2016年11月27日日曜日

クラブアップル

クラブアップル(Crab Apple)って知ってますか?観賞用の木で、よく民家の庭に植えてあります。私は10年位前まで何の木か知らなかったのですが、サクランボそっくりの実がなっているのを見て、何かなあと思ってました。季節が秋だし、サクランボにしてはたわわに実りすぎてるし。

植物的種類はりんごです。でもサイズが本当にサクランボサイズ。そのまま食べることは出来ないのですが、クラブアップルジェリーというジャムのようなものを作ることが出来ます。

ジェリーはペクチンが多い果物で作らないとうまく固まらないのですが、クラブアップルはペクチン満点なので、素人でも割りと簡単に出来ます。

うちにはこの木はないのだけど、お隣さんが大量にくれたので、たくさんジェリーを作りました。9瓶出来ました。

煮汁を濾して作るから、透明ですごくきれいです。

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2016年11月26日土曜日

バースに行ってきました

今日はルイが大学の面接のトレーニングに行きました。

調べてみると5つくらいの医学部向け受験産業の会社が、この時期にイギリス各地で開催しています。それで、面接も決まったことだし、行かせようかと思って調べたのですが、値段もそこそこするし、何よりも一番近い場所でも日帰りできないロンドンやバーミンガムです。それであきらめることにしました。

すると、学校が(無料で)アレンジしてくれて、家から車で2時間くらいのバース(Bath)という街の近くの私立学校で行われるコースに送ってくれました。

Bathは日本人でも行った人がたくさんいるかもしれません。ローマ時代の温泉があることで有名な街です。この街のクリスマスマーケットが有名なので、せっかくなので家族みんなでルイを連れて行ったあと、我々3人はバース観光をしようということになりました。

が、まずは大失敗。デイブがカーナビに、郵便番号ではなく学校の名前を入れたのですが、なぜか間違った場所に連れて行かれたのです。しかもその場所からは、30分くらいかかる場所。それで着いたのは20分も遅れてしました。週末の土曜なので受付も開いてないから、遅く着いたら学校内のどこに行ったらいいかもわかりません。が、運良く担当の先生が入り口の前で待っていてくれて、なんとか事なきを得ました。

この学校から我々の目的地バースは車で30分弱。バースは朝は寒かったのですが幸い天気もよくなり、私の好きな「クリスマス前のわくわくする感じ」のマーケットでした。何でも高かったですが。

寒かったので裏通りのテーブルがひとつだけあるクッキー&コーヒー屋さんに入りました。11時前は飲み物を頼めば大きいクッキーが無料でした。ラッキー。

そのあとデイブが一人でルイを車で迎えに行ったので、私とチャーリーは、マーケットをあとにして、ハイ・ストリートでクリスマスショッピングをしました。

ショッピングも済ませてちょうどよいタイミングでメールが来て、待ち合わせのカフェで遅いランチでした。ネットで探したカフェでしたが、すごくよかったです。それにしてもレストランなどに関しては、ネットの口コミの力ってすごいですね。


 ルイの面接の模試の方は、なかなかうまく行ったそうです。初めての学校に一人で参加して、大幅に遅刻して、しかも田舎道を飛ばして行ったので着いたときには気持ち悪かったらしいです。そのコンディションでまずまずなら、まあ悪くないかな。

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2016年11月24日木曜日

りんごの収穫が終わった~

今年は天候もまずまずで美しいイギリスの秋だったのですが、 今週になって一気に寒くなって雨も降り、一気に冬になりました。まあ来週には12月ですから仕方ないですね。

今年どこも大豊作のりんごですが、私の果樹園にも一本まだ一杯なっている木がありました。りんごで家の中が溢れているから出来るだけ収穫を伸ばしたいのですが、仕方なくおととい雨の中全部収穫しました。

今は外の小屋と家の中の一番寒い場所と冷凍庫と冷蔵庫の中がりんごで一杯です。何とか加工しないといけないんだけど、なかなか時間がありません。

ピアノの先生とか近所の人とか、いろんな人に上げていますが、逆にくれる人もいたりするし、違う種類のりんごと交換してくれたりと、なかなか減らないですね。ヨガのクラスで販売するんですが、大半の人がどこかで無料でりんごをもらってくるから、なかなか売れません。

私はとりあえず自分に、毎日りんごとなしひとつずつは食べるというノルマを課し、他の果物は極力買わないようにしてます。

先日はドライアップルをオーブンで作りました。時間がかかったけど、おいしく出来ました。一つのりんごでも乾燥するとすごく少なくなるから、りんご大量消費にはうってつけです。かさが小さくなる分、おいしさが凝縮されて、どんどん食べちゃいます。一応保存食だと思うんだけど、24時間も持ちませんでした。

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2016年11月22日火曜日

大学の話

大学の締め切りが先月で、息子ルイは4つの医学部とひとつロンドンの大学の生物化学科に願書をだしました。

医学部はどこの大学も面接があります。この面接に呼ばれるかどうかがまず第一の難関なのですが、大学により大きく違う評価基準を調べに調べて応募しました。

大学により土地も地方も違うし、大学のカラーも違うんだけど、結局のところ「どこでも入れてくれるところなら行く。」という考えで、とにかく面接に呼ばれる可能性が一番高く、かつ面接から合格までの競争率が低い大学4校を選んで応募しました。(イギリスはどこの大学の医学部も甲乙の差はないといわれています。)

そうしたら割りと早々に二つの大学から面接に招集されました。ひとつは12月のはじめ、もうひとつは半ばです。連絡を受けてから3週間くらいしかありません。

なんとなく面接は1月というイメージだったので、早々に呼んでもらえたのは嬉しいけど、急なことで慌てています。

まず面接の傾向と対策の本とDVDを購入。早く入手するために特別料金を払ったので、かなりの額でした。それから、学校がアレンジしてくれて、来週末面接のワークショップに行きます。

この週末はスーツと靴などを買いに行きました。

大学のひとつはロンドン、もうひとつはイギリスの中部。なのでどちらもホテルを予約し、ロンドンは電車を予約。

数日でかなりの出費ですよ。まだ一日も大学に行ってもないのに。

そうして家では毎晩のように面接の練習をしています。

さすがに自信家で楽天的なルイも緊張しているようです。でも緊張って思うからいけないので、「わくわくする」と思えばいいのですよね。身体的現象は同じなんですから。

ま、ここまで来たらあとは天命。医学部に行く運命ならそうなるでしょう。ルイの性格だから、行かなかったら行かなかったで、それはそれで幸せな道を歩いていってくれると思います。


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2016年11月19日土曜日

りんごりんごりんご

イギリスはきっと気候的にりんごに適しているのだと思いますが、ちょっと田舎に行くとどこにでもりんごの木があります。私の住むデボンはりんごの産地として有名なわけでは全然ないので、特に適していると言うわけでもないと思うんだけど、今年はすごくすごく豊作です。

振り返ってみると、イチゴやラズベリーは凶作だったから、秋の気候がよかったことが原因かな。

我が家の10本ほどのりんごの木は、若い2本の木を除いて、すべてよく実りました。8月くらいから収穫し始めたからもう4ヶ月近くもりんごが採れています。

ここ数日天気が悪くなってきたので、さすがにりんごシーズンも終わりだと、今日は木にまだ残っているりんごを収穫 し始めたのですが、100個くらい取ったところで、入れるかごと袋が一杯になってやめました。まだ100個以上木に残っています。

庭でも取れるし、そして人からもたくさんもらいました。そしてその辺になっているのを取ってきた物もあります。りんごと言っても、大まかに分けてパイなどに入れるクッキングアップルと、そのまま食べるデザートアップルがあります。そしてそのうちでもいろいろ種類があるから、人がくれると言うともらってしまう。

家の中にとりあえず置いてある分。このほかに外の小屋に同じくらいの量と、冷蔵庫にかなりあります。
そして人からもらったデザートアップル
先日など、村を歩いていたら、どこかの家のりんごの木からりんごが道に落ちていたので、ひとつもらって来て試食しました。すごく甘くておいしかった。こんなのが道にたくさん落ちて、腐って行ってるんですね。もったいないと言うのかなんと言うのか。

日本ではサイダーと言えばミツヤサイダーですが、実はCiderとはりんごで出来たお酒のこと。イギリスではビールのように缶に入って売っていて、がばがばと飲まれています。

さすがにサイダーは器械がないと出来ないようなんだけど、なにかりんごを大量消費する方法を探さなければ。

いまのところチャツネ(漬物のようなもの)、ジェリー(ジャムのようなもの)、ジャム、アップルパイやアップルクランブル、ウォードルフサラダ、カレーに入れたり。。。。そんなところです。知人がドライアップルの作り方を教えてくれたので、試してみようかな。

サクランボのようなのはクラブアップルという実です。これでジェリーを作ります。
なにか知っている人がいたらお教えください。

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2016年11月17日木曜日

米国選挙戦から1週間以上過ぎました

トランプが選挙に勝ってから 1週間以上経ちました。マーケットは、なにやら「トランプが何とか景気を立て直すんじゃないか。」とでも期待してるんでしょうかね。日本では何でも、「実はなかなかいい人らしいで。」という噂が広まってるって話も聞きましたけど。

アメリカ自体は混乱してるようですね。デモも続いているようだし、政府の要人を指名するたびに、いろいろ、KKKとのつながりだとか、悪い話(デマ?)が流れてくるし。

今日はテレビでドイツの反応を報道してました。ドイツではトランプに対する嫌悪感が非常に強く(ヨーロッパではどこの国もそんな感じです。)、人々は不安と不信感で一杯のようです。世界のリーダーが、リップサービスにしろトランプに大統領選勝利祝福のメッセージを送ったのに対し、ドイツのメルケル首相は、「米国がこれからも民主主義と、性別、人種、宗教、セクシュアリティでの平等の原則を重んじる限り、アメリカはドイツにとって大切なパートナーであり続ける。」と、釘を刺すようなメッセージを送っていました。さすがアンゲラ!

イギリスのメイ首相は、当たり障りのないメッセージを発表してましたが、まあイギリスはそれどころじゃないですからね、今は。

実際に、トランプが大統領になっても、今の政治システムでは一人の発言力で大きくやり方を変えることはできないし、一部で言われているように、30年代のドイツナチス化するなんてことは(たぶん)ないでしょう。案外大統領になったら中庸に傾いて、なかなかうまくやるかもしれないし。

イギリスも、EUを離脱しても、今は混乱していても、数年後には丸く収まってるかもしれません。

しかし、一番の問題は、トランプが大統領になったことでも、UKIPのファラージが国民を扇動してEU離脱に持って行った事でもないと思います。そういった政治的、組織的変化ではなく、社会の空気が変わったことに、多くの人は危機感を持っています。

EUの国民投票と米国の選挙戦のの最大の悪。それは危機感を感じている不満だらけの(特に教育レベルの低い白人代男性の)大衆を煽り、少数派をスケープゴートにすることをや、それをはばからずに公言することが出来るような環境にしたこと。

選挙の翌日、アメリカのイスラム教の中学生の女の子が、お母さんから「明日はヒジャブをかぶらないで学校に行きなさい。アラーも許してくれるはずだから。」とのメールを受け取ったそうです。悲しいことです。

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2016年11月15日火曜日

Bokeh

先日写真の撮り方のウェブサイトを読んでいました。背景をぼかすように撮るにはどうしたらいいかという記事です。

そしたら知らない単語がでてきました。Bokehです。しばらく読み続けて、思い出しました。写真家の知人が「写真用語で日本語がある。」と言っていたのです。そうか、あれです。「ぼけ」。でもこのスペリングですので、イギリス人はボウケってな感じで発音します。

こんな風に、専門用語で日本語が使われてることはたまにあるようです。

たとえば味覚。昔は舌には「苦味」「甘味」などの5種類の味覚を感知するセンサーがあると思われていましたが、新しい味覚のセンサーが発見され、それはUmamiと呼ばれます。ウメイミ?ウマイマイ?何じゃそれは、サンスクリットかと思っていたら、日本語の「うまみ」ではありませんか。

ちょっと違いますが、バイオリンの教え方で、Suzuki methodと言うのがあります。私はぜんぜん知らなかったんだけど、30年前に初めてイギリスに留学してきたときに、二人の人に続けて会うなりいきなり「日本人か。僕はスズキメソッドでバイオリンを習った。」と言われたことがあります。

割と意外なものが浸透してるんですよね。

うちの息子いわく、若者の間では、KawaiiとSempaiが日本マニアの間では知られてきているとのことです。かわいいはともかく、先輩はどうかな。ワンピースで「ルフィー先輩」が出てきたので、そのせいかな。

職人的な専門分野で、もっと日本語があるような気がします。今度調べてみようかな。

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2016年11月14日月曜日

野生のりんご狩り

イギリスの秋って、普通は寒くて雨が多くて暗くて、本当に嫌な季節なんですが、今年は渡英30年以来のいい秋です。気温が高めで天気がよく、雨が少なく。そのせいか、紅葉も今まで一度も見たことないほどきれいです。そしてりんごが大豊作。

デボンでは道路わきのあちこちで、たわわに実ったりんごの木を目にします。民家の庭ではなくて、本当に道路のわき。道に近すぎて誰も採れないから、まだ残ってるんだと思います。

うちにもりんごの木は10本くらいあるんだけど、「その辺で採って来る」とのがすごく好きで(英語ではForageと言います。)、先日はチャーリーと、ビデフォードの街の自然保護公園みたいなところに行ってきました。数年前もここでりんごを取ったことがあったので行ってみたら、たくさんの木に混じってりんごの木が2本あり、そこにたわわわわわわ~というくらい実ってました。

二人でこれくらい取ってきましたが、その気になればこの10倍くらい軽く取れたと思います。こんな豊作の年は、みんなあちこちからりんごをもらうので、りんご狩りに行こうなんて誰も思わないのかな。

それにしても、どうしてこんな風に野生の木に混じってりんごがあるのか不思議です。可能性としては、昔は誰かの庭だったか、それともりんごの芯を車の窓などから投げたものが育ったのか。

どちらにしても面白いです。

取ってきたりんごは、他にも取ってきたブラックベリーその他の実と一緒に、ヘッジロージェリーなるジャムのようなものを作りました。

でもまだまだ、多分200個以上りんごが余ってます。しかも人からももらったし。

こういうのはイギリスの田舎暮らしの醍醐味ですね。

こちらは、このような野生のりんごの木について書いた詩です。奇特な人はご一読ください。


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2016年11月11日金曜日

5ポンドの賭け

今年はまだ1ヶ月半も残っていますが、イギリスでは驚きに次ぐ驚きの1年でした。

イギリスでは街に賭け屋というものがあり、ここで競馬とかサッカーとかに賭けることが出来ます。話によると、選挙とかテレビのコンテストとか、どんなことでも賭ける事が出来るそうです。

それで今年イギリスで、レスター・フットボールクラブが優勝プラスEU離脱プラストランプの勝利に5ポンドかけた場合、1千5百万ポンド儲かったことになるそうです。

実際にそれをした人は・・・。多分いなかったようです。そういう話はぜんぜん聞きませんから。まあ、いないからこそそのくらいの倍率になったってことなんでしょうけど。

私はサッカーぜんぜん見ないので知りませんが、個人的には、レスターの優勝ってそんなに驚きのことだったのかと、意外なところでこちらが驚きました。

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2016年11月10日木曜日

トランプ大統領おめでとう!

トランプが勝ったことで、最初は暴落した株が、終値は高値になっていたりと、世界中は混乱状態のようですね。

トランプが公約していたことをもう一度おさらいしたいと思います。

イスラム教徒を入国させない。
(国内のイスラム教徒を追い出すとは言ってませんが、私のように外国籍で永住している人達が、ホリデーや出張で出国すれば、再入国できないんでしょうか?)

メキシコとの国境に壁を作る。そしてメキシコに払わせる。
(壁を作るのはともかく、どうやって払わせる?)

中絶をする女性に罰則を課す。

ヒラリークリントンを牢獄に入れる。

労働者数の6パーセントに当たる1千百万人の違法移民を強制送還する。
(どうやって?)

Isisを爆撃。
(核兵器は使うためにあるとも言明。)

拳銃保有の自由を保障する。

NATOは、小国が大国におんぶするためのシステムと思っている。

プーチンスタイルの大統領を目指す。

中国からの輸入への課税引き上げなど、保護貿易主義。

地球温暖化はフィクションだと断言。


これだけめちゃくちゃだと、実際にこれ以上ひどくなりようがないし、権力についてみれば何事にもアドバイザーが付いているから、それほど心配する必要はないんじゃないか。。。。。そう思いたいです。

が、一番怖いことは、上記のことを公約にあげた大統領を国民が選んだと言うこと。アメリカ人の大半が、イスラム教徒はテロリストだと思い、移民を嫌い、拳銃を持つことは個人の自由だと考え、中絶は罰せられるべきことだと考え、セクハラくらいどうってことないと思ってることです。

それは、一人のエゴマニアックな爺さんよりもずっと怖いですよ。

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2016年11月8日火曜日

米国選挙の夜

今、イギリスは11月8日火曜日の夜の11時45分です。つまりアメリカの選挙の日の夜。そろそろ投票が終わるか終わらないかという時間です。

今日は私は一日中選挙のことが気になってました。「怖い」・・・・そんな感じです。子供たちもそういってました。イギリスの国民投票のことをみんなまだ引きずってます。

さっき、選挙スペシャルみたいな番組が始まりました。下馬評ではまずクリントン氏が勝つとのことですが、どのレポーターも「でもイギリスの例があるから・・・・」と言ってます。やっぱりみんな引きずってるなあ。

こちら時間の午前4時くらいには結果がわかるだろうってことなんですけどね。もちろん起きているつもりはありません。スマホが近くにあると気になるから、今日は携帯は居間に置いて寝た方がいいなあ。

明日起きたら、「やっぱりヒラリーが勝ったよ。まあよかったよね。ちゃんちゃん。」という感じになっていることを祈るのみです。

しかしあんなにヨーロッパで嫌われている人間が(フランスの大統領は、「トランプが大統領になるなんて考えただけで吐き気がする。」と公言してます。)、どうしてアメリカで人気あるんだろう?

アメリカとヨーロッパの溝は深いです。

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2016年11月6日日曜日

栗拾い

田舎に住んでいたら、栗ひろいなんて毎年のことだろうと思われるかもしれませんが、案外栗の木はありません。初めてしたのは3年ほど前。たまたま森に散歩に行ったら、栗の木が生えていたのでした。でもその森は、偶然入り込んだ森だったので、もう一度行くことは出来ません。

その後、知人の家の近くに1本生えてることがわかり、その年と今年栗を拾いました。でも収穫はたいしたことなかったです。栗ご飯2回分くらい。

その話をヨガの生徒さんにしたら、すごくいい場所があるからと教えてくれました。場所は車で10分くらいなんですが、すごく細い道を、森を抜けて小川を越えて行きます。すごく隠れた秘境。

行ってみると、栗の木が何本も並んでいました。ちょうど時期がよかったようで、そこら辺に一杯落ちています。

二人で15分ほどでこんなに拾いました。ゆうに5キロは超えてると思う。

栗ご飯にして食べました。日本の栗より小さいから、剥くのがよけい大変です。


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2016年11月5日土曜日

来週の米国選挙

今気が重いような、怖いような複雑な気持ちでいることは、来週のアメリカの選挙です。

賭け屋の倍率はヒラリーの勝利が9-1だとか。オピニオンポールもほぼどれも僅差でヒラリー氏有利とのこと。

私がこんなに気が重い理由は、なんと言っても今年のイギリスのEU離脱の国民選挙のことがあるから。あれも、ずっと僅差で残留派が勝っていて、開票が始まっても、残留派優勢と数時間は言われていました。それで安心して寝たら、一夜明けたら離脱と言うどんでん返し。

ドナルドトランプは、11月には児童レイプの容疑で、12月には脱税で裁判にかけられることが決まっています。そんな人間を、さすがにアメリカ人は選ぶわけはないわ、と思いたいですが、イギリス人がよく勉強もしないでマスコミと一部の政治家に煽られてEU離脱に大挙して投票した例がありますから、本当に蓋を開けてみないと、どうなるかわかりません。

今こんな脆弱な国際状況と環境問題の中で、トランプが大統領になりでもしたら、世界はとんでもないことになるんじゃないかと、心配です。

それに今回の大統領選挙は、一番有能で一番経験のある女性と、まったく無経験の勢いがいいだけの口先男が同じ職に応募して、どちらがポストを得るかということでもあります。

今回、やはりこれは私の取り越し苦労で、結果的にヒラリーが勝ったとしても、それでも米国の半数に近い人間が、トランプの「世界のほかの国なんて雑魚だ、アメリカはグレートだ、弱気になる必要なんてない、アメリカの条理がすべてだ。わしらはアメリカンウエイとやり通すぜ!」 というポリシーに同調していると言うことは、問題は深いと思います。

ま、それでもたとえトランプ氏が勝っても、4年か、最悪8年のこと。(その間に第三次世界大戦になるかもしれませんが。)

イギリスはEUを離脱したら、それは永遠。

どちらの方が罪が重いか、難しいところです。

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2016年11月4日金曜日

日本人と加齢臭

昔はなかったけど、ここ10年以上定着した言葉で、加齢臭というものがあります。

この言葉があちこちで聞かれだした頃、どこかの新聞か雑誌の記事で、「そんなものは生理科学的には存在しない。老人になって、お風呂が面倒になったとか、足腰が不自由になり入浴回数が減ったりすることはあっても、単に加齢するだけで発生する臭いなどない。」と、どこかの医者か科学者が書いたものを読みました。

私もその記事に同意するのですが、その後どんどんこの言葉が使われ出したところを見ると、世間的には誰もそんな意見には耳を傾けなかったようですね。化粧品や医薬部外品会社などにとっては、「加齢臭だけはいや」という消費者心理を煽って売り上げを上げるための、便利な言葉なのかもしれません。

まあその是非はともかく、これってすごくすごく日本を象徴する言葉だと思いますよ。

イギリスでもアメリカでもその他のアジアやアフリカや中東でも、日本以外の国で暮らしたことのある人にとっては、存在するかしないかわからない「加齢臭」なる微妙な臭いであたふたするなんて、本当に日本らしいと思います。

日本以外の国ではね。 体臭というのは、そんな微妙なものじゃありません。日本みたいに皆が毎日のようにお風呂に入るわけでも、入れるわけでもありません。

ちなみに、生物学的には、日本人という人種は体臭がほとんどないという特性があるそうです。

すごくラッキーなことです。が、もしも日本人は体臭が強いという体質であれば、満員電車というものはそもそも存在し得なかったかも。。。

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2016年11月3日木曜日

家が平和な件

今週はルイが病院にワークエクスペリエンスに行ってます。

高校生が大きい総合病院でのワークエクスペリエンス を確保するのは非常に難しく、今ではほぼ不可能に近い状態です。医学部を目指す学生は達は近所の病院はもちろんのこと、イギリス国内すべての病院に電話をかけたなんて話も聞きます。イギリス国内で出来なければ、海外の病院に行く高校生も多くいます。もちろんこちらは、医学部スペシャリストの受験産業が関わっていて、すごくお金はかかりますけど。

なので、ルイが1週間ものワークエクスペリエンスに行けたのは(もちろん無料ですよ。)、本当にラッキーでした。

病院はここから車で4-5時間かかるノースハンプトンというところにあります。知人がそこのICUの婦長さんで、そのツテでなんとか確保できたと言うわけです。イギリスもやっぱりコネ社会です。

で、今週はそのお宅に泊めてもらっています。ぜんぜん本人から連絡ないけど、順調に行ってるらしい。

ルイがよそに泊まって1週間のワークエクスペリエンスか。大学生活のリハーサルのみたいなものだなあ、寂しくなるなあ。そう思ってましたが、実際にはぜんぜん寂しくありません。週末には帰ってくるってわかってるからかな。それから、知人の家にいるので、安心感があるものあります。

むしろ送り迎えしなくていいし、食事の用意も楽だし、朝もちょっとだけ寝坊できるし、しかも何よりも、大音量でエレキギターを弾く人がいないのって、すごい平和。

大学行っても、こんな感じで私はぜんぜん平気かも。

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今年は豊作。梨がたくさん取れました。もう100個以上売りました。

2016年11月1日火曜日

家計簿の話

家計簿などつける意味など一切ないと断言し続けていましたが、なんとなくそんな気になり、去年から付け始めました。そして1年。初めて、一年間の家計の集計というものが出来ました。

家計簿をつけていなかった理由のひとつは、家計が赤字で、それがとんでもないことになってるとわかっていたから、それが怖いからでした。

が、1年の集計をしてみると、赤字は赤字なんですが、そんなにたいしたことありませんでした。というか、夏にギリシャに行かなかったら、黒字になるくらいでした。

不思議なものですよね。

うちはデイブは毎月同じお給料ですが、私は自営なので毎日ちょこちょこお金が入ってくるから、どれだけ収入があるのかよくわかりません。それでもなんとなく、収支ぎりぎりになるくらいにお金使ってたんですね。

体重と同じようなものかな。私は昔からそんなに体重が変わらないけど、運動量も食べる量も多いときもあれば少ないときもあるのに、なんとなくカロリーの収支が合っているようなもの。

人間のバランス感覚ってすばらしいですね。

家計簿の話に戻りますが、年間の食費がわかったので、エンゲル係数を計算してみました。外食無しで12パーセントくらい。外食入れると16パーセント。

これってどんなものかと調べてみると、日本の平均は30パーセントとか。と言うことは、我が家は裕福ってことになりますが、ぜんぜんそんなことありません。

???????

それでよく調べてみたら、これは社会が違うと比較できないそうです。

つまりイギリスと日本じゃ食費のお金のかかり方が違うということです。この場合、イギリスの方がぜんぜん食料品が安いということ。それは昔から思っていましたが、やっぱりそうでしたか。しかも我が家は外食が少ないし、その上家庭菜園と果樹園もあるから、エンゲル係数が低いと言う結果になっているようです。

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