2010年10月20日水曜日

ルイちゃんの調理実習その2

今日はルイちゃんは調理実習の日でした。今日作ったのはピザです。トッピングはサラミとチーズとトマトで、ピザの台にチーズまで入れて焼いてきました。なかなか本格的でおいしかったです。もしもこれが熱々だったらもっとおいしかったんだけど。

私が調理実習していたころと違うのは毎週家から材料を持っていかないといけないことです。これがちょっとめんどくさい。チーズや小麦粉くらいならまだいいんだけど、先々週はミルク150mlもっていったり、来週はひき肉450グラムなど、結構どうやって持たせようかと悩むようなものが要ります。

そしてできたものは持って帰ってきます。グループで一緒に作るのではなく、個人個人で作るので、一人4人分くらいできますからとても食べきれないんですね。で、今日のピザの場合は一切れだけ食べてきたようでした。たぶんルイも家に持って帰って私や家族に見せたり食べさせたりするのが嬉しいんだと思います。

調理実習は今年は今学期だけなのですが、メニューは1週目から順番に、アップルクランブル(アップルパイの簡易版)、スコーン(パンとケーキのあいのこのようなもの)、パン、ピザ、チリコンコーネ(ひき肉をチリソースで煮たもの)、ソーセージまたはチキンシチュー、ビスケットです。

大学に行くと一人暮らしするだろうから、料理ができないと外食ばっかりになるし、すごく必要な知識だと思います。でもイギリス人でお料理ぜんぜんできない(男女とも)といいう人はかなりいるので、あの人たちの時代は調理実習しなかったのかなあ。

でも考えてみれば、このメニューを見てもらうとわかるんだけど、パンだとかピザだとかスコーンだとかビスケットだとか、まず普通の人は自分で作らないものばっかりです。これってなかなか凝った玄人タイプのメニューだけど、自炊にはあまり役に立たないなあ。チリコンコーネだとかチキンシチューはなかなか役に立つとは思うんだけど。

しかも用意するもののリストを見ると、ソーセージとチキンは生ではなく家で焼いてきてから持ってくるようにとのこと。要するにやっぱりお母さんがしないといけないんだ。そういえばパンでもスコーンでも小麦粉とかバターとか全部家でお母さんが計って持たせてるから、自分たちはただ混ぜ合わせるだけ。やっぱり今の時点では自炊は無理のよう。

でもまあ1年目ですからね。来年以降もっといろいろ作れるようになるでしょう。今日のピザは本当になかなかおいしかったです。写真撮らなくて残念でしたが、おいしいものって写真撮るなんて考え付く前に食べちゃうんですよね。

また詩のブログも更新しました。よかったらこちらも見てください。
http://fordfarmpoems.blogspot.com/

4 件のコメント:

こんの さんのコメント...

あつこさん 佳い詩が並んでました(いいなぁ)です
ちょっと気になる字

>暖炉の蒔きの
「蒔」は、「薪」だと思うのですが...

自炊のために料理は、ね
あつこさんが先生になって教えてあげるべきでしょうなぁ
料理上手は、豊かな人生をもつくります

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、ブログの誤字の指摘ありがとうございました。直しておきます。

私は実は料理そんなに好きじゃないんですよね。面倒なんです。でも料理が下手な人は掃除がうまいそうです。私はどちらもまあ普通ですが、私の友人で超料理のうまい女性はすごく掃除が下手です。

あくあ さんのコメント...

お母さんも大変ですね。グラム計って持っていかせるなんてね。次の時代は料理の上手な男性が毎日ご飯を作ってくれるようになるといいですね。ルイ君がんばれ!

Atsuko さんのコメント...

あくあさんのとこの上様はお料理上手だし、なかなか時代の最先端をいってるね。イギリスは料理の上手な男の子は結構もてますが、日本はまだまだだろうなあ。