カルカッタってもちろん聞いたことありますよね。インドの大都市のひとつ。ここは実はイギリス帝国主義の時代、帝国内のロンドンに次ぐ2番目の首都だったのでした。
私がカルカッタにどうしても行きたかったのは、10年くらい前に、19世紀後半から20世紀初頭にかけての、インドス近代ピリチュアル史の一番重要な聖人の一人、ラーマクリシュナの本を読んだのがきっかけです。そしてこの聖人の愛弟子のヴィヴェーカナンダがのちにシカゴの宗教会議に出席し、インド哲学とヨガを世界に広めたのでした。
それでこの二人について書かれた本を一時に読みまくり、19世紀の、英国帝国の首都カルカッタの文化を繫栄を背景としたインド精神の復興ムーブメントなどについて勉強して、とにかくカルカッタをこの目で見たいと思っていたのでした。
でも今ではカルカッタは観光客はそれほど行きません。ガイドブックにもそれほどおすすめされていませんでした。
バンガロールから国内の格安航空会社のIndiGoに乗っていきました。インドの国内線は安くて快適です。(でも空港が混んでてカオスなので、早めに行くことをお勧めします。)宿は、一人だしカルカッタはいろいろありそうなので、3泊で2万円くらいのいいホテルにしました。
初日は夕方タクシーでガンジス川のほとりまで夕陽を見に行きました。なかなかいい雰囲気でした。二日目は午前中ウォーキングツアーに参加。カルカッタってごちゃごちゃしていて、汚くて物乞いが多くて、一人で回る勇気がなかったのでちょうどよかったのですが、それでも集合場所には一人で行かないといけないし、そこからも一人で配車アプリでタクシー呼んで帰ってきます。その時はびくびくしてたけど、思い出せはカルカッタ風情が満喫できました。
そして3日目にいよいよこの旅の大目的の一つのラーマクリシュナのお寺に向かいました。カルカッタの中心部から北にタクシーで1時間近く乗るのですが、このタクシーがスラムの中を30分ほどずっと走って目的地に行きました。インドのスラムを目の当たりにするのは、いろいろ勉強になります。
そして感動のお寺参拝。本で読んだ通りのお寺で、建てられていたお弟子さんたちの像も読んだ通りで、感無量でした。
この日はタクシーのスラムツアー、感動のお寺参り(1時間以上並びました)、そしてインド人に交じってフェリーに乗って、ふらっとランチに行って、ラーマクリシュナミッションの別のお寺参り。とにかく一人でいろいろ頑張った一日でした。
カルカッタって、ガイドブックにあるように、今では心ときめく街ではないんだけど、歴史を知ると、その趣がだんだんわかってくる街です。町並みは昔はさぞや立派でエレガントだったであろう建物がいっぱいで、街自体がヨーロッパの街のように設計されているのですが、今ではそれがそのまま、1947年の独立以降、なんの手入れも改善もされず、ただただ人口だけが増えてきた街。首都はデリーに移ったし、崩壊一方の歴史をたどっています。
地図を見ると驚くのですが、カルカッタって、本当にバングラデシュのすぐ隣で、1947年のインドパキスタン分割で、(バングラデシュは昔は東パキスタンと呼ばれていました。)カルカッタの人々は大変な目にあったし、今も移民問題が続いています。
楽しかった~、などと一口では全然言えないんだけど、それでも本当に意義ある濃い3日間でした。行って本当に良かった。一人旅は、不便でさみしいことも色々あるけど、今回のような個人的思い入れの大きい旅は、やっぱり一人のほうが深く体験できると思います。
翌日はまた飛行機に乗って、今度はバラナシに向かいます。いよいよ旅もあと1週間近くを残すばかりになりました。
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| ツアーの写真、私以外はみんなインドのほかの地方にすむエリートインド人観光客でした。 |
| チャイ屋さん |
| こんなコップでチャイを飲みます。飲んだ後はなんとこれは捨てます。カースト制度の影響とか。 |
| カルカッタのバスって全部こんな感じです。カラフルなアート。 |
| 夢にまで見たラーマクリシュナのお寺 |
| フェリー。席確保! |

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