2018年3月31日土曜日

語学センス

日本にBook Offという古本屋さんがありますよね。(もしかして大阪だけだったらすみません。)

このBook Offっていう名前、すごい語学センスのいいジャパニースイングリッシュだと前から思ってました。しかも、「英語の語学センスがある」ではなくて、「ジャパニーズイングリッシュの語学センスがある」です。

BooksをSell Off(売り払う)というところからきてるんでしょうが、お客さんが売り払うとか、お店がお客さんに売るとか、Offとなった、つまり普通の店頭では売ってないようなものを売ってるとか、Offという言葉の曖昧な広いニュアンスが、たった2語の簡単なわかりやすい商標になってると思います。

日本語に英語が入ってきて、ジャパニーズイングリッシュというものがしっかり根を下ろしたから、そういう語学センスというものが生まれてきても不思議はないですね。

そういえば昨日書いたマイブームという言葉も、意味が非常にわかりやすいという点ではすごくいいジャパニーズイングリッシュですね。そもそもブームという言葉の使い方がジャパニーズイングリッシュ。(間違いではないけれど、英語ではPopularとかIn fashionとかが普通かな。Economic boomという以外ではあんまり聞くことがない言葉です。)でもまあわかりやすすぎて、センスはまあまあかな。

話はぜんぜん変わりますが、映画で昔、大ブームになったThe Lord of the Rings(指輪物語)には、Hobbitという人種が出てきます。人種というか、架空の種族。 そのHobbitという言葉が本当にすごくありそうな英語なので辞書で調べてみたところ、そういう言葉はありませんでした。やっぱりこの著者の造語だったのでした。

でも本当にHobbitって簡単な音で2音節で、英語にそういう言葉が存在しないのが不思議なくらい英語らしい単語だと思うのですよ。

語学センスって、やっぱりそういうものをもって生まれた人がいるんでしょうね。

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2018年3月30日金曜日

オタクな時代

きのうスケートの高橋大輔君にやっぱり惚れ直し、YouTubeのビデオばっかり見てる話を書きました。こういうの日本語ではマイブームっていうんですか?

YouTubeとネットのおかげで、マイブームってすごくやりやすくなりましたね。

私は10年以上前、一時期無茶苦茶ボブディランが好きになり、ボブディラン以外は一切音楽を聞かないというほどの時期があったんですが、そのときもYouTubeを毎日のようにあさってました。そのころは今ほどは動画がなかったですから、限られたライブなんかを何度も何度も何度も見たり。

日本では我々家族(私+子供x2)は阪神と漫画ワンピースの大ファンなんですが、これがイギリスに帰ってきても続けていられるのもネットのおかげ。

うちの子供たちは、世界中のインターネットの世界に現れては消える「ワンピース ・ファン・サイト」で、ずっとアニメを見てました。日本で放送されて、それが数時間後に誰かが英語の字幕をつけて(それもすごくうまい英訳)、世界中に広がります。これって本当にオタクですよね。

野球はヤフーで結果やダイジェスト動画を見るだけでは足りず、いろんなファンの人たちのブログなんかも見てます。ブログで知り合った人と、夏に日本に行ったときに甲子園で会って、イカ焼きごちそうになったなんてこともありました。

こんな風にあまりにも特定の、周りの人が全然知らないようなことにのめりこむと、周りから浮いたり溶け込めなくて寂しかったりするものですが、ネットがあればそれも大丈夫ですからね。

不思議な時代のような気もします。

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2018年3月29日木曜日

高橋君にもぞっこんな件

「羽生君にぞっこん」という話をここに書いたら、さすが羽生君、このブログの中で最近一番読まれている記事のようです。

しかし今私が超ぞっこんになってしまったのが高橋君です。いや、もともと高橋君は好きで、すごいなあと思っていたのです。最初に見たのがトリノオリンピックでした。その時のイギリス人のコメンテーターがすごく褒めていたので印象が大きかったのです。

その後、やっぱり高橋君はすごいすごいと思ってました。私はもともとバレエファンで、自分もバレエを習っていたし、バレエに限らすダンスが好きなんです。その目線で見るので、私的には高橋君はほかの選手達とは別レベルのすごいスケーターなのです。

で、今年のオリンピックで羽生君がすごいことになったから、いろいろYouTubeでスケートを見ているうちに、やっぱり気づいたら高橋君ばかり見てます。

面白いことがあるんです。

イギリスには衛星放送のユーロスポーツというチャンネルがあります。イギリスではスケートは別に人気のあるスポーツではないから、普通のテレビではオリンピックしか放送しないんだけど、ユーロスポーツでは、毎年NHK杯とか世界大会とか、大きい大会は放送してるようです。

このコメンテーターがもうすごいすごい高橋君ひいき。ひいきというか、無茶苦茶好きというか、もう、こいつ恋してるなと思うくらいです。それも一度だけじゃなく、何年も何年もそうなんです。

例えばこんな感じ。

「すごいカリスマ」
「魅力的な人間性がスケートにでている。」
「最前列の女性が気絶したらしい。まるで氷の上のエルビス。超セクシー。」
「テレビでご覧のみなさま、これがどんなにすごいことがお分かりいただけるでしょうか。」
「は~、(溜息)」
「まるで夢のよう。~(溜息)」
(ジャンプで手をついてしまった後)「よく踏みとどまって、転ばなかった!!」

YouTubeのコメントでも茶化されているくらい、本当に高橋君ひいきなんですが、別の人のコメントによると、イタリアのコメンテーターはもっとひどいそうです。

「彼の体は音楽のすべての音を表現している。この世のものとは思えない。ファンタスティック、エキサイティング、もう言葉もないわ。。。」

そういうわけで、しばらく夜な夜な高橋君のビデオのが続きそうです。

しかし私、高橋君が現役時代に日本でファンにならなくてよかったわ。そうなったら、追いかけてあちこちスケート見に行って、花束リンクに投げ入れるおばさんになってたかも。

今はひとりでこそっと見てるだけですからね~。

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2018年3月27日火曜日

子育て失敗

今日、子供たちの幼稚園で知り合って、その後学校が同じだったりスイミングクラブで一緒だったりした人たち、いわゆるママ友たちと4人でお茶をしました。

そこで、ある知り合いの話になりました。(ま、ゴシップと言われても仕方ないかな)。

その息子さんは14歳で将来有望な水泳の選手です。有望なはずで、お父さんもお母さんも昔オリンピック予選に出るような選手で、しかもお母さんは今、水泳教室を運営しています。なので中学生になっても、親の厳しい監督も下で生活し、トレーニングしてました。

水泳はどこのクラブも朝練があるんだけど、そのせいもあり、いまだに就寝は8時半とかだと、娘が驚いていました。

その両親がこの週末、水泳クラブ関係で遠くのカーディフという都市に出かけてました。14歳君自身は行きたくないということで、彼は一晩家でお留守番でした。

そしたらなんとその間に友達を男女たくさん家に呼び、飲酒喫煙のパーティを開き、しかもその乱れた様子をインスタグラムに載せて、それがネット社会をさまようという大トラブルを起こしたのです。

親が戻ってからはもちろん超叱られ、電話も取り上げ、長期自宅謹慎、ソーシャルメディアのアカウントもすべて削除させられたそうです。

それで、あんまり厳格に育てるのもいけないのかという話になりました。知人は、「親があまりにも厳しいと、子供はうそをつき、狡猾な人間に育つ。」と読んだことがあると言ってました。

私もちょっと厳しく育てすぎたかな。いろいろルールの多い家庭で、あんまり自由にさせることもなく、水泳だのピアノだと勉強だのと忙しすぎたかな。息苦しい家庭だっただろうな。

私がそういうと、別の一人も同じようなことを言ってました。

そして全員、「甘やかせすぎた」と反省してました。

厳格なのと甘やかせるのは反対のように聞こえるかもしれないけど、親がなんでも先を見てあれこれ指示を与えて、本人が失敗から学ぶような道を閉ざすという意味では、全く同じだと思います。

甘やかせるっていうのはちやほやすることではなく、子供に自分の行動の責任を取らせない、取らなくてもいいような状況に持っていくことです。

まあ、今更遅い気もするんだけど、まだ子供が学生のうちは、心して自分の失敗から学ばせるようにしようと思います。比較的安い代償で「失敗から学べる」のは、学生の時まででしょうからね。

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2018年3月25日日曜日

猫は夜行性か?

うちの猫は日によりますが、だいたい一日中寝ています。朝起きると、外から入ってくるときと椅子で寝ている時があるんですが、その時点で居間に入れてあげると、そのままずっと夜まで寝ていたりします。

でも毎日そうとは限らない。昼まで寝て外に出かける日もあります。外では狩りをしているようで、よくネズミとか家に持ってきます。

夜は外に出す、というか、裏口にと台所の間のユーティリティーユームという洗濯室のようなところにとじ込めます。そこから勝手に裏口のドアについている猫の出入り口から、自由に外に出入りしてます。実質夜はずっと外で過ごしているようです。


猫って夜行性なのかなと思う行動パターンなんだけど、夜行性でもないらしいですね。確かに、昼間必ずずっと寝ているわけでもないし。

どうやら夜は自分のテリトリーをパトロールしたり、隣の猫と喧嘩したりしてるようです。

イギリスでは猫は夜は外に出す家が多いです。キャットフラップ(ドアにつける猫の出入り口)がない家は、夜は家の中に閉じ込めるか外に出すかしかないわけで、だいたい外に出してるらしい。

うちの猫は、一時別の猫も飼っていたころ、その猫が怖くてキャットフラップを使えなくて、そのころは私も外に出してました。トイレも外で済ませているようで、子猫の時以来、糞を見たことがないです。

日本って猫を、外に出さないで家で飼ってる人多いですよね。 そういう猫っていったいどんな行動パターンなんですか?夜は人間と同じ時間帯に寝ているのでしょうか?そうでないとうるさくてやってられないですよね。で、昼間は家でうろうろ遊んでいるのかな。

猫ってやっぱりよくわからない生き物です。

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2018年3月24日土曜日

ウサギの健康

昨日の話の続きです。

ペットを飼っている人は、成人病になるリスクが減るということは知られているかもしれませんが、人間だけでなく、実は飼われるペット自体の健康にも影響を与えていることが明らかにされました。

アメリカのとある大学病院で研究のためにウサギを何匹も飼育していました。心臓病の研究のためで、ウサギたちは毎日高脂肪、高コレストロールのえさを与えられ、心臓病を発症するように飼育されていました。

それが、何段にもなった檻のうち、下のほうのウサギは病気になりにくく、なっても症状が軽いのです。同じウサギで同じ条件で育てられているのにと、研究者たちはいぶかしく思っていました。

ところが、全く「同じ条件」で育てられているわけではないということがある日発覚しました。下の檻のウサギたちは時々、世話をしている人たちが檻から出してなでたり抱っこしたりしていたのです。

それで、この同じ大学と、別の大学で、この実験があたらめて行われました。今回は、本当に人間に可愛がられたウサギは、そうでないものより病気になりにくいかを調べるのが目的です。

そして結果は、なんとその差は6倍くらいあったそうです。その後似たような実験が繰り返されましたが、結果は同じだとのことです。

私が特に驚くのは、猫や犬と違って、ウサギって人間になつかないし、ぜんぜん可愛がり甲斐のないペットだとイギリスでは言われているからです。ウサギでそうなら、犬や猫なら本当にずいぶん違うんでしょうね。

もっとうちの猫と魚をかわいがろうと思いました。

 
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2018年3月23日金曜日

マインドフルネスについての本

先週アマゾンでJon Kabat-Zinnという著者のマインドフルネスについての本を買いました。アマゾンのサイトで内容をよんで注文して、届いてみたら600ページ以上の本だったのですが、まあボチボチ読んでいます。

この著者 は、いま巷で話題になっているマインドフルネスを、宗教と切り離して医療のセッティングで広めたことで有名です。なのでこの分厚い本は、真ん中あたりは、マインドフルネスに限らす、性格とか気持ちの持ちようとか楽観的かどうかなどが、どれだけ健康に影響を及ぼすかについての、科学的統計学的な研究を紹介しています。

いろんな研究結果が挙げられているのですが、まとめるとこんな感じ。

後ろ向きなネガティブな考えや、憎しみ、他人への皮肉的態度、困難な状況でのあきらめ、気持ちを表現できない、社会的孤立。これらは、心臓病や癌を含めて、病気になったり早死にする確率があがる。

基本的に前向きな性格、いやなことを忘れられる性格の人はその反対だそうです。

これらは別に驚くような研究結果ではないかもしれないけど、それかハーバード大学やオックスフォード大学大学病院など、世界の医療の最先端で研究されているということ自体に驚きました。

それから、これもよく言われていることですが、ペットを飼うことは健康や長寿につながることも研究されています。これについては驚くような面白いことが書いてあったので、それについてはまた明日書きます。お楽しみに~。

来月はマインドフルネスのワークショップを初めて開催します。いろいろ調べたり準備することがあるけど、こちらもワクワクです。

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2018年3月20日火曜日

雪の誕生日

おとといの日曜日、誕生日でした。

3月の真ん中なので、子供のころはおひなさまの頃と重なった楽しい思い出があります。大人になってから、特にイギリスの田舎に越してきてからは、やっと冬が緩んで、水仙があちこちに咲き始め、春の予感のするいい季節です。

それが今年はなんとこんな景色に目覚めました。土曜からまた寒くなりちらほら雪が降りだし、それでも積もることはないだろうと思っていたら、夜のうちにかなり降っていたようです。

今年は誕生日はたまたま日曜日。しかも最近は週末も仕事が多いんだけど、この週末はやっぱりたまたま仕事がない週末でした。雪は美しいけど、仕事があるとキャンセルするかとか生徒さんが来れるかとか、いろいろ気を揉むことがあるんだけど、そんな心配もないです。

雪に閉ざされたのんびりした誕生日になりました。

午前中は晴れたので雪だるまを作って遊びましたが、午後にはまた降り出して、

こんなことになってました。



月曜は学校は休校になりましたが、私は仕事は決行。でも行こうとしたら車がこんなことになってました。雪慣れしていない私は、どうせえっちゅうねんと思いましたよ。

今でもほんのちょっとだけ野原には雪が残っていますが、なんかちょっと寂しいですね。

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2018年3月19日月曜日

ご無沙汰の訳

一週間ご無沙汰してました。コンピューターを変えるにあたっていろいろパソコンを使っているうちに、つくづく最近ネット中毒だなあと思い始め、1週間ちょっとネットダイエットしてみようと思い立ったのです。それでこのブログもお休みにしました。

いや~、一週間ネットから離れるといいですね~。もうメンタルヘルスが全然違います!

って感じになるかなとちょっと期待してたんですが、ダメでした。いや、本当に1週間ネットから完全に離れるとそんな感じになるのかもしれません。でもネットでも食べ物でもダイエットはダイエット。それほどはうまく行きませんでした。

数日はFBもその他のネットもあんまり見ないようにしてたのですが、1週間のうち2日くらいは、やっぱりいろいろやってしまいました。まあ意味もなくサーフをしていたわけではなく(そういう部分もありましたが)、意義あることもしたんですが、それでもネット・ディトックスの目的は全然達成できませんでした。

そもそもネットをちょっと離れようと思ったのは、以下のような記事を新聞(ネット上で)で読んだからです。

ビル・ゲーツにしても、FBのマーク・ザカバーズ にしても、シリコンバレーのプロフェッショナル達の多くは、自分の子供達にはスマホを持たせず、ネット上の時間も制限している(していた、するつもり)上、自分自身も帰宅後は電話を家に持ち込まなかったり、読書などで時間を過ごしてるとのことです。

子供に関しては、あちゃ~、今更~、って感じです。まあ確かにうちも高校生までは、スマホは就寝後は寝室に持ち込み禁止にしてましたが、それでもそれ以外は自由にさせてました。知っていたなら、もっと厳しくしていたかも。

自分には今からでも厳しくできますから、そうするべきなんですよね。

それで以上のようなことを試みたわけです。ネットなしで過ごすことはもう無理だけど、ネットって本当に24・7時間を潰すことができるわけだから、これからも心して付き合おうと思います。

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2018年3月11日日曜日

新しいコンピューターとウインドウズ10

デスクトップのコンピューターを買い替えまして、遅ればせながらウィンドウズ10にアップグレードしました。

それでここ数日はそれでかなり時間を取られていました。まずバックアップ。今まででもちょこちょこしてましたが、やっぱり改めて全部再バックアップ。しかもITunes のバックアップが自信なかったので、まずやり方からの調べなおしでした。

古いPCには愛着もあり、コンピューター屋さんから新しいのが出来たので取りに来てくださいと言われても、数日二の足を踏んでました。そしたらデイブがしびれを切らしたのか、土曜の朝出かけて、帰ってきたら古いコンピューターは捨てられて、新しいのに変わってました。

特に愛着のあったのは古い古いキーボードで、今もちゃんと動くし、私は捨てたくなかったんだけど、確かに汚くはなっていたので、衛生上の問題で捨てられてしまいました。掃除しにくいもんね。

新しいシステムは慣れるのに時間かかるし、いろいろセッティングとか時間かかるし、気が重かった。

でも案外大丈夫でした。失ってしまったのは、Firefoxに入れてあったブックマークくらいでした。

前回換えた時は、日本語で入力できなくなって、コンピューター屋さんに持って行った記憶があります。一体どんな昔だったんでしょう。

が、考えてみると、うちにコンピューターが初めて来たのはルイが小学校1年の時だったから、いまから13-14年前。長いような気もするし、コンピューターがなかったころのことがそんなに遠いことにも感じないけど、子供達にはありえないことのようです。ネットやメールだけでなく、YouTubeのない世界など考えられないとか。

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2018年3月9日金曜日

ロシアのスパイ

今週のイギリスのニュースです。

イギリス西部の州で、元ロシアのスパイで今はイギリスに住む男性とその娘が、何者かに毒を盛られて、現在生死の境目を漂っているという事件がありました。しかもその男性は、ダブル・エージェント、つまり2重スパイという、まるで007の世界です。

イギリスでは今から5年ほど前にも同じような事件がありました。同じく元スパイのイギリスに住むロシア人が、ロンドンの日本レストランで食事に放射線物質の毒を盛られ、数日後に亡くなったのです。最初からロシア政府に暗殺されたのではという疑惑があり、結局、プーチン大統領の指示で暗殺されたことがわかったのですが、特にロシアを制裁するわけでもなく、もちろんプーチンが罪に問われることもなく、うやむやになっています。

ですから、もちろん今回も、おそらくロシア政府の指示による暗殺だろうと調査されています。

前回も、そして今回も、政治家はいろいろ発言し、皆一様にロシア政府に対して怒りを表しています。

でもいまのところ、というか、前回のことも含めて、結局何も具体的な懲罰を下すことは出来ないで、うやむやになってしまうことでしょう。

この話をチャーリーにしたら、目を丸くしてました。そんなことが現実に起こるなんてという反応です。私も同じように思いました。

スパイとかダブル・エージェントとか政府による暗殺とか、冷戦の頃の話かと思ったら、今もまだまだあるんですね。

世界は思うほど平和ではないようです。

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2018年3月8日木曜日

つまらない本に当たってしまったとき

薦められた本などを読み始めて、なかなか入っていけなくてつまらないときって、どうしてますか?

私は昔は出来るだけ我慢して最後まで読んでいたように思います。特に中学生の頃は、夏休みとか結構難しい文学を読まされ、最後まで我慢して読んだ気がします。まったくの時間の無駄ですね。小説って、わかる年齢になる以前に読んでもぜんぜん意味ないと思います。

大人になってからは、本は時間の投資という意識が強くなったので、どの辺でロスカットするかというのが切実になってきました。

皆さん、どうしてます?

私は、100ページルールというものを勝手に作ってます。つまらなくても100ページまではとりあえず我慢して、それでも入っていけなかったらやめます。

でもこのルールで今までやめた本は1冊しかありません。しかも、とりあえずこの辺でやめて、また読み直すかもしれないというつもりでやめました。100ページ読んだら、だいたい3分の1くらいは読んだことになるので、さすがにここまで読んだらなかなか やめる気にならないのかな。

つまらないつまらないと思いながら読んで、でも100ページの手前でおもしろくなった本も数冊あります。

ま、しかし世の中ごまんといい本があるわけで、残りの人生で1000冊も読めないことを考えたら、やっぱりこだわりなく、早めに切り上げた方がいいんでしょうか。

一方では、特に小説ってはじめはなかなか入っていけないものも多いし、石の上にも三年っていう言葉もあるし、あっさり何冊もやめたら、それはそれで時間の無駄の気もするし。

ご意見お聞かせください。

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2018年3月4日日曜日

オーディオブック

今からの残りの余生30年ほどでたくさんの厳選された本を読むために、最近オーディオブックを聞き始めました。聞くのはもっぱら車の中です。

電車などで通勤通学する人は電車の中や待ち時間で読書できるのに、私はどこも車で行くから、読書の時間が取れないのが読書が進まないネックになってました。

車の中では普段は音楽を聴くか、ラジオ4(時事番組)を聞いていたのですが、最近オーディオブックやインタビューなどを聞くようにしています。

1ヶ月くらいで5冊以上聞きました。私は大体英語で本を読むので、私自身は本を読むよりはオーディオブックの方がぜんぜん速いです。

でも運転しながら聞くと、どうしても運転に意識を集中しないといけないこともあるし、聞き逃すことも多いです。本だとわかりにくい部分は戻って読み直したりしますが、オーディオブックだと、しかも運転中だとそれも出来ません。

それで最近読んだ5冊のうち、2冊は結局本をダウンロードして、部分部分読み直しました。そのうち1冊、ヘルマン・ヘッセのシッダールタは、最後の章は本で読みました。本のストーリーに入っていくまでは、勝手に朗読されたのを受身に聴くオーディオブックはいいですが、山の部分はやっぱり活字で読んだ方がしっくり来ますね。これはまだオーディオブックに慣れてないからでしょうか。

本といっても文学とか実用書とかガイドブックとか色々あるし、文学といっても、軽いものから超ヘビー級までありますから、オーディオブックで聞くのに向いているのと向いていないのもあるのでしょう。

私はまだオーディオブック初心者なのでわかりませんが、そのうち、本の選択も媒体にあわせられるようになって行くのかな。

老人になるとオーディオの方が良いと思うようになるかもしれないし、まだ比較的若いうちに、いろいろ試せれるのはラッキーなことですね。

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2018年3月2日金曜日

大雪、暴風、波浪警報

イギリスは今週は10年ぶりくらいの大雪でした。東からはシベリアからの寒波、Beast of the East(東の獣)と、南からはハリケーン・エマが同時にやってきて、昨日は大雪警報、暴風警報、波浪警報が同時に出るという大判振る舞いでした。

火曜に起きると家の周りは雪でした。それがちょっと溶けたと思ったらまた木曜の午後からすごく降り出しました。

学校は木曜と今日がお休み、私のヨガのレッスンもお休みでした。

なので今日は予想外の休日。車も出せないのでどこにもいけないし、そうなるとそれはそれで気持ちもゆったりと出来ました。

昨日は夕方にかけて散歩。こちらがその写真です。

今日は遅く起きて、庭でそり遊び。もちろんそりなんて持ってないから、台所のフロアリングの残りのリノリウムで滑りました。

前回同じことをしたときは子供たちは二人とも小学生だったのですが、未だにみんなしっかり覚えてます。今日も楽しいことは楽しかったけど、やっぱり子供が小さいときの方が特別ですね。

明日は、キャンセルにしようか相当悩みましたが、ヨガのワークショップ強行です。皆さん来れるかな~。

雪、そろそろ溶けてくれないと本当商売上がったりなんですが、それはそれで寂しくもあります。


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2018年3月1日木曜日

FGM

FGMってご存知でしょうか。Female Genital Mutilation 、女性器切断。詳細はこちらのWikiページでご覧ください。

私が初めてこのことを知ったのは30年位前です。米国作家のアリス・ウォーカーがPossessing the secret of Joy (喜びの秘密)という本を書いて話題になったことから知りました。その頃からこの女性割礼が犯罪化され国際的に問題になってましたから、なんとなく楽観的に、昔の悪しき慣習となっているのかと思っていましたが、ここ数年またいろいろ問題視されています。

これがイギリスで犯罪とされるのは児童虐待とみなされているからです。

先日テレビで、イギリスではじめてこのケースに有罪判決が出されるかとのことで、ドキュメンタリーがありました。

結局証拠不足で有罪にはなりませんでした。

私もFGMには反対ですから残念にも思いましたが、一方では、その子供にとっては親が有罪になり懲役(最長10年)になると、それはそれで悲劇ですよね。証拠不足になった理由のひとつは、被害者保護の理由で、医者による診察 や写真撮影が満足にできなかったことなんですが、そういうことも含めて、裁判もそのための調査もトラウマもあるし。

今回は無罪になりましたが、同じような裁判が数件予定されているそうです。

こういうのは文化的な問題だから難しいという意見もあるかもしれません。でも移民を多く受け入れることで繁栄してきたイギリス文化は、異文化にとても寛容な国です。それでも、イギリスに住む子供たちは、移民であれ難民であれ普通のイギリス人の子供と同じ保護を国は保証するという精神は、私はすばらしいと思います。

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