2012年11月20日火曜日

ルイとチャーリー

今年の9月からチャーリーが中学生になったので、ルイと二人でスクールバスに乗って通学してます。小学校のときはほぼ家の前にバスが停まって、毎朝そこに私もいって一緒にバスを待ってました。でも中学生になってからは朝行ってきますと家をでて、徒歩1分のバス停から乗っていきます。

朝用意ができる時間は二人が同じではないので、一人が先に行ってもいいんだけど、そしてそういう日もあるけど、だいたいどちらかがちょっと待って、二人で一緒に歩いてます。帰りも見ていると楽しそうに話しながらバス停から歩いてきます。見ててほのぼのします。

昨日は初めてルイが帰りのバスに乗りそこなって、チャーリーは一人で帰ってきました。帰って来るなり「ルイどうしたん?怪我でもしたん?」と心配そうに聞きました。

放課後のクラブやら試合やらでどちらかがバスで帰ってこないということはよくあるんですが、ルイも一度チャーリーがクラブで遅くなると知らなかった日にチャーリーがバスに乗ってこなかったら、帰って来るなり「チャーリーどうしたん?」と聞いてました。

 家でも、別に始終おしゃべりしてるわけでは全然ないけれど、時々二人で学校の先生の話をしたり、チャーリーがルイに宿題やピアノのことを聞いたりしてま す。何度かルイがギターを教えてあげたんだけど、これは生徒が悪いのか先生が悪いのか、喧嘩になって終わりました。(たぶん生徒が悪い)

お兄ちゃんがいる、妹がいるって言うのは、なんか見てるといいですね。もちろん普通に喧嘩もするんだけど、手を出したりということはないし、口を利かないということもないし 。お互いに心から腹を立てるということはめったにないみたいです。ルイとチャーリーがたまたまそうで、兄と妹でもすごく中が悪い人たちもいるんだろうけど。

私は妹と二人だから、異性の兄弟がいるっていうのはどんな感じがぜんぜん分からないなあ。 でも同性同士より、なんとなく距離を置きやすく、比較もされにくく、うまくやりやりやすい気がするけど、どうかな。

私と妹は、子供の頃はすごく仲が悪かったです。 本当に。でも今は仲がいいし、日本に行くたびにいろいろ楽しく遊んでます。もしもこれが弟やお兄ちゃんだったら、お嫁さんに気を使うとか、なかなか大人になってからこんなには仲良くできないかもしれませんね。

ルイとチャーリーも大人になっても仲良くできるかな。お互い彼女や彼氏ができると、また関係も変わっていくでしょうね。

 さて、ところで私ですが、いよいよあさっての朝から日本に行きます。帰ってくるのは12月2日。明日は忙しいので、しばらく更新はお休みです。

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2012年11月18日日曜日

Desperate time

毎度のことなんですが。。。。

もうすぐ日本に行くのでちょっと痩せたいなあって思ってたんです。いくことに決まったのは3週間くらい前だったから、徐々に食べるものを減らして調整しようと思ってました。そして・・・いよいよ木曜の朝に行きます。だからたった5日ほどしかありません。きゃ~

1週間ほどでどれだけ痩せられるか。調べてみると、脂肪はせいぜい0.5キロくらいしか減らないとか。しかも食べ物は半減して、運動量は倍にして。厳しい。でも

Desperate time calls for desparate measures.
(切羽詰ったときは背に腹替えられない)

そしてさらに調べてみると、脂肪は簡単には減らないけど、水は簡単に2キロくらい落ちるとのことでした。ダイエット始めて最初に体重減るのって大体水だってことだし。方法は難しいことは何も無くて、ただ塩分をがくんと減らせばいいそうです。

これは簡単にできそうだけど、実際にやってみるとちょっと難しい。料理のときや食べ物に塩を控えるのは簡単だけど、市販の物で塩の入ってないものなんてほとんどないからです。市販のソースやドレッシングはもちろんのこと、コーンフレークやパンにしてもちょっとは入ってます。

水だけ減っても・・・という考え方もあるけど、私はとにかく短期間にちょっとすっきりしたいだけなので、これだけでも効果あるんじゃないかな。長期的にはダイエットにはなってないけど。

そうしたら今日ネットでラズベリー・キートンダイエットというのをみました。ラズベリーからできたサプりのようなもので、これを飲むと1週間に3-4キロ痩せるとか。

がまの油のようなものね、と思いながらネットを調べると、これで痩せたと言う人がたくさんでてきました。もちろん痩せなかったと言う人もいましたが、見た限りでは痩せた人のほうが多かった。

本当に効くのかなあ。1週間で4キロなら今からでも間に合うと言えば間に合うんだけど。値段は1か月分が30ポンドくらいかな。ネットではフリートライアルもたくさん宣伝されてました。

ちょっと誘惑されましたが、思いとどまりました。やっぱりどう考えてもそんなのおかしいもん。

日本では話題になってますか?

ところでこちらのボタンを押していただけると、1週間で2キロ簡単に体重が落ちます!!お試しを。効果なければ全額返済!

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2012年11月17日土曜日

サプライズのパーティー

来来週の週末、クラブの競技会の後で、一人のコーチのサプライズの誕生日パーティーが行われることになりました。

彼は80歳になります。仕事はとっくに引退してるんだろうけど、スイミングコーチはずっと現役で、今も週に3回くらいは教えてるんじゃないかな。ルイもチャーリーもずっとお世話になってました。コーチは全員で7人いるんだけど、数年前ヘッドコーチが辞めたときは、1年間臨時ヘッドコーチもしていました。

外見は80に見えるか見えないか。でも背筋がしゃんとしていて、自分で運転してプールに来るし、毎月の運営委員会の会合にも必ず出席するし、昼間は自分も泳いでるみたいです。コーチングのスタイルも、おじいさんが小さい子供を優しく教えるなんて生易しいものではなく、スポーツのコーチらしくストップウォッチを片手にプールサイドを何度も歩いて往復し、怒鳴ったり口笛をピューッと吹いて注意を集めたり。きっと昔からこうだったんだろうなという様子で、ぜんぜん衰えもありません。

昔はなかなか怖かったようで、誰も口答えなんてできなかったとか。今も甘えたことを言ったり、横着してちょっと手を抜いたりしたら、容赦なく叱られます。

本当にこういう人材はうちのようなクラブには貴重です。まず長いから昔のことをよく知ってるし、運営に関していろいろアドバイスもらえます。そして働いている人と違って時間があるから、毎週穴を空けることなく、コーチしてくれる。もちろん経験豊か。子供たちも彼には絶対口答えをしないし、逆らいません。

彼にとっても長い長い付き合いの水泳クラブは 生き甲斐だろうし、若い人たちと日常的に接することも、クラブの経営や運営に携わることも、頭をシャープに保つ刺激でしょうね。そしてもちろん運動にもなってることでしょう。

日本でもシルバー人材の話がでますが、こういう地元のスポーツクラブでお年寄りがコーチなどをするって、理想的なんじゃないでしょうか。ただ誰でも思いつきでできるというものではなく、若いときからそれこそ何十年も そのスポーツやクラブに貢献してきたからこそできるんだろうけど。

残念ながらその日は私は日本にいるのでパーティーには行けないんだけど、子供たちは行くだろうし、あちこちでいろいろ 話をきくことでしょう。

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2012年11月16日金曜日

渋滞

うちから1キロくらいのところにアトランティック(大西洋)ハイウェイという大層な名前の道路が走ってます。コーンウォールと北デボンには高速道路(Motorway)は走っていなくて、この道がイギリス南西部のブリストルやエクセターといった大都市とコーンウォールを結んでいる一番大きな道です。

といってもあっち行きとこっち行きの2車線しかありません。真ん中に中央分離帯もなく、白線が引いてあるだけ。10キロごとくらいに3車線になっていてそこで交代で追い抜きができるけれど、中央分離帯がないので、危険がなければ2車線のところでも追い抜けます。

制限速度は時速60マイル。高速道路よりは10マイル遅いんだけど、それでも100キロ以上だから、かなり速いです。だから事故もたまにあります。

うちからは村を通ってる道を1キロほど行くとここに出るのですが、郵便局行くにも学校に行くにも、とにかくこの道に出ないと行けません。

ここまでが前置き。

今日仕事の後郵便局まで行って車で帰ってくると、この道がうちの村に曲がる角のちょっと手前で渋滞になってました。こんなことは初めてです。みてみると向かいの車線も止まってます。どうも問題はうちへ曲がる角のようです。

事故があったのかなあ。そういえば3ヶ月くらい前も、ここから5キロくらい先で人身事故があったんですよ。それにしても、あの曲がり角まで建った100メートルくらいだと言うのに。Uターンしてやろうかなあ・・・・・・・

などと考えていると、渋滞の原因が見えてきました。

牛でした。20頭くらいの牛の群れ。お百姓さんが牛を一つの牧場から、この道路を渡った別の牧場に移動させていたのでした。

そういえばこの道って20年位前にできたらしいので、それまではこの辺は全部牧草地で繋がっていたのでしょう。だから道のあちらとこちらに牧草地を持ってる農場は、こういうこともたまにあるのかもしれません。遭遇したのは初めてですけど。

チャーリーにこの話をすると、「でもあんな大きい道、牛を歩かせてもいいの?」と言いました。確かにね。さすがにMotorwayは禁止と思うけど、この大西洋ハイウェイはどうなんでしょう?

でもイギリスの農家の人って、 法律だろうがなんだろうが何でも好きなようにするし、それがだいたいまかり通ってるから、きっといいんですよ。

都会育ちで、30過ぎまで大阪とロンドン市内にしか住んだことのない私には、いまだに驚くような出来事でした。

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2012年11月13日火曜日

国際電話代

今は公衆電話自体が少なくなったけど、日本って昔から国際電話できる公衆電話って少ないんですよね。でもイギリスは昔から普通の公衆電話で国際電話ができました。日本みたいに国内電話と国際電話の会社が分かれてないんです。

それで初めてイギリスにやってきた1986年には、その辺の電話で家に電話してました。50ペンス(その頃は180円くらいだった。いまは60円とか?)で15秒くらい話せたんじゃないかな。声を聞いてそれだけでしたが、まあそれで十分でした。5ポンド入れると3分くらい話せた気がします。

その頃ってイギリスに日本から電話したら3分で数千円だったと思うから、すごく高かったですね。

今はイギリスでは電話代はすごく安くなって、特に国際電話は下がって、電話会社の契約次第ではヨーロッパやアメリカカナダ、オーストラリアは無料なんてのもあります。日本が無料って言うのはみたことないけど、それでも安いです。

昔はイギリスはブリティッシュテレコムが独占していて、誰もがBTに電話代を払ってましたが、今は自由に電話会社を替えられるし、替えるのも簡単です。うちもインターネットと一緒になった別会社のパッケージで払ってます。

日本に電話を書ける場合、普通にその会社を使って電話すると、地上の電話で1分に8ペンス、携帯にかけると1分33ペンス。昔に比べると格段に安くなりました。

でも別会社のサービスを使って電話すると、普通の電話が1分3ペンス、携帯が12ペンスです。今は変わったかもしれないけど、私が日本に住んでたときは大阪市内3分10円だったから、それと同じくらいです。激安。

考えたら、私のイギリスの携帯電話でイギリス国内電話すると1分22ペンスなので、それよりも安いですよね。というか、携帯電話がまだ高すぎる。

スカイプを使えばただとのことですが、実家に電話することもスカイプを持ってる人に電話することもめったにないので、今のところ考えていません。

日本からイギリスに電話したらどの位するのかな。すごく安くなったと母は言ってますが、それでもこんなに安くはないだろうな。

まあそもそも電話自体がしなくなりましたよね。メールだとただだし、時差も気にしなくていいし。ほんと便利な世の中。コンピューターとか携帯電話とか、ややこしいテクノロジーだとか料金のパッケージとかは面倒くさくて、最低限以上知りたくもないんだけど、便利さの恩恵だけはやっぱりありがたいです。

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2012年11月11日日曜日

写真の断捨離

断捨離がほぼ終わりに近づいてきました。ちょっとがっかりしてます。なんかもっとすごい変化が訪れるんじゃないかと過剰な期待があったのか、終わってみたら前とそんなに変化ないかなあと言う気がしてます。確かに他の人のブログなんかに比べると、捨てる量が甘いから、大きい変化が望めないのかもしれません。

でもやっぱり格段に物が減ってすっきりしたのは、洋服です。自分だけじゃなく子供達の引き出しもきれいに整理したら、自分達でも気をつけてきれいにキープしてくれてます。あと台所用品が減ったこと、そしてリビングの本棚一面がすっきりしたので、こう考えると物質的な変化は起こってますね。

ただ、何か意識革命のようなことを期待してたのかもしれません。

さて、こんまりさんの本によれば、断捨離の最後は思い出のもの。写真などです。私の場合、昔のネガがある時代の写真は、その昔から厳選してアルバムに貼るようにしてたので、昔の写真がたまってると言う問題はありません。写真のエリアで言うと、
1.写真立てに入ってる写真
2.人からもらったものなど、引き出しに入ってる未整理の100枚くらいの写真
3.コンピューターに保存してある写真
が断捨離のターゲット。しかも3番は断捨離の逆で、いい写真を選んでプリントしてもらって、アルバムに貼るという作業があります。おととしの分までできてるんだけど、ここ2年分くらいがコンピューターに入れたままでで整理できてないので、これは冬のうちにやりたいことです。

さて、今週やったのは1番。写真立てに入ってる写真なんてもう整理済み・・・と思われるかもしれませんが、実はこれがすごく量が多いんです。数えてみると、壁にかけてあるものも入れたら、60個くらい額やら写真立てがありました。被写体は98パーセント子供達。

ここにあるのはその3分の2くらいのもの。どれも好きな写真ではあるんだけど、こうも写真立てが多いと、掃除のときに面倒すぎるんですよ。なのでちょっと減らしたい。







「ときめき 」の基準でこの多すぎる写真を減らそうとすると、写真と写真立てと言う二つのものが混在してることにすぐ気がつきました。つまり写真は気に入ってるけど、写真たてがどうもとか、その逆とか。


こちらは写真立てを処分することにしました。 写真ははずしてアルバムに。

残った物はこんな感じ。




本立ては本が減った分写真だらけになりました。この本棚の枠がフレームみたいになって、ちょっと気に入ってます。

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2012年11月10日土曜日

我が家の牛乳の消費量

我が家は4人家族で、私と14歳男子と12歳女子とお父さんがいます。育ち盛りの子供達がいるので、買物はいつも金銭的にも体力的にも時間的にも大変なんですが、最近牛乳の消費量が増えてまた一段と重くなりました。

先週は20パイント買いました。1パインとは550ccくらいだからなんと11リットル。すごいでしょ。しかも一遍に買ったから大変でした。

でも私は牛乳は飲まないんです。朝ごはんシリアルを食べないから。だから1日2杯ほど飲む紅茶かコーヒーに入れるだけ。だからたぶん1週間で半パイントくらいだと思います。

チャーリーは紅茶もコーヒーも飲みません。朝ごはんはチャーリーは見るのも辛いようで、無理やりご飯茶碗に1杯くらいシリアルを食べます。 デイブも同じくらい。なので二人合わせて1日1パイントも飲まないくらい。だから1週間で7パイントですね。

先週はしかもラザニアとかホワイトソースとかスープとか、牛乳を使う料理も一度もしませんでした。

ということは、ルイが一人で12パイント、6.6リットルも飲んだことになります。1日ほぼ1リットル。

ルイちゃんは紅茶は1日2杯、牛乳をごくごく飲むこともないんだけど、とにかくシリアルを食べる量がすごい。

朝は丼に山盛りのシリアルを たべます。しかも1杯ではなく、3杯くらいおかわりします。

ちなみに朝ごはんはこれで終わらず、そのあとでトーストやらクロワッサンやらクレープやらチーズマッフィン(どれか一つ)食べます。しかも15分くらいで。

この写真はある朝の私とルイの朝ごはんの差。


しかも夜水泳から帰ってくると(週4回)、やはり丼1杯シリアルを食べて寝ます。

350グラム入りのシリアルって大体表示によると10食分くらいあるんだけど、言うまでもなくルイはだいたい1日で1箱くらい食べてます。

そういえば今週はスーパーでシリアル7箱買いました。(しかも4箱は500グラム入り)

まあこれだけ食べてくれると気持ちいいですね。ただ砂糖が多く入ってるので、ちょっとそれは気になりますが。

しかしこれいつまで続くのかなあ。 母親と言う物は、子供にたくさん食べさせたいものではありますが。

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2012年11月6日火曜日

女性の地位など

私くらいの年の女性で読んでくださってる方、自分の肩書き、職業はなんと書きますか? 独身で働いてる人や専業主婦の人は、職種や主婦って書くのでしょうか。

たぶん今の世の中の同世代の女性は、働いてる主婦の方が多いと思うんだけど、なんて書きますか?

私は週に10時間くらいヨガの先生をしています。なので職業はヨガの先生。でも子供が赤ちゃんで働いていなかった1年ほどは困りました。だって結婚してないから主婦って言うのも変な感じだし。専業母親と言うのが一番ぴったりだと思ったけど、そんな言葉ないし 。

主婦は日本語だとまだいいけど英語だとHousewife。でも結婚してないからワイフじゃないし、それになんかその言葉、夫に所属してますみたいな響きがある気がします。

イギリスでは今や私の世代で専業主婦はめったにいません。女性の地位が向上したこともあるし、80年代以降持ち家率が上がって住宅ローンを払うのに共働きでないとやっていけないと言うのもあるみたいです。

昔私が子供の頃って、鍵っ子の家って少なかったし、奥さんが働いてるって言うのは、「奥さんを働きに行かせてる。」みたいな、旦那に甲斐性がないみたいな捉え方もありましたよね。イギリスでも昔はそうだった見たいです。もちろんその頃からキャリア志向のお母さんって言うのもいらっしゃったんでしょうけど。

だから当時は共働きは肩身が狭いと言うか、ことに旦那さんにとっては沽券に関わるというのもあったみたいですね。私は昔ロンドンで日本の銀行に働いてたんだけど、エリート銀行員は奥さんは働いていてはいけないようです。そういう無言の圧力とか、奥さんが働いてると転勤の多い銀行員は出世に関わるとか、あったみたい。

銀行員って特に頭が固いのか、ロンドンに駐在なのに、奥さんが英語学校に通うのさえ禁止してる旦那さんもいました。どうせもともと行内結婚かなにかのくせに。

今はイギリスでは 女性は、専業主婦って言うのはなんか肩身狭いです。「仕事してない」と言うのは、レイジーな気もするし、仕事を得られない(頭が悪い)と思われるんじゃないかとか。

別に周りの人はきっとそんな風には取らないんだろうけど、とにかく今のイギリスのお母さんには、働いていないと一人前じゃないみたいな、昔とは反対のプレッシャーがあります。

日本ではどうなのか分からないけど、少なくとも私の周りや大学の友達では、働いていないと言うのは本人としてはちょっと肩身が狭い思いです。私は働いてはいるけど、フルタイムで働いてるわけじゃないし、ヨガの先生と言う特殊な職業でもあり、先生とか医者とか会社経営の友達に比べると、うーん、やっぱりちょこっとだけ肩身が狭いかな。でも自分にとっては天職だと思ってるので 、そう思う必要なんて全然ないし、おそらく回りは何にも思ってないと思うけど。

肩書きと言えば、イギリスはMissとかMrs.とかのタイトルの問題もあります。そして改姓の問題も。

私は基本的に女性だけが結婚してるかしてないか称号にするというのはおかしいと思うので、昔からずっとMsを使っています。でもこの称号は80年代はまだ結構使われていたらしいですが、今ではこれを使う人に会ったことがありません。

改姓はイギリスではしてもしなくてもいいんだけど、たいていの人はしていますね。大学の先生とか医者とか作家とかアーティストの女性でも結婚したら改姓してる人が大半。仕事では旧姓で通しても、プライベートでは旦那さんの苗字を使ったり。どうしてでしょうね。ぜんぜん分かりません。私だったら絶対改姓したくないです。自分がこつこつ努力してとった博士号とか知名度とかをあっさり苗字を変える気持ちがわかりません。

というわけで、女性の地位の高いようなイギリスでも 、こういうややこしい問題があるのです。私は今後万が一結婚すると言うことがあっても、絶対に改姓はしないし、Ms Atsuko Katoで一生やっていきます。

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2012年11月5日月曜日

Water Secrets

、という題の本を図書館で借りて読みました。アメリカの皮膚科のお医者さんが書いた本です。

皮膚に限らず、人間の体の老化は体内の水分量に関係がある。詳しく言えば、細胞がどれだけ水分を保持できるかで決まってくるという説でした。

こちらではよく健康や美容のために水をコップ8杯は毎日飲みましょうと言われています。でも医学関係者などはそんなには必要でないという人が多いし、8杯必要という科学的証拠もないともよく聞きます。また体内に入れば真水でもコーヒーでもスープでも、水分は大腸で吸収されるんだから、何でも同じと言う話も耳にします。それで本当はどうなのかなあとよく思ってました。

この本の著者によれば、細胞が若く、水分保持能力の高い人は、そんなにたくさん水を飲む必要はないということです。つまり8杯だとか6杯だとかは個人差があるということ。まあ考えたら当然かもしれません。逆に言えば、細胞年齢の若い人は、それほどのどが渇かないということです。

人間の体は7割だか8割だかは水でできてるとよく言いますが、それは赤ちゃんや小さい子供のこと。大人になると5割くらいだそうです。確かに赤ちゃんって本当に瑞々(水々)しいし、年を取るにしたがって乾燥していくって言うのもなんか分かるし、妙に説得力があります。

摂取する水は、「水」である必要はないどころか、水分は飲むのではなく、食べることを奨励しています。つまり果物や野菜をたくさん取ることによって、植物の中の水を取り込もうということです。

ここまではすごく納得。今までの疑問も解けた気がするし、話の筋もよく分かります。

では、実際にその細胞の水分保持力を高めるためには何をしたらいいか?

と、ここからがこの本のつまらないところ。いろいろ書いてあるんですが、要するに、新鮮な野菜や果物をたくさん食べて、いくつかのサプりを飲んで、 運動をして、ストレスを減らす努力をして、前向きにポジティブな考えを持つようにしなさいとこと。つまり、世間で言われてる通りの健康法を続けなさいとのことでした。

著者の名前は忘れましたが、ネットでWater Secretsで検索したらでてくるみたいです。

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2012年11月4日日曜日

イギリスのスーパーがえらいことになってます

主婦っぽい話題が続いてすみません。

クリスマスの前って(イギリスでは夏が終わるとクリスマスの前)スーパーの値引き合戦が過熱します。この辺は5年位前までは大きいスーパーが一軒しかなかったんだけど、今は3軒あるので、それもその理由かもしれません。

距離はどれも10キロ以内。それぞれ一長一短あるんだけど、好きな順にあげると、モリソンズ、アズダ、テスコです。一年中それぞれ何かと値引きをしていて、それによって毎週買物する店を変えています。

今はその一番好きなモリソンズが、「40ポンド買うと5ポンド引き」と「25ポンド買うと3ポンド引き」の割引券を3週間分くれました。(それぞれ使用期間が決まっていて1週間しかない。)

週に一度の大きい買物はゆうに65ポンドを越えるけど、それをわざわざ2回に分けて買いに行くのは時間もガソリン代もかかると思っていたら、友人が「あら、私はレジの人に買物を分けてもらって、両方使ったわよ。」と言いました。

それで私も先週、「40ポンドになったら清算するから教えて。」というと、そんなことなれてるという感じで、あっさり教えてくれました。そこで清算して、その後残りは28ポンドで、また割引してくれました。それで合計8ポンド引いてくれました。

その上、クーポンをくれました。40ポンド買うごとに1枚くれて、これをクリスマスまでに8枚貯めると、30ポンドの割引券をくれるそうです。

なんと太っ腹というか、涙ぐましい商魂と思っていたら、今週はしかも60ポンド以上買物すると、隣接するガソリンスタンドで1リットルにつき15ペンス引きの割引券をくれるそうです。大体40リットルくらい入れるから、6ポンドくらいの割引になります。

そうか、じゃあクリスマスまではモリソンズだなあと思っていたら、今度はテスコが5枚も割引券を送ってきました。1枚は40ポンド買物すると9ポンド、あとの4枚は6ポンド引きです。テスコはあんまり好きではないんだけど、40ポンドにつき9ポンドって2割以上。これはテスコかなあ。

そう思っていたら、アズダも40ポンド買物すると5ポンド割引券を発行するとか。

しかも極めつけは、モリソンズには

「他の店の割引券も使えますよ」という横断幕がでてました。

なんか、太っ腹なのか切羽詰ってるのか、不況なのか羽振りがいいのか、イギリスのスーパーの競合はすごいです。

ところでこれはまた別の、リドルズというドイツ系のスーパーで買ったたまねぎ。5キロです。いくらと思いますか?


1ポンド39ペンスでした。170円とか180円とか言う値段です。こういうことされたら、本当に家庭菜園する気なくなります。

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2012年11月3日土曜日

レンコンのきんぴら

数日前のことですが、スーパーでレンコンを売っていたので、レンコンのきんぴらを作りました。こうして考えてみると、レンコンって料理した記憶がありません。きんぴらはごぼうのきんぴらは作れるので(作ったことあるので)、たぶん同じだろうと思ったけど、ネットで調べてから作りました。

5mmくらいに切った後、酢を混ぜた水につけておくとのこと。これはスタンダードなのかなあ、それともこのレシピを書いた人の秘訣なのでしょうか。

出来上がりがこれです。おいしかったけど、汁が多すぎますね。水はひたひたに入れたつもりだったんだけど。もうちょっと煮詰めたらよかったのかなあ。



味はすごくおいしかったです。でもデイブも子供達も 、食べることは食べたけど、それほどでもありませんでした。嫌いではなさそう。初めて食べるものってこんな感じなのかな。

それからこの日は和食と言うことで、カツどんと大根の煮物です。

カツどんは子供達の大好物。カツどん、親子丼、牛丼、どれも好きです。でも考えてみれば、初めて作ったときは、子供たちはこのしょうゆと砂糖が混じった味が苦手のようで、嫌いだったんだけど。でも日本に行ってすごく好きになりました。吉野家のおかげで。阪神の外国人選手が牛丼が好きなので、その影響もあったのかも。

日本ではカツどんなんて作ったことないけど、イギリスではチキンや七面鳥のカツがよく売ってるのでこれを利用。オーブンで温めてるうちに、汁を作ります。

大根は庭で育ててるんですよ。簡単に育つんだけど、きれいには育たない。曲がったり折れたりしてる上に、ナメクジや虫に食べられてるので、そういうところを切り落とすと、半分くらいしか食べれません。

しかもこのレンコンを買ったときに、となりに並んで売ってました。値段もそれほど高くはなかったはず。こういうのは本当に育てる気なくします。


というわけで晩御飯はこんな感じでした。子供たちには
カツどん ◎
レンコンきんぴら ○
大根煮物 ×
でした。

ちなみに今日の晩御飯はスパゲッティーカルボナーラ、明日はローストチキンです。

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2012年11月2日金曜日

Paul Weller on BBC

金曜のBBC4は音楽番組。9時くらいまではクラッシック、それ以降はロックやポップです。今日は私が大好き(だった)ポールウェラーです。そもそも私がイギリスに来た原因は彼・・・・というと言い過ぎだけど、とにかくそのくらい好きでした。

この番組はPaul Weller on BBCと言うタイトルで、70年代後半のジャムが出てきた頃から今までのテレビ出演のクリップでできていました。内容で言うと、ジャムの頃のが5-6曲、スタイルカウンシルが3曲、そしてその後ソロになってからが5曲くらい。今はその番組が終わって、10年位前のライブを流してます。

ポールウェラーってたぶん私よりもちょっと年上だと思うんだけど、最近ずいぶんふけました。でもそれでもやっぱりかっこいい人はかっこいいですね。と言っても、昔かっこよくて年とって目も当てられなくなる人もたくさんいるから、やっぱり努力してるんでしょうね。努力と言うか、昔からおしゃれな人だったから、今もそうなんでしょう。

去年だかおととしだか最近、彼は女王様から勲章をもらう話があったそうですが、辞退したそうです。これもかっこいいですね。ミックジャガーやエルトンとは違うぜ。

私はスタイルカウンシルはとっても好きだったんだけど、あの頃が彼は外見的には一番かっこいいです。おしゃれと言うか、それこそ本当にスタイリッシュ。今見ると、音楽的にはもうあんまり意義はないなあと言う感じがするけど、その時代の空気のなかでは最高に洗練されてて、すごく好きでした。

ちなみにスタイルカウンシルのバッキング・ボーカリストのDCリーと言う黒人女性と彼はその後結婚したのですが、彼女は私が好きだったワム!のバンキングボーカリストだったそうです。

そしてスタイルカウンシルの片割れ、ミックタル・ボットはあのELPのキース・エマーソンと一緒に、私が昔夢中になって聞いた(そして私が最近また熱を上げている)イタリア人ミュージシャンのジョバノッティ(Jovanotti)の80年代のアルバムでハモンドオルガンを弾いてます。

本当、音楽の世界は広いのか狭いのか。

つらつら書きましたが、今見てやっぱり一番圧巻なのは、すごく初期のパンクと呼ばれていた頃、ジャムですね。

彼はその頃18歳。今もぜんぜん愛想なく黙々と歌い演奏する人ですが、その頃はシャイなのか内にこもってるのか、ほぼうつむき加減で、人の視線を避けるように、でも激しくパンクっぽく歌ってます。その態度と言うか姿勢は本当にティーンエージャーらしいですね。ルイの友達にもいそう。

でもその頃の曲の歌詞が、やっぱりすごいです。内容は社会的なことや政治的なことなどが多い。そしてそれだけじゃなくって、その頃の社会的な雰囲気やら労働者階級の市民の生活やらを描く言葉が、本当にうまい。詩人です。そういう意味ではボブ・ディラン的と言ってもいいのかも。

我が家のルイちゃんも音楽が好きで、最近は毎日毎日エレキギター弾いてます。あと4年でこのときのポールウェラーと同じ年になるんだけどな。曲を書いたりするんだろうか。作曲はしそうだけど、性格がのんきでハッピータイプだから、ポエットにはなりそうもないです。

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2012年11月1日木曜日

歯医者での出来事

昨日ルイとチャーリーが歯医者に行きました。6ヵ月ごとの定期検査です。診察室は大きい部屋で、隅にふかふかのソファーが置いてあります。なので私と子供達全員が診察室に入って、子供達が一人ずつ治療用の椅子に座って見てもらいます。

昨日はまずルイが見てもらいました。問題はなし。しっかり磨けてるとか、なんかそういうことを言われていたみたいです。時間にしたら3分くらい。

その後チャーリーでした。チャーリーは1本ぐらぐらの奥歯があります。それから、どういうわけが紅茶もコーヒーも飲まないのに前歯に汚れがつきやすいので、ポリッシュ(磨いて) してもらいました。

それでポリッシュするのに保護用のめがねをかけます。先生が右側からポリッシュをかけ、左に歯科看護婦さんが立って、唾液を吸い込むチューブを口の中に入れてます。

私とルイは1メートルくらい離れたソファーに座ってぼんやり見ていたら、いきなり

ズズズズズ・・・・・・・

とただならぬ音が。 それで見てみると、チャーリーがそのチューブで口の中を吸われて、目を白黒させています。ちょうど掃除機でカーテンを吸ったみたいに。目をびっくりしたように大きく開けて、口は驚くほどのおちょぼ口で。

たった1秒くらいのことで、先生は「口をつむってしまいましたね。。。。」とボソッと言ってました。

が、これを見ていた私とルイは爆笑です。おかしくておかしくて、涙が出るくらい、ソファーから落ちるくらい笑いました。でも場所が場所だから、できるだけ短く笑いを切り上げるようにはしたのですが。

その後チャーリーの治療はすぐに終わって、歯磨きの処方箋をもらって診察室を出ましたが、部屋を出るやまた私とルイは大笑い。チャーリーは泣き笑いというか、面白がる私をルイに、「私窒息するかと思ったのに!」と怒りながらも、やっぱり笑ってました。

先生と看護婦さんはぜんぜん笑ってませんでしたが、もしかしたら私達がいなくなった途端に噴出してたかもしれません。

イギリスではYou’ve Been Framedと言う、視聴者が面白いホームビデオを送る番組があります。ここで取り上げられると250ポンドもらえます。なので、ルイがビデオを取ってなかったことを悔しがってました。まあでも、普通歯医者でビデオとるなんてことはありえないですからね。

ビデオにとっていたらここに載せたのに、残念です。

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