2010年10月31日日曜日

Trick or Treat






なんか最近重い。このブログの内容が重くなってきてるような。気になります。それで今日は軽く明るい話題。

今日は1日が25時間あるんです。

何かというと、今日から夏時間が終わって、時計が1時間戻りました。それで25時間あるんですが、ちょうどよかった。というのは昼はチャーリーのモダンダンスのフェスティバル、夕方は水泳のトレーニング、そして今日はハロウィーンと予定がたくさん。全部できるかなあと思ってたんですが、ちょうどルイが風邪を引いてるし、水泳はパスすることにしました。

ダンスは今日は3人でのモダンダンス。直前までまだ仕上がっていなくて、3時間も早く行って最後の最後までリハーサルしてました。結果は入賞は逃したのですが、審査員のコメントもなかなかよく、バレエの先生もモダンダンスの先生もまあ満足してくれたようでした。チャーリーはその場では神妙な顔してましたが、帰りの道は足取りも軽く鼻歌などを歌い、うまくいったのが嬉しそうでした。

バレエは木曜にソロで一人で踊ったんだけど、今日は3人でステージに上がるっていうのも、気が楽なようです。そりゃそうですよね。たった一人でステージに上がって、審査員と観客の前で踊るのはかなり勇気が要ります。一人よりは3人のほうが心強いよね。


そのあと晩御飯のあとに、ハロウィーンの仮装をして二人で近所を回りにいきました。どの家でもノックしていいというわけではなく、子供が来るのが嫌という家もあるので、知ってる家だけを数件回る予定でした。しばらくして帰ってくると、二人の子供が5人に増えています。チャーリーの友達とそのお兄さんも回っていて合流したようで、彼らにどの家がハロウィーンフレンドリーかの情報を得て、知らない家も回ってきた様子。そしてデイブに車を出してもらって、ちょっと離れた家にも「Trick or Treat」(お菓子くれなきゃいたずらするぞ)しに行きました。

帰ってくると今年は戦利品が多いと嬉しそう。戦利品袋の中はこんなにお菓子でいっぱいでした。しかもお菓子の用意のなかった家は小銭をくれたり、イチゴやメレンゲをくれた家もあったそうです。

じゃあ来年はどの家を回ったらいいかわかったねと話していたのですが、来年にはルイはもうこういうことしないかもしれないなあ。他人の家を夜ノックするくらいの勇気が出るくらいの年になったかと思うと、もう仮装する年じゃなくなるんですね。


2010年10月30日土曜日

スポーツマンシップとは何か

今日は子供たちの水泳のクラブ内のチャンピオンシップの日でした。水泳は種目が多いので何週間にもわたって行われます。今日の種目はルイは50m自由形とバタフライ、200mバタフライでした。チャーリーは100mメドレーと200mバタフライ。

毎年のことなんですが、イギリスでは風邪が流行っています。私もごほごほしてますし、水泳クラブでも風邪の人がたくさんいます。それでルイは昨日から風邪気味でした。でも泳げないほどではないので、今日も出かけました。

はじめの種目は50メートル自由形でこれは30秒台を切って自己新記録でした。バラフライ50mは自己新記録ではなかったけれど、まあいいタイムです。でもこの2つのレースのあとで私のところにやってきて、200メートルは棄権したいとのこと。

バタフライって泳いだことあるひとは少ないと思うんですが、すごくしんどいんです。特に200メートルはすごくしんどいらしい。それで最初から泳がない人が多いし、直前に棄権する人も多いです。

それでルイに言いました。本当に病気で泳げないのなら棄権したらいいけれど、風邪気味で体調が万全ではないので、いい記録が出ないだろうから棄権というのは、よくないんじゃないのという話をしました。目の前では7歳とか8歳の子供たちが200mバタフライ泳いでいます。小さい子供には特に難しい泳法で、みんな必死にアップアップしながら泳いでます。

ルイの今年のクラブチャンピオンシップの目標は、全種目泳ぐことでした。というのは去年は豚インフルエンザで数種目泳げなかったし、その前の年は骨折で短距離は全部だめでした。それで今年は全種目泳ぐって気合を入れてたんです。

それでお母さんは説教を始めました。阪神の金本選手は1492試合連続フルイニング記録があるんだぞ。1年間の試合は144試合だからこれは10年以上、1イニングも休まず出場、しかも鉄人アニキは肩を痛めても左腕を骨折しても試合に出続け、ヒットを打ち続けたんだと諭しました。新井も去年は腰を骨折しても出場し続けたし、鳥谷も今年5月は骨折で激痛に耐えながらもフルイニングでてたそうだぞって・・・。

それでルイも気を変えて泳ぐことにしました。自分も鉄人アニキに見習わなければと思ったようです。ふたを開けてみると、16歳と14歳のトップスイマーに混じってのヒートに入れらてました。これはちょっと厳しいだろうなあと思ってみていると、はじめからがんがん飛ばして泳いでます。4人のうちルイを入れた3人はデッドヒートです。それでもだんだんルイが引き離し始め600メートルの時点では1位でした。

それが・・・・

600メートルの時点で泳ぐのをやめてしました。最後あと1往復のところで、戻ってこないんです。ルイを応援していた友達やコーチたちが駆けつけてました。どうやら咳き込んでしまって息ができなくなったようです。水から上がると普通に歩いてましたから、別状は無いようでした。

あのまま泳いでいたらかなりいいタイムが出たはずなんだけど、本当に残念。本人は残念そうではありましたが、別にそう気にもしていないようでした。「ベストを尽くしたんだからしょうがないよね。」と私が言うと、納得してました。

結局ははじめから棄権しているのと同じ結果だったのだけど、でもそれだと「やっぱり泳げたんじゃないかなあ」という後悔が残るので、泳いでみてだめだったんだから、まあ仕方ないね。

いつも体調ばっちりで、泳ぐたびに新記録っていうんならいいんだけど、シーズンオフの無い水泳ではたまにはこういうこともあります。体調が悪いから、どうせいい記録は出っこないんだし、無理しないというのもひとつの考え方。体調が悪くても、泳げる限りは泳ぐというのも考え方。自己最高がでないだろうから棄権というのはいいスポーツマンシップとは言えないんじゃないの? という私の考え方に、ルイもなんとなく同調していたようです。

まあどちらの考え方でもいいんだけど、ただメダルがもらえればいいというだけでなく、スポーツマン精神とは何たるかというのをルイちゃんも初めて考える機会となったようです。

チャーリーはどちらも自己新記録を出しました。目標はクラブ記録なんだけど、これは現在のクラブ記録保持者がデボン州の州記録を持っているので、ちょっとやそっとでは更新できそうにありません。でもどんなことでも不可能なことは無いですからね。二人ともしっかりがんばれ!

2010年10月29日金曜日

中年化したなあと思うとき

数日前からの話の続きになります。「中年になりたくない」って昨日書いたことです。

昨日おとといと読んでくれた方にはもうお分かりと思うんですが、中年といっても別に年齢のことではありません。(実際45歳ですからね。年齢的には中年と呼ばれてもしょうがないかな。)要するに精神的な若さとか柔軟さとか繊細さとかそういう意味です。

もっと具体的にいうと、「良識ある大人として社会人として、こういうことをして、こういう格好をして、こういうものの言い方をして、こういうような仕事をして、週に何時間働いて、貯金は最低でもこれくらいはあって、年金もこれくらいは積みあがっていて、、、云々」という枠にはまりたくないともいえます。別にそうなるのが嫌だというのではなく、「こういうことが世間から、周りから、家族から、会社から、友人から当たり前だと期待されているから」というだけの理由で、自分の頭で考えもせず、当たり前の型どおりのことをしたくないということ。つまり何をするにも自分で選んでやりたいんです。

それで昨日も書いたけど、ここに来て振り返ってみて、まあ大体自分の思い描いていたとおり、やりたいと思っていたとおりできてきた気がします。別にそれは結果とはぜんぜん関係ないんです。ただその過程が、「自分のやりたいようにやる」というのが大事なだけで。まあこれは現実的な面では損をする面や、しんどい面も多いし、要するに不器用な生き方というのかもしれないけれど、私のように「ただ好きなようにする」というのが何よりも大事な人間もいるんです。

ああ、まるでフランク・シナトラ、マイ・ウエイ ♪♪

ここまでは前置き。ここからが今日の本題です。

それなのに、私の今の生活の大きな部分で、しみじみ中年化したかあと思わされることがあります。何かというと子供のこと。

子供って一緒に遊んだり運動したりしてるときは、こちらも若さをもらえるし、話をしていて自分も同じような年齢のレベルになってるなあということもあります。若い人の話題だとか、子供がいないとぜんぜん知らなかっただろうこともいろいろ知識が入ってくるし。

それはいいんですけどね。ただ問題は叱ってるとき。

部屋を片付けろだとか、ピアノを練習しろだとか、つめを切れとか、どうしてそんなに忘れ物落し物が多いんだとか、少しはこぼさないように食べるように気をつけろだとか、早く寝ろだとか、早く起きろとか、さっさと身支度しないとバスに乗り遅れるぞだとか、野菜も少しは食べろとか、ああ・・・・・・そういう際限のない小言。きっと向こうは右耳から入って左から抜けてますよ。

そういうのを言っているいる自分を耳にすると、ぞっとします。まるで自分の親が言っていたようなこと。もしくはテレビだとか小説だとかで、典型的な母親が子供に言うこと。それこそ中年もいいところですよ。ああ、ぞ~~~~~~~~~。子供がいて嫌なことの一番は、自分が年をとることです。

これは子供のせいといえばそうだけど、本当は自分のせいなんですよね。だってそういう小言を言ってるのは私なんだから。どうして小言言うのかというと・・・・・・・どうしてだろう? 今まで言ってきて効果ないんだから、言ってもしょうがないのかもしれない。もしかしたら私の頭の中で、「親というものは小言を言うもの」と刷り込まれてるのかもしれない。

ためしに2週間ほど一切小言言うのやめてみようかな。どうしても気になることがあれば、「すみません、歯を磨き忘れてますよ」「ピアノ練習してはいかがですか。」「失礼ですが、もう起きないと学校に遅れますよ。」という感じで、大人に接するみたいにしてみるとか。

いやそれでは、子供のすることにいちいち気をつけてることには変わりないから、もう一切大人扱いで放って置いて、完全に自主性に任せようかな。学校に遅れようが、栄養が偏ろうが、放っておく。気にもかけない。

ほんと、ちょっと過激だけど、しばらく本気でやってみようかな。

2010年10月28日木曜日

アウトサイダー




昨日のライ麦畑の感想を書いていて、いろいろなことを考えました。あのくらいの年のときに見える世の中のゆがみやイカサマさ。自分もその中に吸い込まれていくんだろうかという不安さ。純粋であり続けることなど所詮不可能で、いずれは自分も迎合して行くんではないかという絶望的な気持ち。

そういうこと、こうして思い出してみれば、大学の卒論のテーマでもありました。題は「ドストエフスキーとアウトサイダー」とかそんな感じだったと思います。ニヒリズムに陥らずに且つ世の中に迎合せず生きていくことは可能か。

そのころ一時的にそういう本をよく読みました。サリンジャーをはじめ、イギリス文学のアラン・シリトーやコリン・ウィルソン、ジョン・オズボーン、米国のナット・ヘントフ、ジョン・アービング、リチャード・バック。

「10代で中年になる人もいれば、おしまいまでスイングをやめない人もいるわ」という名台詞のあるナット・ヘントフのジャズカントリーという本は、高校のときに現国の教科書に載っていて、感動して改めて読み直しました。それが今でも意識に深く刻み込まれています。

こうして考えると、大学卒業して以来の私の生活は「いつまでも中年にならない」「おしまいまでスイングをやめない」「アウトサイダーであり続けたい」「偽者になりたくない」というあたりから始まった気がします。それ以来それを常に意識していたというわけではなく、そんなことほとんど忘れていたといってもいいのに、こうして振り返ってみると、意識下でなかなかそれは根強い動機だった気もします。今の自分は、やっぱりそれに沿ってやっていってるような気がしますね。

この年になって周りの友人などを見て、ふと将来のことが不安になったり、「何でこんなところでこんなことをしてるんだろう」と思うことも最近よくあったけれど、こうして振り返れば大方自分のやりたい通り人生の舵を取ってきたような気がしました。こういう言い方は大げさだけど、ここ25年くらいを振り返って、ちゃんともともとの目的どおりやってきたな、よしよし、という気になりました。

話は戻って、このジャスカントリーを書いたナット・ヘントフは本業は作家ではなくジャス評論家です。去年、最近ファンになったボブディランの古いCDを買ってその解説を読んでいたら、このヘントフが書いていました。すごい古い60年代に初めてリリースされたアルバムなのだけど、なんだか時代がぐるりと回ってひとつにつながったような、不思議な感動がありました。

写真は今日のチャーリーのバレエフェスティバルの楽屋風景と晩御飯のピザ。大きさは30センチくらい。いうまでもなく2枚作りました。

2010年10月27日水曜日

Catcher in the Rye 感想

まずは簡単なあらすじから。

主人公はホールデンという名の16歳くらいの若者です。彼は裕福な家庭の子息が行く寄宿生の学校に行ってるのですが、成績が悪く退学になろうとしています。彼は退学になるのは初めてではなく、これで数校目。それで両親の家には1学期の終わりに連絡が行くことになってます。彼としては最後の日まで学校にいて、親のところに通知が行ってから家に帰る予定でした。

それが他の寮生ともめ、いろんなことに嫌気が差して、寮を飛び出します。実家に連絡が行く水曜まであと数日を、ニューヨーク内のホテルに泊まって時間を潰してから帰宅することにしました。

そしてその間にいろいろな目にあいます。酔っ払ったり、デートをして喧嘩したり、昔の友達に会ったり、売春婦を部屋に呼んで、そのポン引きに殴られたり。などなど。そしてさまざまなことに嫌気が差して、でもどうしても妹に会いたくなり、親がいない間にこっそり家に入り、妹に会います。そしてまた家を飛び出して・・・。という筋にもならないようなストーリーです。

で、とどのつまりは若者の不満の小説なんだろうということなんだけど、それだけでもない。とにかく彼は学校だとか教師だとか、周りの学生だとか、ほとんどのものにうんざりしてます。その理由は彼らがPhoney だから。Phoney というのは偽者のという意味。これはうまく説明するのが難しいんだけど、読むと意味がわかってきます。

彼がPhoney でないと思うのは、死んでしまった弟のアリーと妹のフィービー。そして道中ですれ違った子供やら尼僧やら、彼が心惹かれる人たちが描写されます。

ただそれだけの話なんですが、ヤマの「俺はライ麦畑で子供をがけから落ちへんように守りたいねん。」という有名な段落と、フィービーがメリーゴーランドに乗っているのを見てる最後のひと段落、ページにしたら合計1ページにもならない部分で、急に胸が詰まって泣かされるんですよ。

やっぱりこれは名作ですよ。真摯に生きるというのはどういうことなんだろう、そういうことを考えられるのは16歳のときだけなんだろうか、それとも死ぬまでそういう問題を正面から考えてやっていくことができるんだろうか。Phoneyでない生き方を忘れないでいられるんだろうか。いやいや、そんなことを言葉にすると説教臭くなっちゃうんですよね。それこそPhoney。でもこの小説を読んで少しでも心が動けば、まだ処置なしというわけでもないのかも。

最後の文章を載せておきます

Boy, it began to rain like a bastard. In buckets, I swear to god. All the parents and mothers and everybody went over and stood right under the roof of the carousel, so they wounldn't get soaked to the skin or anyghing, but I stuck around on the bench for quite a while. I got pretty soaking wet, especially my neck and my pants. My hunting hat really gave me quite a lot of protection, in a way, but I got soake anyway. I didn't care, though. I felt so damn happy all of a sudden, the way old Phebe kept going round and round. I was damn near bawling, I felt so damn happy ,if you want know the truth. I don't know why. It was just that she looked so damn nice, the way she kept going round and round, in her blue coat and all, God I wish you could've been there.

あほみたい雨が降り出した。ホンマじゃじゃ降りや。濡れへんように他のお父さんとかとかお母さんとかみんなメリーゴーランドの屋根の下に移動した。でも俺はしばらくベンチに座ってた。だいぶ濡れたで、特に首とズボン。ハンティングハットのおかげでちょっとはましやったけど、やっぱり濡れた。でもそんなことはどうでもええ。俺は急にすごい嬉しなってん、フィービーがぐるぐる回ってんの見て。ホンマのこと言うたら、嬉しいて叫びかけやったわ。何でかわかれへん。ただフィービーがすごい可愛く見えてん、青いコートとか着てぐるぐるまわってるとこ。ホンマ見せたかったわ。



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2010年10月26日火曜日

買い物

今日は予報どおり雨でした。大雨というほどではないんだけど、ずっと一日中降ってました。昨日はあんなに晴れてたのに。それでも予定通り隣町に買い物に行きました。雨のせいかちょっとすいてました。

街のハイストリートの洋服屋で買ったのはチャーリーのパジャマ2組とルイのジーンズ、フード付トレーナー、ガウン、パジャマのズボン、クリスマスラッピングペーパーでした。ルイのジーンズは夏に日本に行く前に2本買ったのだけど、もう短くなってきてます。もう子供服部門では売っていなくて、大人用のサイズでした。こンな調子でどんどん背が伸びてるから、買うのが追いつきません。でもここはとっても安い店で(まあユニクロっぽいかな)、これだけ買って37ポンドでした。ああ、この店あって助かった。

トレーナーもサイズはメンズのM。パジャマも大人用は売っていなくて、ズボンだけ何種類か売ってました。たぶん上はTシャツとかで間に合わせる人が大半だからでしょう。一応商品名は「部屋着のズボン」ということでしたが。

チャーリーはガウンが欲しかったんだけど、どうしても週末別のスーパーで見たのが欲しくて仕方ありません。それでそこまでいきました。そこの店は40ポンド買い物すると6ポンド引きという割引券を持っていたので、いろいろ買い物して40ポンド分しっかり携帯の電卓を使って計算して買ってきました。(ガウンは16ポンド)。24ポンドなんて食料品を買い始めたらすぐなんだけど、普段行きなれないすごく大きいスーパーなのでどこに何があるのかもよくわからず、面倒なので結局クリスマスのプレゼント用のチョコレートをたくさん買ってきました。

今日買った二人の買い物は、ルイのジーンズを除いてはクリスマスプレゼント(の一部)ということになってます。それでクリスマスまで隠してあります。何かわかってるものをもらっても面白くないとデイブはいいますが、私はせっかくもらうなら自分で選んで気に入ったものを欲しいタイプなので、子供もまあ今年はそうしてます。

でもこれはプレゼントというよりは必需品なので、他にもちゃんとしたメインのプレゼント、そろそろ本格的に欲しいものを考えてもらわなければいけません。チャーリーは今日は「デジタルカメラかなあ」などと言ってました。

午後は雨なので子供たちはピアノを弾いたり本を読んだり、だらだらとしてました。私は夕方から餃子を80個くらい作りました。子供が20個くらい作ってくれたので助かったけど、いつもながらなかなか時間がかかって大変な作業です。

まあそういう普通の1日でした。昨晩The Catcher in the Rye読み終わったので、明日は感想書きます。
これはルイの買い物。左からトレーナー、パジャマズボン、ガウン


チャーリーの買い物。左がパジャマで右がガウン。これはチャーリーが気に入るだけあってふかふかでやわらかくて、色も真っ赤に白い星で可愛い。

これはお世話になった人たちに上げるプレゼント。スクールバスのドライバーとか、スイミングのコーチなどです。クリスマスってそういう意味ではお歳暮的な時期でもあります。

2010年10月25日月曜日

隣の人との散歩


今日はこどもたちのハーフタームホリデーの初日。天気予報は快晴。朝から空気がきりりと引き締まった感じで、太陽が出ていました。明日は大雨、あさって以降は降ったりやんだりという予想です。だから今日は太陽貯めの日です。

それで隣の人を午後一緒に散歩に行かないかと誘いました。そこはうちと同じくらいの年の子供が3人と、夫婦とおばあさんが住んでいます。もともとはおばあさん(といってもまだ60そこそこで、ぜんぜん年寄りではない)が一人で住んでいたのだけど、建て増しして娘夫婦が4年ほど前に越してきました。

その夫婦とは最近ちょっと軋轢ができていました。何がきっかけかというと、2ヶ月ほど前うちに用事でやってきた人の車のハンドブレーキが外れて、その家の木のフェンスにぶつかったことです。そのことはそのときブログに書いたのでおぼえてる人もいらっしゃるでしょう。それ以来ぜんぜん口を利かないだとか、そういうわけではなかったのですが、私としては「彼女はこういう人だったのか」とわかったというか、まあ距離ができてしまいました。

それでも隣人は選ぶことはできませんからね。少しくらい気に入らないことがあっても、仲良くやっていくしかありません。それで今日はちょうど天気もよかったし、子供たちも仲良く一緒に遊んでるし、私から誘いに行きました。

彼女ははじめは「今日はいろいろ忙しいから・・」などといっていましたが、「でもやっぱり行きたいから、なるべく早く用事を済ませて行けるようにしてみる」とのこと。彼女にしても、せっかくの溝を埋めるいい機会だと思ったのかもしれません。

それで午後に一緒に家を出ました。うちは私とルイとチャーリー。お隣さんは奥さんと子供二人と犬2匹。車で行くつもりでいたのですが、結局家から海の方向に歩いてぐるっと回って帰ってきました。ゆっくり休まず歩いて1時間10分でした。

海の方向まで舗装された細い道を歩いていきましたが、残念なことに海まで歩いていける道はありません。でも天気もよく、お隣さんとの関係改善という目的も果たせたし、なかなかいい午後でした。かなりの距離を歩いたと思うんだけど、子供たちもぜんぜん文句言わなかったし、私も話しながら歩いてたので距離を感じませんでした。

明日は大雨の予想。隣町までショッピングに行きます。買う予定のものはパジャマとガウンなんだけど、チャーリーはすごく楽しみにしてます。

2010年10月24日日曜日

最近の天気

昨日は土曜日。朝は9時前まで起きなくてもいいので、ゆっくり・・。子供も静かしにてるし、家の前を通る車も無いし、目覚ましがなるまで熟睡を・・・と思っていたら、7時過ぎにすごいあられの音で目が覚めました。9時ごろにはもうやんでいたのでルイはテニス、私はチャーリーをバレエに連れて行こうとしたら、今度は稲妻が。雷もごろごろなしだしました。

隣町への道路は事故で閉鎖でした。それで仕方なく別の道を行くと、そこは雪国・・・・。

でも雪には早すぎます。どう考えてもこれはあられです。この辺はついさっき降ったみたい。屋根の上とか車とかかなり真っ白でした。普通あられってすぐ消えるのに。

その後は雨が降ったりやんだりでした。まさにイギリスらしい天気で、降るときは大粒、やむと晴れ目が見えるという午後でした。

そして今日日曜は快晴。朝見ると地面はびっしょり濡れていたので、夜は雨だったみたい。一日中秋晴れという天気でした。気温は13度くらい。でもこういう日は夜が冷え込むんですよ。予想では零下1度。それであわててレモンとオレンジの木を家に入れました。

庭はまだコールデンデリシャスのりんごが木に残ってます。これも今週中には収穫しないといけないだろうなあ。にんじんは全部掘ったし、あとは大根が2本とキャベツ1個、そして長ネギが30本ほど残ってます。あんなにあった野菜が、残すところほんの少しとなりました。長ねぎは一冬中土の中に残しておいてもいいんだけど、冬になると畑に出てそんなことする気がなくなるんですよね。だからなるべく早く収穫して食べきってしまわないと。

そういうわけでここイギリスではそろそろ冬支度です。来週には夏時間も終わるし、そうなると冬至まで気分的には暗いです。

冬支度といえば、アドベントカレンダー買いました。左がトワイライトの、右がドクターフーです。これよく見ると小さい窓が1番から24番までついていて、それをあけると小さいチョコレートが入っています。12月に入ると1日から毎日それをあけて、クリスマスを待つという代物です。

まだ10月ですから早いんですが、これもクリスマスショッピングの一環。先週からはじめたんですが、コストをスプレッドするために、毎週何か買うようにしてます。先週はクラッカーでした。まあ下らん生活感のにじみ出た話といえばそうですが、イギリスのクリスマス準備、面白いかもしれないので毎週覚えていたらアップします。

2010年10月23日土曜日

Catcher in the Rye

今上記のようなタイトルの小説を読んでいます。日本語のタイトルは「ライ麦畑でつかまえて」。大学生のころサリンジャーが好きになって全部翻訳で読みました。そのうちの何冊かはペーパーバックでも読んだ気がしないでもないんだけど、記憶は定かではありません。

どうして今頃こんな本を読んでるかというと、どういうわけかうちの本棚にずっとあって(デイブは本をまったく読まないんだけど、きっと彼の本のような気がします)、そのうち読もうと思って引越しのたびに捨てずにおいてあったのを、ふと手に取ったわけです。

まだ読み終わってないんだけど、なかなか夢中になって読んでます。でも自分で言うのも何ですが、自慢するわけじゃないんですが、やっぱりさすがに20年以上イギリスに住んでると、英語力が上達したなあって思いました。大学生のころじゃぜんぜん読めてなかったと思います。というか読んだような気になって筋はわかったとしても、細部まで、言葉の綾とか、面白い言い回しとかユーモアとか、ぜんぜんわからなかったと思う。特にこれは高校生の一人称で書かれていて、若者の完全な口語なので、なかなか外国で生活してないとわからないんじゃないかな。

言葉もhelluvaとか sunovitchとか出てきます。これはhell of aと son of bitchのことなんだけど、こういうのも昔は辞書引かないとわからなかっただろうな。そもそも英和辞典に載ってるかなあ。

私は翻訳は苦手なんだけど、この小説読んでいて、大阪弁にしたら結構雰囲気出るんじゃないかという気がしました。たとえば・・・

Then I thought about the whole bunch of them sticking me in a goddam cemetery and all, with my name on this tombstone and all. Surrounded by dead guys. Boy,when you are dead, they really fix you up. I hope to hell when I do die somebody has sense enough to just dump me in the river or something. Anything except sticking me in a goddam cemetery. People coming and putting a bunch fo flowers on your stomach on Sunday, and all that crap. Who wants flowers when you are dead?

「みんなが俺をあほみたいな墓に突っ込んだりしてるところを考えた。俺の名前が墓石に書いてあったりすんねん。周りはみんな死人ばっかりや。しかし、死んだらみんなホンマ好き勝手しよるで。ほんま頼むけど、俺死んだら誰か一人ぐらい「川にほりこんどいたれ」くらい気ぃきいたこと考える奴おって欲しいわ。墓に突っ込む以外やったらなんでもええ。日曜に人が来て、腹の上に花束差していくとかそういう糞ったれたこと。死んで花欲しい奴、どこおんねん?」

こんな感じでどうでしょうか? なかなか原文の雰囲気でてると思うんだけど。

ところでこの本が出版されたのは1951年です。主人公のホールデン・コールフィールドは学校を飛び出して実家の近くのニューヨークに行くんですが、ホテルに泊まってすることが無いので、一晩中飲み屋に行ったりダンスホールにいったりして時間を潰します。それでふと思いついたんだけど、もちろんこのころはテレビが無いんですよね。だから一人で退屈で寂しいと街に出るんだ。今だったらテレビとかインターネットで一晩時間簡単に潰せるのにね。

それから思ったのは1951年といえば戦争がおわってまだ数年。でもぜんぜんそんな雰囲気はありません。また舞台が裕福なニューヨークに住む若者の話なので、ブロードエーのショーだとか劇場とか映画とか、ジャズクラブとかダンスホールとか映画俳優とか、学校の話もお坊ちゃんの行く寄宿生の学校の内情が出てきます。日本なら1950年前後って、まだまだ食べるのに必死という感じだったんじゃないかなあ。そう考えると、日本とアメリカってそもそも国力がぜんぜん違うのに、よく戦争してたなあという気がしました。

まあ、話が飛んじゃいました。とりあえずブログに書いておきたいなあということがいろいろある本でした。まだ読み終わってないので、終わったらまた今度はまじめな感想を書くかも。

2010年10月22日金曜日

ハーベストフェスティバルとハーフターム

今日はチャーリーの学校のハーベストフェスティバルでした。フェスティバルといっても別に特に楽しいものではありません。ミニ学芸会のようなものです。時間にしたら30分くらい。

ハーベストというのは収穫。秋ですからね。イギリスではこの季節に伝統的に教会でする、収穫に感謝する祝い事のようです。今日は子供たちは学校に缶詰をひとつづつ持っていきました。これがホームレスの人たちのチャリティーに送られるそうです。

今日はちょっと遅刻していくと、9月に入学したばかりの新入生がぴかぴかの制服で歌を歌ってました。こういうのは大体1年生の両親がよく見に来ていて、だんだん学年が上がってくるにしたがって、親の熱意が薄れていきます。(だから私は遅刻。)今年の新入生の父兄はすごく盛り上がって、大声援でした。

そのあとチャーリーたちの高学年も2曲ほど歌い、お祈りと(キリスト教の学校ですからね。仕方ありません。)賛美歌を2曲くらい歌って終わりました。

でもチャーリーはこのフェスティバルのことをすっかり忘れていたみたいで、今日朝バスを待ってるときにお隣さんのおばあさんが教えてくれました。缶詰のことも忘れていて、あわてて取りにいきました。台所に何かあってよかった。チャーリーに、私に見に来て欲しいか聞くと、いらないとのこと。やっぱり親だけでなく子供も学年があがるにつれて熱心さが減ります。それでも、特に今年はルイが中学に行ったからそちらのほうがメインという感じで、チャーリーの小学校のほうにはほとんど注意を払ってなかったので、悪いなあという気になって、予定を変えて行きました。

しかしこれでルイのときと合わせて私にとってはハーベストフェスティバルは8回目です。さすがに歌も全部覚えました。

来週はハーフタームといって1週間学校はお休みです。ということは朝は7時におきてお弁当を作らなくてもいい!!子供が家にいると、それはそれで1日中今日は何をしようかと悩むんですが、まあ1週間くらいならお休みもいいです。

2010年10月21日木曜日

Master chef

テレビでマスターシェフという番組をやってます。これには素人編とかプロ編とか何種類かがあって、ここ数週間プロ編を家族で見てます。

プロ編の場合は実際にレストランで働いてるシェフたちが出てきて腕を競います。審査員はイギリスの有名なミシュラン二つ星のレストランのシェフと、食べ物評論家の二人。これがまず予選から始まり、準決勝、決勝と進んでいきます。

まず予選は基本的な料理を15分くらいで作ります。基本的といってもメレンゲとか生肉ステーキとか、ウサギをさばいたり帆立貝をさばいたりと、いっぱしのシェフにとっては基本ということで、素人には難しいことです。これで通過すると、審査員が用意した伝統的料理をレシピーどおりに作るんですが、これがまた普通の人にはとても作れないようなものです。

このあと準決勝に進み、ミシュランのレストランで実際働いたり、自分のレシピーを考えたり、などなどでマスターシェフが選ばれます。

私は料理番組そんなに好きじゃないんだけど、これはついていると見てしまいます。子供たちも結構夢中で見てます。上に書いたとおり、作る料理は普通の家庭で作るようなものではなく、はっきりいってぜんぜん参考になりません。それどころかレシピーもちゃんと紹介してくれないので、作り方も大体しかわかりません。

でもそれがまたいいんです。あんまり親切に基本から教えてくれる料理番組とか、啓蒙的な番組は見ていて疲れる。でもこれってぜんぜん自分の料理と関係ないから、エンターテーメントとして見れます。プロのレストランの内情もこんなものなのかってわかるし。

でもシェフといってもいろいろあるんですねえ。その辺の食堂みたいなところから、ちょっと地元では評判のいいレストラン、そしてロンドンや大都市で雑誌などで紹介されるレストラン。やっぱりその道の上のほうのシェフはスタンダードがすごいです。ぜんぜん妥協が無いし、本当に芸術的。特にテレビ番組だから盛り付けや外見が重視されてるんだけど、それがまたすごい。

これに出てる人たちは、子供のころから料理が大好きで、何よりも一番情熱を傾けてるという人たちばかりです。やっぱり女性よりは男性が多いですね。私は料理はするけれど、そんなに好きではないし、しないですむものならそのほうがいいとおもってるくらいなので、その情熱はぜんぜん理解できないですけどね。

2010年10月20日水曜日

ルイちゃんの調理実習その2

今日はルイちゃんは調理実習の日でした。今日作ったのはピザです。トッピングはサラミとチーズとトマトで、ピザの台にチーズまで入れて焼いてきました。なかなか本格的でおいしかったです。もしもこれが熱々だったらもっとおいしかったんだけど。

私が調理実習していたころと違うのは毎週家から材料を持っていかないといけないことです。これがちょっとめんどくさい。チーズや小麦粉くらいならまだいいんだけど、先々週はミルク150mlもっていったり、来週はひき肉450グラムなど、結構どうやって持たせようかと悩むようなものが要ります。

そしてできたものは持って帰ってきます。グループで一緒に作るのではなく、個人個人で作るので、一人4人分くらいできますからとても食べきれないんですね。で、今日のピザの場合は一切れだけ食べてきたようでした。たぶんルイも家に持って帰って私や家族に見せたり食べさせたりするのが嬉しいんだと思います。

調理実習は今年は今学期だけなのですが、メニューは1週目から順番に、アップルクランブル(アップルパイの簡易版)、スコーン(パンとケーキのあいのこのようなもの)、パン、ピザ、チリコンコーネ(ひき肉をチリソースで煮たもの)、ソーセージまたはチキンシチュー、ビスケットです。

大学に行くと一人暮らしするだろうから、料理ができないと外食ばっかりになるし、すごく必要な知識だと思います。でもイギリス人でお料理ぜんぜんできない(男女とも)といいう人はかなりいるので、あの人たちの時代は調理実習しなかったのかなあ。

でも考えてみれば、このメニューを見てもらうとわかるんだけど、パンだとかピザだとかスコーンだとかビスケットだとか、まず普通の人は自分で作らないものばっかりです。これってなかなか凝った玄人タイプのメニューだけど、自炊にはあまり役に立たないなあ。チリコンコーネだとかチキンシチューはなかなか役に立つとは思うんだけど。

しかも用意するもののリストを見ると、ソーセージとチキンは生ではなく家で焼いてきてから持ってくるようにとのこと。要するにやっぱりお母さんがしないといけないんだ。そういえばパンでもスコーンでも小麦粉とかバターとか全部家でお母さんが計って持たせてるから、自分たちはただ混ぜ合わせるだけ。やっぱり今の時点では自炊は無理のよう。

でもまあ1年目ですからね。来年以降もっといろいろ作れるようになるでしょう。今日のピザは本当になかなかおいしかったです。写真撮らなくて残念でしたが、おいしいものって写真撮るなんて考え付く前に食べちゃうんですよね。

また詩のブログも更新しました。よかったらこちらも見てください。
http://fordfarmpoems.blogspot.com/

2010年10月19日火曜日

蜘蛛の季節

9月が蜘蛛の季節だと知ってましたか?私はこの田舎に越してくるまで、蜘蛛に季節があるなんてぜんぜん知りませんでした。我が家は農家の牛舎だった建物を改造して家にしたので、土台自体は古いせいかよく蜘蛛が出ます。大きさは小さいのから大きいのまでいろいろありますが、一番大きいので胴の部分が1.5センチくらい、足まで入れると4センチくらいでしょうか。もちろんタランチュラとかの毒蜘蛛はいません。

我が家では私とチャーリーはぜんぜん蜘蛛が怖くありません。チャーリーはなんと赤ちゃんのとき、大きな蜘蛛をつかんで口に入れたこともありました。私も見つけると素手で両手でそっとすくって外に出せます。

デイブとルイは苦手です。デイブにはいってもしょうがないけど、ルイには田舎に住むんだから、蜘蛛を怖がってたら大変だよといって、時々触らせています。そのせいで今では手で捕まえるのは無理ですが、ちょこっと指で触るくらいはできます。でも蛇でもトカゲでも平気で触って、家の中に猫の持ってきたねずみの死骸があれば、尻尾をつかんで捨てられるのに、どうして蜘蛛が嫌なのかなあ。

知人で蜘蛛恐怖症の人がいます。だんなさんは金融業でなかなかお金があるんじゃないかと思うんだけど、ごく普通の建売住宅に住んでます。なぜかというと、古い家に住むと蜘蛛が多く出るので怖いから、新築の家にしか住めないそうです。(イギリスでは古い家がいいお家。)

一度ランチタイムのころにお邪魔したら、だんなさんが仕事から帰ってきて、庭の物置から芝刈り機を出して、また会社に戻ってました。彼女が芝を刈るのに、とても自分で物置なんかに怖くて入れないから、わざわざ帰ってきてもらったそうでした。それから毎日シャワーを浴びる前に、だんなさんに蜘蛛がいないかお風呂場を点検してもらってからでないと入れないそうです。

でもこの二人結構夫婦仲はよくないんです。そこがちょっと不思議というか、きっとこの夫婦はこの蜘蛛に関する依存関係で保たれてるバランスもあると思う。

2年ほど前なんだけど、その彼女が決心してセラピーを受けに行きました。私もそのセラピーのことは知っていて(EFTといいます。知ってる人は知ってるでしょう。)よく効くと評判なので、続ければいいのに、なんだか理由にもならない理由を言って1回で辞めてました。

これって思うに、もしもこの蜘蛛恐怖症が直ればきっとだんなさんとの関係も変わるので、それが躊躇する原因なんじゃないかなあ。

恐怖症なんて無ければ無いほどいいです。タバコやアルコールなどの依存症も無いほうがいい。そういうのが無ければ無いほど、人間って自由が増えますから。私は依存症は無いんだけど、やっぱり爬虫類、特に蛇とトカゲがだめです。まあここに住んでる限りは、偶然遭遇することはめったにないんだけどね。

2010年10月18日月曜日

胃カメラのせい?




あんまり病気のこととかは書きたくないんだけど、他に書くこと思いつかないのでちょっとだけ書きます。

ご存知のように先日胃カメラを飲みましたよね。結果は別にたいしたこと無いんだけど、裂孔ヘルニアといって、胃が上まで上がってきていて、時々胸焼けがするとのことでした。別によっぽど悪化しない限り、放っておいていいようです。

それが今月1日だったんですが、それ以来ちょっとおなかの調子がよくない。2週間くらい前ヨガを教えてる途中に急に胃が痛くなって、最後までできるかなあと思ったくらいでした。でもそれは数時間ですぐに直りました。そして今日もちょっとのどが痛くて風邪気味かなあという感じなのだけど、それと同時にちょっとおなかが痛いです。

胃カメラは安全なテストだけど、ごくまれに出血だとか内蔵に傷ついたり、感染症になったりするリスクがあるらしい。私の場合はテストのあと12時間くらいはちょっとおなかが気になるという感じでしたが、その後はぜんぜん平気だったので、どうやら気のせいだったようです。

でもやっぱりああいう異物が胃の中にぐんぐん入って、ぐるぐる中をかき混ぜられるように見られるわけですから、ちょっとくらい調子が悪くなるものしょうがないのかもしれません。

ああ、でもやっぱり病気の話し嫌ですね。今日はちょっと早めに寝て、すっきり元気になりたいと思います。

お口直しに昨日の海の写真です。


2010年10月17日日曜日

太陽貯め


この週末は天気がよかったので昨日の土曜はサイクリング、今日はうっそうをする森を抜けて海に出る散歩に行きました。うちはみんな出不精というかレージーな奴らがそろっているので、行こうといってもなかなか嫌がって来ませんが、無理やり行きました。

もう10月も半ばですからね。こんな天気のいいのもそうあるものではありません。もうすぐ暗くて寒い冬が来るかと思うと、少しでも天気のいいときに、太陽貯めしておかないと。

サイクリングは往復で4キロくらいかな。うっそうとした森を小川に沿って行きます。元電車の線路のあった道なので上り下りが無く割と楽で楽しいコースです。今日歩いたのはこれも往復4キロくらいでした。帰りは上り坂がずっと続いていて、結構しんどいです。

いつも行く前はあんなに嫌がるのに、帰りにはデイブは「やっぱりサイクリングに行くという僕の考えはいい考えだった。」といっておりました。あのなあ。今日もルイもチャーリーもいやいやながら来たくせに、途中で「あ、ここ好き」というスポットがいくつもあり、谷や小川に下りて遊び始めたり、放牧してる牛を見に行ったりと、1時間くらいで帰る予定が、2時間くらいかかりました。

海は今日はこんなに波が無いのは珍しいというくらいで、まるで湖のようでした。ちょうど満潮だったので、余計にそんな感じで、昔一度行ったノルエーのフィヨルドを思い出しました。

海を見ているとルイが「あ、何かいる!」とのこと。私も見てみましたが、一度なにか黒いのがはねたのが見えました。どうもいるからしい。ずっと海を見てましたが、その後は出てきませんでした。

そういえば先日の「死ぬまでにしたいこと」のリストに野生のいるかを見るって書いておいたんでした。あくあさんいわく、宇宙の法則でそうやって書き出して持っておけば、1-2年たつと大体かなってるとのことでしたが、まんざら嘘でもないのかな。

本当にやってみよかな。でも阪神優勝っていうのは今年はだめでしたけどね。でも来年の為に。

2010年10月16日土曜日

クリスマスショッピング


いよいよクリスマスが近づいてきましたねー。なんて、日本では全然そんなこと無いでしょうね。まだまだ温かいみたいですからね。イギリスもまあ今日なんかは日本で言う秋晴れだったんですが、クリスマスはすごい勢いでやってきてます。

そもそも私が日本から帰ってきたら、まだ夏休み中だというのにスーパーの棚にはクリスマス用品のコーナーができてました。春から夏にかけてはキャンプ用品だとかガーデニング用品を売ってる場所が、クリスマス用品に変わってました。8月の末にはもう早速クリスマスのカタログが来てましたね。こんなに早く送ってきても捨てるだけなのに。

日本でもひな祭りとか子供の日とかの行事の前はそのグッズが売られますが、イギリスでは今月末がハロウィーンなのに、平行してというか、ハロウィーン用品よりクリスマス用品のほうがたくさん売られてます。

こんなに早く誰が買うのかと思うでしょうが、実は結構買ってる人がいます。ある年には周りの数人が11月のはじめに、「もう生鮮食料品以外のクリスマスショッピングは終わってる。」と言っていたので超たまげました。まあクリスマスはとってもお金がかかりますから、早いうちから少しずつ買って、出費を分散させようとのことみたいです。

毎年、こんなに早くつられて買ってなるものかと思うんですが、それでもだんだん気になってきます。それで少なくともルイの誕生日(10月13日)までは買わないことにしています。でもそれも終わったので今日は今年初めてひとつ買いました。何かというとクリスマスのときにチーズと食べるクラッカー。一箱買えば一箱無料という安売りをしてたので。大丈夫、ちゃんと賞味期間もチェックしました。

今日行ったのはLidlというドイツのスーパーです。ベルギーの山歩きさんや、ヨーロッパのひさんやふぅさんは知っているのではないかな。どうやって経営してるのか知らないけれど、とっても安い割にはおいしくて、しかもイギリスのスーパーには売ってないようなちょっと珍しいものを売ってるのでちょこちょこ買いに行ってます。でもクレジットカードを受け付けないという大欠点があるので、イギリス人のようにあまり現金を持ち歩かない私は、そこでメインの食料品の買い物をすることができません。商売へたやで、これは。

店の人に怒られるかなあと思ったけど、写真撮りました。クリスマス用のケーキやお菓子が山積みでしたが、イギリスではあまり見かけないようなケーキがたくさんありました。

話は変わります。クライマックスシリーズの初日、今日阪神は巨人に負けました。朝起きていきなりそれだったのでがっくり。巨人キラーの能見、巨人戦は8連勝中で負けなしといわれてたんですけど、「頼りにならん奴」「、前評判ほどじゃない奴」というような記事が出てました。そんなこと言っても取られたのはたった3点なんですけどね。ピッチャーって本当に孤独な商売です。可哀想。それよりも情けないのは打撃陣。調べてみるとちゃんとヒット打ったのは2安打の平野とブラゼルのホームランだけで、鳥谷も新井も城島も、そしてあのマートンもノーヒット。これじゃぜんぜんピッチャーのせいじゃないだろう。

うちの母からは朝メールが来てました。

「奴らは3対1で巨人に負けたよ。奴らは奴らやからしゃない奴らだよ!! まったく。」

ちょっと怒りでろれつが回ってないみたいです。75歳の老女をしてここまで言わせる阪神、たいした奴らだよまったく。

でもうちのルイちゃんは「明日は勝つよ!!」と軽く元気に言ってました。本当にルイっていい性格。阪神ファンがみんなこんな性格だったら、阪神の選手ものびのびとプレーできるかも。

そうそう、またいくつか詩のブログを更新しましたので、よかったら見てください。
こちらです。↓↓↓
http://fordfarmpoems.blogspot.com/

2010年10月15日金曜日

大掃除の季節

なんかわからないけど、無性に家事に精を出すときってあると思いませんか? 正確に言うと家事ではなくて、掃除系だとか片付け系のことです。私は今週はそんな感じでした。普段は掃除は掃除機をさっとかけて、週に一度はたきをかけて、お風呂とトイレを掃除して、それで終わりなんだけど。

3週間くらい前からなんだか無性に窓を拭きたくなったんです。窓拭きなんて年に数回しかしないし、2階の窓は外側は掃除できないので、何年も拭いていません。それでまず窓拭きの洗剤を買うことから始まりました。うちは結構窓が多くて、普通の大きさが15個、縦横2メートルくらいの大きいのがひとつと、観音開きのドアが全部ガラス張りですから、簡単にもいきません。

まず窓自体を拭く前に、窓枠自体がすごく汚くなってました。これを洗剤を入れてお湯で洗うのに数日、内側から拭くのに数日、そして外からまたお湯と洗剤で洗うのに1日。少しずつ時間のあるときにやってたので、2週間くらいかかりました。そうそう、そうなると汚れてるブラインドも気になって、これもはずして洗いました。猫のフラップ(勝手に猫が出入りできる猫用のドア)もすごく汚れてたので、きれいにしました。

それから年に一度の冷凍庫の解凍もしました。これって簡単なようで、うちの冷凍庫はいつもいっぱいなので、なかなか計画が大変でした。半日かかったけど、すっきり。これでまた1年大丈夫です。

そういえばその前は熱帯魚の水槽も大掃除したし、パスタやスパイスや米などの乾物がぎっしり詰まってる棚だとか、食器棚だとかも全部食器引っ張り出して拭いたし。なんだかえらくエンジンがかかって掃除してます。

しかも今晩は1時間ほどかけてコンピューターの写真の整理とバックアップもしました。

いったいどうなってるんでしょうね? 普段はなかなかこういうことって面倒でやる気にならないんだけど。ホルモンの影響かなって思ったけど、でも月に一度ではないですから、そうでもなさそうだし。

日本から帰ってきてからしばらく腑抜け状態で、ただ生きてるだけで精一杯という感じだったので、その反動かもしれません。それとも秋が深まってきて、もうすぐ冬になるとひしひしと感じてきたので、冬篭りの準備をしているのか?

そのせいもあるのか、特に今週は朝起きてから寝るまで、仕事してる以外は寸暇を惜しむという感じでてきぱきと家事してました。睡眠は平均5時間くらい。朝はちょっとつらいけど、一旦起きてしまうとぜんぜん眠くなりませんね、真夜中を過ぎても。

そのせいか昨日はチャーリーにやつれてきたと指摘されました。やっぱりちょっとは早く寝るかな。7時間くらいは。

明日からいよいよ阪神のクライマックスシリーズだし、そうなるとPCの前で過ごす時間が増えるだろうからなあ。明日はデーゲーム。ということはこちらの朝6時に試合開始。明日は土曜なので、朝起きるころには大体決着がついてるかも・・・阪神デーゲーム苦手なんですよね。いくら甲子園とはいえ、いくら先発はジャイアンツキラーのイケメン能見とはいえ自信ないです。あ、話脱線、失礼

2010年10月14日木曜日

安楽死

飼っている熱帯魚が1匹調子が悪いんです。同じことが同じ種類の魚に前も起こったのですが、おなかが大きくなって子持ちシシャモのような形になって、ひれがくたびれてきてやがて死んでしまいます。まるで産卵期の鮭のような感じです。

この1匹も1週間くらいそんな感じだったのですが、今日見てみると表面にぶつぶつができています。なんだか病気のようです。こういうのって運が悪いと、他の魚にも拡がって絶滅ってこともあるんですよ。何とかしないといけません。この魚自体はまだちゃんと泳いでるし元気そうなのですが、どうやら時間の問題みたいです。

方法は二つ。殺すか別のタンクに移すか。でも別のタンクと簡単に言っても、熱帯魚の場合そんな簡単に用意できないんですよ。

それで熱帯魚の買い方の本を見ると、安楽死のさせ方が載っていました。はさみやナイフで背骨を一気に切れとのこと。それができない人は獣医にもって行きましょうとのことでしたが、まさか2センチほどの魚を獣医にというのもね。

それでルイに「あんたが飼い主なんだから、責任もってやりなさい。」というと、いやだよーと逃げていきました。まあ無理も無いですね。どうしようかなあと思っていたら、なんとチャーリーが私がやると言い出しました。

それで二人でネットでこの魚をすくおうとしたんですが、熱帯魚って金魚と違ってすばしっこくってなかなか捕まえられません。それでチャーリーはあきらめてテレビを見に行ってしまいました。

それで私が一人で5分くらい粘ってやっと捕獲。チャーリーに「捕まえたからはさみを持ってきて」といいました。チャーリーははさみは取ってきましたが、やっぱりいざとなると躊躇しています。まあ当然ですね。見ると魚は水から上がって、最初ははねてましたが、だんだんおとなしくなってきました。酸欠で苦しそうです。それで仕方ないので私がはさみでチョキン。

ゴミ箱に入れて、ごみを外に出しました。

水から上がると死んでしまうから、そのままトイレに流すとか外に捨ててもよかったんだけど、そんな死に方も苦しいだろうし、やっぱり飼い主として責任を取って安楽死をさせてあげました。初めて我が手を血に染めて、生あるものを殺してしまいました・・・ああなんとむごいことを・・・

と思っていたら、よく考えたら害虫だったらハエでも蚊でもゴキブリでもぜんぜん躊躇せずに殺します。ナメクジでも見かけるたびにきちんと止めを刺しておきます。海で取ってきた海老だとか蟹だとかを生きたまま熱湯に入れたり、ブランデーをかけて焼き殺しにしたり(フランべでしたっけ)したこともあります。料亭で魚の活き作りを食べたこともあるし。

そう考えると、なんて偽善者的なことを言ってるんだ、私は。そもそもベジタリアンでもないのに、動物を殺すのは可哀想なんて言うのは偽善者以外の何物でもありません。

アブラハムによると、動物は(実は人間も)死んでもぜんぜん平気だそうで、まだ同じ動物に生まれ変わるそうです。だからこの魚もまたしばらくすると別の熱帯魚に生まれ変わるらしい。

でも次の輪廻ではペットショップのタンクの中で生まれるんじゃなくて、アマゾンの川の自然なところで生まれてきてね。そうそう、シシャモみたいになって死んじゃうのもなんなので、今度は雄に生まれてくるといいんじゃないかな。とにかく成仏してください。Rest in Peace.

2010年10月13日水曜日

テレビに釘付け





今日水曜は夜2クラス教えることになっていて、それまでは予定は特に無しなので、朝から山ほど家事を片付ける日でした。でも今日は普段はめったにつけるこ との無いテレビをつけっぱなしにしてました。なぜかというと、チリの炭鉱のレスキューが24時間ライブで放送してたからです。さすがにテレビの前に座って みたのは少しでしたが、ちらちらと要所を見てました。今のところ23人救助されたみたいです。

普段はニュース見ても気分が悪くなったり 不安になったりすることが多いので見ないのですが、こんないいニュースはめったに無いですからね。たっぷり見ました。これは絶対すぐにハリウッドの映画に なるぞだとか(主人公はラッセル・クロウ)、これをチリの政治家は思いっきり利用してるだとか、皮肉に見ようと思えば見えますが、ここはそういうのは抑え て、ただ単純に喜んでいます。

本当に全員がきちんと救助されるのを祈るばかりです。

でもすごいですね。やっぱり国民 性が日本と違う。2番目に出てきた人なんて出てきたとたんに、まるでさっきひいきのサッカーのチームが勝ったみたいに腕を振り上げて騒いでますからね。そ うかと思うと、カプセルから出てきて奥さんと抱き合って、そのあと大勢の人とカメラの前で地面にひれ伏して神に祈ったりと、ドラマの演出がすごい! 担架 で担がれながらこぶしを振ってますからね。日本人ならきっとカメラを避けるようにこそこそ病院に向かうと思うんだけど。

出てきたとたんに記者会見してる人もいましたね。日本人なら、というか私なら最後の人が出てくるまではやっぱり心配で、まだ中にいる人の家族とかにも気を 使って、口をつぐんでると思うんだけど。でもこうやって会見してるということは、このシャフトを使ってのレスキュープランに絶大な信頼を持ってるのかな あ。実際現場にいる人がこんなに自信あるのなら、じゃあ残りの人も無事にレスキューされるよねって、その辺はちょっと安心していいのかな。

とにかくすばらしいニュースですね。ぐちゃぐちゃと御託を並べずに、素直に喜んであげましょう。

で、ついてるテレビでもう一つ見たのは、コモンウエルス(Common Wealth)ゲームです。コモンウエルスというのはイギリスの元統治領で、その国々のミニオリンピックのようなものがデリーで行われてます。ミニといっ ても大小あわせて50カ国くらいあるのではないかな。主な国はイギリス(イングランド、スコットランド、ウエールズ、北アイルランド)、アイルランド共和 国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、インド、マレーシア、ケニアなどです。

そこでダイビングでトム・デーリーという16歳の男の子が金を二つ取りました。彼は北京オリンピックにも出ていて、そのときはまだ15歳でした。その彼 は同じデボンにすんでいて、今年の夏プリマスで水泳の競技会に行ったら、隣のプールで練習してました。そのあと一緒に写真をとってくれてサインもしてくれ て、とても感じのいい少年(青年?)でしたので、応援しています。

ロンドンオリンピックでもがんばれ!

写真はそのときのものと、サインです。写真のほうは2度目になるけどお許しを。

それからご無沙汰していた詩のブログをまた何篇か更新しましたので、そちらもよければちょこっと覗いてください。




2010年10月12日火曜日

歯医者

今日子供たちを新しい歯医者に連れて行きました。今までの歯医者で問題はなかったのですが、世間での評判はあまり芳しくなく、街で一番評判のいい歯医者に変えました。

イギリスの歯医者は国民医療サービス(NHS)のところと個人支払いのプライベートの歯医者があります。NHSの場合子供はただだけど、大人は受ける治療によってお金を払います。私は先日詰め物を詰めなおしてもらって50ポンド弱(7500円くらい)だから結構高いですね。

この新しい歯医者はNHSの患者を受け入れてなかったので別の歯医者に行ってたんですが、デイブの歯がいろいろややこしいことになりNHSでは直せなかったので、この腕のいい歯医者にプライベートでかかるようになり、その関係でうちの子供たちもここでNHSで見てもらえるようになりました。

前の歯医者も私は特に問題はないと思ってたんですが、やっぱり今日の歯医者はより丁寧でした。すぐにルイのレントゲンも撮ってくれて、新しい矯正歯科医に紹介してくれるとのことです。チャーリーは虫歯になりかけの歯があるけど、虫歯になるまでに1年以上かかるし、それまでに乳歯なので抜けるかもしれないので放っておきましょうとのことで、フッ素の含有量の多い歯磨きの処方箋をくれました。歯磨きの処方箋なんてものがあるとは知りませんでした。

「子供には僕はこの歯磨きを皆に処方してるんです。二人で4本分出しときましたので、なくなったらまた受付に言ってくれれば出します。」とのこと。

イギリスって子供は処方箋(薬代を含む)ただだし、前も書いたけどめがねも矯正もただです。そうか、これからは歯磨きまでただなんだ。これっておそらく18歳まで無料なので、それまで我が家は歯磨き代がかかりません。

でも今日のニュースで大学の授業料が大幅に値上がりするとのことでした。イギリスの大学は全部国立で、10年くらい前までは無料だったのが今は年に3000ポンドの上限があるのですが、この上限がなくなり7000ポンドくらいになるんじゃないかとのこと。げげげ・・・。ということは日本の私立大学くらいじゃないですか。歯磨き代浮くくらいじゃ何の足しにもならん。

2010年10月11日月曜日

日本は寝ない国

ご存知でしょうがイギリスと日本は夏時間で8時間、冬は9時間時差があります。日本が先です。それなので私がブログを書くことが多い夕方から夜にかけては日本の皆様はおやすみです。それでこちらがそろそろ寝なきゃいけないなあと思い始めたころに日本の朝です。

Yahoo!の知恵袋を見ていると「ただいまの回答者000人」というのが出ています。やっぱり日本でも夜にコンピューターに向かう人が多いので、こちらの午後の2-4時くらいが多くて4000人とか5000人台です。

それでこちらの6時を過ぎるとさすがに夜中という感じになってきます。日本では2時、3時ですからね。でも結構驚くことに700人台の人が回答中とのことです。700人を切るのを見たことがありません。それで日本の朝7時過ぎくらいからまた数が増えて1000人台に上昇してきます。

700人って言うのは5000人の7分の一。これってけっこうすごい数の人が夜中にコンピューターに向かってることになりませんか。いや700人がすごいって言うわけじゃないけど、一番ピークに時間に比べて、7分の1にしか減っていないということって。知恵袋を使う人が特別ってわけじゃないだろうから、日本って結構夜中から朝にかけても、コンピューターに向かってる人多いんですね。しかも朝7時からまたどんどん数が増えるのもすごいね。まあこれは会社で こういうことしてる人もいるんだろうけど。

ロンドンってニューヨークやパリと並ぶ大都会だからどんなにナイトライフが充実してるだろうかと思う人が多いでしょうけど、実はすごく地味なんですよ。ショッピングは遅くても7時ごろまで。レストランとかパブは11時に閉まるし。ナイトクラブ(ディスコ)は10時くらいに始まって午前3時とか5時までやってますが、件数はそれほど多くありません。一応週末はナイトバスがあって、夜中もバスは通ってますが。

私は飲まないから飲み屋はいいんだけど、店が早く閉まるのが寂しいし、とにかくごく一部の繁華街を除いて夜はさっさとおしまいになるのが物足りないです。日本にいると家の近くだけでもスーパーとか12時くらいまでやってるし、コンビにもあいてるし、宵っ張りの私には嬉しいことです。ニューヨークは1回しか行ったこと無いんだけど、あの24時間シティーという感じが大好きでした。

そういえば日本にいたときは妹も夜中までパソコンとかしてたし、夜中でも平気でメールとか来てるみたいだったし。いいですね、そういうの。多分私は昔すごく不眠症で夜中ぜんぜん眠れないことが多く、そういう夜中の孤独みたいなのを長く経験してるので、夜中に起きてる仲間がいるというのは嬉しいんです。

イギリス人は早く寝ますね。ここ20年くらい病気などを除いて12時前に寝たことがないと一度言ったら、無茶苦茶驚かれました。夜更かし仲間がいなくて寂しいので、日本の朝が来てネットが混み合ってくるをまってます。

2010年10月10日日曜日

アルケミスト_夢を旅した少年



Alchmeistという本を読みました。作者はPaul Coelhoです。スペイン語の原作で、私は英語で読みました。Alchemit というのは錬金師のことです。鉛などを金に変える術を持った人のこと。

この本は私の本棚にずっと長い間眠っていたんですが、最近急に気になって読みました。ずいぶん昔、5年位前にそういえばブッククラブで買った記憶があります。ブッククラブというのは、はじめに入会割引ですごく安く5冊ほど本が買えて、そのあと最低1年、自分でキャンセルするまで毎月会誌が送られて来るというシステムです。そこにその月のお勧め本が何冊か載っていて、それは本屋で買うよりは20パーセントくらい安い値段なのですが、とにかくその1年に2冊だか3冊だか買わなければいけません。それでそのときにあまり何も知らないで、でも聞いたことある本だからと買った覚えがあります。

結論から言うと、すごくいい本でした。一応小説なのですが、リチャード・バックのかもめのジョナサンやイリュージョンのような感じで、すべてがメタファーということもできるスピリチュアルな話です。その内容がちょうど今の私の宗教観というか、神とか宇宙の摂理とはこういうものだろうという考えとぴったりでした。

逆に言うと、この本を買った5年前に読んでいたら、今ひとつよくわからなかったかもしれない。

話は簡単に書くと、スペインのアンダルシアの羊飼いが夢でピラミッドに宝があるというお告げを受け、それを探しに行くと言う話です。もちろんその道中ではいろいろ挫折や出会いがあります。錬金師は彼がアフリカで出会う師で、後半は彼に導かれ道中を続けます。

アブラハムの教えでは、欲望とはそれがあるからこそ自分を拡大していく命のエンジンのようなものだとのことです。どんな欲望でもかなうんだけど、かなってしまえばそれ自体がかなったことよりも、それは自分を前に進めていく燃料だったのだなあいうことに気づくだろうといっています。つまり欲望があるからそれをかなえようとがんばリ、その結果自分がさらに進歩するわけで、欲望自体はそのきっかけのようなものに過ぎないと言うことです。だからどんな欲望でも神は『それはよくない』とは言わない。どんなことでも自分の自由に選べるとも。

この本の場合も欲望の対象は結構他愛ないと言うか、ピラミッドの近くの宝なんですが、その辺も読んでるうちにはっきりしてきます。

本の厚さは175ページくらいで、すごく簡単に読めました。多分翻訳なので、英語がわかりやすいんでしょう。


日本では上のタイトルで出版されています。文庫化されてるみたい。別に英語で読む必要も無いと思うので、興味のある人にはぜひお勧めです。

写真は今日海に散歩に行ったときのもの。石のはよく見ると顔になってます。

2010年10月9日土曜日

水泳の記録と風邪

今日はアリーナ・リーグというイギリスでは一番大きい水泳の競技会でした。アマチュア水泳クラブがすべて属しているリーグで、イギリス全土が5つくらいに地方別に分けられていて、その中で強さごとにプレミア・ディビジョンから第3ディビジョンまで別れています。うちのクラブはイギリス西部の第2ディビジョンです。

クラブ全体としては、うちのクラブは小さいので人数不足でリレーなどで負けることが多く、今日は5チーム内で最下位でした。年齢が上がるにしたがって人数不足になるのですが、下のほうはそれでもなかなかがんばっていて、ルイもチャーリーもリレーチームは自由形、メドレーとも2位でした。個人競技はルイはバタフライで3位、平泳ぎ1位、チャーリーは平泳ぎタッチの差で2位でした。

ルイは50メートルバタフライ、平泳ぎで11歳男子のクラブ歴代記録を出しました。バタフライはなんとわずかに0.02秒の差でした。背泳はもうすでに記録保持者です。実はクロールのリレーでも30秒を切って記録を出したのですが、リレーの場合は一番最初のスイマーの記録だけがオフィシャルになるので、ルイはアンカーだったので記録されませんでした。これが取れていたら、11歳男子平、背泳、バタフライ、自由形全部の歴代記録を取れたのですが、まあひとつくらい取れないほうがこれからのはげみになるかも?

とはいえ実はこれにはわけがあります。ルイは来週の水曜が誕生日で、今日は11歳さいごの週末だったんです。来週からは12歳の記録に挑まなければいけません。これがどれも2秒くらい早くって、そんなに簡単にはいかないと思うんだけど、まあがんばれ。

私は今日はすごい風邪を引いてます。でもイギリスではHead Coldというのですが、首から上にだけ症状が出ていて、鼻がぐずぐず、くしゃみ、目がうるうるです。昨日までののどの痛みと頭痛はなくなりました。熱も無いし体は全然平気で、1000メートルくらいなら平気で泳げそうというか、泳いだら気持ちよさそうだろうなという感じ。うっとおしいです。走りに行くほどの元気は無いけど、ヨガでもしたらすっきりするかな。

2010年10月8日金曜日

おもしろいビデオ(怖い?)

昨日で阪神の試合が終わってしまいました。最終戦、ここで勝てば2位決定。何よりも巨人より上にいける。そしてクライマックスシリーズは地の利のある甲子園でできる。

それなのに負けました。2対0で完封負け。でも阪神ファンは驚きません。阪神ってそういうチームなんですよ。肝心なところで勝てない。こりゃあCSもどうせだめだろうよ。

と思っていたら、今日あのヤクルト様が延長で巨人を負かしてくれて、阪神、他力ながら2位で今シーズン終わりました。これでCSは甲子園。がんばってやー、とまた現金に喜んでます。

頼りになるね、ヤクルトは。来年からはもうちょっと応援します。

ところで昨日YouTubeで古いビデオ(2003年)なんですが、星野元監督と明石屋さんまが司会した番組で、面白いクリップを見つけました。10分くらいですが、はじめのほうの3分くらいだけでも見てください。結構阪神ファンってこわーーー、って感じです。まるでこれは北朝鮮?っていう感じののりのところもありますそれともただの酔っ払い?)。後半選手が体験談を語るところも結構怖くて笑えます。選手はそのころの選手で、今でも残ってるのは桧山さんと金本さんと引退する矢野さん。みんな若いなあ。

ちなみに矢野選手はすごい男前です。キャッチャーでマスクつけてるのがもったいないくらい。野球に興味ない人はそれだけでも見てください。もっくんよりイケメンと思う。それがぜんぜん普通の大阪弁なので、またいいんですよ。
http://www.youtube.com/watch?v=2k1P-D6VLkQ


それから昨日の空気を読む話の続きなのですが、その上海万博に行っていた人が、まったく空気を読むなんてことをしない中国人と、その正反対の日本人、大阪の人はその中間くらいか? と書いていたので笑いました。確かに当たってると思うけど、大阪の人って日本人ではないの、その定義によると?

でもこういうこと言われてもぜんぜん侮辱されたと思わないどころか、ほめられたような気になるのは、やっぱり大阪の気質か?ちなみにその人も、大阪が好きでぜんぜんけなすつもりで書いたわけではないとのことでした。

2010年10月7日木曜日

空気を読むのに汲々とする日本人

先日日本に住む知人からメールが来ました。上海万博に行ったとのこと。かれは外大中国語科を出てますので中国には詳しく親中派ですが、中国人ガイドのあつかましさにあきれた話が出ていました。まあそれは中国人の気質として置いておいて、彼が「空気を読むのに汲々としてる日本人と比べて」と書いていたので、わが意を得たりと思いました。

ちょうどそのころ、最近の言葉の「空気を読む」というのはすごく言い当てているけれど、それと同時にいかにも日本人らしい考え方だなあと思ってたんです。イギリス人は同じ島国だし、中国人なんかと比べるとすごく気を使う国民性だと思うけど、それでも空気を読むのに汲々とするということは無いですね。根本には自分は自分、他人は他人だから、他人の考えることはわからないと思っています。

「汲々とする」とういうのは、空気を読めないとKYと呼ばれてしまうかららしいですね。日本人はこれがすごく恥ずかしい。でもおそらく日本人以外だったら、少なくとも西洋人なら別に人にKYと思われても、それがなによって思うと思います。

最近の日本を知らないのでわからないけど、本当にそんなに誰もがKY呼ばわりされるのを嫌がってるんでしょうか? 私なら、まあそう呼ばれて気分よくも無いけど、そんなに回りに迎合するのが嫌なので、そう呼ばれてもわざと涼しい顔してると思います。

また野球を例に取ると、1週間前に行われた矢野選手の引退試合があります。何度も書いたとおり、これは最後の9回で2死を取ったら、矢野選手がキャッチャーのマスクをかぶって試合を終えるというシナリオになってたんです。

それが9回に登板した藤川球児が絶不調でぜんぜん玉が入らず、横浜の村田選手にスリーラン打たれて逆転負けという悪夢のような試合になりました。

それで皮肉なことに、そのあとの引退セレモニーでこの村田選手が横浜代表で矢野選手に花束贈呈したんです。村田選手は横浜の選手会長ですから、これはもともと決まっていたことでした。彼もすごくやりにくかったことでしょう。

すると彼が出てくると、一部の阪神ファンからすごいブーイングがあったんです。まあわからないことも無いですね。何しろたった今試合が終わったばっかりですから。なのに矢野選手は花束を受け取りながら彼の肩を叩いてました、気にするなって。ああ、すごい人格者。

でもそのあとネットで、村田選手がKYだといって批判する声が上がってました。村田選手自身もあとのインタビューで
「本能的に打ってしまいました。すみません。」
ってコメントしてました。

でもこれってどう考えてもおかしいんじゃないの? まだペナントレースの最後の山場で優勝も決まっていないときに、消化試合でもオープン戦でもないのに、どうして気を使ってホームラン打っちゃいけないの? どうしてそれでKYっていわれなきゃいけないの? 横浜だってファンは(少数だけど)お金を払って見に来てるし、最後まできちんと全力で試合をするのがプロって物でしょう。それにそんなに気を使って三振したって、矢野選手は喜びませんよ。

もちろんこれは私だけの意見ではなく、ネットではこういう意見もたくさん出てました。

それでちょっとデジャブ的なのですが、その1週間後に横浜の木塚投手の引退試合があって1打順だけ登板しました。打者は阪神4番打者の新井選手。それで新井は軽々と2塁打を打って木塚選手はノックアウトでした。これもごく一部では「新井は空気読めてない」という声が出てました。

ホンマ、お前らええかげんにせえよ。

阪神にとっては一試合も負けられないこの場で、個人打率争いもかかっているこの場面で、4番打者が打ってKYって呼ばれるわけ?????


私が日本に住んでいたころは空気を読むなんて言葉はありませんでした。いつごろ出来た言葉だろう? 新語ということは、若い人がよく使うのでしょう。ということは若い世代がせっせと空気を読んで生きてるのか?

思い返すと、私はそういうのが嫌で日本を出てきたようなものなんですよね。あれから20年以上たって世代も変わって、ちょっとは風通しがよくなって住みやすい国になったかなあと期待してたんですが、まだ日本人ってそんなに空気を読むことに汲々としてるのかなあ。

どう思いますか?

2010年10月6日水曜日

死ぬまでにやりたいこと2

昨日同じ題でリストを作ったのですが、こうして考えてみると、「死ぬまでにやりたいこと」といってもいろんな種類があることに気がつきました。

まずやりたいことといっても、やり遂げたいことと一度はやってみたいものがあります。たとえば出版するとかフランス語を習得するとかは前者ですね。やってみたいことはカナダに住んでみるとかハワイで1週間過ごすとか。夢というほどではないけど、かなったらなあというのもありますね。阪神の優勝とか、鳥谷選手と握手するとか。

そうして考えを突き進めて行くと、

1.努力して成し遂げたいこと。

2.成し遂げたいけど、できれば努力無しでやりたいこと。

3.とりあえず高額宝くじさえ一発当たればできること。時間が無くてできないことも、高額の宝くじが当たると働かなくてもいいから時間ができるという仮定で、このうちに入れておきます。

4.かなったらいいけど、自分ではどうすることもできないこと。

に分類できることも気がつきました。

1.いい詩を書くとか、出版するなどはこれにあたりますね。
2.ピアノとかフランス語とかはこの部類です。少しくらいは努力してもいいんだけど、無茶苦茶努力するのは嫌です。
3.外国関係はこれですね。ロンドンと日本にアパートメントなんていうのは日本の宝くじくらいじゃだめですが、ユーロミリオンで8500万ポンドとか当たったらなんでもできますなあ。
4.阪神の優勝なんていうのはこれですね。まあこれは自分のことじゃなくて、他の人たち(阪神球団)にこういうことをして欲しいということですから、厳密には自分の『したいこと』ではないですね。

こうしてみると、いろんなことを妨げてるのって、時間の不足とお金の不足でしょうか。ピアノとかフランス語とか、もしもふんだんに時間があって、たとえば一睡もしなくていい体になったとしたら、がんばってみようと思えるんじゃないかなあ。

お金はね。お金があれば幸せになれるってことは無いけれど、あれば自由になる部分はすごく大きいですね。この私のリストの大半も、巨額のお金があれば大体かないますから。

でも人生って、簡単に手に入るものって、急に魅力が失せてしまうと思いませんか?そう考えると、たとえば来週宝くじに当たって大金持ちになったとしても、このリストの半分くらいのことは、どうでもよくなるかも?

そうなってくるとお金では決して買えない阪神の優勝が一番魅力が増してくるか?

そういうわけで今日も最後は阪神のところに話が行ってしまいました。

今日も快勝。明日が今年最後の試合です。これに勝つと2位決定で、CSは甲子園です。明日もがんばってや!

2010年10月5日火曜日

死ぬまでにしたいこと

今日このブログにコメント書いてくれているあくあさんのブログに、「死ぬまでにやりたいこと100を書き出す」というのがのっていました。超行動派の彼女はそういうのをきちんと計画してやるんだろうけど、私はそういうきちんとプランして行動するっていうのは苦手というか嫌いなので、とりあえず遊び半分で考えてみました。

100は思いつかないけど、適当に考え付くものからあげてみます。

ハワイに1ヶ月くらい行ってのんびりとする

ヨーロッパを3ヶ月くらいバックパックを背負って一人旅する。

ヨーロッパを家族と一緒に1ヶ月ほどキャンプして回る。

タイ、ベトナム、インドネシアなど行ったことのない東南アジアの国をまわる。これはできれば大名旅行。

インドで1ヶ月くらいアシュタンガヨガの修行をする

ロシア語をきちんと勉強しなおして、モスクワとぺテルズブルグ位はきちんと観光しておく

カナダ、オーストラリアにそれぞれ1年位ずつ住んでみる

ロンドンオリンピックの水泳を見に行く

バレエをきっちりと習いなおす

ピアノを弾けるようになる

フランス語を話せるようになる

ボブディランのコンサートに行く

母と妹と子供たちでハワイに2週間くらい旅行に行く

子供たちと妹と一緒にフロリダのディズニーランドに1週間いく

子供たちと妹と一緒にアドベンチャーホリデーにいく

野生のいるかを見る

お金のことを一生心配しなくていいくらいのお金を得る(ということはかなりの額か?)

甲子園球場の主審の後ろの年間予約席を2席購入する

今の家をキープしながら、ロンドンと大阪にアパートメントを持つ

イギリスと日本と1年を半分ずつ過ごす

去年書き上げたエッセイを企画出版する

詩集を企画出版する

ひとつでいいんだけど、多くの人の記憶に残るような、できれば暗誦してくれるような詩を書く

阪神のファンクラブに入って、甲子園席のライトスタンドで応援団の近くで観戦する

阪神の優勝

阪神の鳥谷選手と握手してサインしてもらう

サーファーになる

高速道路も外国も平気で運転できるようになる


まあ今思いつくのはこんなところでしょうか。他にも切実なのもあるんだけど、ここにかけるようなことではありません。むふふ。行きたいところなどは言い出すとキリが無くていちいち書き上げませんでした。まあ誰でも同じでしょうけど、行ったことの無いところはどこでも1回は行ってみたいですね。

子供に関しては、権威ある大学に入って欲しいとか、水泳でいいところまで行って欲しいとか、ロイヤルバレエにはいって欲しいとかいろいろありますが、本人がそれを望んでないってこともあるし、省きました。旅行ぐらいはついてくるでしょうから入れときましたが。

こうしてみると、ピアノなんて家にあるし、ちゃんと毎日練習すればいいんだけどね。バレエだってフランス語だって、その気になれば努力すればいいんだけど・・・・

なんてことを考え出すとしんどいので、こうなるといいなあ、ららら・・・・という気分でいるに留めておきます。そうすると引き寄せの法則で、努力なして実現するかも? 

そういえば昔ロンドンで銀行を辞めたとき、「ファーマーになりたい」って言ってたんですよ。でも周りからそればかりは、家業を引き継ぐとかファーマーと結婚するとかしないと無理だからと慰められたんです。そのころはロンドンを離れるなんて考えたことも無かったから、ファーマーと結婚するなんてありえなかったしね。それがその1年半後にはデボンに引越しして、今はつい15年前まではファームだったところに住んで、農地を抱えて、畑や果樹園をやってるからね。まあファーマーになったわけではないけど、実際になると大変そうなので(何せ朝が早いし)、このくらいがちょうどです。

こうして考えると人生、何がどうなるかわかんないですね。

ところで阪神は今日は17対4で大勝。マートン、鳥谷、金本、城島がそれぞれ記録を出しました。マートンは新聞にかなり大きく載るでしょうね。

何で今頃こんなにがんばんねん!!??17点も取らんでもいいやろう。何で1週間前に取られへんかってん????こうなったらCSで勝って、中日を打ち負かせ!!

2010年10月4日月曜日

ジャンブルセール

土曜日はジャンブルセールに行きました。ジャンブルセールとは日本で言うバザーのようなものです。でも日本みたいに新品が行儀よく並んでるのではなく、中古品が山ほど詰まれています。

今回のジャンブルセールはチャーリーの小学校の主催しているもの。父兄に不用品を募り、PTAのメンバーや地域の人がボランティアで手伝い、地方紙に広告を出してお客さんを呼びます。私なんかは自分の子供の学校のセールだから行くけど、遠くからわざわざ来てる人もたくさんいます。ジャンブルセールで中古品を漁るのが好きという人やら、中にはこういうところで安く買って、それをまた売りさばいて小銭を稼いでる人たちもいるみたいです。

ちょうど始まる頃に行ったのにもう満員でした。目当てはまず子供服。これは半端じゃない数の服が出てました。おそらく300枚くらい。そのうちの70パーセントくらいはそのままゴミ箱行きになってもおかしく無いくらいのものです。残りの30パーセントの中からサイズの合ったものを探すわけです。昔は子供も小さくどんどん成長していたのでよく買いました。それに何よりも子ども自身がうるさいことを言わなかったから、まあまあのものでサイズが合えば買っていました。

今回は7枚買ったのみでした。ルイにはサーファーのブランド、アニマルのTシャツと短パン、リーボックのトレパン、チャーリーは黒のドレッシーなズボンとカジュアルな部屋着のようなズボンを1本ずつと、長袖のフード付のカーディガン。そして黄色の防水コートを買いました。ひとつ30ペンスなので2ポンド10ペンス。300円くらいです。

それから雑貨のコーナーで新品の値札のついたままの帽子を20ペンスで買いました。これは昨日の写真を取ったときにかぶってたのです。そしてルイのサッカー用のシン・パッド(弁慶の泣き所の上につける防具)。これはお釣りが無かったのでただでいいよとのこと。それからチャーリーが古本を一冊20ペンスで買いました。

子供服の山の中には、ほとんど袖を通してないようなブランド物の子供服が何枚かありました。それから新品ではないけれど、アウトドア用の高級ブランドのアノラックとか。でもどれもサイズが小さすぎてだめでした。知り合いに小さい子供がいれば、買っていってあげたいと思ったほどでした。

こういうのをマメに買ってネットのオークションで売ればちょっとした小遣い稼ぎになるんだろうなあ。実際そうしてる人もいるんだろうけど、なかなかそこまでする時間も気力もね。

2010年10月3日日曜日

サイクリングと偉大な矢野選手

今日は昨日から友達の家に泊まりに行ってるルイを迎えにいって、デイブの仕事先のバンに自転車をつみサイクリングに行く予定でした。でも目が覚めると激しい雨の音が・・・。残念だなあと思っておきて天気予報を調べると、午後から晴れとのこと。それでランチに結構たくさん食べて、午後から出かけることにしました。

ランチは昨日の野菜スープとテレビで先日レシピを覚えたサーディーンのグラタン(超簡単)。そしてアップルパイです。




ターカトレイルという昔単線の電車が走っていて、今は散歩とサイクリング用に使われている道までバンで行きました。これはくねくね曲がる川がすぐそばを通っていて、3回その橋を渡ります。あれだけ雨が降ったので、水かさが増して川沿いの木や潅木は水に使っていました。茶色の水がすごい量流れていて、どこから来たのか丸太が何本も流れてきます。

結局途中まで行って引き返してきたんですが、往復7マイルくらい。11キロ強でした。私は結構太ももが疲れたんですが、いつも泳いでる子供たちはぜんぜん平気そうでした。








午後からはちょっと温かくなり、風もなく静か。なんともいえない静寂とした美しい秋の日という感じでした。いつもはとっても週末は忙しいんだけど、そのつかの間の休息という感じ。

ところで阪神の話をまたちょっと書きます。まず今日の試合結果はまた大勝。城島も金本も4番の新井もどんどん打って、鳥谷君も初回打席いきなりホームラン。吹っ切れたと言う感じですね。まあそれはいいんだけど、それにしても何でこれが1週間前にできへんかってん?・・・という悔しい感じがどうも・・・。

それはともかく、先日ちょっと矢野選手の引退試合のことを書きました。矢野さんというのはキャッチャーで20年以上プロ生活を送ったベテランです。それが昨年からひじの故障で欠場が増えたところに、今年阪神には大リーグ帰りの派手な性格の城島選手が入ったので、今年は2軍に落とされてました。それで8月に引退宣言。矢野選手はファンからも選手からも超愛されていた選手なので、惜しむ声、悲しむ声が耐えませんでした。

それで先日30日の最後の甲子園での試合で、矢野選手の引退試合が行われました。優勝を賭けた大事な試合でもあり、試合後にセレモニーが行われるので、絶対に負けるわけには行きません。

でもそれが負けたんです。逆転で。この間もちょっと書いたのでそれをコピペします。

『それで矢野さんは2軍から1軍に上がってベンチで待機。チームとしては楽に勝って、9回に矢野さんにマスクをかぶらせてあげるという予定でした。それで9 回まで3対1で勝ってました。相手はここ万年最下位の横浜ベイスターズです。それで最後の最後にリリーフで出てきた守護神藤川球児が投げたのですが、四球 四球で、そのあとホームランを打たれて逆転負けでした。』

藤川球児投手というのは日本の球界を代表するクローザーです。クローザーというのはチームが僅差で勝っているときにで9回で出てきて、勝負を決める人。守護神ともいわれています。それで誰もが球児が出てきたときは、これで万全。2アウトのあと矢野がマスクをかぶるって思ってました。それがいつもの球児とは思えないピッチングで、ぜんぜんストライクが入らずフォアボールを二つ。そして3人目にホームランを打たれて逆転負けしたんです。きっと彼はその後無茶無茶落ち込んで眠れなかったに違いありません。セレモニーでもちょっと泣いてたみたいです。(もっとも他にも号泣してた選手もいましたが。)

それが数日前のことなんですが、今日その矢野選手のブログでこんなのを見つけたんです。これが泣けるんですよお。

球児が登板の時、気を使ってくれて、僕の今年のテーマソングで入場してくれました。 その時から、球児の気持ちの中に、いつもと違う何かを感じさせてしまっていたのかも、しれません。 投手というのは、すごくデリケートな所があります。球児の中に、普段とは違う何かを持たせてしまっていたと思います。

試合後に、球児が最後に申し訳ありませんでしたと・・・!
とんでもない。今まで球児のお陰でどれだけいい思いをさせてもらったか、球児のお陰でどれだけ勝たせてもらったか、球児無しではタイガースは、成り立って来なかったのだから! 感謝の気持ちしかないし、球児の球を受けれた、僕は本当に幸せでした!

矢野選手ってこういう人なんですよね。すごく藤川選手のことを気を使って。だから誰からも愛されるんだなあ。矢野選手、今度はコーチとして阪神に帰ってきてね。

2010年10月2日土曜日

静かな土曜日

ここ最近寒いんですが、10月になってもう後戻りできない季節になったなあという感じです。本当は9月くらいから暖房を入れたい日もあったんだけど、一応節約の為に10月1日から解禁ということにしています。でも今室内は19度。まだセーターを着て我慢してます。18度になったら入れるつもりです。

今日は珍しく水泳の大会が無いので、ルイは友達の家に行きました。15キロくらい先とかなり遠いんですが、行ったあとに泊まっていけばということになって、また戻って着替えを取りに来ました。

天気は快晴ではないけど晴れていたので、今日のうちにここ数日分の野菜を収穫しました。

にんじんと長ネギ

キャベツ、長ネギ、コルラビ(というイギリスでも珍しい野菜。家庭菜園する人だけが食べます。でもヨーロッパではもっと人気があるようです。)

とうもろこし
今年は豊作なのに、誰も食べてくれない!毎日食卓に出るので余計誰も見向きもしません。自家製のとうもろこしってすごくおいしいのに。

ルイがいなかったけど、ローストポークを作りました。でも失敗してしまいました。肉の重さからオーブンに入れる時間を計算するんだけど、1.4キロと思っていたら1.1キロで、ちょっと焼きすぎて固くなってしまった。

お皿にのってるのは、ポークとグレービー(たれのようなもの)、アップルソース、にんじん、ビートルート、とうもろこし、ローストポテト、マッシュポテト

デザートのベークドアップル。先週取ったりんごがまだまだ余ってるし、まだこれから収穫の木もあるので、どんどん食べてます。これはただお皿に並べて、黒砂糖とシナモンをかけてオーブンに入れただけ。まあおいしかったですが、バニラアイスなんかをのせるともっとおいしいでしょう。

阪神は今日は11対4で大勝したみたいです。 ほんと、そういうチームなんですよ。プレッシャーに弱い。ここぞというチャンスで打てない。勝負強さに欠ける。

大好きな鳥谷選手はショートで100打点の新記録を出しました。平野は犠牲バントの新記録。マートンはおそらくイチローの記録を抜いて新記録出すだろうし、ブラゼルもまだホームラン王の可能性大。でもいくら記録を塗り替えても、優勝しないとねえ。

でも今日勝ったことでクライマックスシリーズに出場決定。あとは2位になってもらわねばいけません。何しろ巨人の下にいるわけには行かないから・・・

2010年10月1日金曜日

胃カメラ

今日胃カメラを飲んできました。

私は今まで胃痛だとか胸焼けとかをぜんぜん経験したことが無かったのですが、今年3月くらいから毎日のように胃がすっきりしない日が続いたんです。胸焼けかと聞かれても、これがそうなのか、経験したこと無いからよくわかりませんでした。ただ胃とのどの中間が詰まるような感じ。痛くは無いし吐き気もありません。

それで5月ごろ医者に行くと、いつもの主治医ではなくて別の先生でした。それで胃潰瘍のバクテリアのテストをして白。それでしばらく胃酸を押さえる薬を飲んでました。

その薬が終わって、また症状は戻ってきたんだけど、もう薬を飲みたくなかったので、主治医のところに行きました。薬やめてもいいですかと聞くと、じゃあ念のために胃がんのテストをしておきましょうといわれたのが7月でした。でも夏は日本に行っていたのでその前に血液検査だけをして、今日やっと胃カメラということになりました。

胃がんの検査と言えば大げさですが、一応日本人には多い病気なので先生は大事をとって検査を薦めたようです。私は実は夏以降はほとんど胃の不調を意識することも無かったんだけど、せっかく検査をしようといってくれてるし、イギリスには日本のような人間ドックも無いし、まあやっておこうという感じでした。一応ネットで調べてみると、45歳以下の人が消化不良で医者にかかって胃がんである確率は100万分の1とのこと。それで別に心配もしてなかったですね。

で、今朝自分で1時間くらい運転して病院に行きました。受付をしてしばらく待ってると看護婦さんに呼ばれて小部屋に連れて行かれました。そこで血圧を測ったんですがこれが結構高くて驚いてたら、看護婦さんが、こういう状況では高いのが普通ですと言ってくれました。そのあと簡単な問診のようなものがあって、説明があって、そのあとまた待合室で30分くらい待ちました。

説明によると、のどの奥にスプレーする局所麻酔をして、希望があれば注射による鎮静剤みたいなものを選べます。でも鎮静剤を打つと24時間運転できない上に、24時間付き添いが必要とのこと。そんなかったるしいことしてる暇無いので、スプレーだけにしました。

そのあと別の看護婦さんに今度はカメラのある部屋に連れて行かれました。ここでは先生が机に座って私のカルテを見てます。そしてほんの一言二言質問をして、コートを脱ぐか脱がないかといううちにスプレー。そしてそのまますぐにベッドに横にならされました。

看護婦さんは二人です。一人が先生の助手のような感じで、もう一人は私の口と頭を抑えてます。じゃあ行きますよともいわずに、ほぼいきなり口にカメラを入れられました。看護婦さんが「はい、飲み込んでください。」とのこと。これが難しいと聞いていたんですが、考える暇も無くごっくん。

「あ、すごくいいですよ。もう一度飲んでください。そしてもう一度。」

そうして3回続けて飲むと、もうカメラがおなかの中に入ってるのがわかりました。結構先生は荒っぽくどんどんカメラを下に入れていきます。かなり下のほうまで、おへその辺りまであっという間に入って、その辺をぐいぐいしています。これが痛いというんじゃないけど、ちょっと気持ち悪いというか、怖いというか。時間にしたら30秒くらいなのかなあ。この辺でちょっとパニックぽくなって来ました。多分ダイビングと同じで、押さえつけられてカメラが中に入っていて動けない感じがそれを引き起こしています。それで意識的に肩の力を抜いて、ゆっくりと呼吸をおちつけて・・・

そうしているとまたカメラがごそごそ上がってきて、「じゃあ抜きます。」と声がかかって、まるで水道のホースを抜くみたいに1秒でぐいっと引き抜かれました。

私はごほごほごほとしばらく咳き込んでいました。起き上がると、「じゃあこれで終わりです。すごくスムーズに行きましたね。みんながこんな感じだったら簡単でいいんだけど。」と看護婦さんに言われました。そうなのか、私は優等生なのか。自分でカメラを引き抜いたりする人もいるそうです。このカメラの部屋に入って出るまで、合計6分でした。これは早い。

それで次は「回復室」に連れて行かれました。部屋の片側にモニターの着いたベッドが3つ。反対側にアームチェアのようなものが6つくらい。私は当然アームチェアに連れて行かれました。ベッドには老人の人達が横たわってます。

そこで本を読みながら30分くらい待ってると、看護婦さんが水を持ってきてくれました。麻酔が切れて水がのめるかをテストするためです。6時間くらい水分を絶っていたので、ごくごくと全部飲みました。すると今度は「紅茶かコーヒーはいかが」と勧めてくれました。それで紅茶をお願いすると、「ビスケットいる?」とまた親切な言葉。昨晩から食べてませんでしたから是非とお願いすると、2枚種類の違うのを出してくれました。普通のどうってことないビスケットなんですが、違うものが2枚というところが、心遣いが感じられました。

それを食べてしばらくすると、同じ看護婦さんが隣に座って説明を始めました。私の診断は食道裂孔ヘルニアとのこと。日本語では聞いたこと無いんだけど、英語ではHiatus herniaといってよく聞く病気です。病気というほどのことでもなく、胃と食道のつながってる部分が横隔膜の上に飛び出て、胃酸が上に上がってくるというものです。よくある症状で、60歳以上の人は3人に一人がなってるとか。ひどい場合は手術も可能ですが、普通はこれといって何もしないそうです。とにかく主治医に一度行って、胃酸を抑える薬をもらいなさいとのことでした。(でも行かないと思う。)まあ、ガンでなくてよかった。

その説明を終えると、看護婦さんがわざわざクリニックの入り口まで送ってくれました。大きい総合病院なので、迷子にならないようにエレベーターの行き方まで説明してくれました。まあ、行ったからには帰れるとは思うんだけど、麻酔受けたりしたら迷子になる人もいるのかなあ。

いうまでも無いことですが、これは全部無料です。お医者さんはちょっと荒っぽいという気がしましたが、多分こういうことを毎日毎日やってるんだろうから、患者としての不安感は無かったですね。多分日本のお医者さんならもっと時間をかけてゆっくり丁寧にやってくれそうですが。

看護婦さんはたくさんいましたが、みんなとっても優しくて、感じのいい人たちでした。この国民医療サービスっていつも慢性的に財政難なのだけど、どの看護婦さんも「あなたのための時間はたっぷりあるのよ。時間なんて気にしないで納得の行くまで質問でも何でもしてください。」という感じで接してくれます。今日の看護婦さんだけでなく、この大きな病院の看護婦さんたちって皆そんな感じです。

ところでこの回復室で待っているとき、看護婦さん同士が「あそこの若い女性(Young Lady)を先に帰らせてあげましょう。」といってるのが聞こえました。もちろん私のことです。ふふふ、ヤングレディーか、と思ったんですが、周りを見ると大体70歳以上の人ばかりです。そりゃあここではヤングだよなあ。

ちなみにこの食道裂孔ヘルニアというのは
1.50歳以上
2.喫煙
3.肥満
4.妊娠
が危険ファクターだそうです。私はどれも当たらないんだけどなあ。

お昼前に家に帰って来て、恐る恐るネットを見てみたら「中日念願のV!」とのヘッドラインが。ああ、阪神まけちゃったんですねえ。まあ昨日みたいな負け方したら次に引きずるよなあ。ああ・・・・がっかり・・・・。まあ巨人ではなくて中日が優勝なのが救いでしょうか・・・(阪神ファンは本能的に巨人を嫌っている)

でもまだ6試合残ってるので、巨人との2位争いが残ってます。巨人に負けるわけには行かないから、ぜひ残り試合がんばって欲しいです。2位になるとクライマックスシリーズが甲子園でできるし。最悪6連敗するとヤクルトにも負けて4位。そうなるとクライマックスシリーズもできません。

だからあんたら、気持ちを引き締めてしっかりやらな、大阪のファンにしばかれるで!