2013年1月28日月曜日

洪水

昨日も書いたとおり、土曜にイングランド北部のマンチェスターの近くのチェシャーと言うところに行ってました。私達が住むのは南西部のデボンなので、距離にしたら往復500マイル、800キロくらいでした。

イギリスは先週は寒波であちこちで雪が降りました。ここデボンでも東のほうとか荒野はかなり降ったみたいでしたが、我々の住む場所はほんの僅かな差で大雪は免れました。かすかな被害といえば、スクールバスが来なかったことくらい。

金曜には気温は3度くらいまで上がり、週末には雨が降って気温も10度近くまで上がるとの予報でした。

土曜は私達が家をでた昼ごろは10度くらい気温も上がり、太陽まで出ていました。それでも北に向かうにしたがって雲が厚くなり、3時間くらいするとあたりはまだ雪景色でした。そり遊びが出来るくらいかなりしっかり積もってました。

デイブのお父さんの住む街に着いて、住宅街を運転していても歩道にまだたくさん雪が残ってます。これってすごく危ないと思うんだけど、誰も除雪しないのかなあ。自治体にそこまでするお金がないとのことですが、こんなのみんなが個人で自分の家の前だけ除雪すれば滑らずに歩けるのに。

で、その土曜の夜に激しく雨が降りました。そして日曜の朝は雪はすっかりなくなっていました。お昼ごはんをデイブのお父さんと食べる約束になっていたので約束のレストランまで行こうとすると、道がすごい水浸し。一つ目の水溜りは何とか徐行して通れましたが、二つ目は通ってる途中で、水面が車の床の上まで来ていることがわかったので、バックして引き返しました。

その後何とかレストランに行って食事をして、デボンの家路につきましたが、所によってはすごい洪水になってました。牧草地の中を川が通ってるかと思ったら、そこは溢れた水が流れているだけでした。入り口のゲートやフェンスの一番上まで水に浸かってる農地もいろいろ見ました。
 
イギリスってこの夏晴れ間がほとんどなくて、地面がぜんぜん乾かなかったんです。そのところに秋から雨が降り続いていてあちこちで洪水になってました。この近所でも、洪水の被害にあうなんて考えられないような街が水面下に沈みました。南デボンの鉄道もレールが流されてしばらく運休になっていたし。

今回激寒から急に温度が上がって雪が溶けると、きっとさらにひどいことになるだろうとは予想されてたんですけどね。

しかも今は暴風警報がでています。車のハンドブレーキを今もう一度確認してきましたけど、後はもう枝とか瓦だとかが込んでこないことを祈るのみです。


ネットからの写真ですが、こんな感じで車でこわごわ水の中を通ります。

牧草地も水の下

クリスマス前の隣町
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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

なんかすごいことになってるのね。東京も除雪の習慣がないので、この間の大雪のあとは数日間道が凍って大変でした。春が待ち遠しいなあ。

Atsuko さんのコメント...

数年前に大雪が降って、それが溶けないで凍ったから大変でした。滑って骨折したり怪我をする人が続出だったし、運転も無理だった。スノータイヤとかチェーンとかつけないからね。
雪の多いところでは考えられないような、無様な対応振りだったけど、こういうことはめったにないから、準備万端というわけにも行かないしね。

今もまたすごく風が吹いてます。