2014年5月31日土曜日

チケットとバーベキュー

今日は待ちに待っていたものが郵送で届きました。これです。

ウィンブルドンのチケット。抽選で当たったよという知らせが来たのが3月。数日以内にネットでお金を払って、すぐにメールで自動で送られる受け取りが来たものの、それ以来何の音沙汰も無し。こちらはそれでもその日に仕事を休む手配をして、電車の切符を買って、チケットが来るのを待ってました。

発送は5月の第二週目からと聞いていたのですが、同じく抽選に当たった友人の切符は早々と届いたので、私はすごくやきもきして待っていたのです。

これであとはルイが当日学校をずる休みするだけです。

あ、それとナンバーワンコートで屋根がないので、天気がいい事を祈るのみ。

さて話は変わって、今日はやっと晴れ間のある、初夏らしい天気。気温は15度くらいと、まだちょっと寒いんだけど、空は晴れ渡りました。

最近思い当たったのですが、イギリス人というのは、着る物は気温とはさほど関係ありません。何を着るかを左右するのは天気。つまり太陽さえ輝いていれば、たとえ10度でもタンクトップに短パンです。しかも午前中曇りで午後晴れた日などは、朝はコート着ていても、午後はタンクトップです。この用意周到さ。未だにどうやってるのか理解できません。

まあそれはいいとして、我が家もやっと今年初めてのバーベキューをしました。水泳がないのが週に2回だけで、そのうち一つの土曜は大体大会があるので、今日のように天気がよくて、かつ水泳がないというのは、まさにバーベキュー日和です。

家族はみんな半そでで薄着なんですが、私は長袖。しかも風が冷たくて、途中で上着を取りに行ったくらい。まあ、晴れてても風は冷たいことが普通なので、大体こんな感じです。

焼いたのは、野菜とポークとチキンドラムスティックとバーガー。大量に肉を食べました。

なので夜は、レタス、きゅうり、トマト、アボガド、ニンジンの野菜サンドと、スライスした林檎とピーナッツバターと砂糖少々のサンドにしたら、不評でした。どちらもすごくおいしかったんだけど。

私がほぼ強制的に野菜や果物を供しなければ、この人たちは本当に肉と炭水化物だけで生きていくんだろうか。一週間ほど実験してみようかな。

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またエクセターで買物

今日は週末を除くとハーフタームホリデーの最後の日。それで電車でエクセターまで子供たちと買物に行きました。電車で1時間強かかります。

ルイちゃんはショッピングアレルギーがあるのですが、エクセターに行くのは結構好きそうです。まだ数回しか行ったことないし、何よりも都会ですからね。(デボンの県庁所在地みたいなところ)

特に買いたいものがあっていくわけじゃないんだけど、前回も今回も、トレンディーでかっこいい店を覗いて、HMVでCDやらビデオやら ロック関係のグッズを見て、私達でも手が届く洋服やで服を買って帰ってきました。

ルイは服を買うのは嫌がると思ってましたが、ショッピングアレルギーを克服したのか、それとも大きくなってお洒落に興味が出てきたのか、いろいろ買物してました。結局ルイは、プライマーク(という安い服屋)でベルトと靴と短パンを買い、HMVでブラックサバスのTシャツを買い、H&Mでおしゃれな半そでのデニムのトップを買いました。

H&Mって昔(たぶん今でも)ロンドンのオックスフォードサーカス駅をあがったところの一等地に大きい店があり、私の中ではスエーデン発祥のお洒落でちょっと値の張る店というイメージでした。 個人的にはネクストとかベネトンと同じくらいのランキング。それが日本では、ユニクロみたいに安い店と思われてるようで、???と思っていたのですが、今日ロンドン以来、15年以上ぶりに入ってみて、値段がすごくお手ごろなのに驚きました。店自体も広くても良かったし、置いてあるものもいい物あったし。

これって路線が変わったのでしょうか?それとも昔からそうだったのかな。

プリンセスヘイというおしゃれなショッピングセンターで、ボディーローションなどと売っている高そうな店があり、よく見ると、私がクリスマスにヨガの生徒さんからもらったボディーローションがそこのものでした。それで中に入って値段を見てみてびっくり!! 25ポンドもします。

それでびっくりしてひとりで恐縮していたら、チャーリーが「その人はそれだけお母さんのヨガのレッスンに感謝してるのよ。」と言ってくれました。

そしてその後に、「だから値段上げたら?」って。ルイがぽつんと、「チャーリーってお金たまると思う。」と言いました。

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電車の中。「監視カメラに写ってます。スマイル!」との表示が。

電車の中のセルフィー

ルイを電車の中でとったら、妙にかっこよく写りました

2014年5月29日木曜日

海辺のティールーム

今月の初めに友達と一緒に行った海辺のティールーム。とっても良かったので、今日は家族と行きました。でもテーブルを予約したかったのだけど、予約可能なテーブルは2つだけとのことで、予約無しで行きました。店は満員でしたがテーブルに何とかありつけたんだけど、ドアの近くの二人用のテーブルに椅子を二つ足してで、居心地はあんまりでした。

サンドなどのランチメニューもあるんだけど、有名なのはスコーンとクロティッドクリームのクリームティー。それで私とデイブは普通の(特大の)クリームティー。ルイはちょっと趣向を替えた、チーズとピクルスつきのクリームティー。チャーリーはケーキとマシュマロミルクシェイクを頼みました。

写真はこちら。クリームティーは大満足でしたが、チャーリーのケーキはぱさぱさしていて、ミルクシェークは甘すぎて、ちょっとがっかり。

ハーフタームのホリデーのせいで、海辺の観光地のこのあたりはすごく混んでました。店内は写真でも分かるけど、90パーセントが女性。しかも40代くらいの女性のグループが多かったです。確かに、男性だけのグループで来るような店ではありませんね。仕事から直接遅れて来たデイブが到着するまで、ルイはちょっと居心地悪そうでした。

とういわけで、前回大満足だったことに比べると、ちょっと満足感が落ちました。

この店この特大「クリームティー」が有名なんですが、やっぱりメニューの他のものより、有名なものを注文したほうがはずれがないですね。

12時ごろ食べたのですが、私は8時ごろの夕食まで全然お腹好きませんでした。きっとすごいカロリー密度が高かったのでしょう。

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入り口から写真を撮ってこれなので、店の狭さが分かっていただけるでしょう。

テーブルが小さくて、載り切らないほどでした。食器が可愛かった。

チャーリーのケーキとミルクシェイク。ケーキはすごく大きかったけど、シェイクはこの写真ほど大きくありませんでしたよ。(写真では胴と同じくらいの太さですね 笑) 普通の大きさでした。

2014年5月27日火曜日

ルイはハートランドでキャンプ

実は今週は学校がお休みで、私も仕事休んでます。夏休み前の最後の休みなので、天気がよければ家族でキャンプに行くつもりだったのですが、天気はいまひとつ。晴れ間はあるんだけど、最高気温14度と、テントで寝るには寒すぎるので、あきらめました。

そしたら、ルイが友達10人くらいの仲間でキャンプに行きました。車で30分くらいの、ハートランドという場所です。

せっかくなので、連れて行ったあと、デイブとチャーリーと3人で、ハートランドをハイキングしました。

ここっていつ来てもすごい絶景なんですよ。本当に絶景という言葉はこの場所のためにあるような絶景。

海際の崖沿いにしばらく行くと、スピークス・ミル・マス という滝のあるちょっと開けた場所に出ます。ここは私が世界で一番好きな場所のひとつ。前は海。後ろは緑の丘。でも車で行けなくて、停めてから3キロくらい険しかったり泥だらけだったりする小道(というほどでもなく、ただ踏み固めただけに道)を歩かないといけないので、訪れる人も少なく、世界から隔離されたような気がする場所です。

うまく言えないのですが、不思議な感じの、現世離れした雰囲気があります。妖精かスピリットがいてもおかしくないような。といっても、見かけはこんなに美しく、時々放牧されてほぼ野生状態の牛や羊がいます。

そんな特別な場所なのに、結構近いし、歩く距離も往復5キロくらいなので、いつもふらりと余りにも軽装備でやって来ます。次の天気のいい日には、おいしいお弁当をしっかり作って、リュックに手分けして背負ってきて、半日を過ごそうと決意しました。

さて、今は夜。家の中ですらちょっと肌寒いです。ルイはキャンプ寒いだろうな。今朝水泳のトレーニングで5時半起きだったので、ちょっとはまともに眠ってくれるといいんだけど。

友達はあさってまでキャンプするそうですが、ルイはライフセーバーがあるので明日帰ってきます。それほどに、ライフセーバーで海に入るのが楽しいみたいです。

写真は下です。

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こんな景色を見ながら海岸沿いに歩きます

ここがスピークス・ミル・マス

真ん中の青いのはチャーリーです。ひとりで下の海岸まで下りていきました。

遠くに見えるのはワイルドライフとパッフィンで有名なランディ島

2014年5月26日月曜日

引き寄せた言葉

先日ちょっと書いたエイブラハムと引き寄せの法則の話です。ちょっと前置きが長くなります。

エイブラハムというのは5-6年前に偶然知ったのですが、エスター・ヒックスというおばさんを通して語られる、あちらの世界の人の意識の総合体のような物です。エスターが霊媒をしているって言うことです。

この本が5-6冊出版されていて、それとは別に年に数回、ワークショップで録音されたDVDやらCDが出版されます。ワークショップはアメリカの都市を中心に頻繁に行われてるようで、会場に集まった出席者が好き勝手に質問して、それにエイブラハムが応えるというもの。ネットでもいろいろエイブラハムの言葉は見つかるし、YouTubeにいろんな人がいろいろ挙げてます。

この語られる内容がすごくいいんですよ。本当にチャネリングしてるのかどうか懐疑的な人でも、内容はすごいと思うと思います。というか、むしろあの内容を頭で考えて言ってるとしたら、そのほうが驚くというくらいです。「つまらないことを悩んでいないで、少しでもいいことに集中してやっていこう。」と、毎日のように 勇気付けられてます。

私は本もほぼ全部持ってるし、DVDやCDもいろいろ持ってます。そしてそれとは別に、先日も書きましたが、メールで毎朝、エイブラハムの言葉が送られてくるようにしています。大体1分以下で読めるような量で、毎朝読んで、だいたいすぐに消去します。

その言葉は、ワークショップなどで語られて言葉の抜粋です。今まで20年くらいにわたって語られた膨大な量の言葉から、ランダムで来ます。だから同じ言葉を受け取ることは、そんなにありません。

ここまでが前置き。

さて、数日前、ある言葉が送られてきました。それが余りにも今の私にぴったりだったので、消去せず、また読み返そうとフラグをつけました。

その翌日、いつもは車の中で音楽のCDを聴くのですが、ふと、10枚以上持ってるエイブラハムのCDを聞いてみようという気になりました。エイブラハムのCDを車で聞くのは初めてです。選んだのは、持っていることすら忘れていた、本についてきたCDです。

80分ほどのCDなのですが、70分目くらいのところですごく驚きました。

前日フラグを立てたメールで届いた言葉とおんなじだったんです。

本当に引き寄せの法則だなあと思いました。

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通称Mayflowerと呼ばれる花。生垣に勝手に生えてますが、今年はことのほか美しく咲き誇ってます。

2014年5月25日日曜日

チャーリーのネイル

昨日チャーリーは、自分で爪をこんなに可愛く塗ってました。初めは左手だけだったんだけど、今日見たら、右手と両足も同じペイントをしてました。

可愛いね~と褒めまくったら、今日は私にやってくれました。御礼に私のトップコートの瓶を上げました。

しかし写真とって思いましたが、手って年が現れる~。チャーリーの手は柔らかくてこんなに可愛いのに、私の手は皺皺。ガーデニングするし炊事するし、まあしょうがないよね。もっとハンドクリーム塗らないと。。。

チャーリーの手
私の手
 そういえば、私の大学時代を知ってる人なら覚えてるかもしれないけど、その頃はつめも伸ばして、いつもしっかりマニキュアしてました。イギリスに来てから、全体的にお化粧も爪の手入れもそれほどしなくなったんだけど、決定的に爪を塗らなくなったのは、アロマセラピストとヨガの先生になってから。まあなんというか、職業柄、爪塗るのはあんまりよくない気がしてね。

私は手が小さくて、アロマセラピーの先生に、こんなに小さい手でもマッサージできるのねと感心されたくらいですが、チャーリーは私よりも手が小さいんです。可愛いことは可愛いけど、ピアノにも水泳にも不利なので、もうちょっと人並みに大きくなって欲しいなあ。お父さんのデイブは、こんなに大きい手が存在するのかというくらい大きいのに。。。

ところで、日本でネイルサロンなどでネイルしてる人が多いらしいけど、ここでは見たことないです。とは言え、私が付き合う人はお母さんたちやヨガの生徒さんたちなので、私の周りではということでしょう。隣町のバーンスタプルには、ネイルサロン、あります。この町ビデフォードにはタトゥーサロンはあるけど、ネイルは見たことないな。 美容院とかでやってるのかもしれません。

この家でのネイル、なんとなくチャーリーは病みつきになるんじゃないかという気がします。黒のマニキュアを買ったら、今度はスイカが出来るなどと言ってました。

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2014年5月24日土曜日

5 A Day

日本では昔、一日30品目なんていわれてましたが、イギリスではここずっと10年くらい、5 A Dayということが言われてます。つまり、一日野菜や果物を5ポーションは食べようという、国のキャンペーンです。

この5というのはもちろんフレッシュな野菜や果物が一番ですが、缶詰でも冷凍でも、果汁100パーセントのジュースでもいいとのことです。ジャガイモは、私は栄養価高いと思うんだけど、糖分が多いからダメです。まあジャガイモってイギリス人の主食なので、これを数に入れると、米を数に入れてるようなものかもしれません。

5くらい楽勝に思えますが、イギリス人の平均はその半分以下だとか。イギリス人ってそんなにひどい食生活をしているのかと思うかもしれませんが、実はこれ、実際やってみると結構難しいんですよ。

難しい理由は、この「5ポーション」のポーションサイズ。だいたい80グラムが1ポーションです 。これがなかなか量が多い。ネットでポーションサイズの例を探すと・・・・・

果物では
林檎 中1個
バナナ1本
オレンジ1個
みかん2つ
キウイ2つ
ぶどう一掴み

野菜では
ニンジン1.5本
たまねぎ中1個
豆大匙3杯
キャベツ6分の1個
白菜5分の1個
カリフラワー、上の部分8個
セロリ3本
オクラ12個
葱8本(誰がそんなに食べるねん!!)
とうもろこし1本
サツマイモ1本
レタスお椀1杯

こんな感じです。

だからたとえば、朝ごはんはシリアルとトーストとオレンジジュース、昼はレタスとトマトとハムのサンドイッチ、間食にバナナ1本、夜はカレーとしますよね。

朝ごはんのオレンジジュースとバナナで2。ランチのトマトとレタスは量が少なすぎてカウントしません。

カレーは家族4人で、たまねぎ2個、ニンジン3本、ジャガイモ3個、セロリ3本で作るとすると、4人分あわせて 5ポーション。ひとり分1.25ポーションしかありません。

だからこの日の合計は、ひとりにつき3.25ポーションです。

というわけで、5ポーション食べるというのは、ちょっと意識的に工夫しないと、なかなか達成できません。

なんて事を考えていたら、最近のニュースで、5じゃ足りない、7ポーションに増やすべきだという話も出てるとか。実際、アメリカでは9ポーションとか言われてるそうです。

ウサギみたいな食生活にしないと、健康に暮らせないのか。。。。。。

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庭で初めて成功した葱。今まで種から育てて一度も成功しなかったんだけど、余ったたまねぎの球根から育てたら、あっさり出来ました。

2014年5月23日金曜日

UKIPという政党

昨日イギリスは選挙でした。総選挙ではなく、地方選挙と、ヨーロッパ議会の議員の選挙でした。

イギリスの国会はほぼ2党システムで、左よりの労働党と右よりの保守党が交代で政権をとるような形で来ています。そこに自由民主党という中庸な第3の政党があり、現在のイギリスの内閣は保守党と自民党の連合内閣です。

そこに、ここ最近勢力を増しているのがUKIPと略される、UK Indepent Party. (英国独立党)。これは、イギリスはEUとヨーロピアン議会の支配を逃れて、独立しようという党です。まあ表向きはそうなんだけど、具体的な公約は、イギリス国内で増えている元東欧からの移民を減らすというもので、人種差別主義者の党だと、多くの人は懐疑的に思っています。

けれども、実際東欧からの移民のせいで、イギリス人が職にあぶれてると思っている人は多いです。そこまで具体的に思わないまでも、漠然と外国人が増えることを快く思わない人は多いですから、「人種差別の党、結構じゃないの。私は大歓迎。」と言う人も多いかと思います。こう言っちゃなんですが、大抵は、政治のことも国際情勢や経済のこともよく知らないのに、パブなどで大きい声で政治の話や政治家の愚痴を言うのが好きな人たち。(実際には東欧からの移民は教育レベルの高い人や熟練技術のある人が多く、エンジニアや技術者、医者や看護婦や歯医者など、東欧人がいないとイギリスの医療サービスは機能しないとまで言われてます。)

UKIPはまだまだ国会に議員を送るほどではないんだけど、地方選挙やヨーロピアン選挙では、大きい党よりも多く票を集めるほどです。

昨日の選挙も、ニュースを見ないので詳しくは知りませんが、特に私の住むイングランド南西部では、すごい票を集めたようです。

逆に、移民の多いロンドンではUKIPは票を集めなかったとか。「ロンドン人は文化的で教養があり、若いからだ。」との声がありました。

若いといえば、ルイは15歳、チャーリーは13歳ですが、学校でも仲間達の間で、選挙についていろいろ話が出てるみたいです。みんなすごくUKIPを嫌っているとか。ルイの友達は、FBで、何故UKIPに投票するべきでないか、延々と語っていました。

我が家は私は選挙権がないので、デイブだけ投票に行きましたが、なんとなくUKIPに投票してそうで、ルイは「親父はUKIPに入れたかもしれないなあ。。。」と絶望してました。

外人の身としては、UKIPみたいな政党が力を持つと、やりにくいです。今のところは地方選挙とヨーロピアン選挙だけだけど、国会議員が増えてくるようになったりしたら、もう日本に帰ってやろうかしらと思ったりしてました。

でもイギリスの投票権は18歳からです。ルイやチャーリーの学校の風潮が若い人一般の風潮としたら、まだまだ希望はありますね。

確かにUKIP、「外人がどんどん増えて、昔の古きよきイギリスが段々だめになる。外国人なんてわけ分からんし、怪しいし不気味だ。」と考えそうな、頭の固い年寄りが多く投票してるのかもしれません。ここイングランド南西部も老人多そうだし。

そう思うと、エイブラハムが言うように、頭の固い古い世代がどんどん順番に死んでいくのはいいことかもしれません。

写真は庭の、Bleeding Heartという花です。名前がいいですね。

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2014年5月22日木曜日

ジェネレーションギャップについて

私が時々話題にしている、エイブラハムの教えの引き寄せの法則。私はそこから毎日メールで、エイブラハムの言葉が届くようにセッティングしてあります。他にもいろいろ仕事関係とか金融関係とか、ニュースレターが来るのですが、エイブラハムのだけは必ず毎朝読むようにしています。

今日の言葉は子育てについてでした。前も読んだことあるんだけど、またはっとさせられるような、胸に響く言葉だったので、 翻訳してみます。



This generation gap that you are talking about, it has ever been thus. Each new generation, every new individual, that comes forth, is coming with you having prepared a different platform for them to proceed from. There is this thing that gets in the way of that that says, "I'm the parent. I got here first. I know more than you do." From the children's perspective, and from the purity of their Nonphysical Perspective, what they are saying is, "You're the parent. You got here first. You prepared a platform that I am leaping off from — and my leap will be beyond anything that you have ever known."

このあなた方の言う世代ギャップというものは、今も昔も変わりない。生まれてくる新たな世代、新たな個人は、 その前の世代の人間が、彼らのためにために用意した新しい足場をスタート地点に登場する。ただ障害となるのは、「私が親だ。私が先に生まれてきた。私のほうがよく知ってる。」と言うことだ。子供の視点からは、つまり彼らの純粋な非身体的視点(スピリチュアルな視点)から彼らが言うことは、「あなたは親だ。あなたがここに先に来た。あなたが、僕がそこからジャンプする足場を作ってくれた。そして僕の飛翔は、あなたが今まで見た事もないようなすごいものだ。」




子供ってやっと手が離れてティーンエージャーになったらなったで、いろいろ面倒なことがあり、親のストレスやら、確執やら意見の相違やらあるけれど、 この言葉を心に留めておきたいと思います。彼らのジェネレーションは、私達の世代の人間には思いもつかないような、すごい最先端を進んでいるということ。そう思うと、不思議に胸が一杯に、わくわくした感じになります。

そういえばボブ・ディランも言ってました。Come mothers and fathers throughout the land, Don't criticise what you can't understand.(世のお父さんお母さんよ、わからないこと批判するな。)って。

親から見たらもどかしかったり、頼りなかったりするんだけど、「子供たちは彼らの自分のやり方でやらないといけない。」”They have to do it in their own way'というのも、しばらく前に見た、エイブラハムのビデオでした。

本当に子育てって、そのステージステージでいろいろ考えさせられますね。

もっとゆっくり考えをまとめて文章にしたのですが、時間がないので中途半端ですみません。

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2014年5月20日火曜日

珍しいものとの対面

土曜日にナイトウォークから午前1時くらいに帰ってきて、翌日の水泳大会のためにお弁当を作って、シャワーを浴びてやっと寝ようと思ったら、カーペットの上に3-4センチくらいの虫がいました。イギリスって田舎でも大きい虫を見ることはあんまりないから、ちょっとぎょっとしました。形、色から、

もしかしてゴキブリ!!!!!????

と思いましたが、イギリスでゴキブリを見たことは今まで一度もありません。いなくはないらしいんだけど、チャバネゴキブリではなく、もうちょっと小さい羽のないタイプのゴキブリだそうです。

で、よく見たら何か、コガネムシなどの一種でした。手でそっとつかんで、 窓から出してあげましたが、昆虫の少ないイギリス、珍しいです。

そしたら翌日、水泳大会から帰って来たら、家の裏のヤードにこんな恐ろしいものが・・・・

これはスロー・ワーム(Slow worm). Wormといえばミミズのことだけど、これはミミズではなく蛇・・・・のように見えるけど、蛇でもなく、アシナシトカゲだそうです。しかもスローですらなく、結構速いとか。

でもこれは速くありませんでした。なぜなら死んでいたから。きっと鳥がくわえていて、落としたんじゃないかな。それともペッパーが捕まえた?だとしたら、家の中で発見しなかっただけでもラッキーです。

ギャー、こわ~、とかいいながらさっそく写真。ルイもチャーリーもそれぞれIpodで写真を撮ってました。写真にちょうどルイの手が写ってるので、サイズが分かりますね~。ルイもチャーリーもさっそくFBに載せたことでしょう。私はブログ。

スローワームは法律で保護されてるくらい珍しいです。

落ちていた場所が余りにも物干し場に近かったので、ルイに枝で茂みの中に捨ててもらいました。ルイは爬虫類は全然怖くありません。

でも実はルイは蜘蛛が怖いんです。蜘蛛は全然珍しくないです。私とチャーリーは全然平気で、ルイは部屋に蜘蛛がいると、ママ(私)を呼んで、窓から捨ててもらいます。今回はその恩を売って、スローワーム処理してもらいました。

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2014年5月19日月曜日

猫の抜け毛の季節





猫や犬を飼っている人にとって、この季節ちょっと嫌なことは、毛が生え変わることですね。家中のあちこちが猫の毛だらけ。うちのペッパーちゃんはご覧の通り毛が短いんだけど、それでも結構毛が落ちます。でもその悩みも、最近はあんまり気にならなくなりました。

数年前のある日、掃除をするときにソファーから下りないので、面白半分に掃除機で吸ってみてあげたんです。そしたら全然嫌がりません。というか、むしろ気持ちよさそうにしてます。あんまり強い吸引力だと嫌だろうから、一応弱めてかけます。

一度掃除機を買い換えたんだけど、新しい掃除機は、しばらくは嫌がって逃げてました。違うメーカーだけど、同じ音だしあんまり変わらないと思ったんだけど、猫にとっては臭いが違うとかあるんでしょうね。

でもそれにもなれて、今はこんな風に体中、そして頭や顔まで掃除させてくれます。

自分で毛づくろいをする手間が省けていいやと思ってるのか、おまえは・・・

猫の毛をブラシすることはめったにないけど、一時、猫の毛を集めていた時期があり、その時は熱心にブラシしてあげました。

なぜかというと、日本の友人から教えてもらった猫フェルトを作ったからです。可愛いでしょ。


でも一度作ると満足して、それ以来全然ブラシしてあげてません。掃除機かけるだけ。

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2014年5月18日日曜日

ナイトウォーク2014

昨日の夜は、ナイトウォークというイベントに参加しました。去年、おととしと参加したのですが、ビデフォードから隣町のバーンスタプルまで18キロ弱を夜に歩くという女性だけのイベントです。北デボンホスピスの資金集めのための大きい企画です。

こういうイベントって天気が悪いと最悪なんだけど、これ以上ありえないというくらい素晴らしいウォーク日和でした。夕方の7時半にスタートで、夜中まで河口沿いに歩きます。普通でもすごくきれいな光景なんだけど、しかも好天気で夕焼けが美しく、しかも満潮で水面に光が反映し、最高でした。

実は去年も同じようにすごく美しく、その前の年も、まあまあ悪くない天気でした。ラッキーですね。雨でも嵐でもおかしくないのに。

一緒に参加したのは、私も入れて5人。ヨガのクラスの生徒さんたちです。 もうひとり参加する予定だったのだけど、その人は急病で来れませんでした。すごく泣くほど来たがっていて、残念でした。特に、ホスピスの資金集めのために、いろんな人にスポンサーをお願いして募金していただくので、こんな風に急に参加できなくなると、お金をくれた人たちに申し訳ない気がするんですよね。出すほうの立場だと、別にそんなことどっちでもいいんだけど。

さすがに3年目なので、同じルートを歩くせいか、結構楽に感じました。最近ちょっと腰痛気味なので、ちょっと心配だったんですが、むしろ歩き出したほうが腰が楽になって元気が出てきたくらいでした。

ルートはこのルートだけでなく、もうちょっと短いのとか長いのとか4種類くらいあるのですが、あと1~2マイルあたりでも全然楽だったので、来年は27キロのコースにチャレンジしようかなどと話しながら歩いてました。でもさすがに歩き終わる頃は、ちょっと足の裏がじんじんしてきました。

7時半に歩き始めて、途中で20分ほど座って休憩して、11時ちょうどくらいに歩き終わったので、 3時間10分くらいと、なかなかのタイムでした。

終わったあとに紅茶とベーコンサンドを食べて、無料のバスで帰ってきて、家についたら1時くらいでした。バスを待っている間も全然疲れを感じなかったのに、バスを降りたとたんに、ひざの後ろの筋肉がキンキンに張ってました。

しかも、翌日(今日)子供たちの水泳大会でブリストルに行くのに、お弁当を作らないといけなくて、午前2時くらいまでお弁当詰めてました。朝は6時半起き。

夜中にトイレに行きたくて起きたら、張ったひざの筋肉がキンキンすぎて、ほぼ這ってトイレに向かうような有様でした。今日仕事じゃなくて良かった。

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2014年5月16日金曜日

オタク仲間

こちらでも日本のアニメ、人気があることは何度も書きました。とは言え、テレビでやるほど人気があるのはポケモンやドラゴンボールなど、一部に限られています。中高生が見るようなアニメは、ネットです。

日本のアニメが見れるサイトというのは山ほどあって、昔のから数時間前に日本で放映されたばかりの最新のものまで、まともな字幕付きでネットにあがってます。誰が翻訳してるかというと、ファンの団体のようです。

ネットでだけ見れるような、『オタク』と呼べるようなアニメは、一般人には知られてませんが、一部では熱狂的に愛されてます。まさにオタクですね。

で、うちの子供たちもここ1年間すっかりアニメにはまり、特にルイは、ナルト、ブリーチ、進撃の巨人と全部見て、 今はワンピース半分くらい見たようです。このアニメ熱はルイの友達にも感染して、仲間のうち二人はルイ以上にはまってるとか。

そうしたら、ルイとチャーリー、先日学校で、ワンピースのキャラクター(チョッパー)が背負っている リュックサックと同じリュックを背負ってる生徒を見たと話してました。それからチャーリーはトトロのかばんを持ってる生徒を見たそうです。それでルイの友達が、「ヘイ、きみ~、それどこで買ったんだい?」と学校で突然話しかけて聞いたら、ネットのオークションで買ったとのことでした。

学校内でも、数人は日本のアニメファンのオタクがいるようです。まあ2000人くらい生徒のいる学校だからなあ。

そう思っていたら、昨日、ルイが実は1年近くも 歴史のレッスンで隣に座っている男の子が、アニメファンだと分かりました。。ルイと同じく、ナルトもブリーチも進撃の巨人も全話見たそうです。

イギリスの、こんなにロンドンからすら離れた田舎で、日本のアニメファンが結構いるというのは、妙な感じです。

ルイとチャーリーは毎年日本に行って、少年ジャンプ買ったり、ジャンプショップ行ったり、ユニバーサルスタジオでワンピースショー見たり、しかも日曜の朝にテレビで新鮮ほやほやのアニメが見れるって言うのは、そういったイギリス人のオタク少年少女にとっては、すごいことでしょうね。

とは言え、うちの子供たちも去年の夏はアニメオタクじゃなかったので、日本のアニメランドとしてのすごさは、今年の夏初めて存分に体験することになります。

ちなみに、アニメってもちろん英語のAnimationの略だけど、英語でもAnimeと最近は呼ばれます。が、ルイによると、Animeという言葉は、日本のアニメだけを指すそうです。ディズニーアニメはAnimeではないのです。

写真は今日近所で撮ったもの。夏のような天気で、光でドアの色が美しい。


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2014年5月15日木曜日

数字の話

前ちょっとフィボナッチ数について書いた事あります。これは数字の並び方で
0,1,1,2,3,5,8,13,21,34,55・・・・・
と続いてゆく数字。どういう法則かと言うと、前の二つの数字の合計が次の数字になります。だから上記の55の次は、34+55で89です。これの何が特別なのかというと、自然界にはこの数字がよく現れるんですって。

花の花弁の数や葉の数。そしてひまわりの螺旋の数もフィボナッチだそうです。ハチや蟻など、女王が卵を産む昆虫も、家系をたどるとその数が出てくるそうです。

フィボナッチとは全然関係ないんだけど、私が常々不思議と思ってる数は、クロールのキックの数です。これって普通は腕が右と左を1回ずつかいてる間に、6回キックするそうです。つまり右と左、3回ずつ。長距離スイマーになると、これががくんと減って、2回になります。

左右2回ずつ、4回のほうが理にかなってると思うんだけど、自然に4回という人はいず、4回に強制しようとしてもまず出来ないんですって。

子供たちが持っている600ページくらいある水泳のテクニックの本にも、他のあらゆるテクニックについては、無茶苦茶細かく分析してあるのに、クロールのキックの数は、長距離はエネルギー温存のために6回から2回に減らせと書いてあるだけ。

それが誰にとっても自然なリズムってことなんでしょうけど、水泳のような不自然なことでも、誰でもそうなってしまう自然の数があるって言うのはおもしろいです。

数字の不思議といえば、昔債券取引のトレーディングルームで働いていた時に、債券の価格は、上にも下にもなかなか100を抜けられないというのも、債券取引の常識とされてました。(債券価格は、発行時にその債券についてくる利率と、その時の市場情勢によって決まるその債券の取引利回りが同じ場合が価格100で、98.50とか101.20とか、そういった数字が価格として取引されます。)まあ何か、心理的なレジスタンスなんでしょうね。

そうそう、私が働いていたトレーディングルームには、テクニカル分析のアナリストがいました。彼女の仕事は、経済のファンダメンタルズに関係なく、値動きのチャートだけを分析して、市場の動きを予測するものでした。(これがまたよく当たった。) その話も、『チャートがこういう形になると、何かが起こる』とか、そういうレベルの数字の不思議の話でした。

そんなこと考えていたら、ウィキによると、このフィボナッチ数が為替のテクニカル分析に使われるとか。

数字って奥が深いわ~。ちなみに私は数学はすごく苦手・・・というか、興味全然無しでした。なのに子供たちは二人とも、数学が一番得意な科目です。こちらのほうが不思議。

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大きな、赤い月が出てます。神秘的

2014年5月13日火曜日

Sleep like Mud

先日もちょっと書きましたが、The Secret Life of Sleepという本を読んでいます。

英語ではSleep like a logといいますが、泥のように眠るっていう経験、どのくらいありますか?私はここ20年くらいで3回くらいしか記憶にありません。しかもそのうちの2回は飛行機に長距離乗った翌日で、要するに時差ぼけでよく寝ただけです。

この本によると、現在のように人間が夜に6時間とか8時間とか続けて寝るようになったのは、歴史的には最近のことだとか。正確に言えば、工業革命以来だそうです。工場で昼間他の人間と8時間とか10時間とか働く必要がでてきたから、夜にまとめて寝る必要がでてきたとか。

確かに考えてみれば、今でも農家の人たちは、朝夜明け前から働いて、昼に仮眠してまた夜は夜の仕事を済ませたりというパターンで働いてる人も多いと思います。酪農なら、動物の出産の時期などは夜中でも働く必要があるでしょう。農耕時代なら、それこそ夜明け共に働き出し、必要な時に夜昼を問わず働くのが当たり前だったでしょうね。

もっと昔の狩猟時代なら、危ない野生動物もたくさんいて、住居も安全ではないし、交代で夜番をしたり赤ちゃんや子供を見張りながら寝たことでしょう。

つまり、長い人類の歴史の中で、夜にまとめて何時間も寝るというのは、ごく最近のことなのです。人間の生物的な進化はもちろんここ100年や200年で変わるわけないから、人間の体というのは、夜の11時から朝の7時までぐっすり。。。。という風には出来てないということらしいです。

まあそれはともかく、生まれてこの方完全な夜型人間の私ですが、今週からちょとだけ早起き始めました。今まで7時20分に起きていたんだけど、今週から7時に起きてます。どうしてかというと、朝寝の敵の朝日のせい。最近やたらと日の出が早いんですよ。明日は5時半だって。だから6時過ぎたらなんかよく寝られないんです。仕方ないから、ちょっとだけ早く起きることにしました。

でも20分くらい早く起きても、別にその時間を有効に使うほどの時間はできませんね。子供を起こす前にトイレ行って猫に餌をあげて、何のかんのでうやむやに消えていく謎の20分。

でも来週から一層日の出が早くなるので、6時半には起きてやろうかと思ってます。そうなったら子供が起きるまでにヨガとかメディテーションとか、できるかな・・・・?

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家の表に咲いたバラ