2012年12月30日日曜日

Life of Pi 感想

上記のタイトルの映画を見てきました。

これは今では10年位前になるけど、ブッカー賞というイギリスで一番権威のある文学賞をとった小説の映画化です。イギリスの文学賞とはいえ、対象はイギリスに限らす英語で書かれた小説なので、英語圏で一番権威のある賞のひとつといってもいいかもしれません。作者のヤン・マーテル氏はカナダ人です。

映画のほうの監督は、今日見に行くまで知らなかったのですが、ブロークバックマウンテンや、クラウチングタイガーで有名な 、台湾出身のアン・リー監督です。

話は、インド人の少年が乗っていた船が遭難するのですが、ひょんなことからこの少年パイが、虎と一緒に漂流するという物語です。

話が突拍子もないセッティングであり、しかもテレビでよく宣伝しているので、ファミリー映画みたいに世間では思われてるようです。なのでうちの子供たちも見たがったし、映画館には子供づれがたくさん来てました。

でも私はちょっと戸惑いもあったのです。

私は実はこの小説が話題になったときに読みました。すごくよかったと思ったんですが、私の記憶では、面白い小説ではあるもの、結構根本は深かったように覚えています。テーマは神や宗教や哲学やそういうこと。まあ文学賞を取ったくらいですから、娯楽小説ではありません。

だから映画になったらどんな感じになるのかなあ。子供達も楽しめるのかなあ、とちょっと心配してました。

それに話の筋も、セッティングは突拍子もないけど、シーンは太平洋に漂流してるボートだけ。だから子供達や家族連れにとっては、退屈かも?

でも実際見てみると、よくできた面白い映画でした。ルイとデイブはすごくよかったと言ってました。 チャーリーも十分楽しめたようだし、私もいい映画だと思いました。神や宗教というテーマにも触れられていましたが、これはメーンのテーマという感じでは無かったですね。

監督が監督だけに、いろいろ賞を取るかも知れません。

日本で封切りになった節は、是非ご覧ください。でもそれよりも、小説読むほうがお勧めかな。

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2012年12月29日土曜日

ホビットの感想

26日はホビットを見に行きました。映画館で映画を見るのは久しぶりです。

私はホビットの本読んだことないんですが、ルイは読みました。ロードオブザリングス(LOTR)がかなりヘビーで、長くややこしい話であるのに比べ、ホビットは青少年向きの本。長さもロードオブザリングスの1冊分の半分くらいです。

なのに映画は3部作です。つまり今封切りになってるのは第一部。そしてこれだけで3時間近くもある映画でした。

評判はいろいろらしいですね。でもなかなかよかったと思いました。あっという間に3時間過ぎたし、話もわかりやすかった。とにかく俳優とかセットとか特別効果とか、超一流という感じでしたね。

それから、話自体がロードオブザリングスよりも軽いこともあり、全体的に軽快感がありました。LOTRで フロードーを演じたアメリカ人の役者のエライヤ・ウッドの怖いくらいのシリアスさに比べ、
主人公のホビット、ビルボーを演じてる役者がイギリス人であることも、全体に軽いユーモアーを加えていました。

映画自体としては、やっぱりLOTRにはかなわないと思うけど、これは原作自体の重さが違うから仕方ないのかもしれません。

ところで昨日話していた人が、映画好きな人なのに LOTRを見たことがないといってました。ああいったファンタジーセッティングの話に興味がないというのがその理由です。

実は私も普通はこの手の映画は全然興味ないんですよ。でも割と無理やり的に人にビデオを借りさせられて、しぶしぶ見たらはまってしまいました。たぶん全三部、十回くらいずつは見たことあると思います。今まで一番繰り返し見た映画です。

しかもアラゴン役のヴィーゴ・モーテンセンは無茶苦茶かっこいいです。

まだLOTRを見たことがないという人がいたら、だまされたと思って、あまり期待せずにみてみることをお勧めします。

明日はライフ・オブ・パイという映画を見に行きます。

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2012年12月27日木曜日

ワンジーズ

イギリスでは今チャーリーくらいの年の子供達の間で、ワンジーズ(Onesies)というものが流行っています。フリースなどの生地でできたつなぎで、それに動物のフードなどがついています。

チャーリーがクリスマスにそれがほしいといったので、ネットで見たのですが、いろいろ探していると、Onesiesという名前のほかに、Kigurumiという名前が出ています。キャラクターもピカチューとかあるし、普通の動物でも日本のマンガっぽい。ということはこれは日本から来ているに違いない。ちょうどその頃、私はひとりで10日ほど日本に行く予定にしていたので、日本で売っていたら買って帰る事にしました。

で、日本で探したが売ってません。実家が大阪市内なので、近所だけでなくなんばや天王寺も見ましたが、やっぱり売ってない。日本では流行ってないんですね。イギリスではプライマークという、ユニクロよりさらに大衆的で安い店でさえ売ってるのに。

それで日本のネットで買いました。 ネットではたくさんありましたから、もしかしたら日本ではちょっとオタク的なものなのかも。

日本から買ってきたことを秘密にして、クリスマスの日にプレゼントしたらすごく喜んでました。

イギリスのその辺で売ってるのよりも、すごく可愛いです。

ルイは初めは「そんなものすぐにすたれるよ。」とか言ってたくせに、チャーリーが着ているのを見て自分も欲しくなったみたいです。クリスマスの次の日に、「僕のワンジーズはどこかなあ。」といってましたから。


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2012年12月26日水曜日

今日はボクシングデー

・・・という名前の祭日です。それで家族で午後から映画を見てきました。ロードオブザリングスの続編のホビットです。というか、本自体は続編ではなくて、LOTRよりも前の話になります。3時間くらいの長い映画だったんだけど、短く感じました。そして結構混んでました。このクリスマスはすごく天気が悪いから、映画に行くくらいしか、家族ですることってないんですよね。

できればこのお正月ホリデーにLife of Piという映画を見に行きたいと思ってます。

昨日のクリスマスですが、これといって特筆するべきことも無く、つつがなく一日を過ごしました。

食べ物等の写真を載せます。

クリスマスイブの夜
前菜は生ハムとスモークサーモン、海老、キャビア

今年はメインは羊の足です。これで2キロ弱
焼き上がり。ずいぶん縮みました。
私のお皿。子供とデイブはこれよりたくさんのってました。


デザートのトライフル。他にもチョコレートケーキとサマープディングを作りましたが、写真写りが悪かったので載せませんでした。

食事の前のルイとチャーリー。クリスマスの日は二人ともギターばかり弾いてました。一日中ニコニコと過ごしてました。

こんな感じでした。明日は食料品等をまた買いだしに行かなければいけません。そしてチャーリーと待ちにできた新しい洋服やに行くことになってるんだけど、何かいいのが買えればいいんだけど。

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2012年12月24日月曜日

獣医

明日はクリスマス。今日はクリスマスイブですが、イギリスではイブは大晦日みたいなもので、店や銀行なども午後まで開いていて、4時くらいからがいよいよ「イブ」という感じになります。なので私は今日はちょっと早めに起きて、猫の様子をチェックして、獣医に電話しました。今日は1時に閉業で、クリスマスと翌日のボクシングデーはお休みとのこと。ペパーちゃんの予約を12時10分に入れました。クリスマス前最後の患者みたいです。

ペパーは朝起きたらいませんでした。困った。外に探しに行ったら雨の中を軒の下に座ってました。外に行くくらいだから元気なのかもしれませんが、全然食べた気配もないし、足もすごく腫れてます。

午前10時に子供達を水泳に連れて行くことにしていたので用意をしていると、仕事に行ったデイブから電話がかかってきました。12時に獣医に行くことを告げると、じゃあ帰ってくるとのこと。

????子供が病気になっても、一緒に医者についてきたりしないのに。

それで結局家族4人と猫1匹で行きました。我が家は愛猫家というわけでもないし、まあ偶然みたいな感じで子猫を手に入れて、勝手に中と外を行き来させてるし、そんなに溺愛してるわけでもないんですけどね。餌も一番安い餌だし。でもきっと獣医さんは、家族全員にこんなに大切にされている猫と思ったことでしょう。

外猫の半野生猫のペパーを籠の中に入れるのは至難の業じゃないなあと思ってました。確かに抵抗はしましたが、体調不良のためすぐにギブアップ。籠の中でミャーミャーと情けない声で鳴いてました。

獣医では驚くほどおとなしくしています。獣医さんがあちこち見て、抗生物質の注射を2本して、消炎剤と痛み止めの水薬をもらってきました。所要時間は5分くらい。

抗生物質は錠剤か注射のチョイスがあったんだけど、錠剤を飲ませる自信なんて全然ないので、注射にしました。これもあっという間で、ぜんぜん嫌がりも痛がりもしませんでした。

家に帰って30分もしたら、もりもりと餌を食べ始めました。そして餌の後は外に遊びに出てしまいました。1時間くらいで帰ってきたかな。きっと痛み止めが効いてるんでしょうね。足はまだびっこを引いてるし腫れ上がってるし、膿も出てきましたが、膿が出るのはきっといいことなんじゃないかな。

その後は子供と私達は家を掃除して、明日用のデザートを三つ作りました。デイブはふらふらと街にまた出て行きました。夕方は明日の食事の下ごしらえと、プレゼントのラッピング、そして今日の夕ご飯を作って、やっと今子供達が寝ました。

ベッドの横にはサンタさんがプレゼントを入れてくれるように、大きくて長いサッカー用の靴下を置いています。でもきっと興奮してなかなか寝付けないことでしょう。もう12歳と14歳なのに、こんなにクリスマスって楽しみなものなのかなあ。

そうそう、獣医の費用は60ポンドでした。円にすると7000円くらいだけど、実感としては1万強という感じです。ペパーちゃん、あんたの喧嘩は高くついたよ。これに懲りて、もう喧嘩売ったり買ったりすんな。

ルイちゃんが後でポツリと、僕のフィジオセラピストより高いと言いました。あれは1時間で40ポンドでしたからね。

明日はいよいよクリスマスです。たぶん更新する時間はないと思いますので、また数日後に。

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ファーマーズ・マーケット

昨日は近所でクリスマス前に開かれる特設のファーマーズ・マーケットに行ってきました。会場は普段は羊がたくさんいる遊園地兼動物ふれあい公園のようなところです。

すごい賑わいで、駐車場は一杯で、仮設の駐車場までありました。

会場には出店が、そうですね、30軒くらいあったかな。ファーマーズマーケットとはいえ、野菜を売ってる人は少なかったです。肉やソーセージ、魚の屋台が10軒近くありましたが、一番多かったのは、ジャムだとか漬物だとかピクルスだとか、クリスマスプレゼントになりそうな瓶詰めの物を売ってる出店でした。

他にはパンやクッキー、ケーキ、メレンゲ、チーズ、テリーヌやパテなど、スーパーで買うよりは倍近く高いけど、クリスマスだからいいか、と思って買ってしまいそうな物がいろいろ売ってました。

私は秋にジャムやピクルスやチャツネ(味のついたピクルスのようなもの)を作って、ここ2年はヨガのクラスで細々と売ったりしてるのですが、どんなレシピがあるのかとか、ラベルの作り方とか、そしてもちろんどんな値段で売られてるのか、しっかり勉強のために見てきました。

試食を出している出店が大半でしたが、残念なことに日本と同じくイギリスでもノロウィルスが流行っているので、子供たちには試食禁止令を出しました。日本ではデパートの地下ではいつも試食できるそうだけど、イギリスでは試食って言うのはめったに見ません。他の人たちは、ノロウィルスなんてぜんぜん頭にないのか、試食は盛況でしたけどね。

いろいろあったお店の中で一番人気のあったのは贈答用にもできる レトルトパックのインドカレーの出店と、サモサというインドの三角のスナックの屋台でした。ファーマーズマーケットという、いかにもイギリスらしい催しなのに、一番売れてたのがインド料理というのが、またこれも別の意味でイギリスらしい気がしました。

私達はランチ用にパイやパスティーを買い、そのあと屋台でサモサを買ってその場で食べました。サモサの隣に山盛りに盛ってくれたチャツネが辛くてすごくおいしかったので、また並んで瓶詰めを買ったら、ラベルが可愛くてあけるのがもったいなくてまだ窓際に飾っています。



 魚を売ってるのはヨガの生徒さんの漁師さんでした。いかにも漁師という外見なので、地元ではちょっとした有名人です。話をしていると、よかったら魚とヨガ レッスンを交換するよとのことでした。そうか。次回会ったときに、じゃあ魚で払ってもいいよと言ってみようかな。そういえばルイの友達のお父さんも漁師な んですが、娘さんのチェロのレッスン代、お金が無くて魚で払ったこともあるとか。イギリスって魚は高いから、好きな人にはありがたいことですよ。

帰りは駐車場の隣でジャガイモを12.5キロ買いました。デイブが肩に背負って車までしょって行ったのですが、そういうお父さんがたくさんいました。なんか昔風の「クリスマスのために食料を肩一杯背負って帰ってくる親父」の役割をみんな嬉々として演じてるみたいでちょっとおかしかった。ちなみに前を歩いていた若いお父さんの袋はもっと大きかったので、あれは25キロ入りだろうな。12.5キロなら私も軽々車まで運べる自信あるけど、25キロはちょっと嫌やな。



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2012年12月22日土曜日

ペパーちゃんの生い立ち

今朝起きたらべパーちゃんはチャーリーのベッドで寝てました。元気は昨日と同じくらい。すごく元気ではないけど、ぐったりという感じでもなし。でも後ろ足が昨日より腫れています。それでまた隣のおばさんのところに相談に行きました。おばさんはちょうど、叔母さんよりもさらに猫好きな妹さんと電話しているところで、その妹さんとも話しました。

電話のあとで、わざわざおばさんは往診(?)に来てくれました。ペパーちゃんの足やら様子を見て、これなら足を消毒して、しばらく様子を見てもいいんじゃないのということでした。妹さんに言わせると、「獣医に行くと抗生物質の注射をしてくれるけど、そうすると長期的には抵抗力が弱るので、自力で自然治癒できるものならそうしたほうがいい。」とのことでした。

そういうわけで今日も獣医には連れて行きませんでした。今日もずっとルイの部屋で寝てましたが、2回ほどご飯を食べにやってきました。一度外に出て行ったけど、雨だったのでまたすぐに帰ってきました。明日はちょっとよくなってるかなあ。

ペパーちゃんは知人の家からもらってきました。そこは農場なんですが、可哀想なことに、3人目の子供を妊娠しているときに旦那さんが癌になり、出産の数週間後に亡くなったんです。そんなわけで、猫どころではなくて猫が妊娠してることなんてぜんぜん知らずにいたら、いつの間にか子供が6-7匹生まれていて、そのうちの一匹をもらってきました。

母猫はしばらく見ないうちに農場の建物のどこかで出産して、自分で全部育てて、1ヶ月位してちょっと大きくなった頃に、1匹ずつ自分でそこから家のキッチンに運んできたそうです。もっと偉いことに、ちゃんとお母さん猫がトイレのしつけもしていました。すごいですよね。

私達はその直後に選びに行って、またその1ヵ月後くらいにもらいに行きました。もらいに行ったときはお母さんのおっぱいを飲んでいました。その場でもらってきたので、それがお母さんのお乳をもらう最後かと思うと、ちょっと後ろめたく感じたのを覚えています。

明日は日曜なので獣医はお休み。月曜のクリスマスイブはたぶんあいてると思うんだけど、そのあと火曜と水曜はお休みのはずです。 月曜の朝もこんな感じだったら、やっぱり連れて行こうと思います。

そういうわけでなんとなくクリスマス気分になり切れません。

そうそう、そしてこのイングランド南西部は大雨であちこちで洪水やら土崩れが起こっています。鉄道さえ危険なほどで、トーントンというサマセット州の西には特別な用事がない限り行かないようにとアドバイスが出ています。私の住むデボンはサマセット州の西です。

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2012年12月21日金曜日

ペパーちゃんは元気がありません。

昨日朝起きて、いつものようにペパー(猫)の足を拭こうとしたら、血がついていました。よく見ると耳が切れています。たてにセンチくらいの傷ができていて、裂けているみたいです。それで拭いてあげようとしたら外に行ってしまいました。


すごく雨が降っていたので、1時間くらいして探しに行ったら、家の裏のドアの外でじっと座ってました。なので家に入れてソファーに座らせて、そのまま買物に行きました。すごく気になります。獣医に連れて行くべきか。

午後は何度だめといっても、何度も何度もルイの部屋に行って、ルイのベッドで寝たがります。普段はそんなことないんだけど。ルイのベッドは2段ベッドの下なので、ちょうどいい暗さなのかもしれません。仕方がないので、ベッドの上に古いシーツを引いて、夜までそこで休ませました。

夜は無理やり居間のソファーに移動させました。朝からぜんぜん何も食べていないし、水も飲まないし、それに触ると温かいので熱があるに違いありません。それで耳を消毒するついでに人間用の体温計をわきの下に挟むと、逃げもせずじっとしてました。やっぱりすごい高熱。

これは明日は 獣医に連れて行こう。それで夜遅くまで起きて、猫の病気についてのサイトを探したり、獣医の電話番号等を調べていました。

そしたら、急に夜中の2時くらいにのっそりとソファーから起き上がり、餌のあるところまで歩いていって、ムシャムシャといつものドライキャットフードを食べ始めました。そして裏口のそばにあるペパー用の椅子で丸くなりました。

今日から学校が休みなのですが、獣医に電話するために8時半ごろ起きると、ペパーは家にいませんでした。外に探しに行くと、家の外の小屋の台に座って鳥を見ています。歩き回ってはないけど、ちょっと元気そう。普通に起きてます。

でもやっぱり獣医にいくかもしれないので、隣の人の家に、猫用の籠を借りに行きました。この人は今まで何匹も猫を飼ってきたエキスパートのような人です。

そしてそのおばさんにペパーのことを言うと、「やっぱり。」とのこと。昨日の明け方、猫が喧嘩するすごい音が聞こえて、おばさんの猫が血まみれて帰ってきたそうです。その猫は前足の爪が一つなくなって、腫れていたとか。で、一緒にその猫を見に行くと、 まだちょっとびっこを引いてましたが、腫れはずいぶん治っていたみたいでした。

おばさんと一緒に今度はペパーを見に行きました。おばさんは耳の傷をちょっと見て、ペパーの様子を見て、これなら獣医に連れて行かなくても大丈夫と言ってくれました。

そのあとペパーは消えてしまいました。呼んでもお隣を探しに行っても見つかりません。元気になって遊びに行ったのかなあ。

夕方私達が外出から帰ってくると、ルイの部屋でまた寝てました。寝てることは寝てるけど、昨日よりは元気そうです。それでわざわざ買ってきた(普段はドライフード)缶詰のキャットフードをあげると、半分くらい平らげました。でもよく見るとちょっとびっこを轢いてます。

それで足を調べたら、うしろ足が 一つ腫れています。さらに押さえつけてもっと調べると、爪が生えてくる辺りが化膿してるようです。そうか、やっぱり。耳だけで熱が出たりとか具合が悪くなったりとか、へんだと思ったんです。

それでまた押さえつけて、うしろ足を塩水につけて洗ってあげました。熱も測ると、やっぱりまだ高熱なんだけど、1度くらい下がってます。(しかしちゃんとじっとして熱を測らせるので驚きました。掃除機で毛を吸っても嫌がらないんですよ、ペパーは)

今はまたソファーで寝てます。でも頭を上げて熱心にあちこち体をなめていたし(塩味がおいしいのかも?)、昨日よりは元気そう。

明日は午前中は獣医はあいていますが、そのあとはクリスマスの週なのでどうなるかなあ。24時間緊急連絡はできるそうなんだけど。獣医って1回行くと3万円くらいかかるし、できれば避けたいんだけど。でも必要があれば、そうは言ってられません。

明日の朝の様子次第だけど、たぶん大丈夫な気がします。

頭の中で、ペパーちゃんが黄金の光に包まれて元気にしているところを念じています。ペパーちゃんは本来元気の塊の美しい猫で、すぐにまたいつもどおりの元気な猫に戻ります。

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2012年12月20日木曜日

観葉植物の断捨離

「ときめきの片付け」の本のメソッドでの断捨離、思い出の品を最後に一応終わったことになってますが、はたと気がつきました。ハウスプラント。観葉植物です。

一時期はたぶん10個くらい大きいハウスプラントがあったのですが、大きくなりすぎたり、枯れたり、元気がなくなったりで徐々に減らして、今は大きいのが6つとカニサボテンの鉢が二つあるだけでした。

本当にずぼらなもので、ぜんぜん世話しないんですよ。水もまともにやりません。それなのに段々大きくなって、何度か鉢を替えたけど、もうこれ以上は大きい鉢は見つからないというくらいまで大きい鉢に入っていて、それさえも鉢がきつきつです。本当は水はもちろんのこと、肥料を上げて、そして埃っぽくならないように葉をマメに拭いてあげるといいんですけどね。

で、ふと思いました。全然ときめいてないって。それどころか、手間がかかる。でもあるのが当たり前だったから、断捨離なんて考えもしませんでした。それに物と違って一応生きてるから、普通の断捨離対象物のカテゴリー内にも入ってませんでした。

6つあるうちの3つを捨てました。残したものは結構気に入ってます。一つは英語ではweeping fig(でも無花果ではない)って言うんですが、日本語では何か、調べたけどわかりませんでした。ルイを妊娠してるときに2ポンド99でスーパーで買ったんですが、まだ元気に、でもあまり大きくなりすぎずに成長してます。




同じときに買ったユッカは、すごく大きくなりすぎて、数年前にどうしようもなくなって捨てました。

今回3鉢捨てたのはドラゴン・プラントと英語で呼ばれる観葉植物です。一つはロンドンのフラットを買ったとき、1991年にイケアで買いました。ぜんぜん手を掛けてなくて、でもちゃんと育ってくれて、申し訳ない。21年にもなります。すごいですね。
こちらは残すほうのドラゴンプラント

日当たり等の条件が悪いのか、世話しないからか、背ばかりがひょろひょろ伸びて、バランスも見栄えも悪いので、断捨離しました。とりあえずこんな風に外に置いてます。寒いからきっとすぐに死んでしまうんじゃないかな。






さすがに大きくて目立つので、家族が、特にデイブが何か言うかなと思ってましたが、今のとこぜんぜん何も言ってません。もしかしたら同じときにクリスマスツリーを出したので、気づいてないか、それともただ移動させただけと思ってるかもしれません。

場所を取る物ですから、家の中の場所がかなり空きました。

こちらのカニサボテン、考えてみればこちらもルイが生まれる前から持ってます。クリスマスの頃に花が咲くのですが、それ以外は放ったらかし。花が咲くときれいだけど、ほんの2週間くらいのことだし、それ以外のときはただ水をたまにやるのが面倒なだけなので、こちらも花が咲き終わったら、こっそり断捨離するつもりです。


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2012年12月18日火曜日

ツリーをやっと飾りました

昨日やっとクリスマスツリーを飾りました。デボンに越してきた初めての年は本当にほんの数個しか飾りを持ってなかったんだけど、段々数が増えてきて、今は飾りきれないくらい掛ける物があります。おととしまではそれを大体全部飾ってたんだけど、あんまり増えてきたので去年くらいからちょっと控えるようになりました。

今年は特に、木が枝が少なめなので、あんまりごてごて飾らずに、シンプルかつシックに飾ってみようではないかと私と子供達の意見が一致しました。実際にはチャーリーは宿題で忙しく、私とルイ二人で飾りました。

枝が少ないから、木の幹がしっかり見えます。この幹が惚れ惚れするほど見事にまっすぐで、このスカスカのあたりに飾りを多くすると、例年とはちょっと違った、なんとなくシックな木になりました。



向こうが見えるくらいスカスカです

この辺の飾り物はすべてお気に入り。こんな感じで、幹が見えます。スカスカ。



この銀のトナカイと青の星が特に好きです。よく見るとトナカイの右上に天使の輪が飛んでいます。日本では霊だと聞きましたが、こちらで天使だとかスピリットだという人がいます。クリスマスツリーの周りと子供の多いところで写真を撮ると、大体飛んでます。



ついでなので飾らなかったものを断捨離。

子供達が作ったものが多いですね。
今年は「銀と青 」のテーマでいったので、金系の飾りはあまり使いませんでした。でも来年は気が変わる・トレンドが変わるかもしれないので、来年までキープ。

今日チャーリーが、「去年友達からもらった飾りどこかなあ。」と木を探していました。

あ、ごめん。捨てた。。。。。。

でもまだくずかごの中だったのでセーフでした。チャーリーは思ったほどは怒ってませんでした。ほっ。

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2012年12月16日日曜日

クリスマスツリー切り

今日はクリスマスツリーを切りにいってきました。イギリスではプラスチックの人工ツリーを飾る人も多いけど、本物の木を飾る人もまだまだ多いみたいです。この時期にはスーパーやガソリンスタンドや、もちろんガーデンセンターなんかで売ってます。その辺の道路わきで売ってるのもたまに見かけます。

我が家はクリスマス前に家族でツリーを切りに行くというのが行事みたいになってます。毎年楽しみなんだけど、数年は毎年買っていたツリーファームが営業しなくなって、仕方なくその辺で買ってました。40ポンドくらい払ってました。ある年は庭に生えてるのが見つかって、自給自足した年もありました。

今日行った場所は去年初めて見つけたファームだったのですが、行き方を忘れてちょっと迷いました。やっと見つけてたどり着くと、去年は出ていた手製の看板がありません。ちょうど台所の窓から女性が見えたのできいてみると、今年はもう売り切れたとのこと。え~、と思っていたら。「馬鹿でかいのしかのこってないのよ。」とのこと。それなら大丈夫。我が家が欲しいのは大きい木。

そういうとわざわざ台所仕事をやめてファームまで案内してくれました。ツリーを切ってくれるのは去年までチャーリーがお世話になったスクールバスの運転手さんです。

わー、馬鹿でかいとはきいてたけど、これは馬鹿でかい。3メートル以下の木はありません。大きすぎる。なので、大きいのを切って、必要な大きさに短くすることにしました。それでもなかなかいい形のが見つかりません。

木は大体1フット(30センチ)いくらと払うので、3メートルの木を切ったらその分払うのかな。うちは8フィート(2.4メートル)のツリーが欲しいんだけどなあ。そう思っていたら、欲しい分だけ払えばいいシステムのようです。

写真で説明します。




選んだ木を電動のこぎりできってくれます

そして下の部分の余分な枝を切ります
デイブが家から持ってきた8フィートの棒で高さをチェック


この辺の低い木は、残念ながら形が悪い
家にもって帰ったところ。上が長すぎるので、ルイの右手の辺りで切りました
お値段は1フット2ポンドとのこと。8フィートだから16ポンドか。ガーデンセンターで買うと 40ポンドは下らないよなあと思っていたら、なぜか「じゃあ12ポンドで。」ということでした。わあ、すごいお値打ち。


家で夕方デコレーションをしようとしたら、 2本あるライトの1本が壊れてました。日曜なので店も閉まってるし、明日にならないと買えません。ライトをつけてからデコレーションをするので、今日は飾れませんでした。やろうと思ったことが、何か材料等が足りなくて翌日までお預けになるのって、すごくイラッとしませんか?

で、こんな寂しいツリーですが、それでも段々家の中にクリスマスツリーの匂いが漂ってきて、クリスマスらしくなりました。今月日本に行ったときにトランジットしたアムスの空港で買った飾りをかけました。

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2012年12月15日土曜日

トリュフ(Truffle)を作りました。

チャーリーの中学校での初めてのクリスマス。何でも仲良し5人組がいて、クリスマスプレゼントを交換するそうです。それでコストを抑える意味も含めて、何か作ろうということになりました。食べるものを。

それで2冊あるクリスマスプレゼント用のクッキングの本からチャーリーが選んだのはチョコレートのトリュフでした。(英語ではTruffleといいます。) 私としてはジンジャーブレッド(クッキー)かなにか、簡単なものにして欲しかったんだけど。

でもやっぱりクリスマスとなると、何かを作りたくなる性分。今日はほかにいろいろすることがあったので、わざわざ早起きしてまで作りました。

これを折り紙で作った箱に入れて出来上がり。なかなか素敵です。





4つを一箱に入れて、これを5つ作るので、合計最低で20個必要でした。失敗するのとか、家で食べるものを入れて40個作る予定で材料を買ったのですが、結局60個もできました。まあサイズによりますからね。

材料は近くのスーパーアズダで、一番安いその店オリジナルの材料を使って作ったのですが、結局コストパフォーマンスは、そのスーパーでギフト用の小箱に入ったチョコレートを買うのと似たような値段になりました。

でもまあ作るのは楽しいですからね。

箱は一箱しか作ってないので、明日作らないといけません。でもそれもまあ、楽しいですね。

私とチャーリーって性格似てないようで、結構こういうことをするのはすごく好きというのは一致してます。ルイはガーデニングとか料理とかクラフトとか、そんなに興味ないみたい。

1年近く料理のブログを放ったらかしにしていたら、実は結構検索して読まれていることがわかってちょっと驚きました。なので作り方と、過程の写真をそちらに上げときます。下のリンクをご覧ください。

 Ford Farm Kitchen


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2012年12月14日金曜日

冬の散歩

イギリスの冬は雨が多くて気温はそれほど驚くほど低くはないけど、しんしんと骨身にしみる寒さの日が多いです。でも今週は月曜から快晴で、しかも気温がぐっと低くなりました。

冬に快晴だと、すごく寒くなります。朝起きると外は霜で真っ白ランドでした。

昨日もすごくいい天気で、友人とうちの近所を散歩しました。海に行くのは道がぬかるんでるかもしれないので、私の家から村をいくつか抜けて大きい教会まで、合計4キロくらいかな。まあ大した距離ではありませんが、いい運動にはなりました。

こんなにしっかり氷が張ってます。朝の9時半ごろだったというのに道は凍ってる部分も多く、つるつる滑って結構危なかった。坂だったので、車はスリップして危ないだろうなあ。



しかしあれですね。水溜りが凍ってると、なぜかどうして踏みたくなるんですよね。私も友達も。

厩がありました。新築のきれいな厩で、大きい乗馬用の馬にはちゃんと毛布がかけられていました。

さらに歩くと別の草原で馬が2頭、一心不乱に草を食べてました。さっきの馬より小さくて毛が多くて、初めはロバかと思ったほどでした。たぶんこの辺の荒野特産の野生に近いポニー。乗馬用の馬より毛が多くて長くて、毛布なしでも大丈夫そうです。たぶん草がずっと霜で凍っていて、やっと解け出したので、わき目も振らずに食べてるんでしょう。

全体の光景はこんな感じ。海も見えるんですが、この日は見晴らしは今ひとつで、はっきり見えませんでした。

日本から帰ってきて、大阪でいろいろ楽しいことをしておいしいものを食べて、今自分の住んでる田舎について、ちょっとなあ・・・・って気分になってました。このビデフォードっていう田舎町がなんか気がめいるんですよね。それに人間関係も、あまりにもみんながみんなを知りすぎてるのも、風通しが悪くてちょっとうんざり。

でもこうして散歩してみて、やっぱり田舎の美しさを堪能しました。ほぼコストなしでこんな素晴らしい所にいつでも(天気さえ良ければ)いけるなんて、やっぱり素晴らしい。

ところで余談ですが、歩いた距離がどのくらいかなあと思ってグーグルマップで見てみたら、私の家の名前が載ってました。Three Acornsといいます。(田舎では道に名前もないし、家に番号もありません。住所は村の名前と家の名前だけです。)

といっても、実はちょっと地図の上の場所が違うんですけどね。そういえば私の家って、サテライトナビでも見つけられないみたいで、配達の人からよく道に迷ったから教えてくれと電話かかってきます。

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