2013年1月31日木曜日

ビル・ゲイツのレクチャー

昨日、クリスマスにテレビでやっていたビル・ゲイツのレクチャー(スピーチといったほうがわかりやすいか)の再放送をやっていました。題は Impatient Optimist(せっかちな楽観主義者)。 ビル・ゲイツは言うまでもなくマイクロソフトの創始者で発明家で、そしてビジネスマンとして有名ですが、実は多額のお金を慈善事業に篤志家としても知られています。

レクチャーの内容は、彼が関わっているポリオ撲滅についてです。御存知のように先進国ではポリオは赤ちゃんのときにワクチンを飲みます。それだけでなく、ここ数十年は後進国でも、地元政府、地元エージェンシーなどの、考えられないような 努力のおかげで、世界中のほとんどの国々でワクチンが行き渡りました。

インドでの写真を紹介していたのですが、田舎の未開の村では村が雨季の間中浸水してしまうところなどもあり、そういうところを腰まで泥水に浸かりながら、ワクチンを頭に抱えて、保険委員達が村を訪ねます。

それで今では世界中で、アフガニスタン、パキスタン、ナイジェリアだけがまだポリオの危険のある国となりました。

でもこの最後の1マイルが長い1マイルだとのことです。ポリオは天然痘と違って、保菌者の1パーセントだけが発病するので、保菌者を隔離することが難しく、土地続きの国では、簡単に国から国に感染が広がる可能性があるからです。

それでも、2016年までには、ポリオは撲滅できる可能性があるし、撲滅させなければいけないと言ってました。

天然痘に続いて、ポリオを世界から絶滅すること。もう誰もワクチンすら飲まなくてよくなること。貧乏な人もお金持ちも、先進国も後進国も、誰もポリオにかからない。これほど公平なことはないし、人類の努力の歴史のすごいマイルストーンとなるはずです。

しかもすごいと思うのは、ビルゲイツの夢。彼くらいの人になれば、そんな大きい夢を抱けるんだなあ。そしてそれが実現できる。もうすでに手が届くところまで来ている。

事業で成功して、素晴らしい発明をして、大金持ちになって。そうなったら、豪邸を建てたい、ヨットとプライベートジェットが欲しい。島を買いたい。それはそれでいいことだと思うけど、それよりも「ポリオを撲滅させたい。」。そんな夢が描けるなんて。

ビルゲイツに限らず、スティーブジョブズでもリチャードブランソンでも、やっぱりすごい事業家は、すごく楽観的だし、素晴らしいビジョンを抱いています。普通人には見れないような夢を見る能力があると言ってもいいかもしれない。だから、みんな彼らの話を聞きたがるんですね。

ところで知っていましたか?世界の子供の死亡率は過去50年で75パーセント下がったそうです。そして世界の貧困率は過去20年で50パーセント減だそうです。

80年代にボブゲルドフがバンドエイドをやって、それでもやっぱりアフリカなどで局地的な飢饉の話はしょっちゅう聞かれるから、どんなに募金しても焼け石に水のような気になるときもあるけど、そうじゃなかったんだなあ。

世の中は段々悪くなっていると思い込んでいる人が多いけど、そんなことはない。世の中はこんなにもすごいスピードでよくなってるんですよ。しかもこういうことは加速がかかるから、そのよくなるスピードはさらに速くなっているはずです。

ではよろしければこちらのクリックお願いいたします。

 
人気ブログランキングへ

可愛い買物

昨日ルイの調理実習のために買うものがあってスーパーに行きました。ASDAという大きいスーパー。で、ここはアウトレットのショッピングモールの真横、というか同じ敷地にあります。普段は週に一度山ほど買うので、とてもアウトレットを見るなんて精神的にも体力的にも余裕ないんですが、昨日は買うものが少しだったので、アウトレットも覗いてみました。目的は買物ではなく、エイブラハムの本に出ている、「リッチになるためのエクササイズ。」

で、このエクササイズのほうはまた明日書くとして、今日はまず余談のほう。

(このブログは、実は案外子持ちの主婦という読者の方が少ないようなので、今日の話題はしょうもない主婦のつぶやき と思われるかもしれませんが・・・。)

上記のエクササイズのために、普段はあんまり見ないような店をじっくり覗いてみました。そのうちのひとつがカード屋さん。イギリス人は誕生日やらクリスマスやら、何かというとカードを送りたがるので、カード屋というのがどの街にも存在します。本当に100種類以上のカードが並んでいて、そのほかにラッピングだとかリボンだとか、ギフト関係ものが売ってます。この店の場合は、ほかにキャンドルだとかポプリやらぬいぐるみとか、ちょっとしたプレゼントっぽいものも売ってます。しかもアウトレットなので、普通の店より安い。

この日は別にカードを買う予定はなかったんだけど、前回来た時になかなか素敵なデザインのカードがおいてあったので、何か良い物はないかなあとぐるっと回っていると、こんなものを見つけました。





イギリスではスヌーピーは、一応誰でも知ってるけど、そんなに人気があるキャラクターではありません。これだけでなく、ノートセットとかカードセットとか、同じデザインのものが4種類くらい売ってました。見てみると、やっぱり値段がドルで印刷してあったので、アメリカからの輸入物です。

私は子供のころすごくスヌーピーが好きだったんです。小学校6年の頃にハローキティーが登場して(ちなみにこれはイギリスで10年位前からすごい人気がある)、ファンシーグッズショップだとかキャラクター文具などが出てきたのもその頃でした。周りの友達はキティーちゃんとかパティー&ジミーなんかを集めてましたが、私はスヌーピーでした。

中学だとか高校とかになってキャラクターグッズを持たないようになっても、やっぱりスヌーピーのグッズは好きでした。大学のときもスヌーピーのダイアリーとか使ってたなあ。

しかもこの写真の物は、Post-itなのです。これは登録商標か。付箋紙といったらいいのか。英語では Sticky notes(くっつくメモ)などと呼ばれてます。そしてこれはごくごく緩くですが・・・・私は実はこのPost-itも好きなんです。集めるほどではないけど。

なのでスヌーピーのSticky notes、買ってしまいました。

それだけのことなんだけど、実は結構迷ったのです。(ここからが主婦的。)だってこれはれっきとした無駄遣い。確かに可愛いけど、付箋紙なんて引き出しにまだ使ってないのが5つくらい転がってるはずだし、そもそも会社じゃないんだから、くっつきメモなんて必要ないんです。しかも電話の近くなどに置いておいたら、無神経な家族が勝手に、少しもその可愛さを気にもかけず大量に使って、すぐになくなるのは目に見えてます。

それに最近断捨離を終えた者としては、家の中に不必要なものを入れるのは断固阻まなければいけません。

値段はアウトレットなので、5.99ポンドから2.99ポンドに下がってました。5.99なら絶対に買わないと思う。3ポンドは微妙。大したお金ではないけど、でも、お金がかかる子供が二人いる身としては、安いからといっていくらでも買える立場ではない。

でもやっぱり可愛いなあ。それにいつかは使うし。場所もそんなに取らないし。そもそも私が最後に無駄遣いしたのなんていつ?

あ、いかんいかん。そういえば1月はジャヌアリーセールで、コートやらワンピースやら買ったんだった。お金も使いすぎているし、物も増えすぎてるよ。

でもでも・・・・3ポンドくらい・・・・

というわけで、こうして写真にあるように買って来ました。たった3ポンドのことなのに結構何分も迷って、一度店を出てスーパーでの買物を済ませて、戻って買いました。

で、ここにこうしてブログに書くくらい気に入って、ウキウキしてます。

子供のいる家庭の人は、収入の多さに限らず、結構似たような事を考えるんじゃないかと思うんですがどうでしょう。たぶん、自分のことにお金を使うことになれてないので、ちょっとした後ろめたさというかもあるし。自分で稼いだお金なのにさ!

子供のいない人には理解できないことなのでしょうか?でも独身のときも、銀行に勤めていたときも、結構小金を使うときは考えて使ってたような記憶もあるけどなあ。性格かな。

ではよろしければ、一銭のお礼も出来ませんが、こちらのボタンをクリックいただけると嬉しいです。
 
人気ブログランキングへ

2013年1月29日火曜日

「戦争と平和」読み終わりました

今回は退屈な戦争の場面もぜんぜん飛ばさずに丁寧に読んで、いよいよ最後のエピローグの章にたどり着いたんですが、ここで挫折しました。最後の80ページほど、トルストイの戦争観やナポレオン戦争についての歴史観が書かれてます。はっきり言って、この部分は小説ですらありませんでした。なのでこの部分を飛ばした・・・・というか、読まずに本を置きました。

長い長い話なので詳細は避けますが、トルストイの一番すごいところは、登場人物やイベントの描写です。特に半ば以降、ロストフ家の若い人たちが狩猟したり、クリスマスに仮装して出かけたりというその高揚と興奮の場面など、まるで登場人物の上気した頬の色と白い息が手に取るように感じられました。

小説の最後は主人公のピエールとナターシャの結婚生活と、ナターシャの兄のニコライと公爵令嬢マリアの結婚生活の描写で終わります。

誠実で正直者でありながら放蕩癖のあったピエールはすっかり家庭人になり、若々しく生命力に溢れていたナターシャは、5人の子供を育てるしっかり物のお母さんとなり、旦那ピエールを尻に敷きます。現実的で実務力のあるニコライは傾きかけた家庭の財政を立て直し、美人ではないものの心の気高い妻と、お互い理解しあえないながらも尊敬尊重しあい、こちらも子宝に恵まれ、「幸福な」家庭を築きます。ハッピーエンドというわけです。

でも、この「幸福な家庭」というところが引っかかるというか、トルストイは、こういうのを幸せな家庭のある形の一つとして描いてるんだけど、現代人の私達にとっては、うらやましいような幸せさとは言えないですね。むしろ私には、ここに描かれている結婚なんて、配偶者のために自分を殺していて 息苦しそう。そして退屈そう。

偶然なのか意図的なのか、たぶん意図的だと思うけど、小説の初めのほうで、戦争で早死にしてしまうピエールの親友のアンドレイ(妻帯者)がピエールに、 「君、絶対に、絶対に結婚しちゃいかんよ。」という場面が、すごく強く印象に残ります。

そこから最後に至るまで、ハーレクインロマンス(なんてものがまだ日本にあるのかな)顔負けのすごい紆余曲折があるわけです。

でも150年くらい前に書かれた小説ですからね。その頃の結婚観は、やっぱり今とは違うもんなあ・・・と思いきや、実はトルストイの「戦争と平和」の次の小説は、世紀のよろめき小説の「アンナカレーニナ」。そこでトルストイは、「平和で幸せな結婚」像を、これでもかこれでもかとぶち壊します。

解説によると、トルストイも若い頃はすごく幸福な結婚生活を送ったものの、結局は妻を捨てて何度も家出して、 最後は家出先で野たれ死んだとか。なので彼自身の結婚観も変わったのかもしれませんね。

素晴らしい名作であることは間違い無し。でも、とってもいい小説ですから是非読んでみてください・・・・とは、簡単にはお勧めできない小説です。長くても大丈夫という人や、活字中毒で小説は長ければ長いほどいいという人は是非どうぞ。

ではよろしければこちらのクリックお願いいたします。
 
ヨーロッパ(海外生活・情報) ブログランキングへ

2013年1月28日月曜日

洪水

昨日も書いたとおり、土曜にイングランド北部のマンチェスターの近くのチェシャーと言うところに行ってました。私達が住むのは南西部のデボンなので、距離にしたら往復500マイル、800キロくらいでした。

イギリスは先週は寒波であちこちで雪が降りました。ここデボンでも東のほうとか荒野はかなり降ったみたいでしたが、我々の住む場所はほんの僅かな差で大雪は免れました。かすかな被害といえば、スクールバスが来なかったことくらい。

金曜には気温は3度くらいまで上がり、週末には雨が降って気温も10度近くまで上がるとの予報でした。

土曜は私達が家をでた昼ごろは10度くらい気温も上がり、太陽まで出ていました。それでも北に向かうにしたがって雲が厚くなり、3時間くらいするとあたりはまだ雪景色でした。そり遊びが出来るくらいかなりしっかり積もってました。

デイブのお父さんの住む街に着いて、住宅街を運転していても歩道にまだたくさん雪が残ってます。これってすごく危ないと思うんだけど、誰も除雪しないのかなあ。自治体にそこまでするお金がないとのことですが、こんなのみんなが個人で自分の家の前だけ除雪すれば滑らずに歩けるのに。

で、その土曜の夜に激しく雨が降りました。そして日曜の朝は雪はすっかりなくなっていました。お昼ごはんをデイブのお父さんと食べる約束になっていたので約束のレストランまで行こうとすると、道がすごい水浸し。一つ目の水溜りは何とか徐行して通れましたが、二つ目は通ってる途中で、水面が車の床の上まで来ていることがわかったので、バックして引き返しました。

その後何とかレストランに行って食事をして、デボンの家路につきましたが、所によってはすごい洪水になってました。牧草地の中を川が通ってるかと思ったら、そこは溢れた水が流れているだけでした。入り口のゲートやフェンスの一番上まで水に浸かってる農地もいろいろ見ました。
 
イギリスってこの夏晴れ間がほとんどなくて、地面がぜんぜん乾かなかったんです。そのところに秋から雨が降り続いていてあちこちで洪水になってました。この近所でも、洪水の被害にあうなんて考えられないような街が水面下に沈みました。南デボンの鉄道もレールが流されてしばらく運休になっていたし。

今回激寒から急に温度が上がって雪が溶けると、きっとさらにひどいことになるだろうとは予想されてたんですけどね。

しかも今は暴風警報がでています。車のハンドブレーキを今もう一度確認してきましたけど、後はもう枝とか瓦だとかが込んでこないことを祈るのみです。


ネットからの写真ですが、こんな感じで車でこわごわ水の中を通ります。

牧草地も水の下

クリスマス前の隣町
 こちらのブログランキングのボタンのクリック、お願いできると嬉しいです。
 
海外生活・情報 ブログランキングへ

2013年1月27日日曜日

肥満の家系?

この週末デイブのお父さんの80歳の誕生日パーティーで、デイブの実家のあるイギリス北部のチェシャーというところに行ってました。車で4時間以上かかります。

パーティーは家族だけと言うことでしたが、50人くらい人が来てました。デイブの兄弟が5人だし、お父さん自体が8人兄弟。だから兄弟とか子供とか孫とかだけでかなりの人数で、しかもその上お父さんの新しい彼女の家族も来て、その人自体が6人の子持ちで、その6人がそれぞれ配偶者や子供をつれてきたから、そりゃ50人くらいになります。

イギリス北部というのはやっぱり私の住むイギリス南西部とは微妙にカルチャーが違うのですが、その一つが喫煙。デボンではタバコを吸う人は今はほとんど見かけませんが、北部では昔から喫煙者が大多数でした。初めてデイブの実家に行った15年位前は本当にデイブの家族はほぼみんな吸ってました。

その後イギリスでは公衆の場所でタバコを吸えなくなり、 タバコを吸う人は減ったようです。デイブの家族でも、やめる人が増えてきました。しかも昨日の会場になったデイブのお兄さんの家は最近改築して禁煙になったので、もちろん誰も吸いませんでした。

それで昨日気づいたのですが、50人くらいの大人で、ほとんどみんなが肥満なんです。日本の規準で言えば完全に肥満。でもイギリスの基準で言えば、普通に太いくらいです。細いのは孫の世代のティーンエージャー達くらい。孫でも20代後半の孫達はやっぱり太ってました。

いや、こわーくなりましたよ。だってこの人たち、ほとんどの人たちを15年位前から知ってるんですから。昔から太ってた人もいたけど、前回あった時はぜんぜん太くなかったのにという人も10人くらいいました。本当に人間って油断したらすぐ太って、そしてその時点で対処しないと、もうどうしようもなく太り続けるんですね。

それから年齢的に、孫達を除けはみんな40代後半から上の年だったし、もしも本当にタバコをやめた人が多いんだったら、それもあるかもしれません。それからこれが家族の集まりということを考えると、遺伝的要素もあるのかも? デイブとデイブの妹さんだけは太ってませんが。

私もこの週末はいろいろ食べてしまいましたが、明日からしっかりダイエットしよ。




ではよろしければこちらのクリックお願いいたします。
 
人気ブログランキングへ

2013年1月25日金曜日

レッグウォーマーとゆたんぽ

過去5年ほど日本には夏しか帰ったこと無かったのですが、11月の末に母の手術で日本に行きました。その時に店でもこもこグッズをたくさん見ました。毎年冬になるとこういうものが売っているのか、それとも今年の流行かは不明。近所のスーパーでも置いてあったし、300円均一の店とか、いろいろありました。ユニクロももこもこではなかったけど、温かそうなものがたくさん並んでました。それであまりの可愛さに負けてもこもこも毛糸のパンツとかハイソックスとかいろいろ買って来ました。

その時に買わなかったのがレッグウォーマー。もしかしたら日本では売ってなかったのかもしれません。イギリスに帰って来てジーンズの下の足元が寒いなあと思ったので、店で探しましたが 、やっぱり売ってませんでした。

それでネットで調べると、バレエウエアの会社が何種類か売ってたので2枚買いました。履いてみると、もう手放せません。それでネットでもう一つ別のものを買い、その後近所の店で見つけてまた1枚。合計4枚買いました。

その頃日本の母と電話で話していて、母も足元が寒いということを言ってました。それで私がレッグウォーマーを買って、快適だという話をしたのですが、たぶんLeg Warmerとは何のことかわからなかったみたいでした。それでちょうど今月母の誕生日なので、近所の店で2足買ってプレゼントに送りました。

今週届いた様で、温かいと喜んでくれてます。

イギリスはここ1週間くらい雪が降るくらいすごく寒いのですが、今日チャーリーの足元が寒そうだったので、私の可愛いジャガード模様のレッグウォーマーを貸してあげると、すごく気に入ったようでした。おしゃれなチャーリーは私のようにジーンズの下にではなく、スリムジーンズの上につけてます。

そしてルイ。ルイは今週の火曜からインフルエンザにかかった様で学校を休んでます。今日は昼間ちょっと熱が下がったんだけど、夕方また40度近くまで上がりました。夜お風呂上りに足元が寒そうで、パジャマの裾を靴下の中に入れていたので、 ルイにも青いレッグウォーマーを貸して上げあると、すごく気に入ったようでそのままつけたまま寝てしまいました。

ここ1ヶ月ほどで結局6足レッグウォーマーを買ったのですが、手元に残ってるのは2足だけになっちゃいました。なかなか売ってないくらい人気ないのに、この短期間に4人も信奉者ができました。

そうそう、そういえば、湯たんぽもそうです。私は冬は湯たんぽして寝るのですが、今寒波が来てるので、子供達も湯たんぽで寝てます。おととい、ぜんぜん寒がりではなくて冬でもTシャツのデイブが、ぼく用の湯たんぽもあるかなと聞くので、古いのを貸してあげたら、翌朝無茶苦茶感動してました。よっぽど温かくて快適だった見たい。

湯たんぽってそうなんですよ。イギリスには電気あんかがないのですが、ロンドンに住んでるときに日本人の友達から湯たんぽのことを教えてもらいました。今はセントラルヒーティングのある家が多いので、イギリス人にはあんまり人気無いようです。それで初めて使ってみて大感動。寒いイギリスの夜に、こんなにありがたいものがあるとは。しかも徐々にぬるくなるので、日本のあんかよりも熱くなりすぎないし、快適です。

それでその後アメリカ人の友人に湯たんぽをあげたら、これも無茶苦茶感動されました。こんな素晴らしいものを今まで知らなかったなんて。もう僕は湯たんぽなしでロンドンで暮らせないとまで言われました。

そうそう・・・寒いところで温かいものを使う。これって本当に幸せですよねえ。

そう考えるとコタツが恋しいかな。我が家は家では靴を脱ぐので、十分居間のカーペットににコタツを置くことは考えられるんだけど、イギリスで見たことは一度もないですね。コタツのあるイギリスに住む日本人家庭ってあるのかな。

ではよろしければこちらのクリックお願いします。
 
ヨーロッパ(海外生活・情報) ブログランキングへ

2013年1月24日木曜日

時計の不思議 その2

しばらく前に腕時計のできない人の話を書いた事があります。ある人が、自分が腕時計をすると必ず止まるという話をしていたので、その話を別の人にしたら、「私も、私の父もそうよ。」と言われたと言う話です。

私も11月に日本に行ってから時計がいろいろへんなんです。まず入院中の母の腕時計が止まりました。 手術の後だったのでいろいろ管が入っていたり機械に繋がれていたりしたから、それで関係あるのかも?

その後イギリスに帰って来て、自分の部屋でヨガをしていると、見ている目の前でベッドの枕元においてあった時計が止まったんです。本当に秒針が止まって動かなくなりました。それでちょっといじるとまた動き始めました。

その後年が明けて、しばらく用心して目覚ましを二つかけて寝ていたのですが、ある晩 やっぱり大丈夫そうと思って一つだけかけて寝ると、案の定夜中に30分時間が遅れていました。

そして昨日。ヨガのクラス中、これも見ているうちに腕時計が止まりました。そしてこちらも少しいじったらまた動き出しました。

なんかへんだなあと思いながら、昨日いろいろネットで調べて、一応念のためにまた目覚まし時計を二つかけて寝たら、また一つが夜中に30分遅れてました。

ネットによると、時計が止まる人というのがやっぱりいるそうです。何か体内を流れる電流の関係で、電池のバッテリーが普通の何十倍も早くなるなるそうです。そういう人がいると、置時計も止まったりするとか。

そしてさらに調べると、こういう人は臨死体験をした事のある人に多いんですって。あと、ヒーリングが出来る人にも多いそうです。そういえば知人で、ある日突然敗血病になって死にかけた人がいるのですが、それ以来霊感がついて、結局ロンドンの大学院をやめて霊媒・ヒーラーになった人がいました。その人が時計をするとどうなるかについては聞いたことないけど、何にも言ってなかったな。

目覚まし時計のほうは自分で電池を替えられるので今日新しいのを買ってきました。これで解決するかな。腕時計のほうも次に街に行くときに時計屋さんに持っていこうと思います。でも数年前仲のいい友人が死んだすぐあとにこの腕時計が動かなくなったので時計屋さんに持っていったら、電池は大丈夫ですよ、変ですねと言われたことがありました。それ以来また動き出して普通に動いてたんだけど。

まあこちらの目覚ましも腕時計もすごく古いので、もしかして寿命かなあ。

ではよろしければこちらのボタンのクリックお願いいたします。

ヨーロッパ(海外生活・情報) ブログランキングへ

2013年1月22日火曜日

戦争と平和とプリンス・ハリー

去年の末からトルストイの戦争と平和を読んでます。この本は背景は1810年前後のナポレオンのロシア侵略です。戦争のことばりが書いてあるわけじゃなくて、当時のモスクワとペテルブルグの人間模様やロマンスも大きいテーマになってます。

昔(今から15年以上も前)に読んだときは、ロマンスや人間ドラマのほうばかり記憶にあって、たぶん戦争の場面や戦略的なものや歴史的解釈ははしょって読んだんじゃないかと思います。正直言って、この本を読む大半の人はそうするんじゃないかと思う。

だってナポレオン率いるフランス軍の人事の話や、ロシア軍がどうやって陣地を選んだかなど、あんまり興味を引きませんからね。しかもロシア人の名前だけでも長いのに、地名まで一々頭に入れて読んでられません。

でも私は今は日本語の本がほとんど手に入らない環境にいるので、1ページずつゆっくり読んでます。なので戦争の部分もぜんぜん飛ばさずに。

トルストイの戦争に関する描写とか解釈とか、本当にこの人は文豪で天才。何がすごいって、視点になんの偏見も曇りのないんです。

戦争なので人がたくさん死ぬし、殺されます。ばたばたとあっさり死んでいく場面もある一方、主な登場人物の死に関しては、それが貴族であれ百姓であれ、個人的な詳細と感情、家族の苦しみが書かれています。まるでゲームのように、Life is cheapと言う感じで死ぬ登場人物もいるし、その死にいたるまでの葛藤や精神状態が何10ページにも書かれていたりします。

殺すほうも「フランス兵を20人くらい叩き殺しときました。」なんて描写もあれば、弱った捕虜を射殺しなければいけなかった兵士の苦悩が描かれていたり。

でも一番すごいなあと思うのは、若い兵士達が、どれだけ戦争で生き生きと、水を得た魚のように心を弾ませたり、意気高揚させたりしているかという場面を描く視点です。若い兵士だけではなく、恋に破れた主人公の一人が、戦いに身を投じることで活力を得る場面や、戦闘前夜の兵士達の高揚した雰囲気など、幾たびか描かれています。

そしてその一方で、貴族や百姓たちの個人レベルでの苦しみや、無益に死んでいく双方の兵隊達の話し、捕虜達の苦しみなど、戦争の無残さもたっぷり出てきます。

戦争の無残さについてはどんな本にも映画にも出てきますが、戦争がどれだけ人間に活力を与えるか。それについて正直に描かれている場面って、こんな古典小説でも少ないし、ましてや戦後の日本ではタブーですからね。私も正直言って、ここ数年前まで、そんなこと思いもつきませんでした。(初めてそれを考えたのは、ニコールキッドマンとジュード・ローの主演したCold Mountainと言う映画を見たとき。)

そんなこと思っていたら、数日前のエイブラハムからの今日の言葉にこんなことが書いてありました。

Don't worry about those who are fignting in the war. They are more alive than you.
 (戦っている兵隊達について心配するな。彼らはあなたよりも生き生きとしている。)

そういえば、今日はニュースでアフガニスタンで軍務についているイギリスのプリンス・ハリー(ダイアナ妃の次男) についてレポートしてました。彼のアフガンでのキャンプや暮らしぶりについてのビデオがちょっと流れていました。普通の若い兵士に混じって、普通に命の危険にさらされながら勤務しているとのことで、「必要があれば敵を殺しもした。」とコメントがあったそうです。

プリンス・ハリー。軍務を終えてイギリスに帰ってきたら、すべての生活が退屈で怠惰でつまらなく思えるんじゃないかなあ。普通人でも、日常生活のしがらみが嫌になるときがいろいろあるのに。兵隊生活から宮殿での皇室暮らし。どうなるんでしょうね。

ではよろしければこちらのクリックお願いいたします。
 
ヨーロッパ(海外生活・情報) ブログランキングへ

2013年1月20日日曜日

藤浪君の両親

野球に興味のない方は御存じないでしょうが、去年のドラフト会議で阪神には今年藤浪君という凄い選手が入りました。大阪桐蔭という高校で甲子園で連続優勝した投手です。

身長がなんと197センチですって。阪神で一番大きいアメリカ人選手でそのくらいだったと思います。日本人では一番大きい新井さんで191センチだったかな。まあとにかく日本人でそんなに背があったら無茶苦茶目立つでしょうね。イギリスだって目立ちますよ。

正式に阪神のユニフォームを着て練習できるのは2月からだそうで、今は新人合同キャンプと言うのをやっていて、今年の新人6人で練習しているそうなのですが、とにかくマスコミがすごい。まさに箸の上げ下ろしまでニュースにされています。まあこの時期野球やってないし、他のプロ選手は勝手に自主トレとかマスコミに出てこないから、スポーツ新聞社なんて本当に書く記事に餓えてるんでしょうね。

関係ないですが、スポーツ新聞って、ただでさえどうでもいいようなことで一面見出しの記事のタイトルが10センチX10センチくらいのびっくりするような大きい活字で書いてあるので、よくだまされてしまいます。

まあそれはいいんですが、そんなによくマスコミにでてくるので、藤浪君の御両親も時々取り上げられます。これがね、48歳ですって。

そりゃそうだよね。藤波君はまだ高校3年生で18歳。30歳のときに産んだって48歳です。

私も今年3月で48歳になります。ほぼ同じ年。なんかこれは二つの意味で感慨深いです。まずは単純に、そうか、私も年食ったなあという気持ち。そうか、我々の世代ってそろそろ子供達が活躍する年代なんだなあってこと。

そしてもう一つは自分の息子、ルイちゃんのこと。ルイちゃんなんて書いてるけど、もう14歳です。イギリスの中学の3年目なので、日本で言えば中学3年生ですよね。今年の9月からは高校生ということになります。

ということは、本当にあと数年で、藤浪くんの様にプロ野球選手になれるような年になるということ。

まあアマチュアスポーツではもっと早くから注目されたりオリンピックに出たりする人もたくさんいるんだけど、プロと言う職業につくというのは、またアマチュアとは違う厳しさがあるからね。

そう考えると、ルイちゃんも後数年で社会人になってもおかしくない年なんだなあ。

ところで昨日は水泳クラブの年に一度の表彰式でした。たくさんトロフィーをもらって帰ってきました。こちらがルイとチャーリー二人の二人分のトロフィーです。


ルイは蜂の仮装で行きました。


ではよろしければこちらのクリックお願いいたします。

ヨーロッパ(海外生活・情報) ブログランキングへ

2013年1月18日金曜日

雪景色

火曜は午後久しぶりに晴れたので、ちょっと庭に出て見ました。畑は雑草で荒れ放題。でも秋に植えたガーリックが芽が出て10センチくらいに育ってました。今年は雨がすごくて、まるで畑が秋からずっと水田のようになってたので、もう芽が出ないかなあとあきらめてました。でもちゃんとでるんですね。

それから秋にルーバーブという野菜の根を4つ植えたのですが、それはなぜか植えたのとは違う場所(20センチくらいずれた場所)に芽を出してました。こちらはもしかして流されたとか?

芝生というか草の中には水仙の芽も伸びてきていたし、夕方も昨日は5時でもまだ明るかったです。そういえば冬至からもう1ヶ月くらいになりますからね。

冬至を過ぎるとイギリスでは一日4分ずつ日が長くなるそうです。ということは朝2分夕2分。2分くらい日が落ちるのが遅くなってもぜんぜん気がつかないけど、考えてみれば1週間で15分。15分日が長くなると、やっぱり違います。冬至からは1時間くらい日が暮れるのが遅くなってる計算。

でも冬って2月が一番寒いし、実際にはこれからいよいよ本番という感じです。そう考えてみれば、「冬来たりなば春遠からじ。」って本当にぴったりの表現。いよいよ本格的な冬の到来と言う頃にすでに春の気配は届いてるんですからね。

・・・・・・そんなことを考えていたら、 今朝起きると雪景色でした。夜中に降るとは聞いていたんだけど、昨晩1時過ぎに寝たときもまだぜんぜん雪なんて降ってなくて、雪なんて信じられないくらいでした。でも朝起きてカーテンを開けると、窓に5センチくらい積もってました。

イギリスは雪に弱いので、こういうことがあるとすぐ休校になります。それで朝ごはんを食べながらラジオを聴いてましたが、たくさん読み上げられる休校になった学校の中に、ルイとチャーリーの名前は入ってませんでした。

で、いつもどおりスクールバスに乗るために出かけていきましたが、30分ほどして帰ってきました。バスが来なかったんです。雪に濡れてすごく寒そうでした。それで車で連れて行きました。

10時過ぎにはみぞれになり、私のヨガのクラスも普通どおり営業しました。(でも生徒さんは少なかったです。)その後用事があり町の郵便局まで車で行ったら、もうみぞれどころか普通の雨で、雪なんてすっかり解けて気配もありませんでした。

それで普通にスクールバスで帰ってくるものと思っていたら、チャーリーから電話でバスが来ないから迎えに来てとのこと。一体どうなってるんでしょうね?雪を口実にサボってるとしか思えません。しかも何の連絡もないんですから、困った物です。携帯電話が無かったら一体どうしたらいいの?

ではよろしければこちらのクリックお願いできると嬉しいです。雪景色の写真も載せましたので一緒にご覧ください。



 
人気ブログランキングへ
朝8時ごろ。やっと明るくなってきました。

昼ごろのうちの庭。街中はぜんぜん雪は残ってませんでした。


同じく昼ごろ。私の寝室の窓、こんなに雪が積もってます。窓のすぐ近くにベッドがあるので、そら寒いわ。

ペパーのこんな変な写真見つかったので、関係ないけどのせときます。

ペットらしく人間に抱かれてがまんしているペパー



2013年1月17日木曜日

Bless You

日本でくしゃみしても、別に周りの人は何も言ってくれないですよね。イギリスではBless Youと言ってくれます。God Bless Youの略で、神の御加護がありますようにという意味ですが、もちろん誰もそんな意味、意識して使ってません。

誰が言ってくれるかというと、周りの人です。家族や友人といるときは当然ですが、仕事場や学校など、別に親しくなくても誰かがくしゃみをしたら言います。電車の中とか店の中とか、ぜんぜん知らない人が言ってくれる事もあります。言わなくてもいいけど、別に言っても全然おかしくない。言われた人はThank youといってにっこりします。

これっていいですよね。日本ならくしゃみしても別に何もいいませんよね。

こうして考えると、日本とイギリスでは、挨拶したり言葉を交わす場面が違うことが多々あります。

たとえばイギリスにないのは「いただきます。」と「ご馳走様。」。いただきますの方は、みんなそろって食べ始めなければいけないと言う考えがないので、結構ばらばらに食べ始めたりします。さすがに食後は、食べ終わって勝手に席を立ったりする人はいないですけど。 (子供はそれをして、怒られる。)

これは私はまだ馴染まないですね。うちでは子供たちは日本語がぜんぜん出来ないときから必ずいただきます、ご馳走様は言ってました。しつけとかいうんじゃなくて、食べ始めるときと食べ終わりには、何か言わないと私は落ち着かないんです。イタリア語ではBon apetiteと言うので、ヨーロッパの他の国では言うのかな。

「行って来ます」と「ただいま」もありません。ただバーイとハローというだけ。でも出かける人に Have a good day! などと言ったりしますが、これはいいですね。日本語では気をつけてねって言うけど、これは「世間は危ないところだから、気をつけないといけないよ。」といってる感じがするし。

いただきますといえば、日本語で誰かがそう言ったら、普通周りの人は何も言わないけど、京都では「よろしゅおあがり。」と言うそうです。大阪ではそんなの聞いたことないし、本当に京都で使われてるのかは不明。でも「いただきます」「よろしゅおあがり」というのは、なんとなくいい受け答えのような感じがします。

御馳走様の後は、「お粗末さまでした」とか「どうも」とか、何か言うにしても今ひとつこれといった決まり文句がないと思うのですが、何か知っている人がいたら、是非コメントしてください。

ところでうちの母は朝「おはようさん」と言います。そしたら数年前の夏日本で過ごした子供たちは夜寝る前「おやすみさん」と言うようになってました。 「おはよう」にさんがつくなら、「おやすみ」もと思ったのでしょうね。

ではよろしければこちらのクリックお願いします。ではみなさん、私はこれからおやすみさんです。

ヨーロッパ(海外生活・情報) ブログランキングへ

2013年1月15日火曜日

クロールのコツと猫の写真

皆さん泳ぐときって何で泳ぎますか?たいていの大人はプールにたまに行くと、平泳ぎですよね。私も大体平泳ぎです。平だったら最高2キロ泳いだことがあります。1キロならきっと軽く泳げると思う。

でもクロールがぜんぜんできなかったんですよ。

私は小学校から高校まで、25メートルプールがあるという、イギリスに住む今から思えばすごく恵まれた水泳環境にいたのに、子供の頃は水泳が嫌いで嫌いで、とにかくサボりまくってました。 それで高校3年のときに学校で特訓に行かされて、初めて平泳ぎで50メートル泳げるようになりました。

それからたまに夏にレジャーで泳ぐぐらいで、真剣に泳いだことは余りありませんでした。でも今から5年位前から、ひょんなことから毎週泳ぐようになりました。

で、最初はずっと平泳ぎでした。1年くらい平泳ぎだけしていると、ちょっと飽きてきたし、それに続けて泳げるようになると、ずっと平では腰がちょっと痛くなるので、クロールも混ぜるようにしました。

でもぜんぜん息継ぎができないんです。一応学校で習ってるから、やり方はわかってるんだけど、息してるはずなのに苦しくて苦しくて。最初は25メートル泳いだらおぼれるんじゃないかと思うくらいでした。今はちょっとましになったけど、でも50メートル以上はしんどいですね。

で、先日たまたま子供達と水泳のテクニックのビデオを見ていると、こんなことをあるコーチが言ってました。

「初心者がクロールの息が苦しいのは、リラックス出来てないからだ。 緊張していると、いくら息を吸ったつもりでも酸素が肺に入らない。なので緊張して息継ぎしてると、25メートル息を止めて泳いでるようなものなので、苦しいんだ。」とのこと。

これ、すごくわかります。自分でも、どうしてちゃんと息吸ってるのにこんなに苦しいんだろうとおもってたので。それに確かに平泳ぎのときは、そんなにがばがば息を吸わなくても、軽く呼吸するだけで全然苦しくないし。

それで今日プールに行ったときに、出来るだけリラックスしてクロールして見ました。ぜんぜん他のこと考え事したりしながら。そしたらずいぶん楽でした。100メートルくらいなら泳げそうなくらい。

おぼれる人ってパニックするからで、おぼれそうになったらとにかくリラックスしないといけないといいますけど、これって本当みたいです。

ところで本文とはぜんぜん関係ないけど、あくあさんがペパーちゃんの写真をリクエストしてくれたのでちょっと載せます。やっぱり子供がいるから被写体は子供のことが多くて、猫の写真はほとんどありませんでした。去年なんて一枚もありません。

うちに来たとき。生後3ヶ月くらいかな。犬はぬいぐるみです。

同じ頃。体が小さくて耳が大きい。

3年位前。あんまりにも丸々になってたので、撮りました。

狩をする猫


ではよろしければこちらのクリックお願いしますにゃ~

人気ブログランキングへ

2013年1月14日月曜日

ペパーちゃんはまたすごいAnnoying

今朝起きるとペパーは結構元気そうに、台所の向こうのドアで「入れて~」と鳴いてました。入れてあげると、様子はいつもどおり。びっこも引いていません。軽症だったみたいです。

でも直ったら直ったで、とってもAnnoying.いつものドライキャットフードがまだ一杯ボウルにあるのに、餌を入れろ入れろとうるさいこと。まだちょっと調子が悪いのかなあと思って、昨日半分あけたパウチの「ワイルドライスとマッシュルーム入りビーフ」の餌をあげると、あっという間に平らげました。

もう完治です。

完治したら完治したで、足元にまつわりつくし、何をするにも家の中をついてくるし。トイレに行ったらドアの外で待ってる有様です。しかも私が下の部屋にこもってヨガをし始めると、上の部屋で家の中で走り回って、猫が一匹いるだけとは思えない騒音。それでドアを開けると、あっという間にドアの前で待ってます。

確かに普段から餌をせがんだり、料理をしてると足元でうろうろしたり、うるさいことはうるさいんですが、今日は格別でした。元気になったのは嬉しいんだけど、まとわりつきすぎ。ちょっとうるさすぎる。

それで思いつきました。もしかしたら喧嘩に負けたのかも?そういえば今日は午後は晴れてたのに(寒かったけど)、ほとんど外に行きませんでした。

隣の大きいボス猫スタンリーが最近死んで、ペパーと、ペパーより2歳くらい下のオス猫アーチーとの喧嘩が最近エスカレート。たぶん野生動物のように、この辺の縄張りで誰が番を張るか、渡り合っていたんでしょう。

それで今日隣のおばさんに会ったので、土曜の夜の猫の喧嘩の事を聞くと、彼女のとこのアーチーは別に怪我も全然ないとのこと。

そうか、きっとペパーちゃん、負けたんだよ。

猫に詳しいおばさんに聞くと、猫の喧嘩はどうしようも防ぎようは無くて、見たら引き離すくらいしかすることはないけど、たぶん誰が番長かがはっきりしたら喧嘩も無くなるだろうとのこと。

そうか、じゃあこれで喧嘩が終わればいいんだけど。それにしても猫の社会は、人間にはわからん。

おばさんに「猫を室内に閉じ込めておくなんて無理よね。」というと、それは絶対無理と言われました。私もそう思う。

昔こんなことがありました。ペパーちゃんが6ヶ月くらいの時、去勢手術を受ける日の前の晩の絶食中、獣医さんに外に出さないようにと言われました。それでそのころ(今は壊れて取り外したんだけど)キャットフラップにロックがついていて、それを一晩閉めておきました。すると一晩中キャットフラップに体当たりして、朝起きたらキャットフラップ自体が壊れてドアから外れてました。

やっぱり一度野生を知った猫は、室内飼いは無理みたいです。

でも一度このブログに時々コメントを下さるさるさんが、外で怪我をした猫を引き取って獣医に連れて行って直して、その後は家猫として飼ってると書いていらっしゃったなあ。だから不可能ではないんだろうけど。

ではよろしければこちらのボタンのクリック、よろしくお願いいたします。

人気ブログランキングへ

2013年1月13日日曜日

猫ヒエラルキー

また引き寄せの法則で引き寄せちゃいました。

昨日の夜中寝ていると、外で猫の鳴き声が聞こえます。なんか普通じゃないな・・・何かあるな・・・もしかして喧嘩してる・・・?などと思っていたら、誰かが窓を開ける音がして、猫の声が止みました。きっとお隣さんが何か怒鳴ったんじゃないかな。

そうしたら朝見たら猫が元気なく椅子に座ってました。なんか嫌な予感。前回の傷を見たら、悪くはなってないけど完治もしてません。かさぶたになっていて、そして爪が取れていました。たぶん新しいのが生えてくるとは思うけど。化膿してる感じではありません。

でも歩いてるのを見たら、やっぱりびっこを引いてます。今度は前足。それで見てみたら、爪や肉球の部分には何も怪我らしいものはありません。もう一度よく見ると、足の真ん中辺り、人間でいえばひざの裏のあたりに小さい傷があります。腫れてる感じではないかな。それで一応傷を塩水で洗いました。

食欲はあるみたいです。でも今日はぜんぜん外出しなかったし、具合が悪くなるといつも子供達のベッドで寝たがるのですが、今日もルイとチャーリーがギターを弾きまくってる横で、ルイのベッドで寝てました。

お隣さんには現在猫が3匹います 。最近何匹か死んで、お隣さん以外にも近所には猫は数匹いるんだけど、今まではあんまりトラブルはありませんでした。でもこのお隣さん、2年ほど前にオスの子猫を飼い始め、それが成長したので、うちの猫との喧嘩がたえません。しかもつい最近まではお隣さんにすごく大きい貫禄たっぷりのオス猫がいて、うちのペパーちゃんは、アニキとその猫を慕ってたんです。でもそれが死んで、このあたりの猫社会のヒエラルキーが変わってきたのでしょうか。野生の動物のように、リーダーのポジション争いがあるのかも。去勢しててもこうなんだなあ。

というわけで、室内飼いにしてやろうかと思うほどです。でもいまさら絶対に室内猫に変える事なんて無理ですよね。

ではよろしければこちらのクリックお願いいたします。

人気ブログランキングへ

2013年1月12日土曜日

外猫内猫

クリスマス前にうちのねこが隣の猫と喧嘩して怪我して、具合が悪くなったので獣医に連れて行った話を書きました。まだ獣医に連れて行く前、連れて行くかどうか決めかねているときに日本のネットで猫の怪我のことをいろいろ調べたのですが、ちょっと気になったと言うか、面白いなあと思ったことがありました。

ある人が、猫が外から怪我をして帰ってきたと言う話を知恵袋のようなサイトに載せていました。するとその回答に、次のような返事がありました。

「猫を外に出すなんて怪我をさせに行かせるような物だ。事故にあったり喧嘩をしたり、どんな危険が待っているかもわからない。そんなことを猫にさせるような人は、猫を飼うべきでない。」と言うような内容でした。

これは極端な猫愛護者の意見かもしれませんが、日本って、法律ではないにしろ、最近は猫は室内で飼うように奨励されているそうですね。自治体によってはそういう決まりがある・・・ってことはないのかな。これはたぶん、私の個人的な憶測ですが、猫の福祉と言うよりも、周りの迷惑にならないようにと言う理由からの気はしますが。

実際私の知り合いで猫を飼っている人も、都会だからかもしれないけど、完全な室内猫という人ばかりです。

昔私が日本に住んでいた頃は(25年位前)、猫って普通に外に出たり家で寝転がったりしてたと思うけど。サザエさんのタマちゃんもそうだし、村上春樹の「海辺のカフカ」にも、猫語を話せる人がでてきて、近所の空き地の猫の寄り合い見たいなのに行ったりしてましたよね。猫室内飼いは最近のことなのかなあ。

イギリスではむしろまったく逆で、猫の室内飼いは可哀想と思われています。昔会社で猫を室内飼いしてる人がいて、自分が働いてるときは、猫は窓際に座って外を見ていると人にいったら、残酷だ残酷だと非難されてました。

でも最近はイギリスでも、夜は猫は家に入れましょうという動きもあります。猫が好き勝手に出入りできるキャットフラップと言う猫用の出入り口がない家は、夜は猫を外に出して戸締りする人が多いんですが、これはやめましょうと言うもの。

でもその理由は、猫が危ないからなどではなく、猫が夜に狩をして小鳥がやられるので、鳥保護のために奨励されていることです。

私は個人的には、猫を家で飼うのは可哀想と思いますけどね。犬だったら毎日散歩に行けるけど、家の中で生涯暮らすっていうのはなんかね。もちろん外に行ったら危険もあるし、(実際猫の喧嘩は結構危ない)、そのまま帰ってこない猫の話もたまに聞くし、それを覚悟で出すわけですが。

私が猫だったら、やっぱり外を自由に歩きたいです。でも当然これは人間の視点で言っていることだけど。今まで一度も外に出たことがないんだったら比較できないから、その本人の猫にとってはわからないことですね。

うちのペパーちゃんは、外猫。キャットフラップがあって、好きなときに出入りできます。昼間は大体今のソファーで寝転んでます。夕方家族が帰ってきて賑やかになると、ペパーちゃんも落ち着かないのか、出たり入ったり、人間に甘えたり餌をねだったり、人間と一緒に椅子に座ったり、飼い猫らしくしてます。外に出ても、車の通る道には行きません。大体うちの庭兼野原か、お隣さん(喧嘩した猫の飼い主)の野原にで徘徊したり狩をしたりしてます。

夜になると、私が寝るときに、猫を入り口のドアとキッチンドアの間の3畳くらいの、洗濯機やボイラーのある部屋に閉じ込めます。ここから彼は勝手に外に行ったり、またこの部屋に戻ってきて椅子で寝たり餌を食べたりできるわけです。夜中は大体外に出てますが、朝になると戻ってきてます。

うちのペパーちゃんみたいな人生っていいとこ両方とりで、本当に幸せだと思うよ。時々交代したくなります。

雪で遊ぶペパーちゃん


ではよろしければ、 こちらのクリック、お願いいたします。

人気ブログランキングへ

2013年1月11日金曜日

トルストイのヨーロッパ人観察

今トルストイの戦争と平和の日本語訳を読んでます。

去年の秋に同じくトルストイ作のアンナカレーニナの映画を見て、その後昔読んだことのある原作日本語訳を読み返したら、やめられなくなるくらい面白かったんです。それで今は戦争と平和の3巻目を読んでます。(全部で4巻あります。)15年位前にも読んだんだけど、結構覚えてるところもあるし、ぜんぜん忘れてるところもありました。前回よりも面白く読んでます。

私は大学ではロシア語とロシア文学を勉強しました。今は知りませんが、そのころの日本ではロシア文学と言えば19世紀の4大巨匠の作品が主に取り上げられていました。 この4人とは、ドストエフスキー、チェーコフ、プーシキン、ゴーゴリーです。

そう、トルストイは入ってませんでした。その頃のその道のスノッブなアカデミックスの間では、ドストエフスキーが哲学書に近いのに対し、トルストイは大衆小説、娯楽小説的な捕らえ方もちょっとあった気がしました。 そういうわけで私も大学時代はトルストイは読まなかったんですよ。ロシア語科なのに。

まだ読み終わってないし、何しろ長いので感想は書きませんが、ちょっと面白いことが書いてあったので、取り上げます。

「ドイツ人は科学と言う抽象的理念に立って絶対の自信を持つ。
フランス人が自信を持つのは、自分が頭脳も肉体も魅力的であると考えるからである。
イタリア人が自信を持つのは、自分が熱狂しやすく、自分をも他人をもあっさり忘れてしまうからである。
ロシア人が自信を持つのは、まさに自分は何も知らないし、知りたいとも思わないからである。」
とのこと。

そして
「イギリス人の自信は、自分は世界で最もよく組織された国の公民であると言う基礎の上に固定している。自分がイギリス人として何をなすべきかを常に知っているし、イギリス人として自分がなすことはすべて疑いも無くりっぱなことである、と心得ている。」

この本って200年位前に書かれたと思うんだけど、ヨーロッパ人の気質ってぜんぜんかわってないんですね。ドイツ人もフランス人もあたってると思うけど、特にこのイギリス人の描写は本当に的確だと思いました。

そうなんです。イギリス人って今のイギリスの経済とか産業とか、世界的に水準が高くないことがわかってるし、自信を持ってないんだけど、「自分は世界で最もよく組織された国の公民である」と言う自信はすごく持ってると思うんです。

最後のロシア人気質はわかるようなわからないような。でもこの時代の小説の中に出てくるロシア人とソビエト自体のロシア人、今のお金持ちになったロシア人って、同じ民族とは思えないくらい印象がちがうなあ。 他のヨーロッパ人ってあんまり変わってないのに。

ではよろしければこちらのボタンのクリックお願いできると嬉しいです。

人気ブログランキングへ

2013年1月9日水曜日

ユニクロは生活用品

昨日日本のネットを見ていたら、「ユニクロはファッション用品ではありません。」という流通アナリストのコメントがありました。

何々?。。。。。と思ったら、ユニクロはすでに生活用品と分類して考えるべきだと言うことでした。ユニクロで売っているものってインナーだとかが多いし、アウターもデザイン数は少なくて、シンプルなTシャツとかトップとか、ファッションアイテムとはいえないものをが多いとのこと。確かにそれはそうです。今年はダウンジャケットをたくさん売ってますが、これもベーシックなデザインだし、ジーンズにいたってはどこの会社が作っても、多少のデザインの差はあっても、やっぱり基本はジーパン。

こういうのはファッション用品ではなく、生活用品と考えるとのことでした。

 そういわれてみればパンストなんかは消耗品だから、なんとなく生活用品と自分の中ではとらえています。

これってよく考えると、かなり革新的な考え方です。そう考え始めると、ユニクロに限らず、こんな感じのベーシックな衣類は生活用品と考えていいのか。ということは今日買ったレッグウォーマーも下着も、先日買ったシンプルなタートルネックの紺のセーターもピンクの長袖Tシャツも、そしてもちろんクリスマス前にかった靴下も・・・・・ぜーんぶ生活用品と思っていいんですね。


ということは、トイレットペーパーやシャンプーや生理用品を買うのと同じ出費と思ってもいいんですね。

 これは世間の主婦にとっては朗報ですよ。

じゃあジーンズもいいのかなあ。でも値段的に靴下やTシャツよりは値段が張るので、生活用品とは言いにくいですね。もちろんカテゴリーは値段で決まるものじゃないんだけど。しかも私なんてジーパンしかはかないから 、これまで生活用品扱いしたら、ワードローブの中にファッションアイテムがほんの少しになってしまいます。それも寂しい。

そうか。じゃあこれからはテスコやアズダ(と言うイギリスの大きいスーパー)に食料品を買物に行って、そのついでに堂々とちょっとした自分の衣料品を買っても、ぜんぜん後ろめたくないということですね。

ではよろしければ読んだよと言うしるしに、こちらのクリックいただければ嬉しいです。
 
ヨーロッパ(海外生活・情報) ブログランキングへ

2013年1月8日火曜日

安きに流れる

おととい母にメールして、「明日から子供達の学校が始まるので、朝7時起きになるから辛い。」と言うようなことを書いたら、「人間って安きに流れるものやね。」と言う、批判とも同意ともつかないような返事が来ました。

確かに人間ってそう。楽なほう楽なほうに流れる傾向があります。

でもこれって悪いことどころか、いいことだと思うんですよ。必要は発明の母ですから。

だって人間楽をしたいと言う欲求がなければ、電車や車だって発明されなかったはず。今でもどこでも歩いていってたに違いありません。洗濯機だって掃除機だってないだろうし、電卓は使わずにそろばん、電話だって、会って伝えればいいということになります。

現代生活で言えば、食器洗い機やコンピューターや携帯電話など、確かに20年位前は別に無くても苦労しなかったんだから生活必需品ではないような物だって、楽をしたい、生活を便利にしたいと言う、人類の文明の底に流れる欲求が無ければ、生まれてこなかったに違いありません。

そうなれば、どんどん昔をさかのぼっていけば、ベーシックな道具だって、楽をしたいという欲求がなければ生まれなかったかもしれないし、そうなればそもそも文明自体が存在しなかったことになります。

だから人間の文明は、このすばらしい万人共通の「安きに流れる」 という傾向なしには発展しなかったともいえるはず。

そういえば先日ルイが言ってたのですが、どこかでビルゲイツが「僕はレイジーな人を会社に採用するようにしている。」といっていたそうです。なぜかと言えば、レイジーな人ほど楽をしようをして、簡単で合理的なやり方を工夫するからだそうです。

「だから僕はレイジーなんだよ。」とルイは胸を張ってました。

で、最初の話題になりますが、今週から子供達が学校に戻って、また私も子供も7時起きです。イギリスのこの時期の7時はまだ涙が出るほど 真っ暗。本当に誰が超レイジーな人が、朝そんなに早く起きて学校に行かなくてもいいようなシステムを作ってくれないかなあ。

ではレイジーな皆様には大変お手数ですが、是非こちらのボタンを読んだよというしるしにクリックいただけると嬉しいです。
 
人気ブログランキングへ

2013年1月7日月曜日

去年の抱負を振り返りました。

去年の抱負がなんだったかも思い出せないんですが、ブログを探してみると見つかりました。こちらです。



 1.夜ネットに向かう時間を1時間に減らす。これは前々から気になってたんですよ。やっぱり時間のロスが大きいですからね。なのでブログもなるべく文章を短めにしようと思います。長すぎるっていう苦情が来たこともあるし。

2.夜早く寝て、平日は7時間、週末は8時間以上は睡眠をとる。私って本当に宵っ張りで、放っておくとぜんぜん寝ないんですよ。なので1番と2番はペアになってるようなものです。

3.本をもっと読む。
4.ピアノをもっと弾く。

この二つは好きなことなのに時間が取れなくてあまりしていないんだけど、時間を捻出してもっとやりたいことです。

上の4つは要するに時間のマネージメントをもっとよくしたいということですね。

6.詩やエッセイをもっとまじめに書く。去年の抱負に書いた「書き上げたエッセイの出版」 がぜんぜん進んでいないので、それが懸念になってなんとなく筆が遅れていたのですが、今年はそれはそれとして忘れて、新たにいろいろ書いてみたいと思います。



うわあ、やっぱり。1と2は今年の抱負と同じです。正直言ってこれって去年と今年だけでなく、ここ数年の抱負のような気がします。ちなみに昨日は実行しました。あと350日実行できれば達成!

3は、まあ普通に読みました。別に抱負だからと言って特に努力したわけでもないし、100冊とか数字を挙げたわけじゃないので、数も数えてません。

4はぜんぜんだめでした。その代わり子供達が良く弾いてるので、気分的には満足してます。

あれれ・・・・5がありません。なんでかな。

6は、春くらいまでは心がけてた気がしますが 、春以降ガーデニングで忙しくなると、すっかり忘れてました。

以上です。私としては、もっと運動するとか、毎日30分は体を動かすとかいう目標を立てた気でいたんですが、ぜんぜんそんなことなかったです。ほんと、新年の抱負なんていい加減なもの。今年がだめだったら、もう来年からはやめよっと。

ではよろしければこちらのクリックお願いします。

人気ブログランキングへ

2013年1月6日日曜日

2013年の努力を要しない抱負

毎年毎年今年の抱負と言うものを考えますが、うまくいったことが一つを除いてありません。そのうまくいったというのは、おととしくらいに考えた、「人になんと思われようと気にしない。」と言うことでした。

これがどうしてうまくいったかというと、ほとんど努力を要しないからです。それどころかやってみると本当に楽で、ああ、こんな楽にやっていってもいいんだなあと、目からうろこが落ちる思いでした。それに抱負と言っても、努力目標ではなく、心がけ。なので自分で人の目を気にしてちょっと窮屈になったときに、「あ、そうだ。もう私は人の目は気にしないんだった。」と思い出すだけです。

逆に「ピアノを毎日10分弾く」とか、「ランニングを続ける。」とか、こつこつ努力が要るのはまず無理ですね。もちろんそういう希望は元々あるんだけど、そもそも今までできていないということは、これからもたぶん無理。新年と言うだけの理由では、生活習慣なんて変わりません。

逆に、医者に脅かされたとか、グランドピアノをもらったとか、誰かにすごく感化されたとか、何か大きいきっかけがあると、人間ってすごく変わることもありますけどね。

なので今年の私の抱負は、努力を要しないものです。ただ心がけとして、頭の隅に置いておきたいようなこと。

1.お金を招き入れる。これは貯めるでも稼ぐでもないんです。ただ楽をしてお金がつるつるとどこかから入ってこないかなあと思ってます。そのために、そういう関係の本をいろいろ読んで、アファメーションとかビジュアライゼーションとかのエクササイズをしようと思ってます。

2.太っ腹になる。1の逆のようで、実は1と同じ。太っ腹になって、金払いがどんどん良くなって、お金もつるつる入ってきて欲しい。でもたぶん、お金が入ってくる前に、太っ腹になる必要がある気がします。貯金があろうと借金があろうと、細かい額のお金のことで細かいこと言っても、大勢はかわらないんだし、もう細かいお金のことで神経を使うのが面倒くさいんです。

3.50歳になるまで、もう少し身なりに気を配る。というとあと2年強です。何歳になっても年なんて関係ないんだけど、たぶん自分的に40代と50代では気分が違うと思うので、好きな服とか靴とか、思い切って買おうと思います。

4.ネットの時間を減らして、毎晩最低7時間寝る。これが実は私にとっては一番難しい抱負。毎年どころか、毎朝「こんばんは早く寝るぞ」と固く決意するのに、ほぼ毎日誓いを破っています。達成は難しい。でもがんばる。。。。

5.そして最後は 抱負と言うのでは全然ないんですが、希望。子供達が夏に受ける日本語のGCSEでいい結果を得て、3人で1ヶ月くらい日本に帰って、母と妹と一緒に宮古島に旅行したいです。そのためには私もがんばって子供達に教えないといけないし、子供達も漢字をがんばらないといけないし、母も元気になってもらわないといけません。そうそう、お金もそれまでにつるつるたくさん入って来て欲しい物です。

去年の抱負の達成率について明日はここに書いてみようかな。。。と思って考えると、去年抱負があったかどうかさえ思い出せません。希望ゼロ。でも面白いので、明日考えて見ます。

ではよろしければこちらのクリックお願いいたします。
 
人気ブログランキングへ

2013年1月5日土曜日

2012年の自分10大ニュース

ちょっと遅いですが、去年の10大ニュースです。順は不同という訳でもないけど、印象の強いものから順番に書いていきます。

1.下の子供のチャーリーが中学生になりました。これで子供たちは二人とも中学生で、お母さんはずいぶん楽になりました。

2.ルイとチャーリーが二人とも水泳のデボン大会、イングランド南西地区 大会に出場してがんばりました。

3.イースター休みにルイとチャーリーは1週間、南デボンのケリーカレッジで、元オリンピックコーチとトレーニングの合宿に行きました。

4.4月にルイとチャーリーは、カーディフで行われたライフセーバーの全国大会に行きました。チャーリーは一つの種目で優勝しました。

5.1月のスイミングクラブの授賞式で、ルイが前年に引き続いて、「スイマー・オブ・ザ・イヤー」にい選ばれました。

6.5月に家族でトルコに1週間ホリデーに行きました。

7.6月の小学校のネットボール 地区大会で、またもやチャーリーの学校が優勝しました。

8.ロンドンオリンピックに子供達の水泳クラブのコーチが聖火リレーのランナーに選ばれて、応援に行きました。チャーリーは本物の聖火をもって写真まで撮らせてもらってました。

9.ロンドンオリンピックを見に行きました。種目はダイビング、マラソン、カヌースプリントです。ロンドンの近くの友人の家に泊まらせてもらって、楽しい時間を過ごしたし、日本からは私の妹も観戦に来て、わざわざ1泊でデボンまで泊りに来てくれました。

10.母の手術のために一人で日本に行きました。事情が事情でしたが、大学の友達にあったり、妹と飲みに行ったり食べに行ったりと、結構楽しく過ごしました。

ちょっと淡々と書きすぎたかな・・・。時間がたってるので、気持ちがあんまりこもっていない書き方になってすみません。

今年もいろいろ楽しい年にしたいです。年女だし。関係ないか。

ではよろしければこちらのクリックお願いできると嬉しいです。
 
人気ブログランキングへ

2013年1月3日木曜日

やっぱり風雲たけし城はカルト

冬休みのため家で子供達とテレビを見ていたら、風雲たけし城がまたやっていたので、ここ数日毎日のように見ています。これについては一度書きましたので、昔の記事、良ければごらんください。

11月の末に日本に行ったときに日本のお笑いのテレビで、「実はたけしさんは、外国ではすごい高い評価をうけてるんですよ。」と紹介していました。私としてはそれは当たり前のことだと思っていたら、妹が、「いや、たけしは未だに日本ではお笑い路線でやってる。」と言いました。そしてそのまま見ていると、その番組自体に本人がパネルとして、変なかつらつけて仮装して出てました。

イギリスでは、北野たけしって、誰でも知ってるってわけでは全然ないけど、外国映画に詳しい人などの間では、カルト的な天才の映画監督と評価されてます。

それでルイに、「後数年したら、たけしの監督した映画をみれるよ。」と言ったら、興味を持ちました。だってルイちゃんにとってもたけしは、風雲たけし城のお殿様ですからね。

それで英語のウィキで早速調べてみると、北野たけしさん、まず肩書きがすごいです。最初が映画監督。そしてコメディアン、俳優、歌手、脚本家、詩人、作家、画家、ゲームクリエーターと続きます。

で、彼の作品のリストがあるのですが、「風雲たけし城」は、それだけでウィキのページがあります。これを見て驚きました。まずその長さです。こちらをちょっと見てください。

世界のカルト番組と書かれていますが、放送した国がイギリスだけではなくて数えてみたら27国も上がってます。ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアはもちろん、アジアの国々、中国、ロシア、インド、イラン、アラブの国々まで。

そしてそれだけではなく、この番組の中に出てきたチャレンジがすべてまたウィキの別のページになってます。これがまた無茶苦茶長い。こちらです。100件以上あるチャレンジのすべてが、図解入りで説明してあります。

この番組って、1986年から89年までの4年間日本では放送されただけらしいんですが、まさかこんなことになるとは制作者、誰も思わなかったでしょうね。だってそもそもその頃、ロシアではなくソ連だったし。ルイちゃんも、自分が生まれる10年近くも前に終わった番組と知って、驚いてました。

イギリスも似たような国産の番組が作られたし、日本でも似たようなのがあるようでこちらでも放送してますが、 (サスケという番組でしょうか。こちらではNinja worrior という題でやってます。)やっぱり本家とは違います。後で作られた番組は、チャレンジャーが本気で勝ち進むことがテーマで、設備も整ってるし、挑戦者のレベルも高い。でも風雲たけし城は、挑戦者の紹介もほとんどないし、勝つことよりも、とにかくテレビに出て笑いを取るためにみんな奮闘しています。セットもこうしてみるとすごくちゃちなんだけど、それがまたおかしい。この辺がカルトの所以でしょうね。

ではよろしければこちらのクリックお願いできると嬉しいです。
 
人気ブログランキングへ

2013年1月2日水曜日

元旦の散歩

何度も書きましたが、今年のイギリスは異常気象。無茶苦茶雨が多いんです。クリスマス前も洪水やら崖崩れやらでこの辺りは大変でした。当然クリスマスホリデーもほぼ毎日雨です。

が、昨日の元旦は雨と雨の間の小康状態といいましょうか、割合暖かく、しかも雨も降らず、そして晴れ間まで見えました。なので家族で散歩に行きました。

ルートは夏の間に私が見つけたルート。家から800メートルほど歩いて大きい国道みたいな道を渡り、そこから農地と農地の間の舗装された道を2キロほど歩きます。そしてそこから草原を1キロくらい歩いて海に出るというルート。

でも最後の草原から海は、道がとんでもなくぬかるんでることと、海辺は大雨のせいでがけ崩れの危険が大きいので、 やめることにしました。なので往復5-6キロくらいかな。

子供たちはぶうぶう言ってました。デイブも普通なら絶対そんなにあるかないのですが、クリスマスの飽食で体が運動を欲しているのか、それとも歩いて海まで行くというルートに興味あるのか、とにかくみんなで出かけました。

わたしはここ1年半くらい月に2回くらいのペースで 友達と歩きに行くのですが、そのせいで歩くペースが速まったみたいです。去年までは家族で歩きに行くと一番遅かったんですが、昨日は始終私がリードしてました。

海に近いあたりで羊がすごく近くで鳴いてるのが聞こえました。見てみるとこんな感じで、生垣のとげのある植物に絡まって動けなくなってるみたいです。それで仕方がないのでデイブが柵を乗り越えて助けに行こうとしたら、手が届く前に、「冗談冗談」という感じで逃げていきました。体中に一杯とげのある枝をくっつけて。

そういえば数年前は放牧されている牛を救助したこともありました。こちらは鉄条網に尻尾が引っかかっていたのでした。牛は大きいからちょっと怖かった。これは本当に助けが必要でした。

写真を載せます。
野原はどこもこんな感じで、雨で飽和しきってます。







ではよろしければこちらのクリックお願いいたします。
 
人気ブログランキングへ