2019年2月24日日曜日

ロンドン2日目

私とチャーリーはドックランドのホテルに泊まりました。翌日は二人でロンドン東部のスピタフィールド・マーケットに行きました。昔はイーストエンドの下町のマーケットだったようですが、今はこじんまりとしたなかなか素敵なマーケットでした。この日はアンティーク市でした。

ここで朝ご飯を食べましたが、ここで飲んだコーヒーが、生まれて一番というほどの美味しいコーヒーでした。

その後、中華街でルイと待ち合わせして飲茶。ルイは前日遅くまで大量に飲んでいたようで、どうも二日酔いっぽく、食欲は昔ほどではありません。注文しすぎたので、残った食べ物はテークアウトにしてもらいました。この日のルイの晩御飯です。そして中華スーパーで買い物して、ふたたびルイの家に。

家につくと、ルイは別にお茶を入れてくれるでもなく、チャーリーと別の友達と3人でゲームを始めました。家は、前日あんなにきれいにしたのに、また汚くなってました。前日洗濯機に入れたものは乾燥されていず、仕方ないので私が乾燥機に入れて室内干ししました。

そして1時間後にたいして感慨もなく別れて、またバスで6時間かけて帰ってきました。

初日はルイは私たちに会って嬉しそうでしたが、二日目にはだれるのか。それとも単なる二日酔いか。

まあルイがとりあえず元気でいることを確認し、家事をちょっと手伝い、大量の差し入れをし、彼女や友達にも会え、しかもお芝居やマーケットに行けましたから、ミッション完遂でしょう。

帰りのバスで、チャーリーがカーディフ大学からオファーをもらったことがわかりました。これがこの日のハイライトかな。

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2019年2月23日土曜日

ロンドンに行ってました

ご無沙汰です。ハーフタームのお休みを利用して、ロンドンのルイに会いに行ってきました。

去年もこの時期に行ったのですが、ロンドンまでは結構遠く、お金も時間もかかるので、 今年は行く予定にはしてませんでした。そしたらハーフタームの一週間くらい前に電話がかかってきて、どうも元気がない様子でした。お金がないのかと思ったらそうでもなく、どうやら特に理由もなくくすぶってるみたいでした。6年間行く大学の2年目ってだれるのかなあ。2月で寒くて暗いし。9月から寮を出て友達と家を賃貸してるんですが、そちらも掃除とか洗濯とか全然できてないみたいです。

そう思っていたら、また電話で、手をガラスで切って4針縫ったとのことで(もちろんアルコールがらみ)、お母さんは性懲りもなくまたロンドンまで行くことになりました。(チャーリーもついてきてくれました。)

電車はすごく高かったので、バスで片道6時間かけて行きました。まあ家からすぐの場所から朝の5時発で、翌日はロンドンを夕方発ですから、時間の効率はすごくいいです。 バスも日本の長距離バスより全然快適。でもやっぱり疲れました。

お母さんが掃除と洗濯をしに来るなんて嫌かなあと思ってましたが、結構会うのは楽しみそうでした。意外でしたね。

初日はまず大学の近くでランチ。彼女が出来て、彼女も一緒に来ました。おとなしい女の子なんですが、同じバンドで、無茶苦茶うまいらしいです。彼女は別のバンドもやっていて、そちらは来月本当にプロとしてデビューします。





和牛のハンバーガーのレストランなんですが、レストラン自体が和風になってました。こういう店は日本人のお客さんが来たら嫌でしょうね。

そのあと3時間ほどかけて、どこから手を付けたらいいかわからないほどの汚い家の掃除と、ルイの洗濯をして、スーパーで75ポンド分(1万3000円くらい)の食料品を買いました。

ルイのハウスメイトたちが途中帰ってきて、家がきれいになっていたので喜んでました。

夜はロンドンの南のバタシー・アート・センターの小さな劇場でお芝居を観てきました。この話はまた別に書きますが、そのせいで晩御飯はせっかくイタリアンに行ったのに、30分で注文して食べてゴーでした。

お芝居の後お酒を一杯だけ飲んで、私とチャーリーはホテルに、ルイは友達との飲み会に合流。これが翌日どうなるかは、お母さんはだいたい予測つく・・・・。

(つづく)

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2019年2月18日月曜日

イギリスの方言テスト

今日ニューヨークタイムズの、イギリス・アイルランドの方言テストをしました。たまたまFBでシェアされてたのを見つけたのですが、驚くほど正確で、家族全員にやらせたくらいです。

25問の質問に答えると、分析されてイギリスのどの地方出身かが出てくるんですが、これが本当によく当たってるんです。もしももっと詳しく調べたい人は、95問の質問を答えることもできます。

質問の内容は、「部屋にある長くて座る家具はなんというか(答えの例は例えばソファーとか)」とか、「Lastという言葉をラストと発音するか、ラーストとするか。 」とか、そんな感じの真面目な言語学的質問でした。

私の結果はこちら。デボンとイングランド南部全体です。私はロンドンに10年近く住んでそのあとデボンに22年だから、まさにこんな感じ。

デイブはデボンに25年以上住んでいるけど、出身はマンチェスターの近くで、ロンドンに数年住んでました。結果はだいたいがマンチェスター当たりでした。

チャーリーは生まれも育ちも北デボン。最初25問の後ではデボン・コーンウォール(隣同士の地域)と出てきたのですが、95問答えた後は、デボンだけに絞られていました。

イギリスに住んだことのない人には興味ないことだと思うんだけど、イギリスに住む人はやってみてください。オンラインでするこの手の質問でこんなに正確に当たったのは初めて。 家族にもやらせてみてください。面白いですよ。リンクは下です。

https://www.nytimes.com/interactive/2019/02/15/upshot/british-irish-dialect-quiz.html?action=click&module=Editors%20Picks&pgtype=Homepage

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2019年2月16日土曜日

デジタル力がアップした一日

ここにコメントをくれる友達のあくあさんは東京で星占いの会社を経営していて、今回イギリス人の占星術師のセミナーのビデオを私が翻訳することになりました。

文字を翻訳するのは問題ないけど、ビデオを聞いて翻訳して、それをなんと字幕にしてビデオに入れてほしいとのこと。私のデジタル力でそこまでできるのか。。。心配していたら、「じゃあビデオ会議で説明するから。」と会議の予約を入れられてしまいました。

が、どうやって会議するのか。。。そこからがまずわかりません。

結局Zoomというアプリを入れて、30分面と向かって説明してもらいました。

Filmoreというプログラムを使うんですが、ビデオ編集なんて初めてです。

で、実際に翻訳するにあたって、やっぱり耳から翻訳するより文字に落としたくなりました。が、自分でやってる時間はないのでなにかアプリがないかと探しましたが、有料のがいくつか見つかりましたが、 無料の物はなかったです。Evernoteでできるということでこちらもダウンロードしたんだけど、パワー不足でした。それでやっぱり耳から翻訳して、これをEvernoteにディクテーションして落としました。翻訳自体は、用語がちょっと難しいけど、それ以外は別に難しいことはなかったです。

そしてこれをビデオに載せるんですが、これが時間がかかりました。でもだんだん慣れて行ったので、今後は楽になりそうです。

そういうわけで、朝から全く予定外のことをする一日になってしまいました。

が、いろいろデジタル的には学びましたよ。

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2019年2月14日木曜日

野草を食べる会

先日、野草を食べる会みたいなものに参加してきました。ガイドさんがグループを森に引率し、いろいろ教えてくれます。
こんなキノコが生えてました。Jelly earという名前。
雨上がりでもないのにこんなに水があふれています。この辺は土地が低いのです。

駐車場の近くの公園はこんな惨事に!




季節が季節ですから、キノコもないし木の実もないし、あんまりおもしろくないだろうなあと思ってましたが、身近な野草が結構食べれるということがわかり、面白かったです。食べれると言っても、美味しいというほどのものではないのですが、薬草としての効用があるものが多かったです。

例えばタンポポの葉っぱが食べれることはよく知られていますが、Primroseの葉も食べれるとのこと。(日本語では桜草だそうです。)それからイギリスの田舎でよく生えているGorseというとげとげの灌木の黄色い花も食べれます。

家の庭やらドライブやらに生えている雑草が多かったので、家に帰って早速レタスと一緒にサラダにしてみました。このGorseの黄色い花が彩を添えてよかったです。

まだ2月ですが、Primroseや水仙、Snowdropsなどの花も咲いていて、本当に冬来たりなば春遠からじです。

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2019年2月9日土曜日

うどんを打ちました

うどんを先日作りました。というか、打ちましたかな。

すごく昔に、「うどんって小麦粉と塩だけで作れてすごく簡単だよ。」と聞いたことがあり、その時も自分で打ってみたのですが、切るのが難しくて見かけは全然うどんにならず、大失敗でした。が、味はなかなかまともだったように覚えています。

それで「うどんは難しい」とずっと思ってましたが、よく考えてみればこれはインターネット時代の前のことで、きっとレシピなどもなく、ただ人づてに聞いたレシピで作ったんだと思います。

今回はちゃんとネットでいろいろ調べました。本格的なのは、足で踏むとかあります。まあそれは嫌かな。で、結局クックパッドの簡単レシピで作りました。

時間も30分くらいでできたし、切るのもうまく切れました。




味もうどんの味!

ちょっと小麦粉が違うので、やっぱり日本の(大阪の)うどん屋さんの讃岐うどんみたいにはなりませんでしたが、十分美味しかったです。

が、娘チャーリーには、「丸亀うどんには負ける」と日本語で言われました。日本語不自由なのに。

また作ります。

それにしても、納豆とか餃子の皮とか豆腐とかうどんとか、日本に住んでいたら絶対作らないもの、いろいろ作れるようになりました。大和魂全開!

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こんまりさん

「ときめきの片づけ」の近藤麻理恵さんって知ってますよね。私も5年以上前に日本から本を持ってきてもらってやりました。本当に1か月以上かかって家じゅう片付けましたが、負担も少なかったし、楽にたくさん捨てられました。リバウンドしないっていう触れ込みでしたが、まあずいぶんリバウンドはしましたが。

その時に本の帯だか新聞の広告だかに「世界中で話題の」なんてことが書いてありました。

こういうの多いんですよね、「世界中の話題」。こういうのが本当だったことはほぼ全くありません。もしかしたらアジアの一部とか、アメリカの一部で話題ってことはあるかもしれませんが、ヨーロッパからはやっぱり日本は遠いです。なにせ日本は南半球にあると思ってる人が大半の国なんですから、イギリスは。

話がそれました。

で、この近藤麻理恵さんですが、彼女に限っては、本当にイギリスでも知られているんです。最初はPinterestとかネット主体だったと思いますが、今ではラジオで名前を聞くほど有名です。

日本では「こんまり」さんって略して言いますが、イギリスではMariKondoと言われています。マリコンドーってテコンドーのイントネーションで言ってみてください。そんな感じです。きっと英語でも言いやすくて覚えやすい名前なんでしょうね。

片付けの話に戻ると、イギリスの家はそれでも日本の家に比べると片付いているしきれいです。田舎なので家のサイズに余裕のある人が多いので、雑誌に出てくるような家もたくさんあります。でも多分ロンドンでも、素敵なインテリアの家は多いでしょうね。日本人に比べると、家に注ぐパッションが10倍くらい高いです。日本は家が狭い割には、物をもらう文化だし小物など可愛いものが多いし、物が増えやすいから、本当に片付けの問題は深刻ですよね。

私も1月に始めた断捨離チャレンジ、15日目くらいで挫折しました。またマリコンドーの本読んで片付けるかな。

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2019年2月7日木曜日

木を切りました

うちの庭には樹齢150年くらいの大木があり、先日プロのTreeSurgeonを雇って、剪定してもらいました。Tree Surgeonとは「木の外科医」という意味ですが、要するに木を切ったり剪定したりする仕事で、正確にはArboristという職業です。

この木、ヒノキのような木なんですが、これが家のドライブの隣に植えてあり、これが大きくなりすぎて隣の家の屋根に届きそうなので、剪定することを余儀なくされました。こんなに大きい木が隣近所の家にこんなに近いというのは、嵐やハリケーンがあるたびに、隣の家に倒れるんじゃないかとか大きい枝が落ちるんじゃないかとか、心配でなりません。それで数年に一度はプロに見てもらってますが、今年はあまりにも大きくなりすぎたので、切ってもらいました。

枝を切るだけで450ポンド。(8万円くらい。)切り倒すには3000ポンドとの見積もりでした。50万円くらいですよ。

まあ枝を切ると言っても、こんなに大きい木ですから仕方ありません。前回来た人は足場を作って切ってましたが、この人は命綱つけて登って切ってました。バカボンのパパみたいに。

切った大きい枝は先日書いた薪バーナーの燃料に、 小枝は機械で切り刻んでウッドチップにして、ガーデニングに使います。だからまあ、450ポンドの一部は取り返した感じかな。

こちらが木。隣の赤いトラックと比較するとサイズがわかります。

よく見るとオレンジ色のヘルメットが見えます。これがバカボンのパパ・・・ちゃうって。

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2019年2月2日土曜日

新しい趣味の予感


長年の(ささやかな)夢が今週かないました。ウッド・バーナー(Wood Burner)を取り付けました。こちらです。

我が家のバーナー

言葉の通り、木を燃やすストーブ。暖炉のようなものなのですが、暖炉と違って火がガラスのドア内ですから、 安全でもあり、そして何よりも燃費がいいです。

私は昔から焚火に目がないので、暖炉とかこういうものはすごく好きなんですが、値段が高いことと、家がモダンなので、ウッドバーナーと言えば昔はこんな↓ものばかりでしたから、諦めてました。が、最近になってモダンなデザイン物が出てきたし、思い切って設置しました。

昔風のバーナー
金銭的なことを言えば、家人デイブは家具職人なので、実は燃やす木はただで手に入るのです。しかもうちには2エーカーほどの半野生の草原があり、そこに木がいろいろ生えていて、毎年何本も切り倒すので、これらの木も1年乾かせば燃料に使えます。

昨日初めて使ったんですが、すごくいいです。我が家はオープンプランで、一階が寝室、2階がキッチンとリビングとバスルームなんですが、設置したのは2階のキッチンとリビングの中間。昨日からイギリスは寒波なんですが、セントラルヒーティングなしでも十分の暖かさ。

ウッド・バーナーって、みんな「すごくいいよ~」っていうんですが、本当にいいです。ある人曰く「まるで新しいペットが来たみたい。」。そう、そんな感じです。

が、今になって家人デイブが、「仕事先でウッド・バーナーを入れた人がたくさんいて、木の取り合いになってるから、それほど持って帰れない。」とのこと。

なのでここ数週間は私が木こりとなり、家の野原のヘッジの中などで死んでいる木を切り倒したり集めたりして、のこぎりで切って薪にしています。

これがまたワイルドな感じで、野生の本能を満足させてくれます。自分で切った木で暖を取るって、すごいワイルドじゃないですか~。しばらく趣味になりそうです。

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