2010年9月30日木曜日

笑うかどには福来る

笑うことはとっても健康にいいということはよく言われていますよね。何でも笑うとあるホルモンが出て、これがストレスを下げる効果があり、健康にいいとのことです。まあ科学的に説明されるまでも無いことです。

で、この間見た「若さ」についてのドキュメンタリーで、子供は1日100回くらい笑うが、大人になると平均15回くらいだと言ってました。それをきいて、へえ、そんなに笑うのかと思いました。皆さん15回も笑いますか?多分わっはっはと大笑いというのではなく、ふふふという軽いのも含めてなんでしょう。だって子供だって100回も大笑いしないでしょうから。

それで、ちょっと数えてみようかと思いました。で、自分で気づいたときに数えてますが、なんと怖いことに1日数回しか笑いません。こんなままじゃ病気になっちゃう?でも私が特に暗い性格というわけでもないし、子供がいるからいない人に比べると笑うことは多いんじゃないかと思うんだけど。でもヨガの先生というあまり笑わない仕事なので、仕事先での笑いは無いですね。一人で過ごす時間も長いし。テレビは見ないけど、時々インターネット見てくすっと笑うくらいです。

皆さんは15回くらい笑いますか?

それで気になって先日などは、わざわざテレビで毎日やってるフレンズ(アメリカのお茶の間コメディー)を見ました。この長いシリーズのすべてのエピソードを一度は見たことがあると思うんだけど、やっぱり1箇所声を上げて笑ってしまう場面がありました。

笑いセラピーというのも時々聞きます。ガンを笑うことで治した話も聞きました。(The Secretのビデオに出てきます。)乳がんを宣告された女性なのですが、その時点から「私のガンは治った」と自分に言い聞かせ、毎日コメディーの映画を見て笑い続けたそうです。そしたらガンの腫瘍が消えたとのことでした。

笑うのはただですし、もしも効かなくてもいいことには違いないですから、皆さんも気持ちを軽く持って笑いましょう。

でも・・・・・・・

私は今日はぜんぜん笑う気分じゃありません。阪神が最悪の負け方をしたんです。今日は甲子園球場の最終戦で、試合後、引退する矢野選手の引退セレモニーがあることになってました。それで矢野さんは2軍から1軍に上がってベンチで待機。チームとしては楽に勝って、9回に矢野さんにマスクをかぶらせてあげるという予定でした。それで9回まで3対1で勝ってました。相手はここ万年最下位の横浜ベイスターズです。それで最後の最後にリリーフで出てきた守護神藤川球児が投げたのですが、四球四球で、そのあとホームランを打たれて逆転負けでした。

最悪・・・・・

しかもこれで阪神は自力優勝がなくなりました。それでも中日が土曜の最終戦に負けると、残り全試合勝てば優勝できます。つまり次の中日戦しだいで、可能性ゼロになるか、可能性がほとんど無い状態になるか、そのどちらかです。最後までほんのわずかの希望を残させることころが憎いねえ。

これで優勝したら、無茶無茶かっこいいんだけどなあ。

2010年9月29日水曜日

必死のパッチ

今日の野球、阪神巨人戦はまさに両チームにとっては背水の陣でした。巨人は今日負けると優勝は無し、阪神も負けると自力優勝無しです。それで結果からいうと、阪神が3対1で勝ちました!!!

それで今日は関本選手という最近は代打要員になっている内野手が数ヶ月ぶりにスタメンで出ました。そしてこれが大当たりで、守ってはファインプレー、打っては2安打で逆転と大活躍でした。

ヒーローインタビューはこの関本選手ともう一人の若手の選手でした。それで最後の締めくくりに関本選手は、

「残り試合、必死のパッチでがんばります」と言ってしめました。

この必死のパッチというせりふは数年前、今年で引退する矢野選手がお立ち台で使ったのが初めてで、それを関本選手も使うようになりました。今では関本さんのキャッチフレーズですね。

で、大阪の人間にとってはこれは当たり前に耳にする言葉なんですが、関西以外の人は知らないようで、知恵袋にも何度か「必死のパッチって何ですか」という質問が来てたようです。答えは「これは関西で使う一生懸命という意味の最上級語です」ということでした。

まあ大阪でも若い女性とかが使う言葉ではないし、どちらかというおっさん言葉だと思うんですが、でも絶対に誰にでも通じます。ふうん、関東では必死のパッチっていわへんねんねと思ってたら、「パッチって何ですか。」という質問もありました。パッチは股引、ステテコ、ズボン下、英語で言えばLong Johns。ふうん、パッチも関西語なのか。

で、どうして股引が関係あるのかなあと思って調べたら、実はこの語源は股引とは関係なくて、将棋から来てるらしい。桂馬っていう駒あるでしょ。これって前にひとつ横にひとつという枝分かれするような形に動きますよね。それで将棋の世界では桂馬のことをパッチと言っていて、桂馬を打たれると王将があぶないので、「必死「ではなくて「必至」のパッチという言葉ができたそうです。

でも多くの人は「パッチをはく暇も無いくらいの大変なこと。」と解釈してるようです。それも感じとしてはわかりますね。

どっちが本当かなあ。将棋のほうがそれらしいけど、でもなんとなく眉唾的でもありますよね。

まあどっちでもいいです。あと阪神は7試合残っていて、マジック7。ほんま、それこそ必至のパッチでやらなあきません。がんばってや!

2010年9月28日火曜日

今日朝9時ごろ外を見たら、台所のドアから2メートルくらいのところの木に見たことの無い鳥がとまっています。何かなあと思ってよく目を凝らすと、その隣の木にもゴールドフィンチというたまに見る可愛い鳥が。そしてその向こうのブラックベリーの生垣には、すずめが5羽くらいと、ブルーティッツ、そしてグレートティッツというきれいな小鳥がそれぞれ数羽ずつ来ています。今は秋だし、ブラックベリーもたくさんなってるので、鳥が来るのは普通ですが、それにしても数がすごく多い。

それに普通、すずめならすずめ、フィンチならフィンチと同じ鳥が数羽いることはよくあるのですが、こんなに種類の違う鳥がこんなに狭い場所にいるのは珍しいです。しかもブラックベリーだけでなく、他の実の無い木にもいます。

そしてそれだけでなく、なんと洗濯物にもとまってるんです。チャーリーのバスタオルに3羽も。そんなの見たこともありません。

これを見てちょっと気持ち悪くなりました。どうしてこんなに鳥がいるんだろうって。

それで思ったんだけど、どうして気持ち悪くなったかというと、これはもちろんヒッチコックの「鳥』を見たからです。と言っても見たのは最近ではありません。2回くらいは見たと思うんだけど、最後に見たのは10年位前。それでもかなり潜在意識に植え付けられたようです。

私でなくても、この映画を見たことがある人なら、意味もなくたくさんの鳥に取り囲まれると怖くなると思います。もしもこの映画を見てなかったら、そんなに怖くならないんじゃないかなあ。しかも私くらいの年齢以上の人ならたいてい誰でも見てるので、みんな同じに感じることでしょう。

こうして考えると、ヒッチコックってすごいですね。この映画が「鳥」ではなくて「蜘蛛」だとか「蛇」、「ねずみ」だとしたら、そんなにすごくないんだけど、鳥という普通怖いとは思わないものに対する恐怖を、少なくとも西洋文化に住む40代以上の世代に植え付けたんだから。

ところで今日阪神は負けました。結局7対5まで追い上げたけど、中盤までは7対1でまったくふがいないものでした。それでも後半私の大好きな鳥谷選手や、大阪PL 出身の昨日2軍から上がりたての桜井選手がホームランをうったのに、焼け石に水でした。どんなにがんばっても、やっぱり勝たなあきません。(阪神の話になると大阪弁になる)

これでもうまったく後がなくなりました。あと8試合、8勝するか7勝1引き分けなら優勝ですが、それ以外なら優勝はなし。下手をすると3位に終わるかもしれませんが、優勝できへん勝ったら、2位でも3位でも同じやなあ。

2010年9月27日月曜日

六甲おろしに颯爽と

今日は野球がありません。普段だったら、つまらないなあと思うんだけど、後数試合を残すところとなった今は、見てるほうもほっと一息という感じです。

セリーグは今は中日1位、阪神2位、巨人3位です。中日は残り試合があと1ゲーム、阪神が9ゲーム、巨人が5ゲーム。中日は明日の最後の試合はヤクルト戦で、たとえこれに勝っても自力優勝はありません。だからもしも勝ったとすれば、あとは巨人と阪神が負けるのをじっと待つことになります。

巨人は昨日負けたので、あと5試合全勝しないと優勝はできません。

阪神はあと9ゲーム、今の時点でマジック8ですから、最低8勝しないとだめです。明日中日が負けると7勝です。これは奇跡的とまでは行きませんが、まず難しいですね。もしも中日が明日勝ってしまうと、もうこれは奇跡的になります。どっちにしても選手はともかく、見てるほうも苦しいです。

インターネットでは野球中継は見れないので、Yahooの1球速報で見てます。ピッチャーが誰で打者が誰で、1球ごとにボールだとかストライクだとか、カーブだとかスライダーだとかの球種まで教えてくれます。

それなのでまあリアルタイムで結果はわかるんですが、このコンピュータースクリーンを見ていても楽しいってことは無いですね。それで同時に各チームの応援コメントというのがのるんですが、これが読んでいて面白い。特に阪神側は、まず大阪弁だし、ユーモアがあって笑えることがよく書いてあります。

たとえば先日の広島戦の9回、大量リードで出てきた若手の投手がいきなりデッドボールを投げると、

「デッドボールくらい気にすんな。何なら全員当てたれ」

と言った感じです。

試合が終わってしばらくたつと、誰かがYouTubeでスポーツニュースのハイライトやコメント、ヒーローインタビューなどを載せてくれます。どうせ日本に住んでても、まあ毎晩ナイター見るなんて無理だし、そもそも最近はテレビで野球中継あんまりやってないらしいので、きっと同じような感じで、ハイライト見るんだろうなあ。

そうしたら先日気づいたのですが、阪神戦全部をはじめから終わりまでYouTube で毎日あげてる人がいました。ひとつのビデオにつき10分くらいなので、20部くらいに分けて上がってます。すごいですね。そして毎日80人くらいの人が見てるようです。毎日日本の夜中の2時くらいに上がってるようです。さすがの私もこれを全部見る時間も気力も、はっきり言って興味もありませんが、勝ち試合の最後の5分くらいと試合後のベンチの光景を見るのは楽しいです。

優勝については今年も経済効果が試算されてますが、中日が勝つと215億円、巨人が勝つとこの4倍、阪神だと5倍だそうです。

阪神の場合はさすがに商売上手で、優勝グッズもたくさんうられて、それがまた財布の紐がきつい大阪とは思えないくらい、すごくよく売れるそうです。それから歴史的には、阪神が勝つと景気が上を向くそうです。 

甲子園球場って毎回ほぼ満員なんですが、満員で4万6千人です。これって数字で聞くとピンと来ませんが、実際球場に行って周り365度を5万人近くの人に囲まれると、その数字の実感がわかります。だから経済効果、1兆円と聞いてもぜんぜん驚かないどころか、そんなものなのって感じです。

ですからね、中日さん、少なくとも明日は負けてください!

2010年9月26日日曜日

ルイの水泳の結果とりんごのミステリー


案の定チャーリーは今日は全快してました。朝7時半からルイとテレビの取り合いで喧嘩してました。あの大会が12時間遅かったらいけてたんですけどね。

ルイは泳いだどの種目も自己新記録出してました。平泳ぎはもしかしたらクラブ新記録かもしれません。 

クラブのヘッドコーチは21歳の若い女性(ローラ)なのですが、ルイは得意な自由形で彼女よりもいいタイムでした。するとタイムキーパーをしていた別の女性(リンジー)が、彼女にLouis beat you! (ルイにぬかされたよ!)と言いました。するとローラは「コーチがいいからね」と言い返してました。リンジーのほうもルイが4歳から7歳くらいまで通っていた水泳教室の先生です。コーチを抜いたかと思うと親としては感無量ですが、今まで支えてくれたコーチや先生もなかなか感慨があるんじゃないでしょうか。

デイブは今回初めてタイムキーパーの大仕事をおおせつかってました。これは責任重大な大仕事です。まあうちは子供たちが二人ともクラブにはすごくお世話になってるし、その割には私もデイブも泳げないので、コーチなどをして恩を返すこともできないから、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

デイブは結構熱心に子供たちをトレーニングに連れて行くし、競泳があるとまず応援に行くので、こうしてお手伝いができてクラブ内で知人がさらに増えていくのはいいことでしょう。前にも書いたけどパブに行く以外趣味の無い人なので、これも趣味のひとつになればね。一度タイムキーパーすると多分毎回お声がかかることになると思います。

写真はりんごです。今年は凶作ですが、とはいえ9本もあるので、それでも食べられないくらいできました。取れたうちそのまま生で食べるのはごく一部で、あとはパイなどのデザートにしたり、料理に入れたり、ジャムやチャツネに加工します。一部はこうして涼しいところで保存するんですが、やっぱりあまり持たないですね。

ところで今日チャーリーが取ったりんごでこんなのがありました。木からもいだのですが、こんな食べあとが。しかも食べられたばっかりみたいで、茶色く変色すらしてません。いたずら好きなチャーリーがかじったのかとも思いましたが、どうもそうでもないみたい。いったいなんでしょう?

草の上に落ちたものではなく、木になってるところをかじったのなら、飛べるものか木に登るものか、それとも1メートル位の哺乳類? でも鳥にも見えないし。これをもいだのは午後4時くらいなので、かじったのは12時から4時くらいの間でしょう。そんな真昼間にいったい何が?

2010年9月25日土曜日

チャーリーはおなかいたです

今日は水泳のクラブチャンピオンシップの初日でした。水泳は種目が多いので、6週間くらいかけて行われます。今日の種目は200メートル自由形と200mメートル背泳。そしてルイは50メートル平泳ぎもあります。

それなのに昨日の夕方からチャーリーが腹痛でした。今朝はまだ症状は同じ、熱まで出てました。どうもウィルス性の腹痛、要するにおなかの風邪のようでした。これって大体24時間から48時間くらいで直るので、夕方には直るかなあと思ってたんだけど、やっぱり間に合わず、残念ながら棄権しました。

クラブ内の競技会なので、それ自体はどうってこと無いんですが、これは年に一度長距離の正式なタイムが測られる機会で、このタイムがデボン州の大会の予選タイムという形になるので、その大会に出られません。

チャーリーはすでに去年の時点で今年の予選通過のタイムが出てるんですが、背泳と100メートルメドレーだけが通過タイムがありません。だから今日背泳を泳げなかったのは痛いです。これで3月の大会に背泳は出れなくなりました。

でもまあ他のタイムはもう通過してるので、背泳ができなくてもどうってことないし、自由形とメドレーと、そして背泳、平、バタフライの3つのうちのどれかひとつを泳げば、総合で勝つことは可能です。

ルイはどうしたか。ルイは前回背泳で失格になったので、背泳だけ予選タイムが無いので、これだけはがんばれといってあります。もうすぐ帰ってくるんだけど、まあ大丈夫でしょう。

それにしてもこのクラブチャンピオンシップ、毎年何かがあって、できない種目があるんですよ。去年はルイが豚インフルエンザになったし、その前はルイが骨折して短距離はひとつも泳げませんでした。これから12月半ばまで、これがほぼ隔週くらいで続くんだけど、残りは二人とも元気で泳いでくれますように。

それにしても、子供の水泳くらいでこれだから、スポーツ選手で故障で棄権だとか、1シーズン棒に振っただとか、よくある話ですが、本当に悔しいでしょうね。阪神の赤星選手なんて・・・。(阪神ブログと化しそうなので、これは知ってる人だけがわかることにしておきます。

2010年9月24日金曜日

奇跡を!

野球のペナントレースも大詰めになって来ました。私の応援する阪神は今中日に2.5ゲーム差で負けていて2位です。阪神はあと10ゲーム、中日は3ゲーム。阪神が優勝するには、ほぼ全勝しないと無理なようです。

それで先日知恵袋に、次のようなことを書きました。

『ここまで来て、まだ優勝を信じてるファンはまだたくさんいらっしゃるでしょうか?私は最後まで希望は捨てていませんが、なかなか心を強く持つのが難しくなってきました。

何か今日の試合前に勇気が出るようなお言葉をかけていただけませんか? 』



そしたらある阪神ファンの人から、こんなお答えが来ました。

『昨日の試合終了後、嫁と二人で5分の放心状態の後「終わったなぁ。今年はいけてたのになぁ」との会話をしていた自分が恥ずかしくなりました。
昔スナフキンがムーミンに「男には負けると分かっていても勝つと信じて戦わなければ行けない時があるんだ」と言っていました。
ここまできたら開き直って、大好きな阪神タイガースを信じて応援するのみです。
可能性がゼロでない限り最後まで力強く応援しましょう。』

なんか可愛いですね、この夫婦。

そして中日ファンの方からは次のようなコメントをいただきました。

『自分中日ファンですが、西武の例もあるので、中日だってまだまだ連敗する可能性は多分にありますよ。
どの球団でもそうですが、選手が諦めていない以上、それを応援するファンは諦めるべきでは無いですよ。
どっちも(巨人もですが)本当に佳境です。
お互い応援する選手を信じて最後まで見守りましょう。』

別の中日ファンはこんなふうに回答してくれました。

『山井は投げてみないと分りません。 一方の久保はドラゴンズ戦には安定したピッチングをしているので有利ではないでしょうか?

兎に角今さらバントをして堅実な野球をしようとしても無理ですので、中途半端なことは止めガンガン行くべきです。 昨日の一回表の攻撃はもったいなかった。。

by ドラゴンズファン』


阪神ファンの方から、可能性がある限り応援しましょうというお答えをいただくのは嬉しいものですが、優勝争いのライバルの中日ファンの人からこんなふうに言っていただくのは、さらに嬉しいですね。見てるほうもスポーツマンシップというか。

野球ファンって柄が悪くて相手のことをけなしまくるというイメージですし、実際この知恵袋にも巨人ファンから阪神ファンへの気分の悪くなるような投稿がよくあります。まあ、何のかんの言ってもただの野球ですから、半分冗談のようなものですが、中には前に書いたように、阪神の金本選手や新井選手を在日朝鮮人だといって侮辱するものだとか、本気でむっとするものもあります。いっぺんそっち行ってどついたろかと思います。ほんま。

だからこんなふうに、本当に野球が好きで、中日ファンだけどタイガースやら他の選手ががんばってるとそれを認めることのできるファンの人がいると、新鮮でありがたいです。

これから2週間ほど、日本ではすごくこのセリーグ盛り上がるだろうなあ。うらやましいです。まあ勝っても負けても、野球ごときでこんなに楽しませてもらって、ありがたいことです。

それにしても、奇跡が起こって、阪神優勝して欲しい!

2010年9月23日木曜日

今日はデイブが車が車検に。それで一日中足が無いので、朝からチャツネというものを作っていました。チャツネというのは何語か知りませんが、英語ではチャットニーといいます。何でももともとはインドから来たスパイスの効いたピクルスのようなもので、保存食です。

特にチャツネがすきというわけでもないので、買って食べることは無いんですが、毎年作ります。なぜなら大量にできすぎた畑の作物を使うためです。梨が豊作だった去年は梨とりんごのチャツネを山ほど作りました。まだあります。これはなかなか甘いチャツネで、我が家ではそれほど人気がありませんでした。

今日作ったのはラナビーンのチャツネです。Runner Beanというのは日本には無い豆で、30センチくらいの鞘のまま食べる豆です。イギリスでよく育つので家庭菜園の定番になっていて、この季節、田舎に住む人はどこからか毎年大量にもらいます。私はそれほど好きな野菜でもないし、できすぎるので、ほんの少ししか育てないんですが、先日ヨガの生徒さんにたくさんもらったので、作りました。

まずこれがラナビーンズ。

材料は基本的にはラナビーンズ1.1キロ、りんご1.1キロ、たまねぎ900グラム、レーズン450グラムです。ここにスパイスをたくさん入れて、砂糖と酢を入れて3時間半煮ます。これはりんごとビーンズを切ってなべに入れ、これからたまねぎを入れるところです。レーズンは買いましたが、りんごもたまねぎも自前。これ買って作ると結構お金かかると思うんですよね。ただで材料が入手できないと、作ろうとは絶対思わないですね。

うちの母は昔からずっと梅干と梅酒とラッキョウを作ってます。やりながら、なんか私も同じことしてるなあという妙な気がしました。でも母の場合は材料を買って作ってるわけだけど、日本のお母さんってみんなやってるのかなあ。

これをハンドブレンダーで小さくします。何しろ量が多いから、これがなかなか面倒な作業。調子に乗ってやりすぎると液体化してしまうし、あまりベースト状になってもおいしくないので、まだ固まりが残ってるうちにやめます。こんな感じです。

ここにスパイスやチリをかなり入れます。これはかなり辛いチャツネに仕上がります。そこに酢を1.7リットルも入れて、ふたをせずに煮詰めます。

出来上がりをびんに詰める前に写真を撮るつもりだったんですが、煮てる最中に阪神が今日勝ったことを知ったので、それどころでなくなって忘れてしまいました。これはびんに入りきれずに器に入れたものの写真です。まあ、見かけはおいしそうという感じではないですね。

完成がこれ。このままではまだすっぱすぎるので、2ヶ月くらいこのまま寝かしてから食べます。数年前も作りましたが、すごくおいしいですよ。こんなにできても食べ切れませんが、ジャムと同様、お世話になった人や、クリスマスプレゼントに人にあげたりします。このビーンズをくれた生徒さんにも、小さいのを上げるつもりです。

今日は前回ジャムを作ったときほどは虚しさは感じませんでしたね。今日は車が無いとわかっていたので、一日中こんなことして時間を無駄にしたという感じがしなかったからか。煮てる間に家事とかヨガとかしていたし。前回は週末だったこともあるのかも。

作って楽しかったか? そうですね、面倒でもありましたが、まあ楽しかったですね。充実感はありますね。それはどこから来るかというと、やっぱり自給自足の充実感か?まあジャムなどの手作りの保存食がたっぷりあるというのは、冬に備え本能的に気分いいものです。蟻とキリギリスの蟻ですな。

2010年9月22日水曜日

ルイちゃんの調理実習

ルイちゃんは今日学校で初めて家庭科の時間で調理実習をしました。今日のメニューは私も先日作ったアップル・クランブル。ルイはとってもこの授業を楽しみにしてました。月曜学校から微熱出して帰ってきて、ちょっと風邪気味だったんですが、今日は絶対学校に行くといってました。

そういうわけで、昨日材料を用意して全部もっていきました。りんご300グラム、小麦粉250グラム、砂糖150グラムなどなど。こんなの全部家でやっていったら、学校ではただ袋から出して混ぜるだけになりそう。家に測りの無いところはどうしたんでしょう。

材料だけでなく、オーブンに入れられる入れ物も持ってくるようにとのことでした。そしたら作ったものをそのまま持って帰ってきました。でもちゃんとまっすぐにして持って帰らなかったから、端によっていました。

見かけは今ひとつだけど、食べたらおいしかったです。

ルイは料理が結構好きみたいで、よく手伝いたがります。イギリスの男の子の間では、シェフが一番人気のある職業のひとつらしく、イギリス人の若い男性は、台所に立つことにぜんぜん抵抗ありません。学校の調理の授業はもちろん男女一緒です。今学期毎週水曜日が調理実習で、来週はイギリスらしいスコーンを作るみたい。



2010年9月21日火曜日

歯医者

今日は歯医者に行ってきました。昔の詰め物が取れて、それを直してもらいました。

ここ2-3年お世話になってる歯医者さんで、多分東欧から来た外国人の歯医者さんです。今までは定期検査だけだったので、治療をしてもらったのは初めてでしたが、なかなか丁寧でいい歯医者さんだなああと思いました。子供に対してもとっても優しく接するので、もともと好感持ってたんです。

まず麻酔注射。普通はこれが結構痛いですが、とっても丁寧に時間をかけて注射してくれたので、ほとんど痛くありませんでした。前の詰め物が取れた跡に少しかけらが残っていたらしく、それを削って、新しいのをつめてすぐ終わり。麻酔が効くのを待ってる間に、「じゃあついでに定期検査もしておきましょう」と、他の歯のチェックもしてくれました。

これで、はじめから終わりまで合計20分くらい。あっという間でした。これ、かなり大きい詰め物だったので、もう新しく詰めるのは無理で、クラウンにしないといけないといわれるかとちょっとひやひやでしたが、大丈夫でした。

でも最後にガツンと言われました。「麻酔が覚めると、数日は痛みがあるかもしれないけれど、痛み止め飲んで様子を見るように。もしも痛みがひどかったり1週間も続くようなら、もう一度やり直して、神経を抜かなければいけない。あなが深いから、もう歯茎の近くまで届いてるからね。」って。

「え、何何々、それどういうこと?」と頭の中で思いながら、部屋を出ました。神経を抜く? 痛そう・・・

家に帰ってきてからはじめの2時間くらいは麻酔の効用で、その部分は歯茎が麻痺していて感覚無し。これでしばらくしたら痛みが襲ってくるのかと、ひやひやしてました。

今で6時間たってます。麻酔はまだちょっと残ってますが、大体感覚は戻ってきました。歯自体よりも、歯茎や口の中やあごの筋肉が治療の影響でちょっと痛いですが、歯自体の痛さはありません。なんか大丈夫そう。よかった。

私はイギリスに来て歯の手入れを良くするようになり、特に子供を生んでからは、歯にがたが来だしたなあという自覚症状があって、毎日電動歯ブラシで磨いて、毎晩デンタル・フロスで歯と歯の間もきれいにしています。(やっぱり妊娠するとすごく歯がやられる。)6ヶ月ごとに定期検査に行ってるし。で、行くたびに問題なしって言われます。

でも昔の虫歯のせいで、時々昔の詰め物が取れたりして、直してもらいます。結構詰め物は入ってるんです。10くらいはあるかなあ。どれも初めてしたときのことは覚えてないので、15年以上前に悪くなった歯だと思うんだけど。

私はめったなことで後悔しないんだけど、これだけは後悔しますね。本当に昔からちゃんと歯の手入れしておけばよかったです。もう悪い歯はどうしようもないけれど、これ以上悪化しないようにがんばるしかありません。

私より若い人これ読んでいたら、歯の手入れはきちんとしましょう。一度悪くなると一生付きまとうんですから。

2010年9月20日月曜日

プレミアム・ボンド

昨日のブログに最近書くことが無いということを書いたんですが、実は昨日ひとついいことというか、面白いことがありました。

朝郵便を受け取って、チャーリーがバレエのレッスン中にこれなんだろうとあけてみると、プレミアム・ボンドが25ポンド当たったという知らせでした。

プレミアム・ボンドというのは郵便局で買える宝くじつきの貯金のようなものです。発行してるのは財務省ですから、政府保証です。一口いくらと決まっていて(今は100ポンドです)、それを郵便局で申し込むと、証書が届きます。これには金利はつかないんだけど、その代わり毎月抽選があります。1等は100万ポンド、1ポンド150円で計算すると1億5万円で、必ず毎月1本は1等が出ます。

そのあと細かい賞金がいろいろあるのですが、イギリスの宝くじに比べると、低い額の賞金が多くの人に当たるようにできてます。まあ財務省ですから、あまりギャンブル性の高いこともできませんからね。毎月いくら支払われるかは金利で決まるので、低金利の今は賞金総額は低いはずです。最近まで一番下の賞金は50ポンドだったんですが、25ポンドに減ったみたいですね。

私も昔は毎月数百ポンドプレミアムボンドを買っていた時期がありました。どうしてもお金が必要で、一攫千金を狙ってた頃があったんです。でもその頃は結構金利がよかったので、1年くらいでばかばかしくなって、大半をまた現金化して地道に預金しました。

その頃の名残のボンドが70ポンドくらい残ってたんですが、それがここ5年くらいの間に3回当たりました。はじめの2回が50ポンド、今回が25ポンド。これは小切手で受け取ることもできるのですが、私は新しいプレミアムボンドに再投資してもらってます。だから今は200ポンド近くあることになるのかな。まあ額にしたらぜんぜんどうってこと無いんだけど、これは1ポンドにつきひとつ番号が振り当てられて、その抽選になるので、元本が70ポンドから200ポンドに増えると、当たる確率は3倍近くになるわけです。だから雪ダルマ式にあたりやすくなるはずなんですが・・・・

政府がバックのこのボンド、ギャンブル性があるんだけど、当たると非課税だし、結構お金のある人はたくさん買ってるみたいです。(イギリスはマルユウ枠が低いので。)子供は買えないんだけど、親と祖父母は孫に買ってもいいということになっていて、誕生日祝いとか入学祝に送られたりもするみたい。

イギリスは15年位前まで宝くじがなかったので、それもあって人気があったようです。

賞金総額はいくら利率しだいとはいえ、財務省としてはきちんと利息を支払うよりは低いから、買うほうにしたら投資対象としてはいいとはいえません。でも庶民の場合、利息収入ってそんなに当てにはしてないし、それよりは一攫千金を、って言うのはわかりますね。まあ高額買おうとは思いませんが、たまにあたると嬉しいし、いいシステムです。

ところで先日初コメントいただいたB 作君、先日のところにまたコメントの返事入れときましたので、見てくださいね。電話の話のところです。

2010年9月19日日曜日

ブログについて

最近ブログに書くことに困ることが多くなりました。どうしてかなあと、いろいろ考えてみました。

まず、もう2年近くやってますから、ブログをするということ自体に、新鮮味がなくなってきたんでしょうね。まあそれは仕方ありません。どんなことだってはじめはただ目新しいというだけで楽しいですからね。それを思うと、何年もブログやってらっしゃる方たちってすごいですね。

それから書く内容です。今までどんなことを書いてきたのかというと、日常のこと、日記的なことが多いんだけど、そういうのも一通り書いたから、また同じになってもなあ、というのもありますね。たとえば今日は水泳の競技会にチャーリーが出たんだけど、この話題は今まで何度も書いてるしね。同じようなことでも、その中で特に心を捉えたものがあれば書きたいと思うんだろうけど。

日記的な内容については読者を意識しだした、って言うのもあるかもしれません。こんなことかいても平凡すぎるなあとか。私が晩御飯に何を作ったかなんて、誰が興味あるものか、なんてね。

でも逆から見れば、私は結構人の家の晩御飯の内容だとか、写真だとか興味があるので、これは意識しすぎかもしれませんね。

何かについて意見する、って言うのは結構書き甲斐があるんだけど、最近はこれといった新しいものの見方とかをひらめくことが少ないような気がします。たとえば先日書いた在日朝鮮人についてのこととか、書くほうも読むほうも結構面白いんじゃないかと思うんだけど。でも私はテレビも見ないし、あまり人と付き合うことも無い隠遁生活なので、強く自分の意見を持つこともあまりありません。これはこれで、心の平安が保ててありがたいのですが、ブログの材料は減りますね。

本についてはね。昔はいろいろ書いたんだけど、何せ私の読む本って結構偏ってるというか、フィクションをあまり読まないし、最近はスピリチュアル関係の本ばかりなので、やっぱりこれも読んでる人が面白く無いだろうな、なんて思って遠慮してます。

あ、でも今読んでる本は面白いです。イギリスの有名な霊媒師の書いた本です。これについては読み終わったらちょっと紹介しようかな。

私が今一番関心あるのは、阪神の動向です。何せ今年は優勝争いですからね。でもここのところ苦戦が続いていて、優勝の見込みがだいぶ減ってきたので、これではぜんぜんブログに書こうという気はしません。ここで10連勝位したら、読者の方がどう思おうと、書きまくると思うんだけど。

2010年9月18日土曜日

ジャムとアップルクランブルと危険思想

りんごや梨の実る季節になりました。果樹を育てるからにはたくさんできて欲しいんだけど、そのまま食べられる量は限られているので、この季節はいろいろこれを加工するのに忙しい。そういうわけで、今日は午後は昼食から夕食までずっと台所に立ってました。

まず作ったのはブラックベリーとりんごのジャム。ブラックベリーは家の裏で勝手に生えてきます。梨もフルーツボウルにいっぱいあったので、入れました。まあ何でもそこにある果物で適当に作ってますが、失敗したことは無いですね。イチゴなどと違って、りんごは皮を剥いて芯を取るのがめんどくさい。芯の無いりんごがあればいいのに。

これが終わると、今度は晩御飯のローストチキンを用意しながら、デザートにアップルクランブルというのを作りました。アップルパイのようなものですが、パイ皮を作らなくていいので、この方が簡単です。それでまた山ほどりんごを剥いて芯を取りました。これにもブラックベリーを入れようかなあと思いついたので、テレビを見ていた子供たちを庭に送り込んで、どんぶりに1杯くらい取って来てもらいました。

これはりんご(説明いらんか)

剥きかけのりんご。これは皮が真っ赤で、実も赤みが差しているというかわったりんごです。

これが途中。ここに砂糖とシナモンをかけて、クランブルをのせて、オーブンで焼いて出来上がり。クランブルというのは小麦粉とバターを指でこすり合わせてぱさぱさにし、砂糖を混ぜたもの。出来上がりの写真を撮るつもりだったのに、忘れて食べちゃいました。

ついでにこちらはジャムです。たくさん作ってもせいぜい1回にこのくらいしかできないんですよね。まあこれだけあるとかなり持ちますが。

でも今日はふと思ってしまいました。何で私って、こんなところでこんなことしてるんだろうって。何時間もかけて、買ってもたかが知れてるジャムなんてつくってるんだろう・・・?

日本で久しぶりに中学のときからの友達に会ったんだけど、娘さんが高校生になった彼女は、「私の人生ってホンマしょぼい人生。」って言ってました。人から見ると平凡で何不自由ないんだけど、まあそういう気持ちもわからないではなかったんだけど・・・。

で、今日何時間も台所で立ちっぱなしでこんなことしていて、「私の人生って、こんなものでいいんかなあ。なんかしょぼいなあ。」と思ってしまいました。ああ、危険思想。

2010年9月17日金曜日

中学校

ルイが中学に行き始めて1週間がたちました。それでイギリスの中学についてちょっと書いてみます。

まず、無料です。日本でももちろん中学は無料だけど、教科書やノートも無料です。無料なのは良いんだけど、教科書は自分の分があるのではなく、教室に備え付けなので、家に持って帰れません。まあこれは学年が上がると変わるんでしょうけれど。小学校でももちろん無料でした。小学校のときは文房具まで無料で、筆箱すら持って行きませんでしたが、さすがに中学では筆箱と電卓は自前です。

それからこれも小学校と同じですが、学校からの距離によって、スクールバスにのっていけます。そしてこれも無料なんです。

私にしたらガソリン代が浮くだけでなく、学校に送り迎えしなくて良いですから、毎日1時間くらい時間が浮きます。年間にしたら10日分くらい時間が浮いたんじゃないかなあ。これってなかなかすごいでしょ。

中学では自分の教室というものがありません。それぞれの先生が教室を持っていて、その先生の部屋に行きます。理科の時間に理科室に行くようなものですが、全科目それです。ということは大学のような感じですね。これの問題は、かばんを置く場所が無いということです。それでそれこそ大学のように、1日中かばんを抱えて教室を回ってます。(個人ロッカーがあって、体操服とかはそれに入れておけるみたい)

中学ではじめてやる科目に、テクノロジーがあります。これってこんなに仰々しい名前なんだけど、実は家庭技術のようなもので、料理、裁縫、木工、技術などに分かれています。ルイのクラスは今学期は毎週調理実習です。来週初めてあるんだけど、ルイはとっても楽しみにしています。

まあ今のところわかってるのはこんな感じです。他にもわかり次第、ご報告しまーす。

2010年9月16日木曜日

妙なこと

今日ちょっと妙なというか不思議なことがありましたので、ちょっとややこしいんだけど書きます。

イギリスにはオーバーライドと呼ばれる電話会社があります。説明すると、まず家の電話があって、これは日本で言えばNTTにつながってます。で、このオーバーライドというのは、ある番号をはじめにかけてから相手の電話番号をまわすと、NTTに行かずそのオーバーライド会社の回線を使って相手につながるというものです。たとえば012-345-6789にかけるとして、そのオーバーライド会社の番号が555なら、555-012-345-6789とかけると、その分の通話料金はNTT に行かず、あらかじめ契約している自分のオーバーライド会社の口座に請求が行って、毎月請求書が来るという仕組みです。

どうしてそうするかというと、長距離だとか国際電話だとそのほうがぜんぜん安いからです。

それで10年位前にある会社A社(話の都合上、オーバーライド番号は555ということにします)に加入して、毎月口座自動引き落としにしていました。それがその後イギリス全体の電話代がすごく安くなり、かけ放題のプランなどが出てきたので、5年くらいそのままぜんぜん使っていませんでした。はっきり言ってその会社のことはすっかり忘れていました。

それからしばらくたち、去年に我が家は電話とインターネットのプロバイダーをセットでBT(NTTのような元国営の会社)から、競争自由化で増えてきた民間の会社に変えました。ところがその新しい会社は国際電話が高いということがわかったので、ネットで調べてそのとき一番評判のよかった別のオーバーライドの会社B社に加入しました。このB社のオーバーライドの番号を9999とします。

それでこの夏私たちが日本にいるときにデイブが何度かこのB社のオーバーライドを使って電話してきました。行く前に電話の横に、太く大きい字で9999-012-345-6789と書いた紙を置いてきたので、デイブは局番だとか国番だとかオーバーライドだとか考えず、ただその番号をそのままダイアルしてかけてきました。

そしたら今日、驚いたことにその古いほうのオーバーライドのA社のほうから請求書が来ました。あけてみると、1件だけ通話の詳細があり、それは確かに実家の番号で、日時もあっています。それでB社のほうの 明細を見ると、そちらにのっている8件くらいの詳細のうち、その日の分だけが抜けています。つまり辻褄は合ってます。たまたまその日だけ、B社の代わりのA社の番号を使ってしまったようにみえます。それで、銀行に電話してみると、もちろんそんな自動引き落としはもう無効になってましたので、たいした額でもないのでA社に電話してクレジットカードでその場で払いました。

でもやっぱりどう考えてもわからないんです。だってA社とB社のオーバーライドの番号はぜんぜん違うし、そもそもデイブがその昔のA社のオーバーライド番号をひっぱりだして電話をかけてくるわけも無い。きいてみても、そんなことはしてないとのこと。

それでそのA社にまた電話しました。口座をしらべてみると、4年以上も眠ったままだったらしい。それで、「わかりにくいと思うんだけど、ちょっと不思議なことがあって」と説明すると、その人は別に驚いたふうでもなく、「じゃあこちらの口座は閉鎖しましょう。これでこちらに回ってくることは無いでしょう。」といいます。口調からすると、回線の混線やらなにやら良くわからないテクニカルなことでB社を使ってかけた通話がA社に回ってしまい、たまたま口座があったのでそちらに行ったというようなことでした。

それで「じゃあ、回線の都合でたまたまそちらにつながってしまったの?」と聞いたら、「・・・・イエス・・・・」というようなあいまいな答えでした。

まあ実害といえば、A社のほうがB社より2ポンドくらい高かったということと、1時間近く時間をとられてしまったということですが、でもなんか嫌ですね、こういうの。使ってもいない電話会社の回線に引っかかってしまったなんて。

まあいろいろ考えると、引き寄せてしまうと嫌ですから、忘れることにしますが、でもいつも思うことですが、テクノロジーが進んで、便利になったけれど、ややこしいことも増えましたね。昔はシンプルだったな。(でも国際電話は1000倍くらい高かったけど。)

2010年9月15日水曜日

Yahoo!知恵袋 その2

熱心に知恵袋を見るようになって、2-3週間くらいたちます。質問するのは大体は野球のことです。阪神のチームの内情だとか、今の実況中のゲームについての疑問だとか、今後の展開の予想の意見を聞いたり、「試合後の汚れたユニフォームはどうなるんですか。」という質問だったり。

それから時々回答もします。きちんとした質問には答えられないけれど、XXXについてどう思いますか、なんて質問に、書き込み感覚で答えたりします。時々は英語の和訳の回答とか、悩み事についてアドバイスしたりすることもあります。

そして、他の人の質問と回答をちらほら読みます。これも大体野球系ですね。阪神で検索すると毎日どかんと出てきます。

それでしばらく使っていて知ったのですが、いい回答をするとベストアンサーに選ばれるんです。1週間で回答の受付が終わり、ベストアンサーだけがネットに残り、あとは消えます。そして知恵コインをもらえます。

でね、成績表があるんですよ。それで自分のベストアンサーの率なんかが出てきます。それから今日知ったのですが、「役に立つ質問」というカテゴリーもあって、これも知恵コインもらえます。自分のした質問、そしてその回答を人が読んで、これは役立つと投票すると、それに選ばれます。

それで妙なもので、こうやって成績表があると、「どれ、がんばって、いい質問と回答をしようじゃないか」という気になります。それで、「こんなのただの遊びなのに、成績がつくというだけでがんばろうという気になるなんてあほらしい。」と思って、おかしくなりました。

いい大人になっても成績表って気になるのか。妙に競争心をあおられてしまいました。

2010年9月14日火曜日

こんなことがありました

今日夕方ヨガを教えに行く前に夕ご飯を済ませていると、誰かがドアをノックしました。あけてみると金融アドバイザーでした。今まで2度しか会ったことが無く、生命保険をかけたときにアドバイスして手続きしてくれた人でした。まあブローカーですね。その人が、自分の会社を設立したのでサインして欲しい書類があるとのことでやってきたのでした。

私も出かけるところだったので入り口のところで書類を見ていると、何か外で物音が。風で何か飛んだのかなあと思っていたら、またまたノックが。あけてみると隣の人が青い顔で立っています。その金融アドバイザーの車のハンドブレーキが外れて、隣の家のフェンスに追突したのでした。

写真はこれです。うちのドライブは坂になっていて、その下のところに隣家があるので、私はいつもハンドブレーキをかけてファーストギアに入れて停めます。その人はそれをしなかったのか、ハンドブレーキがゆるくなっていたのか。



でもラッキーなことに車は後5センチのところで家の壁を外れて、木のフェンスにぶつかりました。まあフェンスと車自体はだめになったけど、会社の車だろうし、まあ問題なく保険で片付くことと思います。


事故が起こったすぐあとでデイブが帰ってきて、私はすぐ仕事に行きました。それでその2時間くらいあとに帰ってくると、レッカー車のようなものがその車を運び出しているところでした。

まあ誰も怪我も無かったし、家が壊れたわけでもないし、車が運び出された後を見ると、それほど被害もたいしたことなさそうでした。

でも隣の人はかなりむかつくことを言ったとデイブは言っていました。デイブなんて事故が起こったときここにすらいなかったのに。こういうことがあると、今まで我慢してきたことがどんどん尾ひれをつけて出てくるみたいです。私たちにしたら、この人やっぱりこういう人だったのか、という感じです。

人がどう思うかなんて、本当はどうでもいいんですが、でも近所の人とは仲良くやっていくしかないですから、ほとぼりが冷めるまで待つしかないでしょうね。

したの写真はルイの新しい制服です。小学校と色と胸のバッジが違うだけなんだけど。新入生なので、友達もみんな結構ぶかぶかの制服です。

2010年9月13日月曜日

在日朝鮮人

私の応援する阪神タイガースには在日朝鮮人の選手が知ってるだけで3人います。現在4番を打つ新井選手と6番の金本選手、そして代打の神様と呼ばれている桧山選手です。新井選手と金本選手は結婚時に日本人に帰化、桧山選手は帰化していません。

それであまり野球に詳しくない人に説明すると、阪神の金本選手は41歳でつい最近まで4番を打っていました。フル・イニング連続出場の世界記録保持者で、この年でまだ4番なので鉄人といわれています。まあすごいカリスマのある人です。それが今年肩を痛め、春にスタメンからはずれこの記録は途切れました。それでも春以降復帰し、今は6番で打ってます。まだ本調子ではないので、時々すごいところで打つんだけど、昔ほどではありません。それに肩のせいで外野の守備が弱くなり、7回以降は守備固めで若い選手と交代することが多いです。

それで阪神ファンの間ではかなり金本論で意見が分かれています。今までの貢献はすごいけれど、優勝がかかっている今、チームの邪魔になるので、もっと急成長中の若手に譲って退けという意見と、これからの正念場、彼の存在があると無いとでは大違いという意見です。

まあそれはファンの勝手な言い合いなのでいいのですが、Yahoo! の知恵袋なんて見ていると、「日本人なら潔く辞めるべきだ。でもあいつは朝鮮人だから。」などという人種差別の中傷が目に付きます。まあそういう人はほんの少数だとは思うんですが、目に付くとすごく気分悪いので、多いような気がするのかもしれません。

あれだけ韓国ドラマがブームになったし、韓国のポップグループだとか、韓国語ブームだとかあったのに、やっぱり偏見って根強いんですね。私は大阪なので、余計これについては関心がありますね。高校にも在日朝鮮人の友達はたくさんいたし。

それで一応そういうのを見るたびに、いちいちYahoo!に違反報告していますが、そんなことしてもこういうのは減らないでしょうね。偏見を持った人は誰が何を言っても変わらないと思いますよ。それこそ死ななきゃ直らないです。偏見に満ちた人たちの世代がだんだん死んでいって、偏見の無い新しい世代が育たないと。こういうの見てたら、私の年代も残念ながら死ななきゃ偏見が消えない世代みたいですね。

ところで話はだいぶ変わりますが、高校のときに奈良県から越境通学している男子がいました。この高校はそれこそ大阪市内ですから、奈良から来るなんてすごい田舎と見えますから、彼は「村民」とあだ名されました。高校時代ずっと誰からも、ごく普通に村民と呼ばれていました。

さて彼は卒業後関西のある大学に行きました。そこには高校の同級生の友達もたくさん行ったので、そこでも仲間内では村民と呼ばれていたのですが、大学の新しい知人たちは、彼は中国か台湾出身の「ソン・ミン」さんだと思っていたそうです。ハハハ。

2010年9月12日日曜日

チャーリーの眠い一日

昨日チャーリーの友達が二人とまりに来たことは昨日書きました。どうせ寝るのが遅くなることはわかっていたので、10時までは遊んで、そのあとで11時に消灯ということにしてました。

でももちろん12時過ぎても物音がします。私も1時までおきていて、その頃チェックに行くと、一応電気は消えていて、声もしないので、怪しいな後は思ったのですが、そのまま私は自分の部屋に引き上げました。

そうすると4時前に、わいわいとした女声で起こされました。はじめはまさかと思ったのですが、居間に行って見ると、3人がテレビを見ているではありませんか。まあ4時ですからね。私も怒る気力もありません。それでチャーリーを私の部屋に連れて行って私のベッドの隣の床に寝かせて、あとの二人はベッドに戻るように言いました。

朝10時にその友達を連れて帰って、私たちは今日は一日中ビーチでした。ライフセーバーのファン・デーで海や砂浜でのレースがあったんです。すごく寒かった。それを5時くらいに帰ってきて、そのあと夜は水泳のトレーニング。チャーリーはよっぽど疲れたことでしょう。何しろこのトレーニング、終わるのが遅くて、普段の就寝時間よりも遅くまで寝られないんですから。でも仕方ありません。自業自得。

それでチャーリーは今後6ヶ月間は、呼ばれてもお泊りに行ってはいけないことになりました。そして昨日のことはチャーリーだけのせいではないので、この友達二人の家には、二度とお泊りにはいけないこと、そして1年間は誰も泊まりに呼ばないという通達をしました。

チャーリーはこの通達を文句も言わず受け入れていました。自分でもかなりまずいなあと思っていたんだろうなあ。それによっぽど疲れて、もうお泊りは嫌だと思ってるのかも。

2010年9月11日土曜日

チャーリーの友達が泊まりにきてます

今日はチャーリーの友達が二人とまりに来ています。一応誕生日パーティーの代わりということなので、みんなで晩御飯にピザとフレンチフライを食べて、そのあとお母さん手作りの誕生日ケーキを食べました。

今は9時くらい。予定では10時までテレビかDVDを見て、そのあと自分たちの部屋に行って、11時に寝るということになってます。でもさっきまで自分の部屋でカラオケを歌っていたかと思うと、今はどうやらかくれんぼしてるようです。あ、今バスルームから自分の化粧品を持って、部屋に行ったみたい。

一体何時に寝るやら。

私は、ルイはそうでもないんですが、チャーリーが友達の家にとまりに行くのがすごく嫌いです。どうしてかというと、夜遅くまで(1時や2時)おきていて、朝は7時前に起きるので、翌日無茶苦茶機嫌と態度が悪いからです。

そういうわけで今までチャーリーの友達が泊まりにきたことはなかったんですが、今夜はどうかな。

知り合いは、娘(10歳)の友達が泊まりに来て、いい加減に寝なさいよと言って自分は12時くらいに寝たら、翌日起きたら、子供たちはまだ起きていたそうです。

写真は夏の間ほったらかしにされて、超大きくなったズッキーニです。こうなるとマロウという別の野菜になりますが、ズッキーニほどはおいしくないです。隣に写ってる私の足の写真と大きさを比較してください。

2010年9月10日金曜日

ルイの中学初日

今日からルイちゃんは中学校に行きました。でも入学式のようなものはありません。ただ普通に学校が始まって、午前中は学校内のオリエンテーリングだとか、いろいろな説明があり、午後は歴史と数学の授業があったそうです。

小学校は全員で150人の村の学校だったのですが、中学は2000人以上いる大きな学校です。ラッキーなことに2年前から学校の建て直し工事が始まり、この夏休みに完成して、ルイは新築の学校に入ります。私は行ったことがまだ無いんですが、すごくハイテクで、講堂が二つと野外劇場がひとつあるそうです。

今朝は学校の敷地内に入った場所で全員集合でした。そしてバグパイプのバンドが演奏する中、テープカットがあったそうです。2000人の生徒が、全員が全員どこに行ったものかわからないのだから、結構混乱だったことでしょう。

新しい制服姿の写真を撮ればよかったんだけど、今日はあいにく雨で、写真のことなど忘れていました。

1年生は数学と科学だけが学力別にクラスが分かれるそうです。今日の数学、ルイはトップのクラスでした。(ほっ。)そこにはルイのクラスのこどもは3人しかいなかったのですが、同じ小学校から来た生徒は全員で6人いたとのこと。全員でひと学年20人しかいない学校だったので、これはなかなかたいしたものです。小学校の校長先生は喜んでることでしょうね。

2010年9月9日木曜日

知恵袋ってすごい

日本に住んでる人は知ってるかもしれませんが、今プロ野球セリーグは、阪神、巨人、中日と三つ巴だったのが、巨人は優勝の確率はほとんどなくなり、中日と阪神の戦いになりました。それでこれは阪神ファンではない普通の人は知らないかもしれませんが、おとといから阪神中日の3連戦が行われていました。

3連戦の前はほんの少しのゲーム差0.5で阪神リード。一応阪神有利ですが、残りの試合のスケジュールからすると、この3連戦はどちらにとっても負けられない天王山でした。

それで初日は1-0で阪神の勝ち。2戦目は1-10で中日。それで私は、というか阪神ファンにとっては今日の試合は無茶無茶大切な試合でした。

でも私は見れないんです。インターネットでは実況が見れない。でもYahooで速報と1球速報といって、ボールのカウントまで速報しくれるサイトがあります。でも残念ならが動画は無いので、大体のことしかわからないんですよね。試合が終わると、YouTube で誰かがスポーツニュースやハイライトを載せておいてくれるので、それは見てます。

それで今日は、7回くらいからインターネットをつけて、ちらちら1球速報を見てました。2-1で負けてます。それが9回裏の2アウトから3塁打が出て、そのあと代打の神様桧山選手が同点にしました。

結果は12回終了で2-2の同点。終わったのは日本の11時半を回ってましたから、あの4万2千人の甲子園球場のお客さん、どうやって帰ったのでしょう?

でも実況を見てると納得が行かないんです。投手が二人も出てるんです。?????

あとで知ったことには、野手が全部代打で出尽くしたところでブラゼルが審判に食って掛かって退場になって、仕方なく若手投手が外野を守らされたらしい。

で、こういったことはなかなかYahooの速報見てもわからないんです。

それで思いついて試合の途中に先日書いたYahoo知恵袋にいくつか質問しました。するとすごいんですよ。なんと試合の途中でも、球場で見てる人が、携帯で回答を送ってくれるんです。これはなかなか臨場感もあるし、すごいです。確かに球場で見てると、攻守交替とか、代打やピッチャー交代のときって、ちょっと時間が空きますからね。そういうことができるわけですね。

iPhoneとかブラックベリーだとかって個人的には使わないけれど、間接的に恩恵をこうむってます。ありがたや。

2010年9月8日水曜日

水槽

今日は熱帯魚の水槽を洗いました。もう何ヶ月も洗ってなかったから、本当に汚かった。

1年前にも書いたのですが、この熱帯魚はこどもたちのペットです。飼いはじめたときはデイブもすごく乗り気で、いろいろ水槽のアクセサリーなんかも買い、水槽をきれいにするのはもちろん、ほぼ毎週のように水を容器に入れてペットショップに持っていって、、水質のテストなんかをしてました。

まあ多少お金はかかるけど、デイブは趣味の無い人だし、父子でこんな趣味ができたらいいんじゃないのと思っていたら・・・。やっぱりはじめだけだったんですね。

今は毎朝私に言われてルイがえさをやっていますが、それ以上のことは誰もしません。私は水槽に水に手を入れるのが苦手なので、去年何ヶ月も誰も水槽の掃除も水を変えたりすらもしませんでした。

それでちょうど1年前、日本から帰ってきて、仕方無しに初めて私が掃除しました。そのあと数回はしたでしょうか。

で、先日チャーリーの友達の家に行くと熱帯魚の水槽がありました。うちと同じ魚がいるんだけど、すごくきれいなんです。それで感化されました。

今日はまだ夏休みで家にいるルイが手伝ってくれました。彼は一応自分のペットだし、こういうことが苦手ではないので、私よりもすごく丁寧に、嬉々としてやってくれました。私だったら、仕方無しに最小限だけで済ませてたのが、本当にぴかぴかにしてくれました。

とはいえ魚の水は一気に変えると良くないので、半分しか変えられなくてまだすごくきれいとはいえません。

でもルイは「もう僕は中学生だから、これから毎週掃除して水を変える。」といってくれました。なんと頼もしい。

それで、あまり頻繁に掃除すると魚にストレスがたまるので、(実際ぜんぜん掃除をしない間、魚はとっても元気でした)、フィルターの掃除を2週間に1回、水槽の掃除と水替えを1ヶ月に一度ということにしました。

なんだかルイもちょっとは使える奴になってきてるのかな。楽しみです。

2010年9月7日火曜日

長いもの

今日はちょっと書くことが思いつかないので、夏休みの前に近所で見たスローワーム(Slow Worm)の写真を載せます。Wormとはミミズのことなので、「遅いミミズ」ということになるんですが、姿はご覧のとおり。
 日本語で一応名前があるようで、アシナシトカゲです。その名前のとおり、外見は蛇なんだけど、正確には脚の無いトカゲだそうです。私は蛇は嫌いだけど、トカゲはもっと嫌いなので、これはかなり怖い。

昔このビデフォードに越してきて、ある人の家のガーデンパーティーに行ったとき、実はここスローワームが出るのよといわれたんです。私はミミズならぜんぜん怖くないので、どんなに遅いか知らないけれどそれなら平気と思っていたら、良く聞いてみたらぜんぜんミミズなんかじゃなかったんですよ。それどころか、遅くもないらしく、こういうのにかなりのスピードで追ってこられたら、すごく怖いです。

とはいえ昔はもう蛇の写真を見るのも怖くて、動物図鑑の近くにさえいけないくらいでしたが、ここ数年蛇を触ったこと、数回あるんですよ。子供が生まれてから、自分の恐怖症を子供に移してはいけないと、そのことを隠して平気そうにしていたら、どういうわけかルイが大の蛇好きになってしまいました。それで最近は動物園なんかに行くと、蛇を触らせてくれる動物ショーなんかがあって、私も触ってみました。でもそのたびに椅子から飛び上がってましたが。

家の近くに何回かこのスローワームを見かけた石垣があります。初めてみたときはすごく怖かったんだけど、ルイに見せてあげたさで、気づいたら自分から目を凝らして探すようにまでなってました。これは仕事に行く途中で見かけたので、携帯で写真に撮りました。昔なら真っ青になってその場を立ち去っていたでしょう。

ちなみにルイは5-6歳の時、蛇をペットに飼いたがっていました。それはあんたがこの家に住んでる限りはありえないよというと、「早く自立して、蛇を飼いたいなあ。」とあるときポツリと言ってました。

2010年9月6日月曜日

Yahoo!知恵袋

これ使ったことありますか?私がこれに出会ったのは、調べたいことがあっていろいろネットで検索していたときです。そのときは、へえ、便利なものがあるのねという感じでした。

それが去年日本に帰国するときに、イギリスで買った任天堂DSを日本の充電器で充電できるか知りたくて調べたのですが、載っていなくて始めて自分で質問しました。するとすぐに答えが来ました。本当にありがたかったです。

そのあと何回か、知りたいことがあって質問しました。こちらは結構ややこしいことだったので、満足する回等ではなかったけれど、でもすぐに返事はありました。

メンバーになると(もちろん無料)まずお礼用のコインをもらえます。1500枚くらいだったかな。質問するするときに10枚払い、好みでベストアンサーに報酬を出したりします。それで質問ばっかりしているとコインが減るので、時々返答するとコインがもらえます。そういうわけで何回か回答したこともありました。

質問は一応カテゴリー別になってるんですが、読んでると面白いですよ。本当に世の中にはいろいろな種類の質問があるものだなあと驚きます。科学的な質問から(さなぎの中はどうなってるの?)、人生相談(うつ病になったような気がしてなやんでるんですが・・・)、コンピューター関係、アンケート系(女優AとBはどちらがきれいか)そして学校の宿題や試験の問題の回答を尋ねるものなど。

それで昨日ふと思いついて、「阪神の鳥谷選手がしている選手会長というのは一体どんな仕事ですか。」と聞いてみました。すると3人の人が、あっという間にお返事をくれました。

それで調子に乗って「阪神の選手で誰がイケメンだと思いますか」という質問をしました。こんな不真面目なのいいかなあと思っていたら、これもたくさん回答が来ました。これはなかなか面白かったです。ちなみに先日引退した矢野選手って、やっぱりイケメンですねと尋ねると、同感という人が多かったです。

でもこういうことって、はじめると本当に時間がすぐに飛んでいくんだよね。インターネットの世界に一体どれだけ膨大な私の時間が吸い込まれていったことか。

2010年9月5日日曜日

ライフセーバー

ルイとチャーリーは今朝は人命救助クラブの練習に海に行きました。これは英語ではSurf and Life Saving Clubというのですが、妹によると日本でもライフセーバーで通じるそうです。ということは同じようなクラブが日本にもあるのかなあ。

イギリスには多分20チームくらいあります。場所柄サーフィンができる海の近くに限られてるんですが。それで内容は、人命救助に関係あるような競技がいろいろあって、それを練習します。それをデボン内であったり、イギリス全国大会であったりに出て競い合います。だから、実際に人命救助をするわけではなく、それにかかわった競技の競技会です。たとえば海の中で泳ぐレース、砂浜を1キロ走るレース、プールで足ひれをつけて泳ぐレースいった具合です。プールでする種目と海でする種目があって、冬はプールの競技会、夏は海での競技会があります。

イギリス全国で20くらいしかチームが無いので、それほど競争は熾烈なわけではありません。それでルイは今年の春のプールでの全国大会で、いくつかイギリスで2位や3位になりました。ルイの友達もメダルをたくさん取って、クラブ自体は全国で4位でした。

水泳でイギリスで2位なんていうと、それこそオリンピック物だし、すごい競争が厳しいんだけどなあ。

それで思ったのですが、日本でもライフセーバーといって同じような競技がされているようだし、多分オーストラリアなんかではすごく盛んだろうし、これがいつかはオリンピック競技にならないかなあ。だってビーチバレーボールだとか、カーリングなんてのもオリンピック競技でしょ。じゃあライフセーバーの競技があってもいいじゃないですか。

ちなみに今週何度も行った海はとっても暖かかったのですが、今日はすごく水が冷たかったそうで、二人とも終わる頃にはがたがた震えていました。今日雨で風も少しあったので、余計寒かったんだろうなあ。

この海で練習もあと2週間でおしまい。日本にいったり、水泳の大会で良く休んだので、この夏海の練習はまだ6回くらいしかしてません。こんなんじゃ、オリンピック競技になっても、出場は無理?

2010年9月4日土曜日

ワード様

日本から公募ガイドを買ってきました。ぱらぱらとみていると、9月14日締め切りの原稿用紙5枚のエッセイのコンテストがあります。テーマは子育て。

子供は確かに育ててるけど、これといって書くこと無いなあ。うちの子供たちって、普通に悪いことはするけれど、健康だし学校でも問題ないし、特に苦労して育てたともいえないから、書くようなテーマが無いなあと思ってました。

何回かエッセイコンテストに出して思ったのですが、やっぱり題材が重要みたいです。普通の日常生活で気づいたこと程度では、なかなか入賞は難しいみたい。だっていまだに入賞作品って、戦争の頃の思い出が半分に近いくらいあります。こりゃあ、70歳未満の若造は立ち向かえない。それでなくても、大病とか家族の悲劇だとか、そういうテーマが当選しやすいみたいです。

それでも、これといって書きたいテーマがあれば、入選にはこだわらず、ただ誰かに読んでもらういい機会だと思って書きます。そういう時はすらすらかけるし、原稿用紙10枚くらいまでなら、ぜんぜん苦にならないからね。

で、今回はまだ日本から帰ってきてすぐだし、まだ腑抜け状態だし、とてもとてもと思ってたんですが、ふと思いついて、今日の夕方書き始めました。書き始めると、読み返しもせず字数も数えず、とにかくどんどん書きます。それで一応書きたいことを8割がた書き終わり、読み返していると・・・・

ガーン!!

なんとショックなことに停電!!コンピューターが消えてしまいました。ガーン!一気に書いたのでセーブなんてぜんぜんしていなかったんです。

同じ部屋で今日買ったばかりのWiiゲームをしていたルイも悲鳴を上げています。今までしたゲームがセーブされていないとか。

ショック

でも仕方ありません。まああれは殴り書きのようなものだったし、内容は頭に入ってるから、また書き直そうとコンピューターを入れると!!

なんとラッキーなことに、ワードに自動セーブされてました。失ったのは数行だけ。今のコンピューターはワード07なんですが、昔のコンピューターに入っていた昔のワード(2000だったかな)だったら、セーブされていなかったんじゃないかな。

でも最近調子悪かったプリンターは壊れちゃったみたいです。停電のあと赤いランプがついて、どうやっても消えません。

知人は雷が落ちてPCが壊れたことがあるといっていました。停電が原因で精密機器が壊れることって、たまにあるのかなあ。

そうそう、日本に行く前に応募していた文芸思潮という会社の現代詩大賞という公募では、第3次選考に通過との連絡がわざわざ来ました。去年は2次だったから、進歩。次は最終選考なんだけど、これは無理だろうなあと、やっぱり自分でも思っています。ポジティブではあるんだけど、自分も知ってるからね。でも3次選考でもたいしたものやん、と自分で言い聞かせてるところがポジティブなんですよ。

2010年9月3日金曜日

野球選手の給料

こちらに帰ってきてから、野球中継が見れないので、YouTube でプロ野球ニュースを半日くらい遅れてみています。Yahoo!では言葉での実況中継はあるんですが、これはちらりちらりと見るには良いけれど、じっと座って見るには退屈すぎますね。

それでいろいろみているうちに、阪神の選手の年棒のリストを見つけました。正直言って、結構安いのねえと思いました。一番もらってるのは城島や金本選手、藤川球児選手で、4億くらい。でも実はその二人より良く撃つ4番の33歳新井君は2億。そして今すごく活躍してる29歳鳥谷選手は1億6千万とのことです。

1億もらうなんて十分じゃないかと思うかもしれませんが、でもたとえば外銀のトップの人たちはやっぱりこのくらいはもらってるんじゃないのかなあ。そのほかにも不動産やら何やらで、そのくらいの年収の人は結構たくさんいるんじゃないでしょうか。まあ、確かに高額といえば高額ですが、それでも結構普通の人でも手が届くような額なのねえと思ってしまいました。

まあそれでもこの当たりはいいとして、ちょっと以外なのは5番を打ち、先日40本目のホームランを打ったブラゼルは8000万です。打率3割5分くらいある1番バッターのマートンは1億。わざわざアメリカからやってきた助っ人たちは、もっともらってるように思っていました。

スタメンに入ったリ入らなかったりという選手は、大体3000万から4000万。この辺はこんなものかなあという感じでしょうか。

それでもたとえばルーキーで先日先発して初白星を挙げた秋山は600万、そして入団5年目で明日先発予定の鶴投手も650万。時々城島に代わってマスクをかぶる小宮山選手も600万です。そして1軍の選手表を見ると、ほとんど無名の選手たちですが、300万台の人たちも数人います。プロの1軍で300万台っていうのはやっぱり驚きですね。少ないですよ。

どうして安いかと思う一番の理由は、イギリスのサッカー選手がとんでもなく多くもらってるからです。プレミアリーグの選手の平均は676、000ポンド。160円で換算して1億800万円です。しかもこれは平均。一番良くもらってる年代の28歳の選手の平均は1、160、000ポンド。1億8500万。

そして一番高額の選手、デビッド・べカムは27,200,000ポンド。なんと43億5200万です。

サッカーなんて週に一度しか試合が無いでしょ。でも野球は週に6回、3月から10月まで試合があって、そのほかにもキャンプだの何だの、オフもあってないような感じだし。

これでこんな普通のサラリーマンやビジネスマンみたいな額だと、割に合わないような・・・。

元阪神の選手の赤星選手さんが盗塁をするたびに車椅子を一台寄付していたそうで、結構しけてる寄付の仕方だなあと思ってたんですが、こんな年俸じゃ当然か。べカムがどかんと百万ポンド寄付したなんて話も聞かないし。

甲子園球場でヒーローインタビューでお立ち台に上がると、阪神百貨店からヒーロー賞が送られます。その内容、一説によると商品券20万とのことです。このくらいの年棒なら、これって結構嬉しいだろうなあ。

2010年9月2日木曜日

海野球

昨日も今日も天気がよく、ルイの学校の友達とそのお母さんたちと海に行きました。ほとんどがサーフボードを持ってきたので、ボードを取り替えたりしながら、波乗りしていました。チャーリーは友達がいなかったし、サーフボードも持っていなくて、ボディーボードなので、ちょっとかわいそうでした。

1時間ほどサーフィンをしたあと、海から上がって着替えて、ドーナッツやカップケーキなどのおやつを食べたあと、砂浜でボール遊びをしました。するとルイが「車の中に野球の道具ある?」と聴きます。あるけどみんな知らないでしょうといったら、説明するから大丈夫大丈夫とのこと。それでバットとボールと、そしてベース代わりにしていたクリケットの棒を出してきました。

みていると三角ベースで、何とかゲームになっています。チャーリーも入れて全員で5人だったので、やはりチームを作ることはできないので、一人がバッターで残りは投手、捕手、守備でやっていました。1塁にも2塁にもちゃんと野手がいたので、なかなか野球らしくなっていました。チャーリーも年上の男の子たちに負けず、一人前にがんばっていました。

草野球ならぬ海野球、ルイとチャーリーも日本の小学生のように友達と体験できて、よかったよかった。

2010年9月1日水曜日

ねじを巻く

村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」という小説に、世界のねじを巻く鳥が出てきます。姿は現れず、その声だけを聞く主人公が、まるで世界のねじを巻いてるような音だと思います。

そういう「ねじを巻く日」が日本から帰ってきて続いていました。

はじめの数日は時差ぼけで朝早く目が覚めたし、しばらくはなかなか調子が戻りませんでした。何もする気もしない、ただ必要最低限のことだけしかする気にならない日々。先のことを考える精神的余裕がなくて、ただその日その日をこつこつとやり過ごしていくだけの日。そういうのはまさに「ねじを巻いている」という気がします。うつ病だとかそんなたいしたことではなく、ただ調子が出ないだけ。ただ淡々とやるべきことをこなしてねじを巻いていれば、そのうち元気が出てくるだろうということはわかっています。

いつも日本から帰ってくると、なかなか変な感じが抜けません。特に今年や去年は長く帰っていたので、余計です。まるで日本には日本で私の人生はちゃんとあって、イギリスにもそれは存在して、その二つの人生をスイッチしてる感じ。これって、たとえば大阪と東京などのように実家から遠くに住んでる人って、同じなのかなあ。そして私の場合は、おそらく日本で「もしも私がイギリスに住んでいなかったら」という選ばなかった選択肢を考えさせられるからでしょう。

15年近く前、お正月に日本に3週間帰ったことがありました。そのときは途中で家族とハワイにも旅行しました。それでこっちに帰ってくると、1ヶ月くらい本当に調子が悪く、うつ病になったのかと思いました。友人に「そりゃあ実家に帰って、しかも常夏のハワイなんてところからこの寒くてくらいイギリスに戻ってきたら、鬱にもなるでしょう。」といわれました。ごもっとも。

イギリスはここ数日また暖かく、天気が良いです。今日は午後はルイの学校の友達やそのお母さんたちとビーチでバーベキューをして、太陽をたっぷり浴びてきました。

そろそろ調子が戻ってきそうです。

調子といえば阪神はすごくいい調子! 鳥谷君は球団新記録です。ただの野球とはいえ、阪神が勝つと気分良いですね。もしも私がイギリスに住んでいなければ、絶対阪神のファンクラブに入って、黄色のユニフォームを着て甲子園で応援しています。