、それに没頭できる人達。」って感じ?

私は昔から、オタクって、周りに流されず自分の趣味と興味を徹底して優先できるすごい人達とおもってましたが、そういう要素って、今の若者にもっと必要なんじゃないかな。

愛が多くのものを解決する。そう、でも人に対する愛でなく「自分のやりたいこと、好きなこと」に対する愛。 そういうことです。

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2017年11月15日水曜日

近年の世界状況の謎が解けた話

今日のタイムズ紙に載っていた記事がなかなか興味深かったです。

米国のシリコン・バレーの第一人者のJaron Lanier(ジャロン・ラニアー)は1970年代にすでにヴァーチュアル・リアリティーという言葉を生み出したパイオニアで、マイクロソフトの役員みたいな特別な地位で、未だにVRの開発に関わっているそうです。彼が最近本を出し、それについてのインタビューでした。

彼はソーシャルメディアが社会をだめにしているとの持論をもっています。

たとえばフェイスブック。ちょっとだけ見るつもりが、気がついたら20分も30分もってことないですか?しかも友達の近況何かあるかなと思って開けたのに、読んだのは関係ない記事ばかりだったりしません?

FBなどのソーシャルメディアは、人が長い時間そのサイトを見るほど収入が上がります。だから微妙な研究され尽くした策を使って、我々が長時間見てしまうように細工されているのです。

その手の一つなんですが、感情移入するような記事があるほど、長く見てしまいます。たとえば、友達のホリデーの写真とか、子供が入学したとか、なるほどとほのぼのしても、いいねを押しておしまいとか、ちょっとコメントしておしまいですね。でも政治的な記事、社会的に意見が分かれるような記事、それについてのいろんなコメントや論争に引き込まれてしまうと、長く時間を費やすことになります。つまり、怒りを感じたり、自分の意見を述べる必要を感じると、長くなってしまうわけです。

ですから究極的には、こういった社会の意見を分けるような記事を載せた方が儲かるわけです。

そしてネットの世界は匿名で通るし、実際に顔をつき合わせて議論するのではなく、ヴァーチュアルな世界での議論ですから、議論が極端に走りやすくなるのです。

これを読んで、ここ数年の世界状況の謎が解けた気がしました。

世界って極端になりましたよね。イギリスではブリクジット、アメリカではトランプ大統領と、考えられないようなことが起こってます。テロリストは増えるし、一方で極端にテロの恐怖を煽る 人達もいる。ヨーロッパはオーストリアやポーランドが右翼化、カタロニアの独立問題。フランスでは30代のほぼ素人の大統領の選出。

こう考えてみれば、どれも民意が極端に走った結果です。

これってもしかしたらソーシャルメディアに関係あるのかもしれません。そういえば大統領選挙運動中、トランプのツイートのニュースが出ない日はなかったですね。

他にも色々おもしろいことが書いていありました。たとえば彼によれば、今の状況はまだまだ序の口で、将来的にはソーシャルメディアはもっと進化し洗練されていき、そのせいで社会はもっと分断されるとのことです。

彼の書いたDawn of New Everythingという本が明日出版されるそうです。多分日本語でもそのうち翻訳されるでしょう。興味ある人はどうぞ。

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2017年11月13日月曜日

F.R.I.E.N.D.S

フレンズっていうアメリカのテレビドラマ覚えてますか?ジェニファー・アニストンとかコートニー・コックスとかが出ていた、NYが舞台になったコメディードラマです。

1992年くらいに始まったんじゃないかな。イギリスでは毎週金曜の9時に放送してたんだけど、たまたま一話目を見て、それ以来ずっとファンでした。1998年に息子が生まれてから、たまに見れないこともあったけど、基本的に10シリーズ(多分10年間)全部見ました。

今から20年くらい昔の話ですね。

その後テレビで再放送をたまに見たりしてましたが、一昨年日本に何度か一人で往復したときに、飛行機で片道10話とかまとめ見しました。そのときは実は母が病気だったり、お葬式で帰ったりだったのですが、不謹慎にも飛行機の中で声を出して笑ってました。飛行機で声出して笑ってる人なんてたまに見ます?私は見たことないです。(が、自分はしたことあるだけでなく、飛行機の中で映画見てよく泣いてます。)

それもきっかけのひとつとなって、半年くらい前からまた見るようになりました。DVDで全話セットで買っちゃいましたよ。それをチャーリーと二人で毎日一話ずつ見てます。ルイがいたときはルイも一緒に見てました。

今見てもおもしろいです。子供たちからしたら、自分が生まれる前のテレビ番組なのに、抵抗もないみたい。でも、大きい携帯電話とかビデオとか 、シリーズ前半ではページャー(知ってます?電話がかかってきたことを知らせる小さい機械、日本語でもなんか名前ありましたよね。留守番電話じゃないし、呼び出し電話でもないし、なんだったかな)なんかがあり、テクノロジーの発達のすごさは、やっぱり驚きます。そうそう、コピー屋さんというのも出てきましたね。ロスが浮気する相手がコピー屋さんの女の子。

昔は一番好きなキャラクターはチャンドラーだったのですが、今はジョーイーです。やっぱりジョーイーはいいわ~。

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2017年11月11日土曜日

読書感想 衝撃!ガンジーの自伝

ガンジーの自伝、The Story of my Experiments with Truthという本を読んでます。まだ今週読み始めたばっかりで、今で5分の1くらいかな。彼がインドを出てイギリスに留学していた頃の部分を読んでいます。今の所、別に取り立てて感動するとかすごい本という感じではないです。謙遜も多いんだと思いますが、すごい人物だと思わせる部分もなく、この辺までは凡人っぽい印象です。

が、この前半がこの時期(19世紀後半)のインドの慣習がわかって、しかもすごく赤裸々に書かれているので、おもしろいというか興味深いというか驚きます。

これはガンジー自身も、大人の視点から見て「今から思えば不幸なこと」として書いてあるのですが、彼は13歳のときに同じ年の女性(女の子ですね)と結婚します。もちろん親の決めた相手です。

そんな若くに結婚なんて、何をもって結婚というんだろう?そう疑問が湧きません?ガンジー自身も、「これは「婚約」ではなく、正真正銘の結婚であった。」とわざわざ書いています。

つまり13歳にして結婚初夜を迎え、その後は愛欲に溺れた結婚生活を送ることになったことが記されています。 しかも夫であるガンジーは、13歳にしていっちょまえに嫉妬に満ちた夫気取りであったと、後悔の気持ちを込めて書かれています。

13歳の子供が、夫婦気取りどころか、本当に夫婦になってしまうんだから、そりゃあ今の感覚で言えばすごいことです。

しかも避妊もしないから奥さんはすぐに妊娠出産したんだけど、一人目はあっさり数日で死んでしまいます。そのことすらもほとんど何の感情もなく、たった2行で書かれていました。

それでもまだ二人とも親の保護の下で生活し、ガンジーは学生生活を続け、18歳で奥さんと息子を残しイギリスに留学します。 詳しくは書かれていないですが、奥さんと子供はガンジー家の大家族の中で養われているのでしょう。

まだまだ先は長いのでまた続きを報告するかもしれませんが、ここまではかなり衝撃的な自伝でした。

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梨の木

今年も梨が豊作でした。というか、北デボン一帯で豊作だったのかどうかは知りませんが、私の庭の、毎年たわわと実る梨の木が、例年以上に豊作でした。

こんな感じ。

全体はこんな感じ。

全部で最低でも300個くらい、もしかしたら500個近く実りました。たった一本の、それほど大きくない木ですよ。背丈は私の倍くらいかな。4メーターもないと思います。

しかもたくさん実るだけでなく、すごくみずみずしくておいしくて、その上有機栽培なのにほとんど 虫もつきません。病気もしません。他のりんごや梨の木は、それぞれ普通に虫や病気やカビにやられてるのに。

それで、ヨガ教室で2週間ほどの収穫期に売ってます。一袋5個入りで、一袋1ポンドで売ったのですが、計算したら49ポンドの売り上げでした。ということは245個も売ったんですね。

しかも売らないで近所の人にあげたのとか、家で食べたのとかジャムやチャツネにしたものとか100個以上あるだろうし、そしてまだ冷蔵庫にも30個以上入ってるし。もちろん地面に落ちてだめになったのとか、虫に食われたのとか入れたら、やっぱり400個以上は実ったのでしょうね。

先日聞いたのですが、実はここ北デボンでは、梨は難しいそうです。普通に庭に植えたらまず無理だそうです。

そういえば、元々梨はりんごに比べると難しいんだった。ある有名なガーデナーが、「僕は赤子をお風呂に入れる父親のように丁寧に梨の世話をしているのに、一度も実がなったことがない。」と本に書いてました。

そうか~。私ってすごいんだな~。

というのは冗談です。きっと植えた場所とか、周りの風向きとか地下水の流れ方とか、いろんなすごい条件が重なってこうなったことでしょう。

梨の木はりんごより短命で50年くらい生きるそうです。この木は15年位前に植えたから、あと35年くらいか。今は人間で言えば30代前半の元気真っ盛りって感じでしょうか。

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2017年11月8日水曜日

別の大変なこと

知人の大変な話を書いたところなんですが、今度は近所の人の話。ゴシップというわけではないですが、いろいろ考えるところがありましたので。

この人達は50代後半くらいのカップルです。奥さんは歯医者さんで旦那さんは土建関係の仕事。どちらも再婚です。

この二人が、数ヶ月前に3人の子供たちの後見人になったのです。子供たちの年は、一番下が1歳半なので、一番上もせいぜい6-7歳なんじゃないでしょうか。後見人と養子の違い、法的にはあるんでしょうけど、実際には養子と同じような感じです。

二人とも仕事があるので、下の子供たちは昼間は保育園のようなところに入れられてるようです。

どうしてそうなったのかなと思っていたら、先日別の近所の人から詳細を聞きました。

旦那さんとその前妻との間には、8歳のときに養女にもらった娘がいるのですが、親と仲が悪いまま成人すると家を出て、その後一切連絡が途絶えたそうです。それが数ヶ月前のある日、ソーシャルサービスから電話がかかってきて、「あなたの孫3人を保護しています。」と言われたそうです。「もしも後見人として引き取るなら引き渡せますが、そうでないからこの子供たちは施設に送られ、その後、養子に出されることになるかもしれません。」と、突然知らされたとか。この3人は、その家出した養女の子供たちなのでした。

それで彼らは急いでそのソーシャルサービスの人と子供たちに面会に行き、短期間で引き取ることを決めたそうです。

その人達に直接会って聞いたわけじゃないので、また聞きなんですが、子供たちはいろいろ泣いたり騒いだりうるさいそうです。そして、なかなか心を開かないとか。

まあそうでしょうね。子供とはうるさいものだし、保護されるくらいの難しい環境で育ったなら、そう簡単に人に心を許さないでしょうね。

このご夫婦は街のボート部に入っていて、毎週一緒にトレーニングに行くのですが、その時子供たちを知人等に預かってもらっているのが、そろそろあちこちから苦情が来たり嫌がられたりするようになってるそうです。確かに3人の子供を数時間とはいえ預かるのは大変ですよね。

それにしても、晴天の霹靂もいいところですよね。こんなに人生変わる出来事を短期間で受け入れるとは、すごいことです。

子供というのは中途半端な愛情じゃ育てられるものではないですから、今までどおり仕事したりボートしたりというのは無理かもしれないけど、かといって息抜きがないとやっていけないし、大変です。

ちなみにお向かいさんなんですが、一度も子供たち見たことないです。

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2017年11月6日月曜日

難しいこと

今から19年前に息子ルイを産んだ直後のこと。会う人会う人に、「最初は大変だけど、日に日に楽になっていくから、がんばりなさい。」というようなことを言われました。ところがある知人(たまたまですがその人もヨガの先生)に、「赤ちゃんの時は大変だけど、ティーンエージャーになるともっと大変になるわよ。」と言われました。そのときは「この人なに言うてるの???」という感じでしたが、今でもしっかり記憶に残っています。

うちはルイが19歳で、もうすぐティーンエージャーですらなくなります。チャーリーは17歳で真っ只中。まあそれなりに色々あります。

先日スーパーで、子供の小学校の時の友達 のお母さんと会いました。とってもいい人で、もっと仲良くなりたいと思いながらなかなか機会がなくてそうもいかなかったという人です。子供同士は中学に入ると、それぞれ別のグループになって交流がなくなってしまいました。

彼女と立ち話になって、「実は子供が去年の暮れに首吊り自殺を図った。」と言われました。(スーパーが空いていてよかった)。幸いなことに命はとりとめ、今は専門学校の寮に入ってるそうです。そろそろそれから1年くらいになるわけだけど、きっと今もいろいろ大変なんだろうな。

その子は昔は家にも遊びに来たし、仲良くしていたのに。一体過去5年くらいの間でどんな変化があったんだろう。本当に難しいです。

イギリスではいまティーンエージャーのメンタルヘルスがすごく問題になってます。一番よく聞くのがセルフハーム。自分で体中をナイフやかみそりで切ることです。うつ病。摂食障害。自殺未遂。

私が日本で高校や大学生の頃は、そんなに身近で聞く話ではなかったです。イギリス人の同年代の人達も、イギリスでも昔は聞かなかったと言ってます。

何が原因なのか。

難しい問題です。

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2017年11月5日日曜日

読書感想 インド留学僧の記

宮坂宥洪という著者の上記の本を読みました。この本は日本に夏に行ったときにアマゾンで古本で買ったものです。インドやらヨガやらイン哲関係の古本を山ほど買って、その中の一冊でした。別にこの本のことも著者のこともぜんぜん知らなかったのですが、長期インドに行きたいと思っているので、ただただそれだけの理由で買いました。

これが本当によかったです。おもしろかったという以上に、知識としてもよかったし、最後はなぜか深く感動しました。

著者は今は真言宗の住職です。彼がインドのプーナ大学に3年間留学してサンスクリット語の博士号を取るに至るまでの記録です。

インドの生活、インドの大学や学生の生活ぶり、彼自身と彼の恩師との関わりや生活。そういった普通の留学記みたいな部分が7割くらいです。

残りがインドの哲学と仏教についてかなり専門的に触れられています。

インドで生まれた仏教がなぜインドから消えてしまったのか。インドで、儀式や冠婚葬祭を重んじるバラモン教(ヒンズー教の元になった宗教)への反動として、儀式と冠婚葬祭を一切無視し、元々は出家主義の仏教が、なぜ日本では、民衆へ教えを説くことをほとんどせず冠婚葬祭からの収入で経営する宗教になったのか。

これは、お坊さんである筆者にとっては大きな命題であり、それに真摯に向かい合う姿に打たれました。

他にも、インドでどれだけ学問が重んじられているか、先生と学生との強いつながりなど、興味深く読みました。

この本、ハードカバーの初版なんですが、出版日は1984年の7月です。30年以上前。多分絶版になってるだろうと思うので、読めてラッキーでした。・・・と思ってアマゾンを見たら、8冊も中古で出ています。

アマゾンという古本屋が存在しなければ読めない本が世の中にはたくさんあるだろうな。

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2017年11月4日土曜日

メディテーションのリトリート

来年の1月に3泊4日で、仏教のメディテーション・リトリートに行くことになりました。

リトリートというのはRetreat.つまり要するに、田舎などの静かな場所に行って、ヨガやらメディテーションとか何かヒーリング関係のアクティビティーをして数日とか数週間とか過ごすものです。国内に限らず、地中海の島とか南米とか、ホリデーをかねたようなものも多いです。

私は今までヨガのリトリートに行ったことがあるんだけど、一日2時間だけヨガをして後は自由時間と言うのもあったし、一日中びっしりスケジュールが組んであるリトリートもありました。

今回行くのは仏教のメディテーション。仏教といっても日本の大乗仏教ではなく、タイやミャンマーなどで行われている上座部仏教だそうです。別にこの宗派を特に選んだわけではなく、むしろ馴染みある禅のほうがよかったのですが、日程とか場所とか評判とかで、ここに行くことになりました。

毎日朝早くから座禅をし、レクチャーがあり、「歩くメディテーション」があり、また座禅というプログラムのようです。部屋は結構きれいで快適そうな二人部屋で、食事は当然ながら菜食。それから1日1時間ほど家事などの仕事をしないといけないそうです。

そしてですね。

友達と一緒に予約を入れて気づいたのですが、これって実はSilent Retreatだったのです。つまり沈黙のリトリート。4日間沈黙を守らないといけません。

そうか、それはチャレンジングだな。

まあ、なにか深く自分の内側と対面するためにこういうことするんだから、いっそのことその方がいいか。

10パーセントくらい不安で、90パーセント楽しみです。

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2017年11月1日水曜日

ハロウィーンパーティー

いやだったんです。でも断りきれなくて・・・。許したくなかったのですが、強引にそうなってしまいました。

本当にどういうわけかわからないうちに、我が家でチャーリーがハロウィーンパーティーをすることになりました。 アムステルダムから帰って来た翌々日だというのに。

それで買い物に行きました。こんな感じ。今年はメキシコの「死者の日」のお面などが出回っています。

食べ物はスナック程度でいいとのことで、出来合いのピザなどと、こんなゼリーを作りました。ゼリーは大好評でした。

チャーリーとボーイフレンドのダニーが彫ったパンプキン。よく出来てます。
集まったのはチャーリーの友達10人くらい。日曜だったので、11時に解散と言い渡しておいたら、皆11時ぴったりに親が迎えに来て帰って行きました。

やったことといえば、仮装して集まって、ビールやらサイダー(りんご酒)やら持ちよって飲んで、音楽かけておしゃべりするくらい。それだけでいいのかと、調子抜けするくらいあっさりしたパーティーでしたが、翌日には「楽しかった!」「お母さんにお礼を~」というメッセージが皆から届いたとか。

仮装して集まってちょっとお酒飲むだけで楽しいんだろうな、あの年頃は。

こちらはルイから送られてきたハロウィーンの写真。こいつはきっと大量にお酒を飲んだことでしょう。

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