2013年1月3日木曜日

やっぱり風雲たけし城はカルト

冬休みのため家で子供達とテレビを見ていたら、風雲たけし城がまたやっていたので、ここ数日毎日のように見ています。これについては一度書きましたので、昔の記事、良ければごらんください。

11月の末に日本に行ったときに日本のお笑いのテレビで、「実はたけしさんは、外国ではすごい高い評価をうけてるんですよ。」と紹介していました。私としてはそれは当たり前のことだと思っていたら、妹が、「いや、たけしは未だに日本ではお笑い路線でやってる。」と言いました。そしてそのまま見ていると、その番組自体に本人がパネルとして、変なかつらつけて仮装して出てました。

イギリスでは、北野たけしって、誰でも知ってるってわけでは全然ないけど、外国映画に詳しい人などの間では、カルト的な天才の映画監督と評価されてます。

それでルイに、「後数年したら、たけしの監督した映画をみれるよ。」と言ったら、興味を持ちました。だってルイちゃんにとってもたけしは、風雲たけし城のお殿様ですからね。

それで英語のウィキで早速調べてみると、北野たけしさん、まず肩書きがすごいです。最初が映画監督。そしてコメディアン、俳優、歌手、脚本家、詩人、作家、画家、ゲームクリエーターと続きます。

で、彼の作品のリストがあるのですが、「風雲たけし城」は、それだけでウィキのページがあります。これを見て驚きました。まずその長さです。こちらをちょっと見てください。

世界のカルト番組と書かれていますが、放送した国がイギリスだけではなくて数えてみたら27国も上がってます。ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアはもちろん、アジアの国々、中国、ロシア、インド、イラン、アラブの国々まで。

そしてそれだけではなく、この番組の中に出てきたチャレンジがすべてまたウィキの別のページになってます。これがまた無茶苦茶長い。こちらです。100件以上あるチャレンジのすべてが、図解入りで説明してあります。

この番組って、1986年から89年までの4年間日本では放送されただけらしいんですが、まさかこんなことになるとは制作者、誰も思わなかったでしょうね。だってそもそもその頃、ロシアではなくソ連だったし。ルイちゃんも、自分が生まれる10年近くも前に終わった番組と知って、驚いてました。

イギリスも似たような国産の番組が作られたし、日本でも似たようなのがあるようでこちらでも放送してますが、 (サスケという番組でしょうか。こちらではNinja worrior という題でやってます。)やっぱり本家とは違います。後で作られた番組は、チャレンジャーが本気で勝ち進むことがテーマで、設備も整ってるし、挑戦者のレベルも高い。でも風雲たけし城は、挑戦者の紹介もほとんどないし、勝つことよりも、とにかくテレビに出て笑いを取るためにみんな奮闘しています。セットもこうしてみるとすごくちゃちなんだけど、それがまたおかしい。この辺がカルトの所以でしょうね。

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