2017年12月31日日曜日

大晦日と今年の十大ニュース

大晦日はイギリスではパーティーの日。私は昼間友人の家でのドリンクパーティーにちょこっと顔を出し、夜は子供たちはそれぞれ仮装してパーティーに行きました。イギリスのお正月って本当にパーティーの翌日感そのものでぜんぜん楽しくないんですが、大晦日はわくわく忙しい感じが好きです。クリスマスより好きかもしれない。

今年2017年は、すごく希望を持って迎えた年だったのですが、まさに山あり谷ありという一年でした。すごくいいこともあったんだけど、悲しいことや悪いこともありました。そんなよくないことを忘れて、来年はすばらしい年になることを期待して、年を越したいと思います。

2017のいいことだけの十大ニュースはこんな感じです。

1.ロンドンのシルディ・サイババ寺院に行けた。
いきなりすごく個人的なことなんですが、深く心に感銘をうけた出来事でした。

2.ルイがキングスカレッジ・ロンドンの医学部に入学。

3.チャーリーのプロム。
紫のドレスですごくきれいでした。

4.日本に5週間行き、妹も参加して九州を旅行。

5.日本でいとこと叔父の住む岐阜県の、母の元実家を訪問。その足で白川郷も行ってきました。

6.ルイがAレベルでA*を3つ取りました。

7.チャーリーがGCSEで9を3つとA*を6つ取得。

8.近場のハートランドという海辺でキャンプ。

9.チャーリーと私と二人でアムステルダムに旅行。

10.チャーリーにボーイフレンドが出来て、よく遊びに来ていろいろ楽しかったです。

こうしてみると長かったような短かったような一年でした。

あと3時間で新年です。そろそろおそばの準備を始めねば。

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ルイの仮装。日本の侍っぽいものでお茶を濁してます。

左がボーイフレンドのダニー神父。チャーリーは猿です。

2017年12月30日土曜日

失敗

年の瀬に全然関係ない話なんですが、なんとなく一年を振り返る時期でもあるので、関係なくもないかな。

2週間ほど前の話です。ある事情で腹の立つことが起こり、怒りに任せて色々言ってしまったということがありました。今から考えてみれば、たまたま運が悪かったり偶然や誤解が重なったせいで、その相手もぜんぜん悪気があったわけではなかったのですが、私が言ってしまったせいで、その人の気持ちも傷つけ、周りの人の気分も悪くなったということがありました。

言ってしまったあと、冷静になってすごく後悔しましたが、 後の祭りでした。

こんな感じで、怒りに任せて発言して後悔したことが1年ほど前にもありましたし、もっと遡れば、子供が小さい時に、怒りで強く叱りすぎたり手を上げたりということもありました。

怒りの感情に流される。これって本当に後悔と失敗の元だと思います。

私は全体としては、人生を振り返って後悔したりくよくよしたりすることはまずないんですが、失敗という話になれば、人生を振り返ると、明らかにこれは失敗だったなあと思うことがあります。結婚は離婚したくらいだから明らかに失敗。一言で言えば私は男性を見る目が無いみたいです。大学も学科の選択は失敗でした。就職は金銭的には失敗だったのかどうかはともかく、毎日嫌々働いてたから、やっぱり失敗かな。

こんな感じで、いまさら人生を振り返ると、失敗だらけ。

でもだからといって、ここを変えたいとかこうすればよかったとかあまり思わないし、一般的な意味での「失敗」でも、その時にその選択をしなければ今の私はないんだから、一概に失敗とは言えないんじゃないかとも思うし。

そこでふと思いました。そもそも人生って物は、失敗の歴史なんじゃないのって。そう考えてみれば、本当に私の人生ってそのもの。でも失敗の積み重ねの人生でも、人生そのものが失敗とはぜんぜん思わない。

そう思いつくと、なんとなく気分がすっきりしました。失敗してもいいんだというか、失敗か成功かは、そのときの価値観に基づいた判断なだけで、その「失敗」にこだわって先に進めなくならない限り、長期的にはどっちでも同じなんじゃないのかなって。

最初の話に戻ると、もちろんこれは大失敗ではあったんですが、まあそれでも日に日にそれは過去のことに なるわけだし、大きい失敗や後悔からはそれだけ大きく学ぶわけですから、まあしょうがないなって・・・。

いやいや人間って、結局は自分の失敗からしか学ばないことも多いし。

そういうわけで、早速来年の抱負のひとつは決まってます。腹が立ったら、口をつぐんで立ち去る。これです。

そして皆さん、失敗を恐れずにやって行きましょう。人生なんて失敗で成り立ってるようなもの。

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2017年12月29日金曜日

気持ち悪い話

無茶苦茶気持ち悪い話を書きます。ゲテモノ系の写真入りの話。だからそういう話や写真の嫌いな人は、ここで退出お願いします。

あ、その前にこちらをクリックしていっていただけると嬉しいです。
 
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ではもう一度言います。

すごくキモイ話なので、そういう話の苦手な人は、本当に退出してくださいね。

絶対くれぐれもここから先は、読まないでくださいね。

まだ読みますか?

じゃあいいですよね。猫の話です。

最近猫のペッパーの素行がちょっと変だったんです。時々急に走り出したり、隠れたり。それで、多分寄生虫がいるんだろう、虫下しの薬を上げなければとここ数日思って、クリスマスでばたばたして忘れてました。

そしてクリスマスの翌日。猫はソファーに座っていて、私はその前にソファーにもたれる形で床に座っていたら、猫が吐いている音が聞こえました。

慌てて見るとやっぱり吐いてます。そしてそのまま走り去って行きました。

それでそれを処理しようと見てみると・・・・・・・

なんと気持ち悪いことに、寄生虫が3匹もいるのです。しかもその一匹は20センチくらいの大物。

幸いソファーにはカバーがあったのでカバーをはずして外に持って行き、汚物をはらって、夜だったのでどういう状態で汚物が落ちたのかは確認せず、洗濯機に入れました。

それでね、人間ってなぜか気持ちの悪いものは確認してみてみたいという要求ってあるじゃないですか。なので、朝にその汚物を捨てたあたりを見てみました。

そしたらいました。というか、ありました。その寄生虫。きしめんみたいな感じの、20センチくらいの。他の2匹は見つかりませんでした。

で、気持ち悪いものを見てみたい要求が高じて、写真まで撮ってしまいました。一応小さくして載せます。拡大してみたいというゲテモノ好きの人は、写真をクリックすると大きくなるはず。

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写真は下です。キモイからいい子達は見ないでね。

2017年12月27日水曜日

クリスマスの写真など

遅ればせながらクリスマスの写真を載せてみます。

クリスマスディナーのテーブルを飾るクラッカー。市販のものはこの中におもちゃなどが入ってます。 これは手作りで、中に宝くじのスクラッチカードを入れました。誰も当たりませんでした。

チャーリーが作ったデザート、トライフル。

ツリーの下にプレゼントを置くのが習慣。なぜか猫がいつもプレゼントの上に座ってます。

毎年かわり映えしないですが、 上から、前菜、メイン、デザート。


ネットやフェイスブックのおかげで世界中のクリスマスの様子が見渡せますが、こう言っては手前味噌に聞こえるかもしれませんが、やっぱりヨーロッパのクリスマスが一番クリスマスらしく華がありますね。

天気が悪かったので散歩にも行かず、一日かけてプレゼントを開けて、dvdを見たりゲームをしたりと、平和なクリスマスでした。

しかし今年はルイが病気(インフルエンザ?)で、チャーリーがベジタリアンになったので、食べ物が大量に残ってます。そもそも普段はまったく料理をしないデイブが、クリスマスと翌日のボクシングデーのために、ビーフと七面鳥をそれぞれ2キロずつ、書くのもはばかられるような大金をはたいてオーダーしたのが間違いの元でした。きっと一人の人間が一食で食べる肉の量などぜんぜん知らないのでしょう。

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2017年12月22日金曜日

冬至パーティー

今日友達から海辺での冬至パーティーに呼ばれました。

海辺って言えば聞こえがいいんですが、この辺の海岸はビーチとか言う柔なものではないです。行けるぎりぎりまで細い道を車で行って、そこから泥まみれの草原の道なき道を20-30分くらい行き、そのあとほぼ四つんばいになるかならないかという状態で岩場を降りてこんな海岸に出ます。

こんなところでも夏はたまに人が来るんですが、冬はほとんど誰も来ません。(が、波が良いと真冬でもこんな岩だらけの場所で、山伏みたいなハードコア・サーファーを見ます。)

何人呼ばれたのかわかりませんが、季節が季節だけに病欠続出で、参加者は少なかったです。

3時半くらいに集まり、焚き火を囲んで温かいお酒を飲んだり、チーズやらスープやらデザートやらをちょっと食べたり。4時ごろには日が沈んできました。パスカルの提案で、皆それぞれ紙に願い事を書き、暗くなる頃に焚き火にくべて願をかけました。

そして真っ暗の中を懐中電灯などを頼りにおなじ泥だらけの道を車まで歩きました。

車につく頃にはもう10時くらいという感じだったんですが、実際にはまだ5時半でした。

そこから誰の家にも行かずパブにも行かず、解散になりました。ちょっと拍子抜け。というわけで家には6時前に着きました。

友達の誕生日のディナーに行ったチャーリーも7時過ぎには迎えに来てというメールが来ました。

我々二人は今夜はそれぞれ別々にパーティーにおでかけだったんですが、二人とも意外に早く帰って来て、お菓子を食べながらフレンズを見て、チャーリーは早く寝てしまいました。

やっぱり冬至ですね。死=再生の日。

明日から毎日日が長くなります。イェイ!

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2017年12月20日水曜日

欧州の冬

イギリスは日本と同じ温暖気候ではあるんだけど、実際には冬は相当厳しいです。気温的には海流のせいでそれほど寒くはならないんだけど、なんと言っても日本より緯度が高いから、冬は暗いです。

明日は冬至。11月の頭くらいから冬至までは、本当に長く苦しい季節。その上10月の終わりに夏時間が終わって冬時間に戻るので、朝は暗いし日暮れは早いし。

気分がよくないのはもちろんのことながら、体力的にも結構苦しいです。12月が来る頃にはみんな体力の最後の貯金を食いつぶしてやって行ってる感じ。12月は病欠が多いです。そこで病欠せず気力でがんばってる人は、クリスマスホリデーが来るとたんに病気になったり。昨日も書いたけど、実際クリスマス病気で寝ていたという話はよく聞きます。

で、明日は友達に冬至パーティーに呼ばれました。海岸で3時に集合して焚き火を囲むパーティーで、日没は4時。しかしこの指定されたビーチって、岩場で回りに施設など一切なく、日没後は完全な闇になると思うんだけど、大丈夫なのか?

冬至のこの頃は、日の出は8時20分くらいで、日没は4時ごろ。そういえばロンドンって北海道と緯度が同じくらいってことだけど、ということは北海道も夜明けと日没はこんな時間なのでしょうか?

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2017年12月19日火曜日

アイスランドのクリスマス

今年もクリスマスホリデーの感覚、戻ってきました。なんとなくのどが痛くて鼻水が出るあの感じ。今年も同じです。ルイは昨日書いたとおりダウン、チャーリーは10月にアムスに行って以来なんとなく体調が優れず、私はずっと元気だったんだけど、なんとなくそんな予感はしてましたが、休みに入ったとたんに風邪。

これはレジャーシックネスといって、医学的にも認められた現象らしいです。

私は今週は仕事はお休みだし、じゃあのんびりすればいいんですが、なんとなく忙しいです。普段なかなか会えない友人たちと集まってクリスマス前のお茶会とか、やっぱりこんな時期しか訪問できない知人の家にクリスマスプレゼントを持って行ったり。そしてもちろんクリスマスの準備。プレゼントのショッピングはだいたい出来たんだけど、食べ物と飲み物がぜんぜん買えていません。プレゼントのラッピングがまた気が重い。

そして何よりも貧乏暇無しなので、お休みがあると普段やらない家事をこなさないといけない気になるし。もちろんやりたいプロジェクトもあるし。2週間以上クリスマスホリデーあるんだけど、一体ゆっくり出来る日なんてあるんだろうか。

そしたらこんなことをネットで読みました。

ネットで読んだだけなので、本当かどうか定かではないんですが、アイスランドではクリスマスイブだかクリスマスの日に、お互いに本をプレゼントして、クリスマスの一日をベッドで本を読んで過ごすという習慣があるそうです。

いいですね~。そういうの。アイスランドってこの季節真っ暗なんでしょうね。そんなところでまるで冬眠のようなクリスマス。ムーミンの世界じゃないですか。

一日中誰に気兼ねもなくベッドの中でぬくぬくと本を読むって、ああ至福だわ。一日でいいからそういう日を過ごしてみたいです。

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2017年12月18日月曜日

ルイの帰省

ルイが大学から3ヶ月ぶりに帰って来ました。

家に入るや、「うわあ、家の中がきれいだ。」と感動していました。オーブンに焦げ付きがない、床に寝そべれる。そんな程度のきれいさです。

聞いてみると、なんと3ヶ月間自分の部屋を一度も掃除機をかけなかったそうです。靴を履いて部屋に入るから、掃除する意味などないと言ってますよ。

元気で帰って来た、と言いたいところなのですが、現在首の横が腫れて、のどが痛くてちょっと熱があります。日本では聞かない病気なのですが、イギリスではティーンエージャーのよくかかるグランジェラ・フィーバーという病気があって、最近流行っているのですよ。ウィルス性の病気で、命に関わることはないけど、治療法はなくて、一旦かかると回復に時間がかかり、ひどい人は何週間も入院する病気です。それで、きっとそれに違いないと、今日お医者さんに行ってきました。

するとお医者さんは、病状だけから判断しておそらく何か別のウィルス性の病気だろうと言うことです。多分2週間くらいで治るでしょうけど、治らなければ血液検査をしましょうと言われました。

ルイは早かれ遅かれ何かでダウンするような気がしていました。だって週に何日も明け方まで飲みに行き、ほぼ炭水化物だけの食生活で生活してたんですから。しかも聞いてみるとそんなに汚い環境で・・・。

デイブは人に、「うちの息子はSqualid Condition で生活していたから。」と説明してました。Squalidというのは、辞書によるとExtremely dirty and unpleasant(非常に不潔で不快な)という意味ですよ。

人間の少ない田舎から、ロンドンのど真ん中で集団生活するっていうだけで、いろいろ病原菌にさらされる率が跳ね上がるというのに。

というわけで、土曜の夜に帰って来てから、ほぼ何もせずに寝て食べてごろごろしています。

が、最初の数日はたとえ健康でもそうなるだろうと思ってましたから、まあ想定内ですね。

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2017年12月17日日曜日

クリスマスツリー

今年もクリスマスが近づいてきたので、ツリーをクリスマスツリーファームから切ってきました。毎年家族で行くのが恒例なんだけど、今年はチャーリーがボーイフレンドの家に行ったので、チャーリーなしで行きました。ルイが昨夜ロンドンから帰って来たので、3人で。

毎年のことなのですが今日も小雨が降ってました。それでも今日しか行く日がないから強行。私はちゃんとフードつきのコートを着て行ったのに、二人は上着も無しで行きました。「雨がやむまで雨宿りしたらいい」などとデイブは言いましたが、止むわけありません。それで強引に私が雨の中を進むと、ついて来ました。

このファームにはツリーが何千本と植えられていて、毎年30分近くツリーの森の中を歩いて あれでもないこれでもないと選ぶのですが、今年は雨のため、私が「これは?」と言った最初の木に決定。歩き出して1分で決まりました。往復1時間くらいかけて行くのに、そんなにあっさり決めるの?と思いましたが、これでいいのであれば時間の節約です。

いや、それとも完ぺき主義のチャーリーがいないので、あっさり決まったんでしょうか。デイブも完ぺき主義なんだけど、雨にずぶぬれになるのがいやだったんでしょう。ルイと私は、いつでも何でもいい人達です。

今年は家具が増えたので、場所を変えてみました。飾りもちょと少なめ。

イギリスの家庭は、12月に入るやクリスマスの飾りやツリーを出す人が多いんですが、私はクリスマス前ぎりぎりに出すのが好きです。今年はまだ1週間あるので、早すぎるくらい。でも、一般的には遅すぎると思われています。

上記の通りルイも帰って来たし、いよいよクリスマスっぽくなってきたのですが、明日からデイブが1週間出張とのことで、まだクリスマスは遠い!

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2017年12月16日土曜日

郷ひろみの歯磨き

夏に日本であった歯医者の友達が言っていたのですが、郷ひろみは歯磨きに30分時間をかけるそうです。そりゃ見かけが売り物の客商売なんだから、一般人とは違うよと彼女たちと笑ってました。

それにしても考えてみれば、顔が商売物って言うのは一体どんなものなんでしょうね。

郷ひろみって一応歌手だしタレントだけど、やっぱりそれはあのかわいい・美しい・男前の顔があってのものじゃありませんか。やっぱり五木ひろしや西田敏行とは違うわけです。

多分郷ひろみって私より10歳くらい上です。ということは18歳にデビューしたと仮定したら、40年以上も、顔で食ってきたわけですよ。

しかも多分デビューする前から、顔がかわいいからという理由でいろんなことが良くも悪くも(よいことのほうが圧倒的に多い気がしますが)あったわけでしょう。

それって、本当にはどんなものなんでしょうね。簡単に考えると、ラッキーということになるんだけど、でも数奇な人生ともいえるし。それに、「僕は顔が売り物なんだ。顔で食べてるんだ。」と感じるのは、なんか不安なものなんじゃないかな。

それとちょっと似たようなものでは、「人気」というのもあります。人気ってよくわからないものじゃないですか。あるとき一世を風靡しても、本人も回りも、「時代の波に乗った。」という以外理由がよくわからないような事が多いし。そういうのって、その後どんなに努力しても、昔のような人気は戻ってこないことが大半だし。

そういう他人本位な、よく実態のわからないもので食べていくのって、なんかある意味不安哀れな人生のような気もします。

まあ、私にはぜんぜん縁のない悩みですけどね。

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2017年12月13日水曜日

ロシアのオリンピック出場禁止

ちょっと前のニュースになりましたが、ロシアの来年の冬季オリンピックの出場禁止、どう思いますか?観戦者の視線としては、フィギュアスケートやらホッケーやら、やっぱりロシアがいないとなんかつまらない感じがしますね。ソフトバンクのいないパリーグとか、巨人のいないセリーグとか。

まじめな話をすると、私はロシアの出場禁止には反対です。なぜなら、またまたオリンピックを政治の舞台として利用しているという印象を与えるからです。印象だけでなく、実際にそうなのだと思います。オリンピックだけでなく世界大会は毎年行われているのに、オリンピックだけが取り上げるのもそのいい例だと思います。

ロシア内には、オリンピックを子供のときから夢見て多くを犠牲にしてトレーニングを重ね、ドーピングなどせずに出場権を手に入れた選手もいるはずです。それではあまりにもかわいそうです。(そう思いたいです)

いや、そもそも私はオリンピック自体を疑問視しているのかもしれません。私も開催中は極力テレビで見るし、来年のオリンピックも今から楽しみなんですが、それでも、やっぱりその政治的あり方が問題だと思うんです。

自分の子供たちもスポーツをし、知り合いに全国大会やオリンピック予選を目指している人達がたくさんいるので、選手としての観点からも考えてしまいます。

オリンピックの場では、それぞれの選手が自国の栄誉のために戦っていることになっていますが、100パーセント断言しますが、選手たちは別に国のためにやっているわけではないんです。(北朝鮮とかイラクとか一部の国は除いて。)スポーツ選手は自分のためだけにスポーツするのです。国のためでも大学のためでもないです。

そもそもスポーツで頂点を目指す理由は、自分の人生の自己実現だけしかありえないと思います。

すると、ドーピングについても疑問が湧いてくるんですよ。ロシアがドーピングしているのかしていないのか、私はぜんぜん状況を知らないので、なんともいえません。出禁になるくらいだから、しているんでしょう。

でもどうしてそんなことするんでしょうね?だって、自己実現のためのスポーツでしょ。たった一度のこの人生で、達しえる限りの頂点に達成するためのスポーツでしょ。ならば、たとえ誰にばれなくても、自分でずるい工作をして勝ったとして、満足できるんでしょうか?

「皆やってるから。」と自分で言い訳するんでしょうか。もしも本当に多くの選手がばれないようにドーピングしているなら、オリンピック委員会自体の責任のはずです。

それとも、国やクラブや親や、とにかく周りのプレッシャーで、ドーピングに走ってしまうのでしょうか。だとしたら、それも深刻な問題です。

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2017年12月11日月曜日

ダニーの散髪

チャーリーのボーイフレンドのダニーの話です。

9月の末か10月ごろ、今年の9月から遠くの大学に行くことになったスイミングクラブのメンバー、ウィルの話をしていました。そしたら、「先週髪の毛を切りにウィルの家に行った。」とダニーが言いました。

髪の毛を切りにウィルの家に行く?どういう意味かなあと後で聞いてみると、ウィルに髪の毛を切ってもらいに行ったと言うのです。

ウィルは水泳で全国大会で泳ぐくらいのスポーツマンで、ぜんぜん他人の髪の毛を切るようなタイプではないんですが、実は昔から家族全員(4人兄弟プラス両親)の髪の毛を切っているそうです。しかもそれだけでなく、ここ数年は友達、しかも女友達の髪の毛まで切って、写真を撮ってポートフォリオを作っているらしい。

これだけでも驚くんですが、実はダニーはウィルと古くからの付き合いで、子供のときに通った床屋を除いたら、ウィル以外に髪の毛を切ってもらったことがないと言うのです。それで、ウィルが遠くの大学に行くことになったから、これから誰に髪を切ってもらうか悩んでしたので、チャーリーが切る事になったのでした。お金を払って切ってもらうというオプションは思いつかんかったのか?!

ダニーのお父さんは心臓医で、決してお金がなくて 床屋に行けないっていうわけじゃないんですけどね。

ま、そういうわけで、チャーリーは最初にダニーの髪の毛を切ったときは、ちょっとびびってました。失敗したらダニーのお母さんがなにか言うんじゃないかって。そんなこと言うような人なら、そもそも友達に何年も髪の毛切らせたりしてないって。(しかもぜんぜんそんなこと気にするタイプのひとじゃないです。)

これがダニー君。たぶんこの直後に散髪しました。

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2017年12月10日日曜日

バーバー・チャーリー

先週娘チャーリーに髪の毛を切ってもらいました。こんな感じです。なかなか悪くないですよね。



チャーリーに切ってもらったのはこれが初めてです。前回美容院でしてもらったカットから2センチくらい短くしてもらいました。

チャーリーはずいぶん前から自分の前髪などは切っていたようですが、人の髪の毛を切ったのは半年ほど前、ルイの髪の毛を切ったときです。ルイは結構お洒落なので大丈夫?と思ったんですが、電気バリカンみたいなもので下の方を刈ってもらってました。

それから2ヶ月ほど前は、デイブが出張に行く当日の朝に、やっぱり同じバリカンで切ってもらってました。

はさみで人の髪の毛を切ったのは、2ヶ月ほど前に切ったボーイフレンドのダニー君の髪の毛です。 チャーリーは結構びびりながらやってましたが、ダニーは「平気平気」とやらせてました。

ダニー君の散髪についてはちょっとおもしろい話があるので、それはまた後日。

私の髪の毛はダニーの10倍以上あるので、時間が1時間くらいかかりました。切った直後はちょっと素人が切ったという感じだったんですが、ストレートナーでまっすぐにするとこんな感じによくなりました。

その後洗髪して普通にブロードライしましたが、なかなか悪くないです。

チャーリーのお小遣い稼ぎの技術がひとつ増えました。


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2017年12月7日木曜日

HIVに関するいいニュース

12月1日はWorld AIDSDay。その日のラジオ4の番組で、最近のエイズに関する医学の特集をしていました。その一部を聞いただけなんですが、こんなことを言っていました。

今はHIVの治療のいい薬が開発され、投薬治療を続けるHIV感染者は、一般大衆よりも余命がごくわずか長いそうです。まあ、この「長い」って所は 置いといて、少なくとも非感染者と余命は変わりないということですね。

ということは、HIVは治療さえ続ければ治る病気に近いわけです。確かにそれでも、人に移すという危険はあるので、感染者はいろいろ苦労はあるとは思いますが、以前のように、死を意味する病気ではなくなったと言えます。

が、これには大きなBUTがあります。

治療によってコントロールできるのは早期発見された場合のみで、発見が遅れると薬の威力はそんなに大きくはありません。そして、残念なことに現在でも40パーセントの患者さんは、発見が遅すぎるそうです。

 発見が遅すぎる理由は、いうまでもないことですが、一般の偏見です。「性病」という見方がされますから、なかなか積極的に検査を受けないのはもちろんですが、たとえば既婚者の場合とか、感染したことがわかるとややこしいことになる立場の人もたくさんいるわけです。

この番組では、「だから偏見をなくして、積極的に検査を受けられるような環境にすることが必要なんです。」とは言ってました。でも、子宮頸がんや大腸がんのように一般を対象に検査をするわけにはいかないですよね。

というわけで、科学的医学的にはHIVの治療は格段に進んだということはとってもいいニュースなんですが、まだ社会的障害がなかなか取り除けそうにないというのは問題ですね。

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2017年12月6日水曜日

2017年のいいニュース

今年も師走になりましたけどさあ・・・今年って悪いニュースばっかりだったと思いません?トランプ、北朝鮮、ブリクジット、ロンドンの大火事、シリアの難民問題、ミャンマーでの虐殺、阪神今年も優勝できず。。。

でもニュースって悪いニュースばかり流す傾向がある、というか、それが仕事のようなものだから、悪いことばかり耳に入ってくるのかもしれません。イギリスのテレビニュースを見ていると、実は最後の方によくいいニュースも報道してるんですよね。大体科学とか医学とかそういう方面かな。

それでちょこっとネットを検索して、今年のいいニュースを探してみました。  



まず科学医学関係ではこんなことが出ていました。

ギニア虫症と呼ばれる熱帯病を根絶間際に追いやることに成功し、ポリオもそれに近いこと。今年はそれぞれ、5件と19件発症したのみとのことです。

海水を真水にするフィルターの発明に近づいたこと。

アルツハイマーによる記憶喪失が治る可能性が見えてきた。

抗生物質への耐性をなくす方法の解明に近づいている。

流産と死産の原因とされるビタミン不足を発見(ビタミンB)。

他にもいろいろ出てましたが、一般人にわかりやすいのはこれくらいでした。



社会面ではこんな感じです。

オーストラリアで同性結婚が認められるようになった。

近年中にガソリン車を廃止すると発表した国が増えた。

サウジで女性が運転できることになった。

ビニール袋を禁止する国が増えた。



他にも、忘れていることとかあると思うんだけど、気づいた人がいたらコメントしてくださいね。

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2017年12月3日日曜日

マリアンの仔猫

友達のマリアンが仔猫を飼いはじめたと言ったので、今日チャーリーと見に行ってきました。先週行きたかったのだけど予定が合わず、「あんまり大きくならないといいんだけど。」といってたら、一週間で倍くらいに大きくなったと金曜に言っていました。

見に行くと、まだまだすごく小さいです。頭からお尻まで20センチくらいかな。うちの猫ペパーの4分の1くらいの大きさ。真っ黒なので写真に撮りにくかったですが、かわいいの何の。本当に仔猫ってかわいいですね。

マリアンは知り合いの獣医にもらったといってました。すごくラッキーだと思います。というのは、イギリスでは最近、こんな感じの雑種の仔猫って少ないんです。

猫を去勢するようにという運動・教育がしっかりいきわたり、去勢をするお金のない人には、手術代を出してくれるチャリティーなどもあります。我々の猫は普通にお金を払って獣医で去勢しましたが(雄)、これがすごく安かったんです。1泊して手術して、一ヵ月後の診察も含めて35ポンドくらい(5000円くらい)でした。怪我して化膿して連れて行って、5分の診察で注射1本してもらうだけで70-80ポンドもかかるのに。多分獣医さんが格安でやっているか、どこかのチャリティーが助成金を出してるのかもしれません。

ところで、前々から思っていたのですが、日本のペットショップで、猫を大きい水槽みたいなケースに入れてあるのって、イギリス人の目から見たらすごく残酷に見えます。あんなに小さいケースで。

もしもあれをイギリスでしたら、あっという間に動物愛護活動家が夜中に忍び込んで開放するんじゃないかな。多分その前に、誰かが訴えると思います。

話がそれましたが、マリアンがこの猫を3週間前にもらったときは当然もっと小さく、最初の1週間は仕事に連れて行ったそうです。そしてその後は心配で毎日ランチタイムに帰って来ているとか。

そういえばうちの猫も仔猫のとき、ユーティリティールームに閉じ込めて出かけたけど、心配で早めに帰って来たことがありました。過保護でしたね。

今ではうちの猫は、広大な土地を毎晩一晩中パトロールしているようです。

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写真の整理

ここ10年近く、この時期に必ずするようにしていることがあります。それは写真の整理。

その昔は、写真を現像に出して戻ってくるたびに、数枚いい写真を選んでアルバムに張って、残りの写真は捨てていました。

その後デジタルになってからは、36枚ごとに現像に出すという区切りがなくなったから、時々思い出したようにいい写真を選んでプリントしてもらってアルバムに貼ってました。が、この時々の区切りが長くなりすぎると写真が多くなりすぎて、選ぶのが本当にたいへんなんですよね。なので、長く時間を置くほど億劫になって、写真はコンピューターに落としてそのままか、もしくは携帯の中にそのままになりがちです。

10年前からは、それとは別に、11月くらいにその年の写真12枚選んでカレンダーを作ってもらい、それをクリスマスプレゼントに日本の母に送っていました。

3年前からは、写真をアルバムに貼るという作業を省いて、その年のフォトブックを作ってます。(そのついでに、写真のバックアップを万全にするようにしてます。)

これが時間がかかるんですよね。何が大変って、やっぱり一年間の膨大な量の写真を選ぶこと。

その後は、時間のかけ方はその人次第で、凝ったアルバムを作ろうと思えば、いくらでも時間はかけられると思います。が、私は割りと簡単に、適当なレイアウトで作ってます。

写真のクオリティーも、正直言ってプリントしてもらった(私はネットで送ってプリントしてもらう)方がきれいです。でもまあ、コンピューターに埋蔵しているだけよりはましなので、年に一度は続けようと思ってます。

家族の写真の記憶や記録を残しておくのって、特に子供がいる人にとっては結構大切な仕事だと思います。 ま、うちはそう言っても一人はもう家を出て大学に行ったし、家族の記念のアルバムを作るのもあと数年で終わりかな。

まあそのうち孫でも出来れば、また写真やアルバムに凝るんだろうな・・・・って思ったけど、ルイは今からもうすでに子供は作らないと宣言してるから、そういうこともないかも。

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2017年12月1日金曜日

BBC ラジオ4

最近まで運転するときはCDを聞いていたのですが、最近BBCラジオのラジオ4を聞くという知人に数人であったので、私も聞き始めました。

BBCのFMのラジオ局は、ローカル曲を除いて 5つあります。ラジオ1が一番有名で、ここは最新の音楽がかかります。ラジオ2は懐メロ中心。多分ラジオ3がクラッシック。ラジオ5はスポーツだったかな。

ラジオ4はニュースや世界時事、ラジオドラマなどが流れます。

これがなかなかよくて、最近車を運転するのが楽しみなくらいです。

ニュース番組のほかに、おもしろいのが教養番組とかディベート番組です。テーマは本当に色々。ここ2週間聞いただけでも、農家の環境問題の取り組み、インドのお祭り、イギリスの大手デパートの経営者のディベート、18世紀のドイツの女性生物学者、ラスタファリとレゲエ音楽の関係、存在しないものが見える老人性の目の奇病。などなど。

ネットからの情報って自分で選べるから無駄がないと言えるけど、こんな風にあちら側からランダムに一方的に入ってくる情報って言うのも、視野を広げる意味でも必要ですね。

そういえば、5年ほど前にたまたま夜中のテレビで見て虜になったのが、1970年くらいにアンデスで起こった飛行機事故でした。このドキュメンタリーを見た後、数ヶ月色々調べたものです。

もっと考えたら、そもそもヨガをするようになったのも、たまたま会社のとなりの席の女性が読んでいた新聞のせいだったし、エイブラハムの教えに出会ったのも、たまたま図書館でおもしろいかなと思って借りた本でした。そもそもルイーズ・ヘイなどのスピリチュアル関係の世界に出会ったのも、そのとき会社で仲良くしていた女性がセミナーに誘ってくれたからでした。

だから人生の大事な出来事って、偶然から来ているとも言えます。

でもそれは偶然ではなく必然で、その時に出会わなくても、どこかで出会っていたとも言えます。

話がそれた。というわけで、いつかそこで聞いたおもしろい話しについて書くかもしれません。書かないかもしれません。

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